« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月の18件の記事

ついにモンブランを購入

 一人の万年筆好きとして、私は数多くの万年筆を購入してきました。ただ、様々な理由があってモンブランとは縁がありませんでした。

 そんな私でしたが、ついにモンブランを購入しました。買ったのは「マイスターシュテュック ソリテール ヘマタイト スティール」です。

 ※なお、詳細なレビューは後日書きます。

287


◆黒軸バランス型

 私がモンブランを今まで買ってこなかったのは、黒軸バランス型が好きではないというのが一つの理由です。

 私は派手な外観が好きですから、地味な黒軸はあまり好みではありません。また細字好き故に、国産の定番モデルをたくさん持っていますから、黒軸バランス型は国産で十分だという気持ちが強いのです。
 ですから、モンブランの代表的なモデルである146や149にはまったく食指が動きませんでした。


◆10万円縛り

 というわけで、買うとすればクラシックラインではないモンブランということになりますが、146や149以外の物となると、とたんに高価になってしまいます。

 私は、万年筆を買う上で、際限なく買うことを防ぐために、10万円以上のブツは買わない、と自分の中でルールを定めています。そのため、モンブランのかなりのモデルが購入対象外となるのです。
 特に、この近年のユーロ高&ブランド化戦略のために、モンブランは毎年のように値上げしています。10万円以内で私の好む外見を持つモンブラン万年筆、となると限られてきます。


 そうした理由があってモンブランは買わずにきたのですが、万年筆ファンとして、モンブランも一本は持っておきたい気持ちは強かったです。大手メーカは全部制覇したいという気持ちもありました。


◆スターウォーカーにボエム

 ということで、最近になってモンブランの購入を真剣に検討し始めました。最初に検討したのはスターウォーカーです。モンブランにしては比較的低価格です。

 特に最近発売された「スターウォーカー クールブルー (Starwalker Cool Blue)」は、かなり心を動かされました。綺麗な青軸は派手好きな私の好みに合ってます。ただ、カートリッジ専用ということと、首軸が金属で滑りやすそうなのがネックになり、買うには至りませんでした。
 「スターウォーカー メタルラバー」もそれなりに好みでしたが、胴軸のゴムは劣化しやすいと聞いて、これも検討から外しました。


 次に検討したのはボエムです。ただ、これも黒軸が中心であるということ、カートリッジ専用であるということ、複雑な機構を持つが故のメンテナンス面の不安、などの理由で却下です。


 というわけで、最後まで残ったのがソリテールという訳です。


◆どうやって安く購入するか

 ソリテールは金属軸が好きな私の好みに合っています。しかし最大の問題は価格です。ソリテールは全般的に高価なモデルばかりですから、10万円以内でいかにソリテールを買うかが問題になってきます。

 まずはネットの安売り店を探ってみましたが、そもそもモンブランを値引きして売っているところ自体が少ないです。なんとか見つけても、ソリテールを扱っていない、EFがない、といったオチが待っていたりしました。

 ということで、次に検討したのが中古です。中古のショップやオークションを狙いましたが、ショップでは希望の物がなかなか見つからず、オークションでもモンブランのソリテールはなかなか低価格では落札は出来ませんでした。


 ならばヨドバシカメラではどうだ、とあまり期待しないで向かいました。そうすると、予想に反してソリテールのEFが色々売られていました。そうして、ついにモンブランを購入したというわけです。

289

◆吸入式と言い訳

 買うにあたって、ソリテールのどれを買うか迷いました。スターリングシルバーの万年筆などは価格が大幅にオーバーしますから、却下です。それ以外の中から検討し、ヘマタイトスティールが、キャップの色が良いアクセントになっていて気に入りましたので購入です。

 ヘマタイトスティールには大きめの吸入式と小さめの両用式があって迷いました。10万円という縛りを考えると、両用式の方ということになるのですが、どちらにせよ思い切った買い物になるのなら吸入式を買おう、ということで、吸入式になりました。

 定価133,000円を値引きで103,300円で購入です。10万円縛りをオーバーするのですが、10,330円分のポイントが付くことを考えれば、10万円以内だと自分に言い訳をして購入しました。

288


◆野望に一歩近づいた?

 久々の思い切った買い物でした。たぶんこれが最初で最後のモンブランになると思います。かなり物欲が満たされました。

 これで全メーカ制覇に一歩近づきました。モンブランは最大の難関の一つでしたから。さて、次の難関であるヤード・オ・レッドをクリアするのはいつの日か…

| | コメント (2)

CROSS から「アポジー エグゼクティブ (APOGEE EXECUTIVE)」が発売に

 クロスから、アポジーの新ラインナップとして、「アポジー エグゼクティブ (APOGEE EXECUTIVE)」が発売になりました。昨日の「ウォーターマン パースペクティブ」の記事で、スターリングシルバーのモデルが欲しい、と書きましたが、アポジーからその通りの万年筆がちょうど発売されました。

280

 → クロス アポジー プレシャスメタル 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)


◆プレシャスメタル仕上げ

 アポジーは胴軸が金属軸のラッカー仕上げですが、"アポジー エグゼクティブ"は胴軸にプレシャスメタルを配した豪華な仕上げになってます。

281 ・23金ヘビーゴールド プレート
282 ・スターリングシルバー (ゴールドトリム)
283 ・スターリングシルバー (プラチナトリム)
284 ・ローズゴールド プレート

 この4種が発売になります。


◆ローズゴールドが好き

 個人的に気になるのはローズゴールドの万年筆ですね。今までの記事で何度か書きましたが、私はローズゴールドが大好きなんですよね。

(関連記事)
 →「Waldmann タスカーニ」のレビュー
 →「カレン メリディアン ローズゴールドST」を衝動買いしそうに


 ただ、下地が真鍮というのは、ちょっとマイナスポイントです。もしこれが、スターリングシルバーの下地にローズゴールドがメッキされたバーメイル仕上げなら、文句なく購入するのですが。買うとすれば、スターリングシルバーかローズゴールドかですね。

 なお、ヘビーゴールドというのは、2.5ミクロンの厚さ以上の厚さで金をメッキした物のことだそうです。でも、金張り(gold filled)と表記しないということは、それよりかは薄いということでしょうか。


