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「ペンだこ」に対処する (治療編)

 前の記事では、指サックなどによってペンだこができないようにする対処について書きました。しかし一度ペンだこができてしまえば、ペンだこを治療してしまうのが一番です。ペンだこというのは、刺激によって角質が厚く層になることで生じるものです。ですから、その角質を薬で柔らかくして取り除けばいいわけです。

 ペンだこを治療する薬はいろいろありますが、ほとんど全部が、有効成分がサリチル酸です。サリチル酸で角質を柔らかくした後、爪などで角質を剥がしていく訳です。なお、魚の目も角質が固くなる、という点でペンだこと全く同じなので、魚の目用の薬もペンだこに使えます。

■ペンだこを治療する

 大きく分けて、ペンだこの薬には二種類あります。

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・絆創膏型

 これは絆創膏の形をした製品で、中央部にサリチル酸が染み込ませてある部分があります。これをしばらく貼付した後、はがして柔らかくなった角質を取り除きます。


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・液体型

 これはサリチル酸を含んだ液体がビンに入っていて、それを付属の棒などでペンだこに付け、乾いた後で柔らなくなった角質を取り除きます。何度か繰り返してサリチル酸を付けると効果的です。

■実際の使用感

 私はこの二種類を使ったことがありますが、どちらかといえば液体型の方が、私には使いやすかったです。

 絆創膏型の方は、薬剤が染み込んでいる部分がペンだこより大きい場合、ペンだこではない健康な皮膚の部分にもサリチル酸が付いてしまうということがありました。サリチル酸は皮膚を腐食させて柔らかくするものですから、健康な皮膚に付着してしまうことは避けたい所です。また、絆創膏を剥がすときに、サリチル酸を付けた部分がペンだこにペッタリくっついて、剥がすときに痛みを感じることもありました。

 その点、液体型はペンだこに付けるサリチル酸の量を加減しやすく、使いやすかったです。ただ、液体の入ったビンを倒さないように注意が必要なのと、指に付けたサリチル酸を乾く前に他の皮膚に付けたりしないように気をつけることが必要です。後者の問題は、普通の絆創膏を貼るなどすればよいでしょう。

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 ただ絆創膏型でも、スピール膏など、複数の保護シールを用意して、患部の大きさに合わせられる商品も出ていますから、それを使えば問題ないでしょう。

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■注意点

 サリチル酸で柔らかくなったペンだこを除去するときは、指を清潔にしてから角質を取り除きましょう。カッターナイフなどで削るという人も聞きますが、そうした不潔な器具を使うと細菌が混入する恐れがあります。

 なお、あまりにペンだこがひどくて強い痛みを伴う場合は、皮膚科で治療してもらうことをお勧めします。魚の目のように、角質の真ん中に固い芯が出来ている場合は、角質の表面を削り取るだけではダメで、芯まで取り除くことが必要になってきます。それは自力では難しい面がありますから、専門医に任せましょう。皮膚科でなら、レーザーや電気メス、薬を使って、芯まで綺麗に取ってくれます。

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 また、長時間の圧迫により形成されたペンだこではなく、ウィルスの感染によって生じたいぼの場合は、サリチル酸の治療ではダメですので、その場合も、皮膚科を受診しましょう。ウィルス性のいぼの場合は、中心部に赤色と黒色の小斑点の点状出血が見られますから、そこで区別できます。

 いずれにせよ、ペンだこには早めの対処が重要です。また、強筆圧になりやすい油性ボールペンなどではなく、低筆圧でも書ける万年筆を使うこともまた、ペンだこにならないためには有効だと言えます。

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