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DUKE(公爵)のコンバータの謎

 (08/13追記) 「DUKE チャップリン」のレビューも記事としてアップしました。

 写真のコンバータは、中国万年筆のDUKE(公爵)のコンバータです。

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 前から不思議に思っていたのですが、DUKEのコンバータにはスプリング状の部品が入っているんですよね。初めて見たときは、コンバータの部品が外れてしまっているのかと思いました。

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 バネの形をしていて、中央部に針状のトンガリが突き出てるんですよね。これをペン先にセットした状態でピストンを降ろすと、ペン芯部に突き刺さりそうで怖いです。

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 考えるに、この部品は棚吊り防ぎなんでしょうか。

 私的電脳小物遊戯さんのブログで、CON-50の棚吊りを防ぐための工夫が書かれていますが、この部品もその役目を負っているんでしょうか。
 また、カフェイン依存症気味なエンジニアの雑記さんのブログでは、パーカーのS型コンバーターにステンレス球が入っているという情報も。

 この部品の役目を知っている、という人は教えて欲しいです。


 (07/26追記)上のカフェイン依存症気味なエンジニアの雑記のブログの管理人である lloigor さんから、部品の役目についてコメント欄で教えていただきました。コメント欄も参照してください。


 何かと品質についてあれこれ言われがちな中国万年筆ですが、この件を含め、何かと面白い面もありますね。手持ちの中国万年筆のレビューもおいおい書いていきたいと思ってます。

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万年筆 / つぶやき」カテゴリの記事

コメント

TBありがとうございます。
DUKEのコンバーターについては判りませんが、
モンブランのコンバーターにもバネの切れ端のようなものが封入されています。
スプリング状のパーツがインクを攪拌することにより、
気泡等によるインクフローの変化を防ぎ、
インクフローを常に一定に保つ効果があるそうです。

投稿: lloigor | 2008年7月26日 (土) 02時04分

 コメントありがとうございます。
 モンブランにも似たような仕組みがあるんですか。いやはや、モンブランの万年筆をを一本も持っていないことがバレるエントリでしたね。(汗)

 棚吊りだけでなく、気泡を防ぐ効果があるとは初耳です。それでスプリング状なんですね。よく考えられてますね。

 勉強になりました。コメント、ありがとうございました。

投稿: もきゅすけ(管理人) | 2008年7月26日 (土) 02時47分

TBありがとうございました。
そうかぁ、バネとゆーてもありますね。
でも詰まってしまいそうで(^^;
中国もたんなるぱく*だけではなく、自ら考えるように
なったのでしょうか?

投稿: ZEAK | 2008年7月30日 (水) 08時10分

 こんにちは、ZEAKさん。
 詰まる恐れはなさそうですが、個人的には突き出ている針部分が
突き刺さりそうで怖かったり。

 元々モンブランで似たようなブツがあるそうなので、その真似かも。(^^;
 先日、英雄のコンバータも入手したのですが、それにもバネが入ってました。
もしかしたら、同じ工場で作ってるのかもしれません。
 まあ、私が好きな国産もスタンダードラインはモンブラン型ばかりなので、
なんだかなぁ、という感じですが。(^^;

投稿: もきゅすけ | 2008年7月30日 (水) 19時31分

 初めまして。検索でヒットして、内容を一通り読んでいるところです。

 公爵のコンバータにはスプリングが入ってますよね。私も一本持っております。このスプリングには、一つ危険な罠があって、入れるインクによっては

 スプリングが錆びてしまう!!

 可能性があります。もしお使いになるのであれば、この辺少し気にした方がいいかもです。

 ちなみに「金豪」のコンバーターにはプラスチックの玉が入ってます。軽すぎてあまり役に立っていないどころか、ピストンが下がりきらないため、容量を使い切れない屈辱を味わえます。(謎)

投稿: しまみゅーら | 2008年8月 1日 (金) 13時17分

 初めまして、しまみゅーらさん。コメントありがとうございます。

 スプリングが錆びるというのは怖いですね。酸性の高い古典ブルーブラックなんかはヤバそうですね。錆が剥離してペン芯の溝に詰まったりしたら、えらいことになりそうです。
 中国万年筆は最近になって集め出したので、かなり初心者状態なので、そうした情報はありがたいです。

 容量を使い切れないというのは、ピストンを下げないとインクが出てこないとかですか。(汗)

 金豪の万年筆はまだ持ってないので、いずれ手に入れたいところです。カートリッジにプラスチックの玉が入っているのはよくありますが、コンバータに入っているというのは珍しいですね。そういうことを聞くととても欲しくなってきます。
 ただ、中国万年筆は入手手段が限られるのが難点です。店頭で気軽に買えるようになったら嬉しいのですが。そうすれば、ハズレを引く機会も減りますし。
 ハズレ込みでのあの値段だという解釈もありますが(^^;