◆アポジーという存在

 クロスのXFは、舶来万年筆の中では一番細字が書けると思います。(タウンゼントを除く)それゆえ、私はクロスの万年筆を多めに持ってます。ただアポジーは、小さめのペン先である割に、40gという大きくて重い胴軸を持つことがミスマッチに思えて、今まで購入してませんでした。

285

 しかし、今回のプレシャスメタル仕上げは、購入の大きな動機付けになります。通常版に比べて、スターリングシルバーが1万円、ゴールド仕上げが1万5千円高いだけというのは、コストパフォーマンス的にも納得のいく価格でしょう。


◆スターリングシルバーかローズゴールドか

 "グランザス ネオ"に"ミュー90"と、買う予定の万年筆が2本ありますから、すぐに買うというわけにもいきませんが、非常に物欲がそそられる万年筆です。問題は、スターリングシルバーかローズゴールドか、どちらを買うかが迷うところです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ウォーターマンから「パースペクティブ」が発売に

 ウォーターマンから新しい万年筆、「パースペクティブ」が発売になりました。

276

 以前から公式サイトにはすでに掲載されていましたが、日本の通販サイトでも、発売が開始になりました。

 →WATERMAN(ウォーターマン) パースペクティブ 万年筆 (ペンギャラリー報画堂)

◆ウォーターマンらしい万年筆

277  ウォーターマンらしく、やはりこのパースペクティブも鉄ペン&金属軸&嵌合式です。ニブも小ぶりで、ガシガシ書く用途に合っているでしょう。18,900円ですから、価格的にはエキスパートクラスですね。

 エキスパートと異なり、完全な円筒形のフォルムを持ちます。軸径が10mmφですから、細身ですね。だいたい、ソネットクラスの大きさと言って良いでしょう。

 透視図(パース画)をモチーフに胴軸にラインが施されており、ウォーターマンらしい現代的なビジネスシーンに合った一本だと言えます。胴軸の尾部にはかなり浅くしかキャップがささらないようで、キャップをさしたときに164mmというのは、かなり長めですね。38gと重めであることもあり、キャップをささない方が書きやすそうではあります。


◆位置づけは?

 このパースペクティブは、ウォーターマンの中での位置づけを考えると、エキスパートの少し上のクラスということになるでしょうか。ただ、価格的に大きく違う訳ではなく、かなりエキスパートと被るモデルという印象があります。

 →「WATERMAN エキスパート」のレビュー


 基本的に、ウォーターマンには位置づけ的に被るモデルが多いという印象があります。例えば、ハーモニーとメトロポリタン、イシ・エ・ラなんかがそうです。デザインで細かな違いがあるものの、大まかに見れば、かなり被っているモデルです。

 軸やペン先の材質や太さ、デザインなどを変えるなりして、もっと各モデルの特徴を出してくれた方が買う側としては嬉しいのですが。

278

◆結構好みのモデル。しかし問題が…

 とは言え、デザインは洗練されており、魅力的なモデルであることには違いありません。私は結構ウォーターマンのファンですから、かなり気になる万年筆です。

 ただ、私にとっての最大の問題は、字幅がFとMしかないことです。最近のウォーターマンは、EFのないモデルが増えている気がします。細字好きにとっては、これは由々しき問題です。ぜひとも、EFをラインナップに追加して欲しいと願う次第です。

 あと、個人的には、スターリングシルバーやバーメイルのモデルを出してくれれば嬉しいのですが。(^^;

279

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「PARKER ソネット クロコダイル ヴァーメイル」のレビュー

 パーカー ソネットの限定品、「クロコダイル ヴァーメイル」、Mニブです。

269


 私はシルバー軸が好きで、スターリングシルバーの万年筆を多く買ってます。そうした中、ふとヴァーメイルの万年筆も欲しくなりまして、それでこの万年筆を購入しました。

 これでソネットは2本目です。レビューとしては、「ソネット オーシャンブルーST」と被るところがあります。ですから、被る点は省略し、異なる点を中心にレビューをしていきたいと思います。

 →「PARKER ソネット オーシャンブルーST」のレビュー

(1)外観

 "クロコダイル"の名前の通り、ワニ皮をイメージしたようなデザインで、スクウェアの形に溝が掘られています。ヴァーメイルというのは、スターリングシルバーの下地にゴールドプレートを施した加工のことを指します。この万年筆の場合、全面に金メッキが施されているわけではなく、溝の部分はスターリングシルバーの下地が出ていて、それが良いアクセントになっています。

270

(2)ペン先、書き味

273

 ニブは18Kのバイカラーニブで、ヴァーメイルと調和が取れています。

 最近のソネットの流れと同じく、このペン先もガチニブです。こういう限定品の特別仕様の場合、ペン先はマニア向けに柔らかい仕様にする、という事例が時折見られますが、この万年筆の場合はそうなってません。私はガチニブ好きなので歓迎です。

(3)軸バランス

 ヴァーメイル仕様だけあって、ソネットオーシャンブルーに比べて、重めの万年筆です。

 首軸の前の方を持つ人の場合、キャップをつけると少しリアヘビーに感じるかもしれません。私の場合、キャップをつけずに書いて、バランス良く書けてます。万年筆としては比較的、細めの軸を持ちます。

272

(4)シルバー部分の手入れ

 "ソネット オーシャンブルー"と同じく、インク付着問題とキャップの穴問題があります。それらについては、オーシャンブルーのレビューを参考にしてください。


 このクロコダイル ヴァーメイルの場合、もう一つ別の問題があります。それは、シルバーの硫化問題です。ご存じのように、シルバーは放っておくと硫化して、どんどん黒ずんでいきます。それ故、頻繁に使って硫化膜が形成されないようにするか、あるいは銀磨きクロスなどで磨くなどする必要があります。

274


 私が持つ他のシルバー万年筆も、必要に応じて銀磨きクロスで磨いてきました。しかしこのクロコダイル ヴァーメイルの場合、銀磨きクロスで磨くというわけにはいきません。すでに述べましたように、この万年筆では、溝の部分がシルバーというデザインになってます。ですから、黒くなるのも細い溝の部分な訳です。この溝の部分だけを銀磨きクロスで磨くのはとても困難です。下手に磨こうとすると、金メッキの部分を削ってしまうことになりかねません。

