« Blogのデザインいじりたい病が発症中 | トップページ | Googleマップにストリートビューが追加 »

「マーレン21」に「デスクペン ペンジ」のニブをつける

 MARLENのマーレン21 Fニブです。

128

 この万年筆に「パイロット デスクペン ペンジ」のFニブをつけます。改造するに至った経緯や他の改造については、このINDEXページを参照してください。


 このマーレン21ですが、デスクペン ペンジのニブがつけられる前には、プロフェッショナルギア スリムのFニブ、ヤングプロフィットのFニブをつけていました。
 プロギアスリムのFニブは他の万年筆の改造用に転用し、ヤングプロフィットのFニブは、長年の使用によりペンポイントの摩耗が激しすぎたので、結局デスクペン ペンジのニブをつけることに落ち着きました。


 デスクペン ペンジはなんと言っても1000円と安いですから、小さいペン先の万年筆につけるには最適です。ですから多くの万年筆にこのニブをつけてきました。
 ただ、このマーレン21につけるには必要な削り量が半端じゃなく必要でした。

129  まず、マーレン21とデスクペン ペンジのニブとを比べると、湾曲率がかなり違いました。
 無理矢理押し込んでも良かったのですが、ペンチを使って、より湾曲させてやりました。
 この時、あまり力を入れすぎるとグニャッと曲がりすぎる恐れがありますから、注意が必要です。私の場合も、理想よりは少し曲がりすぎましたので、修正が必要でした。


 次に、首軸内径の削りです。以前にデスクペン ペンジをつけた他の個体と比べても、マーレン21の個体は首軸内径が小さく、そのためにかなりの削りが必要でした。削っても削っても入らない、ということで、相当に削ってようやく装着できました。
 削った後は、粗さの細かいサンドペーパーで磨いておきます。

130

 それだけ削ると、出る削りカスの量もかなりのものです。きちんと洗浄して、削りカスを残さないようにすることが大切です。削りカスが残ったままだと、ペン芯のスリットにたまるなどして、インクが出なくなるといったトラブルの原因になります。インクを吸入する時に、インクボトルの中に削りカスが落ちたりするのも良くないと言えます。

131

 十分に削った後は、ペン芯にペンジニブを載せて、押し込むだけです。

132

 削りに削った末の改造でしたが、できあがりには満足です。
 ただ、ここまで削ると、元のニブに戻す、というのは現実的でありません。多量に削る必要のあるニブの付け替えを行うときは、実行前に熟考した方が良いと思います。

133

|

« Blogのデザインいじりたい病が発症中 | トップページ | Googleマップにストリートビューが追加 »

コメント

流石ですね。すごいです。
自分が弄るのは、安ペンのみですので(汗)
そんなに安くもないですが、2万以下なら安心して(゚゚ )☆\ぽか
そのうち、挑戦して見ようかと思っています。

投稿: ZEAK | 2008年8月 4日 (月) 09時00分

 いやいや、そんなにすごい改造ではないです。単に削っただけですから。(汗)

 私の場合は、細字以外は一切興味がない(というか書いていて複雑な漢字がつぶれるのが嫌い)という理由があって、必要に迫られてやってることですので、あまり無理をされない方が良いと思います。(^^;

 オリジナルのニブを替えるわけですから、万年筆にかわいそうなことをしているという自覚はあります。ただ、それよりも、気に入ったデザインの舶来万年筆で細字が書きたい、という欲求の方が強いので、改造するに至っているわけです。

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 4日 (月) 11時49分

外国製の万年筆は、EFでも国産のMF位の太さになってしまうので
これは仕方ないでしょうね。
寄席を強くすると、今度はフローに影響するし。
交換できる技術があるだけ良いです(^^;

投稿: ZEAK | 2008年8月 4日 (月) 17時11分

ヴィンテージなんかだと、舶来EFでも細かったという話は聞くんですけどね。
現行だと、細いのはクロスぐらいなので、派手な樹脂軸が好きな私としては、選択の幅がないのが困りものです。

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 4日 (月) 21時21分

あ、ZEAKさん発見(w
凄いなぁマーレンの金ペンをペンジの鉄ペンに変えるとは。。。
元のペン先はどうされているのでしょう?何なら私が引き取りまs。。。(ry

ヴィンテージでも描線の細さはピンキリです、パーカーのXFはちゃんと細字ですがモンブランのFはちっとも細くありません。
どちらかというとまだアメリカンブランドのほうがちゃんと細字が出る傾向がありますね。

投稿: どーむ | 2008年8月 5日 (火) 22時44分

どーむさん、こんにちは。

 元のペン先は、小さな箱に放り込んでそのままです。
 基本的にはいらないものなので、お譲りしても構わない…と言いたいのですが、もし胴軸やキャップが壊れたときは、改造したまま修理に出すというわけにもいかないので、その時用に必要なので、お譲りするわけにもいかないです。(^^;

 ヴィンテージでもアメリカモノの方が細いんですか。現行でもそうですよね。なんか国民性でも関係してるんでしょうかね。まあ最近は、資本関係が国際化していて、どこの会社なのかよく分からないメーカが多いですが。

投稿: もきゅすけ | 2008年8月 6日 (水) 04時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「マーレン21」に「デスクペン ペンジ」のニブをつける:

« Blogのデザインいじりたい病が発症中 | トップページ | Googleマップにストリートビューが追加 »