パイロット CON-20 の差し込みの固さ
パイロットのコンバータには、CON-70、CON-50、CON-20の3種類があります。このうちCON-20は、とりあえずは所持していたものの、使っていませんでした。
CON-20はゴムサック式です。金属筒の中にゴムサックが差し込まれており、プッシュすることでインクが吸入されます。
■CON-20を使ってみる
最近になってミュー90を購入し、CON-20を使うことにしました。ところが、コンバーターをしっかり差し込むことができませんでした。スカスカで、固定できなかったのです。CON-20は使ったことがなかったので、よく分からないままCON-20の使用を断念し、「カートリッジ+スポイト」方式でミュー90を使うことにしました。
CON-20のことはそのまま放置していたのですが、先日、ペン習字ペンのレビューを書くときに、「これにはCON-20が使えるかな」と試してみました。やはりCON-20はカッチリ嵌められず、「おかしいな~」と思ってよく見てみると、CON-20が根本までささっていませんでした。もしかして、と思って、かなりの力を入れて差し込んだところ、ガッチリ嵌めることが出来ました。ペン習字ペンは完全透明で、コンバータを差し込む根本まで外から見えます。そのために、差し込みを深くする必要があると分かった訳です。
(上の写真では、CON-20が奥までささっていません。ここから力を入れて嵌めます。)
というわけで、CON-20は差し込みが結構固い、というのが真相でした。今まで色々なコンバータを使ってきましたが、ここまで差し込みが固いのは初めてでしたので、少し戸惑いました。
(※関連記事)
→「パイロット ミュー90」のレビュー
→カートリッジでボトルインクを使う方法
→「パイロット ペン習字ペン」のレビュー
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