 ということで、溝の部分の黒ずみに悩んだ結果、液体タイプのシルバークリーナーを購入して対処することになりました。そうした手間がかかることには注意が必要です。

(5)コストパフォーマンス

 ヴァーメイルの万年筆は比較的高価な場合が多いですが、この万年筆は4万円と、まずまずの価格です。低価格でヴァーメイルの万年筆が欲しいという人には向いています。

 ただ、ソネットはパーカーの低価格商品という位置づけですから、ブランドイメージ的には微妙なものがあるかもしれません。

275

(6)総評

 比較的低価格でヴァーメイルの万年筆が欲しいという人に向いた万年筆だと思います。装飾に力点が置かれた万年筆にしては小ぶりですから、持ち歩いて使うのにも合ってます。

 黒ずみ対策は面倒ですが、それはそれで手がかかるのも一つの味と言えなくもありません。ソネットはペン先の乾燥問題を含め、微妙と言える部分は多いですが、嵌合式で細軸のソネットは、さっと取り出して使う用途ではやはり便利です。

271


    ※スペック一覧

・重さ 全体:30.5g キャップ:12g キャップなし:18.5g 首軸:4.5g
・長さ 全長:13.2cm キャップなし:12.3cm 後尾にキャップ:14.5cm
・太さ 首軸最小径:9mm 首軸最大径:10mm 胴軸先端:10.70mm 胴軸後端:8.7mm キャップ先端:12mm キャップ後端:9mm

| | コメント (2)

ヤングプロフィットの"TIGP"表記

 ヤングプロフィットのニブは「ステンレス IPゴールド」だと公式サイトや通販サイトでは書かれています。また、ヤングプロフィットのニブには「TIGP」と刻印されています。

267

 ヤングプロフィットが鉄ペンだということは分かるものの、この「IPゴールド」や「TIGP」が何を指すのか、私はよく知りませんでした。


◆イオンプレーティング

 そんなことを「"ゴールドプレート"という表記」という記事のコメント欄で色々書いていたところ、テツヲさんという方から、それはチタン(Ti)を使った、イオンメッキ(ion plating; IP)のことだと教えてもらいました。

 →TITANIUM |チタン着色メッキ 

 これでかなり謎が解けました。

 これを見ると、真空蒸着させる時に、ガスの種類によって金色にも着色できるのですね。もっとも、チタンと金との二層に蒸着させる方式もあるみたいですから、ヤングプロフィットがどちらなのかはちょっと不明です。


◆長年の謎が解明

 チタンゴールドは、金よりもはるかに硬く、摩耗しにくい特質を持ちますから、ガシガシ使う低価格万年筆のヤングプロフィットには向いていると言えますね。

 長年不明だった「IPゴールド」表記の謎が解けて、ちょっとすっきりしました。
 テツヲさん、ありがとうございました。

268

| | コメント (2)

「プロフェッショナルギア エボナイト」が発売に

(04/04 追記:「プロギア マーブルエボナイト」を購入しました。)


 海外サイトを巡っていると、10月上旬に、「プロフェッショナルギア エボナイト」が発売されるという情報がありました。

Sailor Professional Gear Marble Ebonite Fountain Pen (外部リンク)
Sailor Professional Gear in Ebonite!, I kid you not! Now arriving! (外部リンク)

264

◆エボナイト軸

 金トリムと銀トリムの2種類が発売されます。マーブル調で、なかなか綺麗です。
 ボディサイズは「プロギア モザイク」と同じく、通常のプロギアよりも少し大きめのようです。

 →「セーラー プロフェッショナルギア モザイク」のレビュー

 ただ、価格はかなり高めですね。$775ですから、8万円ちょっとですか。
 これが日本で発売されるのかどうかは分かりませんが、私の財布ではちょっと厳しい価格設定ですね。
 もうすぐ発売されるグランザスネオをすでに購入予定ですので。

 →セーラーから"グランザス ネオ (GlanzAus neo)"が発売に

◆「プロフェッショナルギア カラー」も発売

 また、プロフェッショナルギアのカラーバージョンも発売されるようです。

SAILOR PROFESSIONAL GEAR COLORS FOUNTAIN PEN (外部リンク)
Sailor Professional Gear Colors with Rhodium trim (外部リンク)

265 266

 今までは、プロギアのカラー展開といえば、スリムやミニが中心でした。通常のプロギアでのカラー展開は珍しいですね。
 ちょうど、プラチナがプレジデントでカラー展開したのと似てますね。

 →「プラチナ プレジデント」に新色登場

 イエロー、オレンジ、アイボリーの三色が発売されです。ロジウムコートされたシルバー系のトリムはクールなイメージがありますね。
 白系の万年筆は少なめですから、白系が欲しい人には有力な選択肢になるでしょう。

 こちらは、ノーマルのプロギアと同価格ですから、気軽に買えますね。

◆国内販売は?

 どちらも、国内販売されるかどうかは不明です。それが最大の問題かもしれません。
 海外通販という手もありますが、それなりに敷居が高いのも事実ですからね。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008年限定「キャップレス パープル」が発売に

263  先月末から、海外の通販サイトや掲示板では話題になってましたが、最近になって、国内でも、2008年限定の「キャップレス パープル」を手に入れた人が出てきましたね。

433


◆Namiki Vanishing Point

 今回も去年の限定色「キャップレス オレンジ」と同じく、海外販売が主体で、国内販売はごくわずかです。世界で2008本の販売ですが、日本国内はたったの100本です。

 →私的電脳小物遊戯 さん:Capless 2007Limited Edition (PILOT)

 欲しい人は、早く確保に向かった方が良いでしょう。


◆キャップレスとのすれ違い

 私は細字好きですから、国産万年筆はかなり持ってます。ただ私の場合、万年筆はデスク上で使うことが中心となってますので、キャップレスには縁がなかったんですよね。
 でも、そろそろ一本ぐらいは持っておきたい、という気持ちはありました。ただ、普通の色のキャップレスを今さら買うのも何だかな、という気持ちがありまして、なかなか購入に至ってません。

