2012年1月27日 (金)

英雄「2000年記念 万年筆」のレビュー

 2012年は辰年ということで、胴軸にドラゴンがあしらわれた万年筆のレビューを書きたいと思います。写真の万年筆は中国の英雄製で、「2000年記念」とも「建国五十周年記念」とも言われる万年筆です。正確なモデル名は分からないのですが、ドラゴンの透かし彫りがとても綺麗な万年筆です。

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(1)胴軸デザイン

 黒地に金の透かし彫りで、空に昇るドラゴンが描かれていて、中国万年筆らしい派手な一本です。同じく英雄の「H3000 金線細工」でもそうですが、こうした過剰装飾と言えるような万年筆もそれはそれで良いものです。こうした浮き彫りの万年筆の場合は高額になりやすいですが、この万年筆は1万円台で購入できて、とてもコストパフォーマンスに優れていると思います。

 →英雄 「H3000 金線細工」 のレビュー

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(2)ペン先

 ペン先は小型の14Kニブで、細字です。欧米の万年筆は細字を名乗っていても国産の中字ぐらいあることが定番ですが、中国製万年筆の場合は、同じ漢字文化圏と言うこともあって、欧米よりは細めです。この万年筆も、国産の中細字(FM)ぐらいの字幅で、細字好きの私には嬉しい仕様です。

 少し書き味はサリサリします。

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(3)筆記バランス

 重さは34gで、適度な重さで快適に使えます。胴軸後部にキャップをポストする部分が用意されていて、キャップは浅くささります。そのため、キャップを後ろにさすと、デュオフォールドのようにかなり長めとなります。私はリアヘビーを好みませんので、キャップを後ろにポストせずに使っています。

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(4)問題点

 嵌合式の万年筆ですが、この数年間使う内に、キャップの固定が甘くなってきました。インナーキャップが劣化して、そのせいでパチンと綺麗にハマらなくなってしまいました。中国製万年筆の場合は修理対応が難しい面がありますので、だましだまし使っています。

 また、首軸リングの根元の部分で、少しですがインクが漏れてくる問題が発生するようになっています。こうした仕上げの甘さが感じられるのは残念なところです。

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(5)総評

 凝った装飾の万年筆で、とてもコストパフォーマンスの良い一本です。細字が書けるのも、私には嬉しいポイントです。いくつか仕上げの甘さが感じられますが、そうした点を割りきれば、とてもお買い得な万年筆だと思います。

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※スペック一覧

・重さ 全体:34g キャップ:16.5g キャップなし:17.5g
・長さ 全長:14cm キャップなし:12.1cm 後尾にキャップ:16.3cm
・太さ 首軸最小径:8mm 首軸最大径:10mm 胴軸最大径:11mm キャップ最大径:12mm

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2012年1月20日 (金)

『2012年 ペンカタログ』の電子版が閲覧可能に

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 今年も『THE PEN CATALOGUE 2012』の電子版が、日本輸入筆記具協会のサイトで閲覧可能になりました。去年は4月にようやく閲覧可能になりましたが、今年は早めの対応ですね。

 このペンカタログは、いくつかのネットショップで万年筆購入時のオマケとして配布されるのが定番です。ただ、今年は冊数が少ないという話も耳にしました。電子書籍化のトレンドを受けて、コストを抑えるために発行部数を抑えめにしているのかもしれません。

 →THE PEN CATALOGUE 2012 (日本輸入筆記具協会)

■ペンカタログ

 掲載されている万年筆で欲しいと思ったのが、オマスのいろいろな万年筆です。「アルテイタリアーナ セルロイド アルコ」は以前から欲しい万年筆ですし、同じくアルテイタリアーナの「マルーン ルテニウムフィニッシュ」は渋い一本です。またボローニャの渦模様も私好みです。非・円形軸が好きな私にとっては、惹かれるモデルがたくさんあります。全般的に価格が高めなのが厳しいところですが、今年はオマスの万年筆を一本は買おうかと思っています。

 また、アウロラの「津軽塗 紋紗」もいいですね。特に緑色の萌葱に惹かれます。価格的にちょっと手が出しにくいのが残念なところです。

 →アウロラ 津軽塗 紋紗 万年筆 (ペンギャラリー報画堂)


 ざっと見渡してみると、元気なメーカーとそうでないメーカーの差がはっきり現れている印象です。イタリア万年筆メーカーはどこも新製品ラッシュで、活気があります。パーカーもインジェニュイティの他、プリミエに多くの魅力的な製品があります。対照的に動きが乏しいのがシェーファーとウォーターマンです。どちらも好きなメーカーですので、がんばって欲しいところです。

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2012年1月17日 (火)