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 1日 (金) 15時02分

> 容量を使い切れないというのは、ピストンを下げないとインクが出てこないとかですか。(汗)

 いや、ピストンを一番下まで下げてもまだボール分のスキマが開くので、一番上まで吸ってもコンバーターいっぱいには吸入できないということです。言葉にすると難しいですが。(汗)

> ハズレ込みでのあの値段だという解釈もありますが(^^;

 言い得て妙です(笑)。ただ、中華万はペン先に問題のある個体はほとんどないんですよ(ほぼ全てのペンが大体シュミット相当の書き味だと思ってもらえれば分かりやすいかと)。ほとんどのペン先はドイツかどっかからのOEMだとか。だから、書き味いい!だけど、いつかどこかが朽ちる…みたいなスリルがあります(^^;)。

投稿: しまみゅーら | 2008年8月 1日 (金) 21時55分

>ピストンを一番下まで下げてもまだボール分のスキマが開くので、一番上まで吸ってもコンバーターいっぱいには吸入できないということです。

 なるほど、言われてみればそういう理屈になりますね。
 となると、コンバータにボールやスプリングを入れるというのは、棚吊りなどを防ぐというメリットがある反面、インク吸入量が減るというデメリットもある訳なのですね。

 中国万年筆もペン先をドイツから輸入しているというのは驚きの情報です。てっきり、あの低価格ですから、自前で作っているのかと思ってました。
 となると、世界中の万年筆のペン先の、大半がドイツ製なんですね。
 まあ、同じドイツ製と言っても、ランクの違いはあるでしょうから、大きな期待をしすぎるのは良くないでしょうが。

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 2日 (土) 02時08分

以前は日本が世界シェアの50%を生産していたらしいんですけどね。
あの物に拘らない中国でも日常筆記には万年筆が欠かせないので凝ってるのかも?

そういえばプラチナのカートリッジにも鉄球入ってますね。
カチカチ振るとインクを押し出してくれるので便利なのですが、もしかしたら棚釣り防止の目的もあるかも知れないですね。
私はカートリッジ内部でインクの濃淡の差が出来てしまわぬようにという目的で入っていると思いますが・・・

投稿: Boy | 2008年8月 3日 (日) 21時50分

> てっきり、あの低価格ですから、自前で作っているのかと思ってました。

 低価格だからこそ、自前では作らないのではないかと。コストをかけて自社生産するよりも、定評ある部品メーカーのを使った方が安く設定できるでしょうからね。某ブログで読んだところでは、イタリアの万年筆もペン先メーカーからの供給が多い(つまり、自社生産していない)みたいです。

 脱線ついでに…1,000円のセーラー「ふでDEまんねん」を買うくらいなら、同じくらいの値段の「美工筆」の方が断然よい!ということを、実際使ってみて思いました(細字好きのもきゅすけさんには合わないとは思いますが、太字の「ヌラヌラ」を手軽に味わうなら中華万に限ります)。ま、ン万円のプロフィット21ふでDEまんねんなら、違うかもしれないですが。

投稿: しまみゅーら | 2008年8月 3日 (日) 23時15分

 Boyさん、初めまして。

 プラチナの鉄球は独特ですよね。プラチナでカートリッジを使うときは、ついついペンを振ってカチャカチャさせる癖が付いてます。
 『趣味の文具箱 Vol.11』にもありましたが、プラチナのインクはかなり尖った仕様みたいですから、それもあって鉄球が入ってるのかもしれませんね。古典ブルーブラックはインクの沈殿などが生じやすいですし。

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 4日 (月) 01時21分

しまみゅーらさん、どうもです。
>低価格だからこそ、自前では作らないのではないかと。

 なるほど、そういうものなんですね。ある程度の品質のペン先を低コストで大量生産をするのは、いくら中国の人件費が安くても大変ということなんですね。
 個人的には、あまりペン先の製造会社が一極集中するのは、ペン先の個性が失われるので、中国メーカには頑張って欲しいところです。

 美工筆は、オークションなんかでよく見ますね。あれだけ色々出ているということは、中国なんかでは人気なんですかね。
 おっしゃるとおり、私は細字主義者なので、ふでDEまんねんも、ミュージックやコース、長刀など、特殊ペン先には一切興味がないという、万年筆ファンとしては変わった趣味を持ってます。(^^;

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 4日 (月) 03時08分

パーカーのスライド式コンバータはスプリングが入っているものと玉が入っているものの2種類がありますね。

投稿: どーむ | 2008年8月 5日 (火) 22時47分

どーむさん、こんにちは。

>パーカーのスライド式コンバータはスプリングが入っているものと玉が入っているものの2種類がありますね。

検索して調べて見ましたが、小型のコンバータにそういうのがあるんですね。知りませんでした。
つい最近に手に入れた英雄のコンバータに「スライド式+スプリング」のがあったのですが、もしかしたら、それがパーカーの真似っこのコンバータなのかもしれません。

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 6日 (水) 04時22分

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