 "キャップレス セセンタ"や螺鈿などはそれなりに触手が動いたのですが、何となく買わず。


◆紫軸

 そうした中で耳にした、今回のキャップレス紫。この外見はかなり気に入りました。
 ただ、どうも調べた限りでは、中字しかなさそうなんですよね。国内販売だとどうなのか分かりませんが。中字オンリーだとすると、細字好きの私では残念ながら対象外になってしまいます。

 現行の万年筆だと、意外と綺麗な紫軸ってあまりないんですよね。個人的に紫軸で美しいと思うのは、S.T.Dupont の、「オランピオ ギヨシ・アンダーラッカー・コト・ドゥ・マーユ」なんですが、これも結構価格が高いです。
 その点、キャップレスパープルは、綺麗な紫色で、価格的も安くてお手頃です。


 うーん、字幅は中字だけなんですかね。細字があればなー、と思う今日この頃。


 (09/19 追記) コメント欄で、port123miguel さんに、キャップレス パープルのペン先を替えて販売している海外サイトを教えていただきました。
Cult Pens -Pilot Capless Limited Editions
 こうしたところを利用すれば、FやBのキャップレス パープルも買えるようです。

(09/20 追記) またまたコメント欄で、いかいかさんから、国内ではFもある、という情報をいただきました。

 情報提供ありがとうございました。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

データ用HDDのフォーマットが終わらない

 以前の記事に書きましたが、1テラバイトのHDDを新規購入しました。
 →外付HDDとして、HD-HES1.0TU2を購入
 →SMART DRIVE と旧HDDを取り外す

 全体のHDD容量にも余裕が出てきましたので、160Gのデータ用HDDのパーティションを変更することにしました。


◆パーティションを一つにまとめる

257 160Gのデータ用HDDは、購入時に80G+80Gの二つに分けて今まで使ってきました。しかし、今となっては細切れで使いにくくなってしまいました。ドライブ数を減らすためにも、すべてのデータを1TBのHDDに移して、パーティションを一つにまとめることにしました。


 ところが、データ移動の際にトラブルが。ある一つのファイルを移動させる際に、OSが固まってしまうのです。何度かトライしても同じ症状です。そのファイルを調べてみると、中身が閲覧できない状態でした。そのHDDは、chkdskですでに20KBほどの不良セクタがあることが判明していました。どうもその不良部分がこのファイルの部分だったようです。

258  そのデータ自体のバックアップはDVD-Rに取ってありましたので、そのファイルは無視して、その他のファイルをすべて移動させた後、パーティションをまとめる作業に映りました。


◆フォーマットが完了せず

256  パーティションを一つにまとめ、フォーマットを実行します。すでに不良セクタが発生しているHDDですから、クイックフォーマットではなく、通常のフォーマットを行いました。

 ところが、フォーマットが21%まで進んだ所で止まる事態が。何度やっても同じ事態ですので、どうもそこが不良セクタが発生している場所のようです。フォーマットが完了しないことにはHDDが全く使えません。仕方なく、とりあえずクイックフォーマットした後、"chkdsk /r"で不良セクタを除外することにしました。

 …しかし、状況はフォーマットと同じで、"chkdsk /r"でも同じ箇所で止まります。

 こうなったらやむを得ません。止まる箇所である先頭から21%の所を除外してパーティションを切ることにしました。余裕を持って35Gでパーティションを切り、こいつはフォーマットせず放置です。そして残りの部分をフォーマットして、こちらは無事完了しました。

254


◆そして結末

260  ということで、80G+80GのHDDのパーティションを一つにまとめる、という作業を行った結果、120GのHDDが残るという、トホホな結果になってしまいました。しかしまあ、このHDDがもうそろそろヤバイと分かったことは収穫かもしれません。このHDDも、5~6年前に買った物ですから、そろそろ寿命なのかもしれません。

 120GになったこのHDDをどうするかは思案中です。1TBのHDDを購入した現時点では、無理して使う必要はないのは確かです。いっそのこと外そうかとも思いましたが、とりあえずはいつ消えても良いような重要性の低いデータを置いておく倉庫としてしばらく使おうかと思ってます。


◆そろそろPCの変更時期かも

259  ここしばらく、HDDの故障が続いてますが、そろそろPC自体がやばいのかもしれません。私のPCは自作なんですが、3年ぐらい前に最後のパーツを入れて以来、重要パーツは変更してないんですよね。もうそろそろ、HDD以外にも故障してくる部品が出てきてもおかしくない頃です。

 でも、正直、今のPCで不満点が基本的にないですから、買い替えはあんまりしたくないんですよね。昔でしたら、「PCの性能向上=快適さの向上」でしたが、今の私の使用用途では、PCの性能がこれ以上向上しても、ほとんど使用感は変わらないでしょう。

 まあ、最近ではPCの価格も絶賛低下中ですから、買いたい万年筆を一本我慢すれば、すぐにでも買い替えられるのは確かです。でも、万年筆以外には金を使いたくないという心理が、PCの買い換えを邪魔します。ま、壊れて画面が映らなくなるまでは、このままいこうと覚悟を決めました。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「Waldmann タスカーニ」のレビュー

 ヴァルドマン タスカーニ、スパイラル ピンクゴールド Fニブです。私はピンクゴールド(ローズゴールド)の独特な雰囲気が大好きです。ですから、このタスカーニの発売の報を聞き、ピンクゴールドに惹かれてすぐに購入しました。

247

(1)外観

 キャップも胴軸もクリップも、全体がピンクゴールドでコーティングされています。下地はスターリングシルバーで、バーメイル仕様になっています。バーメイル仕様にしては、比較的低価格におさえられていて、コストパフォーマンスに優れています。

 模様はスパイラルとスターの2種類があります。私は実物を見て、スパイラルの方がピンクゴールドの色合いがよく堪能できる印象がありましたので、スパイラルを選びました。

249

(2)ペン先、書き味

250

 ペン先はシュミット製の鉄ニブです。カトウセイサクショやロングプロダクツの鉄ペンと同じ物ですね。ロングプロダクツの桜をレビューした記事でも書きましたが、私はシュミットのニブの書き味はあまり好きではありません。細字好きの私の好みからはズレます。