セーラーの「レクル万年筆」が気になる

 ペンハウスの「新製品の発売予定情報」のページには、2月に「セーラー レクル万年筆」が発売されるとの記載があります。調べてみても、まだ詳細な情報はネットには出てないようです。これがどんな万年筆なのか、興味深いです。

 →新製品の発売予定情報! (ペンハウス)

■今年の計画

 去年は「パイロット8本、プラチナ:3本、セーラー:1本」と、個人的にセーラーに縁が遠い年でした。今年はセーラーも積極的に購入していきたいと思っています。以前はセーラーの21Kニブが苦手でしたが、最近は問題なく使えるようになりました。ただそれでも、14Kの方が使用率が高いですね。書き味に癖がないので、気負わずに使えるのが好きです。

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 同じく2月発売のプラチナ「壬辰 暗輝黒龍」については購入するかどうか迷っている最中です。前の記事にあるように、去年の年末にビスコンティの「ホモサピエンス By Mazzi」を衝動買いに近い感じで購入してしまいました。「カスタム一位の木」に続いて連続で高額品を購入してしまいましたので、ちょっと財布が厳しいのが現状です。しばらく様子を見て、財布が豊かになった頃にもまだ売っていれば購入する、という流れにしようかなと思っています。

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 →ビスコンティ 「ホモサピエンス BY MAZZI」 を購入
 →パイロット「カスタム 一位の木」を購入

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2012年1月16日 (月)

ビスコンティ 「ホモサピエンス BY MAZZI」 を購入

 ビスコンティの「ホモサピエンス ブロンズ バイ マッツィ」を購入しました。この万年筆は、ホモサピエンスの胴軸に、クラウディオ・マッツィがデザインした火山のエアブラシ・アートが描かれている万年筆です。以前から23Kパラジウムペン先を装着した万年筆を購入したいと思っていました。そうした折、『趣味の文具箱 Vol.21』で見たこの派手な万年筆に一目惚れして、購入に至りました。

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■Chatterley Pens & Pen Time

 私は細字好きですので、EFの購入が希望でした。しかし日本ではEFは販売されていませんので、海外から個人輸入しました。いろいろな店舗を調べてみたところ、Bryant Greer氏の「Chatterley Pens & Pen Time」というサイトで安く販売してされているのを発見しました。新しい店舗を開拓するという意味も兼ねて、ここで購入することにしました。

 Pentime.com は、一般的なカートシステムを備えていませんので、少し購入方法に悩みました。Request a price で価格のメールを受け取り、そのメールに返事して注文するという流れです。カートを使っての購入に比べると、少しだけ敷居が高いでしょうか。送料や支払い方法を聞いて、paypalで注文し、滞りなく商品が届きました。

 Pentime.com は、ebayでも出品していますし、amazonにもストアがあります。そうした所から購入することも可能です。

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■Homo Sapiens Bronze by Mazzi

 Pentime.com はアメリカのサイトで、ドル決済です。「万年筆の価格は $695、送料が $41、合計で $736 」の支払いです。少し送料が高めの印象です。paypalの手数料を含めてクレジットカードへの請求額は 58,999円 でした。なんとか6万円以内で買えました。

 なお、この万年筆を購入したのは年末で、この頃は Pentime.com が最安でした。しかし新年になって一気にユーロ安になりました。私がいつも利用しているイタリアの Regali Novelli では、送料含めて 624ユーロですので、今だとそれほど変わらない感じですね。

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 届いた万年筆は写真での印象通りに素晴らしく、満足な買い物でした。詳しいレビューについては、別記事でアップしようと思います。

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2012年1月13日 (金)

アウロラから「マーレ・ティレニア」が発売に

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 アウロラから「マーレ・ティレニア・シルバー」が3月初旬頃に発売されます。マーレ・リグリアに続く「日本限定の "イタリア海" シリーズ」の第2弾です。今回は鮮やかな緑色の万年筆で、とても綺麗です。480本の限定生産となっています。

 →マーレ・ティレニア・シルバー 万年筆 (ペンギャラリー報画堂)

■残るはアドリア海とイオニア海

 マーレ・リグリアからしばらく時間が経っていましたので、このイタリア海シリーズの続きが発売されるのか心配でしたが、シリーズが続いて良かったです。シリーズが続いたと言うことは、マーレ・リグリアの売り上げも良かったのでしょうね。残るはアドリア海とイオニア海です。レッド、ブルー、グリーンと続いて、これからのラインナップにも期待できます。

 →アウロラの "イタリア海" のシリーズは4モデルかも?

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 私の購入上限である10万円を越える価格のために、私自身はちょっと手が出ないのが残念なところです。アウロラさんには廉価版の新製品の発売もお願いしたいところです。(^^;

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