「DUKE チャップリン」のレビュー
DUKE チャップリン(卓別林)万年筆、中細字です。
北京オリンピック開幕記念、ということで、中国万年筆をレビューしたいと思います。第一弾は DUKE チャップリン です。何故中国万年筆でチャップリン?と聞いては多分負けなんでしょう。(汗)
(1)外観
このチャップリン万年筆は、太軸、重め、短軸のずんぐり型です。ブラスベースで、重い万年筆が好きな人に合っていると思います。
短軸ですから、キャップをつけて書くか、つけないで書くか、は大きな違いがあります。キャップをつけない場合、短すぎる、と感じる恐れがありますし、キャップをつけた場合、今度は重すぎる、と感じる恐れがあります。
ですから、その辺りのバランスで、どっちもしっくりこない、と感じる恐れはあります。
(2)ペン先、書き味
22kゴールドプレートのペン先はまずまずの書き味ですね。中細字のペン先は私の好みからすれば太めだったので、速攻で換装してしまいましたが。(^^;
この万年筆で問題となるのは、首軸部と胴軸部をつなぐ辺りの急勾配です。
斜めになっている上、つなぎ目は金属で出来ていますから、やや滑りやすいです。
首軸先端部、あるいは胴軸部を持つ人なら問題ありませんが、首軸と胴軸のつなぎ目を持つ人の場合、急勾配で持ちにくく感じる恐れがあります。
実際に私がそうです。私は大体の万年筆でネジが切られた辺りを持ちます。ですから、少し持ちにくいと感じます。
ですから、その辺りを持つ人は注意が必要かもしれません。
(3)嵌合式
キャップは嵌合式で、"パチン!"という大きな音で嵌ります。私が持つ嵌合式万年筆の中で、一番大きな音がします。ただ、不快な印象はないですね。
胴軸の後ろに嵌めるときもカチッと固定されるタイプです。
(4)首軸リングのデザイン
首軸リングには、チャップリンをイメージした、蝶ネクタイ・革靴・帽子とステッキがデザインされています。
このデザインは結構秀逸で、かなり好きです。
(5)コンバータ
コンバータは短軸万年筆らしく、普通のDUKE万年筆よりも短めのタイプがつけられています。しかし、インクの入る量は同じぐらいです。
(6)問題点
キャップの内側をよく見ると、数カ所でメッキの剥がれが見えます。外から見えないところとは言え、マイナスポイントです。
(7)総評
中央部がふくらんだ独特のデザインと首軸リングのデザインが印象的な万年筆です。
私が万年筆を持つ位置が急勾配にデザインされているために、やや持ちにくく、長時間の筆記には向かないのが残念です。ただ、外見やデザインのユニークさは結構お気に入りで、それなりに気に入っている万年筆です。
※スペック一覧
・重さ 全体:76g キャップ:37g キャップなし:39g 首軸:14.5g
・長さ 全長:12.8cm キャップ付き:14.8cm キャップなし:11.0cm
・太さ 首軸先端:11mm 首軸後端:12mm 胴軸先端:15.5mm 胴軸後端:12mm キャップ先端:17mm キャップ後端:12mm
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コメント
雰囲気は、スティピュラとバンブーを足して割ったようなデザインですね(^^;
私は軸の後ろの方を持って書くタイプなので、ちと厳しいか。(汗)
投稿: ZEAK | 2008年8月11日 (月) 08時39分
持ちやすさだと、軸の後ろを持った方が書きやすいと思います。首軸は傾斜がキツいですから。
ただ、軸の後ろを持つ場合、軸が短いので、キャップを嵌めないと厳しいですね。
となると、76gという重さが問題に。
重いのが好きなのではないと、厳しいかもです。(^^;
投稿: もきゅすけ | 2008年8月11日 (月) 13時47分