 →「ロングプロダクツ アセテート 桜」のレビュー

(3)軸バランス

 金属軸ですから、40gと少し重めです。しかしバランスは悪くありませんから、大量筆記も可能だと思います。私はキャップをつけずに筆記しています。軸は細身です。

 首軸は金属ですので、汗かきの人などは、滑りやすくて書きにくい、と感じる恐れはあります。その点は注意が必要です。

253

(4)キャップ、コンバータ

 キャップはネジ式です。締めるときの感触は悪くありません。クリップは根本がバネ式になっていて、胸ポケットなどに留めやすいです。ただ、装飾のない棒状のクリップで、やや飾り気に欠けるでしょうか。

 インク吸入方式は両用式で、コンバータは良くある安物タイプです。ヨーロッパタイプのカートリッジが適合します。

251

(5)問題点

 私の持つ個体には一つ問題点があります。それは、胴軸を首軸にはめるとき、ネジが途中で引っかかることがあることです。ガタツキがあるのか、数度に一度ぐらいの割合で、引っかかるのです。再びネジをゆるめて締め直せば問題ないのですが、この辺り、精度という点でイマイチと言えます。

252

 ネットなどでのヴァルドマンの評判なんかを見ても、ボールペンやシャープペンなどで、ノック部などの機構に不満を持つ声を良く耳にします。万年筆はそうした機構部を持たない分、そうした問題はマシなんでしょうが、ボールペンなどを買う場合には、注意が必要かもしれません。

(6)総評

 ピンクゴールドのバーメイルが施された万年筆を低価格で購入できた、という点で、このタスカーニには満足してます。他のピンクゴールドの万年筆、例えば「カランダッシュ エクリドール XS クチュール ピンクゴールド」などだと、定価で10万を超えます。そうした点で、タスカーニは私の財政面で助かりました。

 ただ、所々で安っぽい面があるのは確かです。万年筆の場合は、シュミット製の鉄ペンというところがそれに当たります。

 そうしたプラス面、マイナス面を考慮した上で、購入を検討されると良いでしょう。

248

※スペック一覧

・重さ 全体:40g キャップ:16.5g キャップなし:23.5g 首軸:6g
・長さ 全長:14cm キャップなし:12.4cm 後尾にキャップ:16cm
・太さ 首軸最小径:8mm 首軸最大径:10mm 胴軸先端:11.5mm 胴軸後端:8mm キャップ先端:11.5mm キャップ後端:9.5mm

| | コメント (2)

カトウセイサクショから、透明軸の"スケルトン ミニ"が発売に

 今回、カトウセイサクショさんから、透明軸の"スケルトン ミニ"が150本限定で発売されました。
 →ペンハウスの商品ページ

◆透明軸ラッシュ

 ここの所、透明軸の発売が続いてますね。

・アウロラのオプティマ・デモンストレーター
・ペリカンのM800 デモンストレーター
・ヴィスコンティのオペラ・マスターデモ・レインフォレスト

 この万年筆もその流れの中での発売でしょうか。


 "スケルトン ミニ"は、ヨーロッパサイズのカートリッジがギリギリ入るぐらいですから、かなり小ぶりの万年筆ですね。そのため、コンバータは使えず、カートリッジ専用になってます。
 手帳用など、持ち歩きに向きそうです。また、小ぶりなサイズはかわいらしいですね。

 ペンマイスターさんのページによれば、これはヴィスコンティのOEM時代の部材を使っての製作だそうです。
 カトウセイサクショさんと透明軸というのはあまりイメージ的に結びつきませんが、そういう背景があるんですね。

 こうした経緯から見ると、追加生産は期待できなさそうですから、欲しい人は今買った方が良さそうです。


◆これからの手作り万年筆

 それにしても、ここの所の透明軸ラッシュはスゴイですね。
 ただ、この"スケルトン ミニ"という製品自体は悪くないと思うのですが、個人的にはカトウセイサクショさんには、色軸を頑張って欲しい気がします。
 まあこれは、私が透明軸はあまり好みではなく、派手な色軸が好みだ、ということからくる、勝手な期待なのですが。

 カトウセイサクショさんのアクリル万年筆「オーロラ」や、ロングプロダクツさんの桜などのように、新しい素材、新しい軸柄に期待するところ大です。

 →「ロングプロダクツ アセテート 桜」のレビュー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「セーラー プロフェッショナルギア モザイク」のレビュー

 セーラーの「プロフェッショナルギア モザイク」 グリーンのEFニブです。

236

 私は派手な色軸とシルバーを中心とした金属軸が好きですが、これは色軸系では一番好きな万年筆です。国産はデザインが地味なものが多いですが、これは派手で人目を惹く一本です。

(1)外観

 写真の通り、グリーンのモザイク柄でとても綺麗です。派手といっても、明るい色一辺倒ではなく、黒に近い深いグリーン部分も多く、メリハリのあるデザインで、かなり好みです。

242
 (※上から、現行レガンス、旧レガンス、プロギアモザイク、です)

 プロギアモザイクは、パイロットの一世代前のレガンスに似たタイプの柄ですね。現行レガンスは明るい柄の部分が多めで、ハッキリとした色味がある一方で、柄が単調気味な傾向があります。それに比べれば、このプロギアモザイクは、深みのある部分を含む色軸で、私はこういう系統の柄の方が落ち着きがあって好きですね。

(2)書き味、ペン先

239  セーラー21kのペン先は14kに比べて穂先が長く、若干のしなりがあります。もちろん、パイロットのS系ニブやペリカンのM1000のような柔らかさ、弾力とは違います。しかし、一定の柔らかさがあるのは確かです。柔らかニブ好きに言わせれば、こんなの柔らかい内に入らない、と言われそうですが、ガチニブ好きにとっては、セーラー21kでも、柔らかく感じてしまいます。

 私はガチニブが好きで、最近までセーラー21kの書き味は苦手でした。この独特の感触があるペン先をうまくコントロールできず、綺麗な字を書けなかったのです。最近になって、21kニブの扱い方がだんだん分かってきて、苦手意識もなくなりつつあります。

 ニブはリング等に合わせて、ゴールドを基調としたバイカラーニブです。

(3)キャップ

 このプロギアモザイクは、ノーマルのプロギアと比べ、キャップが大きいです。胴軸は少しだけ大きいぐらいなのですが、キャップはかなり大きいです。

245

 大きい分、金属リングも派手で目立ちますから、押し出しが良いです。人によってはシルバートリムの方が好きという人もいるでしょうが、私は派手好きなので、ゴールドトリムはお気に入りです。

 キャップが大きい分、重めです。そのため、キャップを後ろにさしたときは、若干、ノーマルのプロギアよりも重心が後ろ目になります。

240

(4)特別モデル?

 このプロギアモザイクは、スタンダードモデルとして広く流通していた物ではありません。詳細は不明ですが、どうも「ペンギャラリー 報画堂」という通販サイトの持込企画みたいです。ただ、私は百貨店の店頭で購入したので、扱いがどうなっていたのか、不明なところが多いです。

244

 私が百貨店の店頭でこのプロギアモザイクを発見したときは、セーラーの万年筆とは思わなかったです。近くに配置されていたオプティマのグリーンかと最初は思いました。しかしよく見ると形が違います。セーラーにもこんな派手な色軸の万年筆があったのか、と驚きました。

 出してもらうと、EFという細字でラッキーでした。その一本だけしか入荷していない物でしたから、太字でしたら私的にアウトだったところです。即決で購入し、後でPCで検索して、プロギアモザイクというモデルだと分かった次第です。

(5)廃番

 現在では、ペンギャラリー 報画堂さんの所では、プロギアモザイクはもう売り切れになってますね。かなり以前に、店頭でまだ残っている所がある、という噂も聞きましたが、現状では入手は難しいでしょうか。

 個人的に気に入っている万年筆ですが、広く流通しなかった上に廃番というのは残念です。現状では、国産万年筆で派手な色軸を持つのは、事実上レガンスだけという状態です。派手な色軸&細字好きな私としては、国産万年筆の軸展開の現状は寂しいですね。

241

(6)その他

 インク吸入方式は両用式です。セーラーのコンバータは、あまり多くインクが入らないので、あまり好きではないですね。パイロットのCON-70のようなたくさんインクが入るコンバータを望みます。

243

(7)総評

 派手な色軸を持つ国産の大型万年筆は多くなく、その意味でユニークな存在です。21kのペン先はまだすこし苦手なのですが、それでも外見の綺麗さから、かなりお気に入りの一本です。見ていて飽きない万年筆です。

 こういう綺麗な万年筆を、これから国産三社が多く出して欲しいですね。

237

※スペック一覧
・重さ 全体:30.5g キャップ:14.5g キャップなし:16g 首軸:7g
・長さ 全長:13.6cm キャップなし:12cm 後尾にキャップ:15.6cm
・太さ 首軸最小径:10.5mm 首軸最大径:11.5mm 胴軸先端:12.5mm 胴軸後端:8mm キャップ先端:16.5mm キャップ後端:10mm

| | コメント (1)

Yahoo!オークションでデザインが変更に

 今日の14時から、ヤフオクの出品ページが一斉にデザイン変更されて、ちょっとビックリしました。今回のリニューアルは一部で先行公開されてましたので、少しは知ってましたが、一斉に変わるとさすがにインパクトがありますね。

▼出品ページのデザイン変更

 今までのレイアウトに慣れていた身としては、かなりとまどいますね。なんだか、見出しの背景が色付きの棒状であったり、項目がボーダーでくくってあるところとかが、ウチのBlogとデザインがかぶっているような気がして、デジャブが… (^^;

 支払い方法が下の方に書かれているので、それを確認するのがちょっと面倒になったのが一番イヤですね。あと、写真をクリックしないと全部確認できないのも、ちょっと面倒です。ただ、大きめの字で書かれるようになったのは、個人的には歓迎ですが。

 まあ、いつものヤフオクのことなので、これにも慣れるしかないんでしょうけれど。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

Google Chrome を試してみた

 Googleが製作したブラウザとして話題になっている Google Chrome を、今更ながら導入してみました。

◇表示速度

 なるほど、噂に違わず、Javascriptの実行速度は激速ですね。私のBlogでは、カテゴリの一覧ページで目次を表示するために、Javascriptを使っています。Internet Explorer 7 や Firefox では、目次一覧が表示されるまでに、ワンテンポ待たなくてはなりませんが、Google Chromeでは一瞬で表示されます。

 もっとも、その速さは、Javascriptの速さよりか、レンダリングエンジンの速さによるものかもしれません。目次の表示速度の速さは、Safariでも見られた傾向ですので。それはともかく、他の主なサイトを巡ってみましたが、表示崩れなども特に見られず、新興ブラウザとしてはかなり完成度が高いですね。

 とは言え、Google Chrome をメインブラウザとして使うか、と言われれば、現状では厳しいですね。私は今は主に Sleipnir を使っていて、サブとしてアドオンを大量に導入した Firefox を使ってます。そうしたブラウザの高機能ぶりに比べれば、やはり Google Chrome のシンプルさはメインとして使うには物足りません。


◇ブラウザのこれから

 メインとして使うに至らなくても、Google Chrome はこれからのブラウザに期待を持たせてくれる物があると思います。Google Chrome が高機能化するも良し、Google Chrome に刺激を受けて、IE7 や Firefox のJavascript実行速度が上がるも良し、これからが楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

SMART DRIVE と旧HDDを取り外す

■旧HDDの取り外し

 前の記事に書いたように、新しいHDDとしてHD-HES1.0TU2を購入しましたから、調子の悪かったHDDのデータを新HDDに移して、パソコンから取り出しました。

233

 Maxtorの"DiamondMax Plus 9 120GB ATA/133"です。日付を見ると、2002年の物ですから、6年も前になるんですね。

234
 当時はHDDメーカとしてはMaxtorが好きで、よく買ってました。

 私がHDDを増設するときは、必ずその時のほぼ最大容量のHDDを購入する癖があるので、2002年当時は120GBで大容量だったということになりますね。当時は大体3万円ぐらいはしていたでしょうか。それが今では、最大容量に近い1TBのHDDでも1万円台で買えるのですから、ここでも時代の移り変わりを感じます。


■SMART DRIVE

 HDDを一つ取り外しましたので、HDDを入れていたSMART DRIVEも一つ空きが出来ました。私はHDDの騒音が嫌いなので、HDDはみんなSMART DRIVEに入れてます。アルミ製の弁当箱みたいな物ですね。HDDをすっぽり入れて密封します。

232

 温度がヤバそうに見えますが、"HDD→アルミ筐体→ケース"と熱伝導するために、HDDを裸で取り付けたときと比べても同じぐらいか、あるいはより冷えるぐらいなので、熱の問題はなかったりします。

231

| | コメント (0) | トラックバック (0)

外付HDDとして、HD-HES1.0TU2を購入

 以前から、データ用として利用していた内蔵HDDの調子が良くありませんでした。不良セクタも徐々に増加していましたし、HDDを買い替えました。

 どうせ買うなら、新たな次元に挑戦しよう、ということで、1TB(テラバイト)のHDDを購入することにしました。私が初めてパソコンを購入したときは、100MBで大容量だったことを考えると、隔世の感があります。

◆SATAかUSB2か

229  さて、1TBのHDDを買うに当たって、問題が一つありました。それは、私のパソコンは大体2~3年ぐらい前の物で、SATAインターフェースがないんですよね。今つないでいる内蔵HDDはみんなUltraATAです。

 今更UltraATAのHDDを購入するのもアレですし、そもそもUltraATAのHDDはほとんどなく、値段も高いです。ですから、SATAのHDDを購入して使うことになりますが、そのためにはSATAのインターフェースカードが必要です。


 これは結構な出費です。「SATAの1TB HDD+SATAカード+ケーブル類」を計算すると、1万5千円近くなります。これだけの価格となると、外付けのUSB2接続のHDDが視野に入ってきます。以前からパソコンの電源容量もちょっとキツイかな、と感じてきたので、外付けを買うことにしました。ノートに接続することも出来ますし。

 USB2接続だとSATAに比べて速度はかなり落ちますが、元々データ置き場として使う予定なので、その点は気になりませんでした。


◆購入

 近くのパソコンショップで一番安く売られていたのがHD-HES1.0TU2でしたので、深く考えずに購入してきました。\21,000+20%ポイント還元ですから、前述のSATAのHDDを購入したときより、数千円アップ程度で済みました。

230

 早速使い始めましたが、最初は電源が入らなくて焦りました。電源を入れたパソコンにつながないと、HDDの電源が入らないようになってるんですね。逆に、パソコンの電源を落とすと自動的にHDDの電源が落ちるのは便利です。昔、SCSIのHDDを使っていた頃は、いちいちHDDのスイッチを入れたり落としたりしなければならなかったのですが、時代も変わりましたね。


 初期不良もなく使えて一安心です。これでHDDの領域が数倍になりました。果たしてこの1TBを使い切るときが来るのかどうかはわかりませんが。(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パイロット90周年記念「ミュー90」が発売

(10/07 追記) 「パイロット ミュー90のレビュー」を記事にしてアップしました。


 以前に記事として書きましたが、パイロット90周年記念として、「朱鷺」と「螺鈿・朱鷺」が発売されます。さらに嬉しいことに、もう一つ、記念万年筆が出るようです。

 「ミュー90」という名前で、9000本限定で定価12,600円です。

 情報元→スミ利のブログ パイロット限定万年筆ミュー90
      →スペック等

 「朱鷺」と「螺鈿・朱鷺」は、私的には価格的に厳しかったですが、これは懐に優しいです。


▼ミュー再び

 "ミュー"という名前が付いているということは、以前のミューレックス系統の一本になるのでしょうか。コンセプトが「本体一体化の新感覚万年筆」だそうですし。

 いずれにせよ、ああいう形の万年筆は初めてですから、楽しみです。


 参考になる記事として、どーむの出張日記 &○欲日記さんの記事を挙げておきます。
 →パイロット ミューレックス(Pilot Murex)
 →パイロット ミュー701

| | コメント (4) | トラックバック (0)

「AURORA オプティマ」のレビュー

 アウロラ オプティマ ブルー のEFです。

218

(1)外観

 オプティマの最大の売りと言えば、やはりこの美しい軸でしょう。イタリア万年筆らしいカラフルで人目を惹く軸です。ブルー、グリーン、バーガンディと、オプティマの色軸は三種類有りますが、それぞれ別の美しさがあると思います。なお、ブルー軸にはゴールドトリムとシルバートリムの2種類があります。

225

 全体のフォルムは円柱形です。とは言っても、セーラーのプロシックのような完全な円柱形ではなく、中央部が少しふくらんだ樽型をしています。

 キャップをしたときの長さは12.6cmと、コンパクトで携帯に向きます。

(2)書き味

219

 オプティマの書き味は、良く言われますがサリサリです。オプティマ独特の筆記感があり、鉛筆のような書き味です。また、インクフローは控えめです。

 世界的に見て、ペン先を自社生産している万年筆メーカは意外と少なく、あっちもこっちもボック社のペン先、なんていう状況があります。しかし、アウロラは数少ないペン先自社生産のメーカで、それが書き味の独自性につながっているのでしょう。


 このインクフロー控えめのサリサリの書き味は、かなり好みが分かれます。大好きという人もいれば、嫌いという人もいます。私自身は、実はこのサリサリの書き味は好みではありません。私はもっと滑らかな書き味が好きです。独特な書き味がありますから、購入される場合は、試筆して決められることをオススメします。

(3)軸バランス

 全体で21.5g、キャップなしだと14.5gと非常に軽い万年筆です。キャップも7gと軽いですから、キャップを後ろにつけても、あまり軸バランスは変わらないですね。軽い万年筆が好み、という人には最適の万年筆でしょう。

220

(4)吸入式

 オプティマは吸入式です。インクが約1.2cc入ります。

 ピストンにはリザーブタンクと言う仕組みが備わっています。筆記中にインクが切れても、尻軸を回してピストンを押し下げることで、予備タンクからインクが供給され、1~2枚程度は書き続けることができるというものです。ただ、私自身は出先でオプティマを使うことがないため、この機構の恩恵にあずかったことはありません。むしろ、この機構のおかげでインクタンク内を綺麗に洗うことが難しいので、少し面倒に感じています。

 一応、ペン先ユニットを回転して外せば綺麗に洗えますが、ペン先ユニットを外すのは、ペン先にねじれの力がかかってペン芯ズレの原因となるので、あまりやりたくないところです。頻繁にインクを替えるのには向かない万年筆ですね。

224


 吸入式のピストンは精度が高いのか、メンテナンスいらずで良い印象があります。ペリカンだと、何年か使っているとピストンが固くなって、シリコンスプレーを吹いてやる必要が出てくることが多いです。しかし、オプティマではまだそういう経験はありません。

(5)ペン芯ズレ問題

 ペン芯はエボナイト製です。完全な丸形で、ニブの型がつけられていたりはしません。そのせいもあって、非常にペン芯ズレが生じやすいという問題があります。普通に使っていてもずれることがありますが、特にペン先を抜いたりすると、ペン芯の入りが緩くなってペン芯ズレが生じる確率が高くなります。

 →ペン先を引き抜くことの危険性と弊害

227

(6)キャップ

221

 キャップはネジ式です。このネジには少し注意が必要です。キャップ側はアウロロイドに直接ネジが切られているために、すこしヤワなのです。「ネジが一部破損して、空転してしまうようになった」、という報告をネットでいくつか見ました。

 もしそうなった場合、キャップ交換になります。現時点でのキャップ代は\18,900と高いですから、壊さないように注意が必要です。特に万年筆を扱い慣れてない人に貸すと、時々とんでもない力でキャップを閉める人がいますので。

(7)クリップとリング

222

 クリップは丸玉です。パイロットの丸玉クリップは正直言って嫌いなのですが、オプティマの丸玉クリップはあまり嫌な印象はないですね。流線型の部分が多いのが原因でしょうか。


223

 リングには定番のグレカ・パターンが施されています。ラーメンマークという人もいます。グレカ・パターンは好みが分かれますね。コレが嫌いだから、オプティマを買う踏ん切りがつかない、と言う人も見ました。

 このグレカ・パターンは最近のモデルで変更になりました。私の持つモデルは写真のようにリング幅いっぱいに一つのグレカ・パターンが薄く施されてます。新モデルでは、上下に二つのグレカ・パターンが濃く施されてます。

(8)総評

 美しい軸を持つイタリア万年筆らしい一本です。両用式が全盛となる中、比較的手に入れやすい価格で吸入式が買えるという点で貴重な存在です。

 独特のサリサリの書き味は好みが分かれますから、購入するときは試筆してから決めた方が良いでしょう。とは言え、軸買いしても後悔しないぐらいの美しさのある万年筆だと言えます。

226


※スペック一覧

・重さ 全体:21.5g キャップ:7g キャップなし:14.5g
・長さ 全長:12.6cm キャップなし:12.3cm 後尾にキャップ:15.4cm
・太さ 首軸最小径:10mm 首軸最大径:12.5mm 胴軸先端:14mm 胴軸後端:10mm キャップ先端:15mm キャップ後端:11mm

| | コメント (0)

max-widthで、横幅の上限を設定

 先日から、CSSに max-width:40em の指定を入れて、横幅が40em以上に広がらないように設定しました。
 これで、本文部分は最大でも35文字前後で改行されるようになりました。


◆導入の経緯

 私のブログでは、リキッドレイアウトを採用していますから、ブラウザの横幅を広げれば、それに沿ってどこまでも記事の幅が広がっていきます。私のパソコン環境は1280x1024の解像度です。その環境で文字サイズを最大にし、ブラウザを最大化した状態で閲覧したときを基準に、デザインや段落分け、改行などを行ってきました。(※個人的に、小さな字は読みにくくて。)

 しかし、先日友人のパソコンで私のブログを見たとき、やたら横幅が広くなって、記事の文章が読みにくいことに気がつきました。友人のパソコンは、ワイドディスプレイで、1680x1050なのです。横幅が広い環境では、利用者もブラウザを最大化していなかったり、ブックマークバーを横に表示していたりするかもしれません。しかし、もし最大化している人がいれば、私のブログは読みにくいわけです。

217

 ということで、対策として、ブラウザの横幅の上限を40emに設定しました。

 本当のところは、可読性を考えると、もっと横幅を絞った方が良いのかもしれません。ただ、私自身の好みとして、広い画面が好きなので、とりあえずは40emでいきたいと思います。


◆問題点

 ただしこれには一つ問題があって、CSSのmax-widthプロパティは、MS-IE6ではサポートしていないんですよね。MS-IE7やFirefoxなどではサポートされているのですが。うちのブログの統計では、まだ35%の人がMS-IE6なんですよね。

 その対策としては、Javascriptを利用してブログの横幅を設定する、という手もあります。ただ、カテゴリの目次ページを生成するためにすでにJavascriptを使っている現状では、これ以上Javascriptを使うのは、ページの表示が重くなりますから、あまり気が進みません。ですので、MS-IE6を使っていてワイドディスプレイの方は、当ブログを閲覧するときは、適宜好みに応じて表示幅を狭めるなどするよう、お願いします。


◆エラスティック・レイアウト

 表示幅の指定をemで指定しているので、一応、本文部分はエラスティック・レイアウトになってます。ブラウザの文字サイズを変えれば、それに従って記事部分のサイズも変わります。しかし、サイドバーの部分はpx指定の固定幅です。サイドバーの部分もエラスティック・レイアウトにしようかと検討中です。

 全体がエラスティック・レイアウトになっているサイトの一例は、Yahoo!のトップページです。


 ※備考
 現状の表示方法に関して、問題がある、あるいはこうして欲しい、といった意見のある方は、コメント欄でコメント願います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »