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2008年12月の23件の記事

2008年 ☆私的万年筆大賞☆

 年末の総決算として、今年使った万年筆の中で、個人的に評価の高かった万年筆を大賞形式で書き留めたいと思います。

▼2008年 大賞 「プラチナ ギャザード」

 私が持つすべての万年筆の中で、最高の一本を選べ、と言われた場合、この一本になります。プラチナの細字こそが最高の細字だと私は思います。インクフローが適度で、止めや払いを綺麗に書けます。

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 プラチナの中でも、#3776系とプレジデントではかなり書き味に違いはありますが、ニブにわずかの弾力がある#3776系の方が私は好きです。そして#3776系の中でも、軸のバランスや太さという点で、ギャザードが私の好みにピッタリ合っています。

 私がギャザードを購入して以来、この高評価はほとんど変わらないですね。


▼大量筆記 賞 「パイロット カスタム レガンス」

 大量筆記するときに一番よく使った万年筆はレガンスです。
 大量筆記するときは、インクフローが良く、ひねりへの許容度が高く、軸が軽く、軸バランス・太さが適度で、しかもインクがたくさん入る万年筆が便利です。その条件にピッタリなのがレガンスです。もちろん、インクがたくさん入るという条件を満たすためにも、CON-70を使うことが前提です。
 パイロットの描線はあまり私の好みではなく、その点でギャザードに大賞を譲ることになりました。しかし、大量筆記するときにサラサラと書きつけたいときは、レガンスの方をよく使いますね。

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 なお、カスタム74透明も条件に当てはまるのですが、こちらは見た目を考えて赤系のインクを入れているので、その分、出番が少なくなっています。

 →パイロット「カスタム レガンス」のレビュー


▼評価が大きく変わった 賞 「シェーファー VLR」

 細身で軽い樹脂軸ということで、期待して購入したVLRですが、思わぬ落とし穴がありました。それは、ひねって書いたときにインクが途切れるという問題です。
 (※もちろん、これはVLR固有の問題ではなく、個体差の問題です。)

 この問題は、つけペンによる試筆ではなかなか発見できないんですよね。ひねって書く癖がどうしても抜けない私の場合、この問題は深刻です。インクが不定期に途切れる度に、ストレスを感じますので、どうしても万年筆自体への評価も低くなってしまいます。

 そうして悩みつつも使い続けること数ヶ月、ようやくペン先が慣れて、インク途切れの問題が解消しました。そうなってみると、やはり万年筆への印象も大きく変わりますね。シェーファーの上に反ったペン先は、独特のふわりとしたタッチがあり、細字にもかかわらずカリカリしない柔らかな書き味があります。軸バランスも優れていて、今では愛用の一本になっています。

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▼最高の色軸 賞 「ヴィスコンティ オペラ サマータイムイエロー」

 これは少し迷いましたが、オペラ サマータイムイエローに軍配を上げます。純粋にデザイン的な好みの問題ですから、細かい理由は挙げにくいですが、オレンジを基本としたサマータイムイエローのデザインが私の好みにピッタリなのです。

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 次点がデルタのマリーナ・ピッコラです。

 →「VISCONTI オペラ」のレビュー
 →デルタ 「マリーナ・ピッコラ」 を入手


▼改造万年筆 賞 「アウロラ オプティマ ソリッドシルバー + カスタム742 SFM」

 私は舶来万年筆に国産ニブをつけるという改造をいくつかの万年筆で施しています。そうした改造を行った万年筆の中で、一番気に入っているのが、上記の一本です。

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 私はどうもアウロラのサリサリの書き味が苦手なんですよね。それに加え、アウロラのニブは、ひねって書く癖のある私の場合、ペン芯ズレを起こしやすくて、どうも扱いに困ることが多かったです。
 というわけで、カスタム742 SFMを装着することで、サリサリの書き味は解消され、またペン芯ズレの問題もなくなり、非常に快適に使える一本になりました。

 ※なお、上記の改造は首軸をヤスリで削るといった作業が必要ですので、安易に真似されない方がよろしいかと思います。


▼低価格万年筆 賞 「無印良品 ABSポリカーボネイト万年筆」

 低価格の万年筆の中で、今年よく使ったのは、無印良品のABSポリカーボネイト万年筆です。パイロットのプレラやペン習字ペンと迷いましたが、色々な面でバランスが良いので、こちらを選びました。

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 この万年筆はセーラーのOEMで、ペン先はハイエースと同じです。セーラーのコンバータが使えます。姉妹品として"無印良品 アクリル万年筆"がありますが、ABSポリカーボネイトの方が全体的なデザインが好みです。


▼嵌合式の感触 賞 「セーラー 鉄刀木(たがやさん)」

 私は、嵌合式のキモはキャップを閉めるときの感触だと思います。その感触で一番優れているのは、鉄刀木だと思います。感触、音、安定感、のどれをとっても最高です。

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 なお、次点はソネットです。

 →「セーラー 鉄刀木(たがやさん)」のレビュー


▼清水の舞台から飛び降りての購入 賞 「モンブラン マイスターシュテュック ソリテール ヘマタイト スティール」

 2008年度で一番思い切った買い物はこれでした。10万円以上の万年筆は買わないという縛りをかけている自分にとっては、これを買うのはかなりの思い切りが必要でした。
 ただ、最近モンブランが10%の値下げをしたため、一番値段が高かった時に購入したことになるんですよね。なんてこったい。\(^o^)/

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 →ついにモンブランを購入
 →モンブランがユーロ安で、10%の値下げ


▼期待はずれだったかも 賞 「パイロット ミュー90」

 ミュー90は、ペン先と首軸が一体成型されている独特な万年筆です。かつて廃番になったミューシリーズを、今という時代に再設計して発売するパイロットの姿勢には素晴らしいモノがあると思います。

 ただ…私にはイマイチ合いませんでした。その最大の原因は、全体が金属で作られていることです。私は乾燥肌のせいか、持つ所がつるりとした金属の万年筆がとても苦手です。ミュー90は、滑らないように金属表面に多少の加工もされているみたいですが、持って書いてみると、どうもぐらついて、安定した筆記がしにくいです。

 ミュー90はコンセプトやモノ自体は悪くないと思うのですが、金属首軸を苦手とする私には合いませんでした。

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 → 「パイロット ミュー90」のレビュー


▼最高のコンバータ 賞 「パイロット CON-70」

 これはもうダントツですね。インクの入る量、操作性、見た目のどれをとっても、これに匹敵するコンバータは他にはないですね。

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 次点はヴィスコンティのオペラに付属しているコンバータです。

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「デュオフォールド チェック シトリン」を入手

 以前の "デルタ 「マリーナ・ピッコラ」 を入手" という記事の中で、「先月に店に注文して取り置きしてもらっていた万年筆を、先日取りに行ってきた。」という話をしました。その万年筆が、この「デュオフォールド チェック シトリン インターナショナル XF」です。

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▼駆け込み購入

 このチェック シトリンは、前々から気に入っていて、購入予定でした。私の手持ちの中では黄色成分が少なめで、唯一の黄色い軸は、プラチナ#3776の鉄ペンだけでした。なので、イエローの中でもデザインが好みに合っていたチェック シトリンに目をつけていたわけです。
 (※同じ黄色のデュオフォールドとしては、クロワゾネもありましたが、あれは価格の割にはデザインが単調なので、却下しました。)

 そのように気に入っていたチェックシトリンですが、今年に買う予定はありませんでした。レギュラー品ですし、あわてて買う理由もありません。そうして構えていた所、12月1日をもって、パーカーの万年筆が値上げするというニュースが入ってきたわけです。

 →アウロラ、パーカー、ウォーターマン、カランダッシュと、値上げラッシュ

 というわけで仕方なく、11月末にあわてて購入したというわけです。

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 こういう値上げ前の駆け込み購入というのは、ブランド品メーカの思う壺にはまっているわけで、非常に悔しいのですが、仕方がありません。なにせ、1万円近くの値上げですから。
 今の円高傾向を見れば、モンブランが10%値下げしたように、一転して値下げ、という可能性もありますが、いつになるか分からない値下げを待つのも辛いですしね。

 →モンブランがユーロ安で、10%の値下げ


▼インターナショナルとセンテニアル

 今回購入したチェック シトリンは、インターナショナルです。すでに持っているパール&ブラックがセンテニアルですので、重複を避けました。

 →「PARKER デュオフォールド パール&ブラック」のレビュー

 購入して使い始めたチェックシトリンですが、やはり買う前から予想していた通り、私にはインターナショナルの方が合っているみたいです。センテニアルは、私にはちょっと首軸が太すぎて持て余し気味なのです。ホントに微妙な太さの差なのですが、インターナショナルの方が私の感覚にピッタリで、そうした点から見ても、今回のチェック シトリンを購入した甲斐がありました。
 軸の軽さともあいまって、大量筆記しやすいのはこちらですね。

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▼気になる点

 購入して数週間使ってみたところですが、気になる点がいくつかあります。

470  一つは、キャップの穴です。これは分かってはいたのですが、ペン先の乾きやすさに改めてビックリです。センテニアルの方は早々に穴を埋めましたので、いかに乾きやすかの感覚を忘れていました。
 早々に穴を埋めようかと思いましたが、キャップの穴をふさぐのに使っていた壁穴補修剤が、完全にひからびていました。新しいの買うまで、とりあえず穴は保留です。


 もう一つ気になる点は、ペン先を捻って書いたときのインクの途切れです。私は以前にも書きましたが、ペン先を右に捻って書く癖があります。細字のペン先は、四角研ぎの中字等とは異なり、多少捻って書いても問題なくインクが追従してくれる場合が多いです。ただ中には、インクが途切れがちな個体も見られ、今回がそれに相当します。

 これは個体差の問題だとは思いますが、結構悩みです。ひねり書きも矯正しようとはしているのですが、なかなか難しいです。多少のペン先調整も施しましたが、十分とは言えません。
 とりあえず、使用し続けて数ヶ月間慣らせば、インク途切れの問題は直ることが経験上分かってます。ですから、今は慣らし運転で我慢です。

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 ただ、同時に購入したマリーナ・ピッコラの方が非常に快調なだけに、チェック シトリンの方は出番が少なめです。まあ、仕方がないですね。

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『趣味の文具箱 Vol.12』雑感 (モンテベルデ・セーラー)

455  遅ればせながら、『趣味の文具箱 Vol.12』を入手しましたので、雑感を。
 今回の表紙はマリーナ・ピッコラです。すでに持っている万年筆が表紙になっているのは、ちょっといい気分かも。

 →デルタ 「マリーナ・ピッコラ」 を入手

 今回はどちらかと言えば新商品の紹介が多めですね。現行品好きとしては、新商品を見るのも楽しいのですが、もうちょっと企画モノがあった方が嬉しいかな。

 ただ、私が好きな工場訪問記が、デルタ、スティピュラ、モンブランの3つあったのは面白く読めました。デルタの本社&工場は、ちょっと笑ってしまいました。どこにでもあるようなアパートを改造した建物なのですから。新興メーカ故の面白さでしょうか。ただ、2009年にも移転の計画があるとか。ドルチェビータも吸入式が出ましたし、着実に力をつけてきているというところでしょうか。


▼モンテベルデの新製品

 新商品で私が興味を惹かれたのは、モンテベルデとセーラーですね。
 モンテベルデの「ファンタジア コレクション」や「スリーピング ビューティ コレクション」は、価格も手ごろで、美しい軸で惹かれます。特に後者は、ローズゴールドで装飾されているというのは、個人的に評価が高いです。

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 →ウォルト・ディズニー・シグニチャー・コレクション (MONTEVERDE)

 ただ、モンテベルデの万年筆は入手性が高いとは言い難いです。モンテベルデと言えば、アーティスタキットやメガインクボールはよく見ますが、それ以外はあまり目にしません。もし購入するとすれば、やはり手にとって実物を確認したいところですが、それが難しそうなのがマイナスポイントです。


▼セーラーの新製品

 セーラーも元気ですね。個人的には「キティエレガントシリーズ」が一番気になっていたり。(^^; 以前に紹介したキティとウォーターマンのコラボに比べても、真鍮製のキャップに大きくハローキティーが装飾されていて、より魅力的です。

 →ハローキティとのコラボによる万年筆が、ウォーターマンより発売に

 もっとも、「プリンセスカラー万年筆」にせよ、「スウィートベリー万年筆」にせよ、ピンク色がベースの万年筆ですから、いい歳をしたおっさんが使うようなものではないですが。ただ、細字のみのラインナップですし、また他にはないユニークさがありますから、実は真剣に購入を検討中です。


 もう一つの注目株は、「キングプロフィット モザイク」ですね。プロギア モザイクのキングプロフィット版と言えます。この万年筆はキャップに装飾リングが一切ついておらず、それだけにモザイク模様がよりハッキリ主張しているデザインです。この辺り、工夫が見られますね。
 もっとも、私は以前から言っているとおり、バランス型が好みではありませんから、購入には至らないでしょう。ただ、プロギアモザイクが再生産されて、販路が拡大される、という噂が以前からあります。個人的はそれに期待します。グリーン以外の別の色も欲しいと思ってるんですよね。

 →「セーラー プロフェッショナルギア モザイク」のレビュー


 その他にも、「プロフェッショナルギア キングサイズ」や「プロフェッショナルギア エボナイト×ブライヤー」といった注目株も発売を控えてます。これらはいずれ、独立した記事として紹介するかもしれません。

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10万アクセス到達 御礼

 当ブログも、開設七ヶ月目にして、10万アクセスに到達しました。今までアクセスしていただいた方には感謝しております。
 書きたいネタはあるものの、時間に追われて書けずにいる、ということが多いのですが、来年からはより密度の濃い記事を書こうと決意している次第です。

 個人的には、手持ちの万年筆の詳細レビューがブログのメインと考えていますので、その記事により一層、力を入れていこうかなと思ってます。
 元々ブログを始めた動機である改造ネタは、色々ヤバイ面がありますので、相変わらず縮小気味にボチボチ書いていく予定です。

 これからも宜しくお願いします。

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ペリカンから自然の美観シリーズ「エベレスト」が発売に

 ペリカンの自然の美観シリーズから、「エベレスト」が発売になりました。「ナイアガラの滝」「サハラ」「ポーラー・ライト」と続いての4作目です。このシリーズも定着してきた感がありますね。

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 →ペリカン 特別生産品 自然の美観シリーズ M640 「エベレスト」 万年筆 (文栄堂)


▼ユニークな形状とデザイン

 この自然の美観シリーズの最大の特徴は、中央部がふくらんだ独特の軸形状にあります。私が持っているのはナイアガラの滝ですが、ユニークな樽型にもかかわらず、意外に手にフィットして、書きやすいです。
 ブラスベースの金属軸ですから、スーベレーンなどのスタンダードラインと比べても、結構重めですね。軸素材故に、レーザー彫刻など凝ったデザインが施されているのがこのシリーズの特徴と言えます。


 さて、このエベレストですが、デザインとして一番ぶっ飛んでいる印象を持つのは私だけでしょうか。シルバーラッカーの上にゴールドプレートで等高線とエベレストを表現しているようですが、あんまりエベレストという感じがしないです。中央部の大きな金色部分が印象強すぎです。
 ん~、どうなんでしょう。デザインの好みは人それぞれですから、このデザインが気に入った、という方もいるでしょうが、私はこのエベレストは、シリーズの中で一番惹かれないです。

 とは言え、写真と実際の印象が違うというのはよくあることです。ポーラー・ライトも、写真よりかは実物の方がよく見えましたし。基本的に私はこの自然の美観シリーズの形や筆記バランスが好きですので、一応、実物を店頭で確認してみるつもりです。


▼スーベレーン625 新色 バイオレット

 オマケとして、スーベレーン625に新色のバイオレットが加わったことも紹介します。

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 スーベレーン625は、シルバー好きの私がずっと気になっている万年筆で、手にとって買う寸前までいったことがあります。ただ、もう一押しが足りない印象なんですよね。価格がもう一歩下がっていれば別なんでしょうが、8万というの値段でしたら、もう少しの装飾などの凝った部分が欲しいと思ってしまいます。
 特に私はキャップを外して筆記することが普通ですから、胴軸にもう一工夫欲しいところです。

 →ペリカン 万年筆 スーベレーン625シリーズ シルバー/バイオレット (ペンルーム)

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セーラーからの限定万年筆を3つ紹介

 セーラー万年筆から、この年末に出た新モデルを3つ紹介します。基本的に既存モデルの色違いバージョンなので、まとめてということで。
 それにしても、この3つとも、プロギア(スリム)ベースなんですよね。バランス型があまり好みではない私としては歓迎すべき傾向です。

暁 あかつき

 三越松山店から、30本限定で『暁 あかつき』が1月24日に発売になります。みかんと夜明けの空をイメージした、綺麗なオレンジ色のスケルトン万年筆です。

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 商品ページにはあまり詳しいことが書かれていませんが、価格や21kペン先であることから見て、プロフェッショナルギアがベースのスケルトンだと思われます。

 →三越 松山店 オリジナル万年筆 『暁 あかつき』 (セーラー公式)

 三越の限定万年筆は、ダンデライオン、モカに続いて、これで3本目ですね。モカはオリジナルインクがついて26,250円でしたが、今回の『暁 あかつき』はオリジナルインクなしで21,000円です。インクが必要ないという方にはお手頃と言えます。
 また、字幅もモカと異なり、細字、中細、中字と3種類揃っていますから、細字好きの人でも安心です。

 →セーラーから「日本橋三越本店限定 "モカ"」が発売に (11/21の記事)

 三越のセーラー限定万年筆は、短期間に続きますね。こうなったら、18店舗を完全制覇して欲しいです。(^^; とはいえ、私の行動範囲である近畿地区には三越がないので、その恩恵にはあずかれそうにないのが残念なところです。


プロギアスリム 2009 ニュー・イヤー・カラー

 プロギアスリムは色々なカラーバージョンがあって、把握しきれないぐらいです。そんな中、2009年の新色として、[アカ] [ブルー] [ホワイト] [ムラサキ] の4色が、季節限定品として発売になります。

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 ムラサキとブルーがシルバートリムで、ホワイトとアカがゴールドトリムになっています。

 →プロフェッショナルギアスリムカラー万年筆2009ニュー・イヤー・カラー[アカ] (いるかの万年筆やさん)

 個人的には紫色が気になりますね。万年筆には色々な色軸がありますが、紫色でいい感じのが少ないんですよね。その点、このプロギアスリムのムラサキは、いい感じのパープル色です。
 もっとも、最近購入したグランザスネオの首軸とキャップが紫色に近い色合いだったので、自分の中での紫色への物欲はそれで結構満たされてはいるのですが。

 →「セーラー グランザス ネオ」のレビュー


趣味の文具箱 プロギア限定ブルー

 そして最後は、雑誌『趣味の文具箱』のオリジナルモデルとして、プロギア限定ブルーが発売になっています。

 →セーラー×趣味の文具箱 第3弾 プロフェッショナルギア 限定ブルー (クロスポイント) (sideriver)

448  このモデルは、限定カラーとしてはブルーなので、どちらかと言えば地味目かもしれません。ただ注目点は、20本限定でクロスポイントのモデルがあるという点でしょうか。
 クロスポイントに興味があるという方には、有力な選択肢になるでしょう。また、オリジナルインクとして、濃い抹茶色の「恋待茶」が付属しています。

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久々に、amazonを使ってみた

445 『趣味の文具箱 Vol.12』が発売されましたね。さっそく入手するために本屋へ直行、といきたいところですが、年末で仕事が立て込んでいて、本屋に行っている時間が取れそうにありません。

 ということで、ひさびさにamazonを使って、『趣味の文具箱 Vol.12』を注文しました。


▼店頭主義

 私は万年筆にせよ書籍にせよ、実際に店頭で購入する方が好きで、ネットショッピングはあまりしません。
 特に万年筆の場合は、写真の印象と見たときの印象が違うことがよくあります。思いっきり買う気満々で店に行ったのに、実物を見てガッカリしてやめた、なんて経験はいっぱいあります。ペン先の個体差のこともあって、ネットで万年筆を買うのはごく稀ですね。買う場合は、実物をすでに確認済みで、しかもペン先の個体差の少ない国産万年筆、という場合がほとんどです。

 しかし、万年筆以外の書籍や生活雑貨で、購入する対象が決まっているときは、出かけなくても確実に手に入れられるネットショッピングは、忙しいときに便利なのは確かです。


 どうせ注文するなら、ということで、他に新書やビジネス書なども注文しました。ただ、実際に届いてみると、いくつかの本はちょっと期待はずれだったかも。内容にある程度の保証がある本でない場合は、やはり本屋で中身を確認してから購入した方がよさげですね。

446  まずは、購入した古典の名著である『大暴落1929』 ジョン・K・ガルブレイス (著) は期待外れでありませんでしたので、これから読むとしましょう。

 →大暴落1929 (日経BPクラシックス) (amazon リンク)

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デルタ 「マリーナ・ピッコラ」 を入手

 先月に店に注文して取り置きしてもらっていた万年筆を、先日取りに行ってきました。そのついでに、デルタの"マリーナ・ピッコラ"も手に入れてきました。以前にこのブログでマリーナ ピッコラを紹介したとき、EFが日本で購入できるのか心配、と書きました。しかし無事にEFを購入できて、一安心です。

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 →デルタ カプリコレクション マリーナ・ピッコラ 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

▼第一印象

 ポケットサイズだけに、長さは短めですね。私は基本的にキャップをつけずに書くのですが、このマリーナピッコラは、キャップをつけないとさすがに短すぎるので、キャップをつけて使ってます。手持ちのと比較すると、軸が太めのプロギアスリム、という印象です。カートリッジ専用ですので、空カートリッジにスポイトでインクを注入して使ってます。

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(※カスタム レガンスと比較しました。)


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 ペン先をルーペで見ても、イリジウムが綺麗に研がれていて、気持ちよく書けます。私はペン先を左にひねって書く癖があるのですが、ひねって書いてもインクが途切れず書けるので快適です。購入したばかりだと、ひねって書くとインクが途切れるという例がまま見られますが、これに関してはそういうことはありません。

 ポケットサイズの万年筆だけに、ドルチェビータと比べると、ニブは一回り小さいです。


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 キャップトップには、カプリ島のシンボルとなる時計塔の文字盤のイメージが刻まれています。

 しかし、クリップの位置からすると、微妙に角度がズレてるんですよね。う~ん、この辺りはさすがに国産やドイツ製と違って、おおらかなイタリアらしさが発揮されていると言えるでしょうか。


▼ペン先の種類が!?

 箱の中にはイタリア語と英語で書かれた説明書らしきものが入っていました。それをぱらぱらと見ていたところ…

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( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ ・・・ (;゚д゚) !?

 字幅にEEF(!)やOM、STUBがあるじゃないですか! まさに、工エエェェ(´д`)ェェエエ工 という感じです。これは驚きです。海外通販サイトをいくつか見て回っても、そんなペン先は売られてませんから。それらの字幅はどういう扱いになっているんでしょうかね。

 一つ考えるヒントになるのは化粧箱の表記でしょうか。化粧箱の横を見ると、F M B の表記は印刷で、手書きでEFと書かれているんですよね。これから想像するに、F M B の三種が基本で、他の字幅は受注生産、あるいは少量生産という扱いなのかもしれません。

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 手元のEFで十分に満足しているとは言え、もしEEFがあるのなら、それが欲しかったかも。(^^;


▼恐るべき化粧箱

 ところで、今回の購入で一番驚いたのは、その化粧箱の大きさです。今まで色々な化粧箱を見てきましたが、大きさでは最大です。いくら何でも、邪魔にもほどがあります。この大きさにする必然性はないでしょう。

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 中を見ると、二つの箱が入ってます。万年筆自体は下の箱に入っていて、上の箱は空なんですよね。う~ん、意味が分かりません。本国とかでは上の箱にオマケのブツでも入っていたりするんですかね。いずれにしても、あまりに邪魔なので、早々に箱は処分しようかと思います。

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『PEN BRAND-世界の万年筆ブランド-』を読む

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 以前にも書きましたが、日本輸入筆記具協会発行の『2008 ペンカタログ』と内容が重複するということで手に入れるかどうか迷いましたが、マイナーブランドも載っているということで、入手することにしました。

 『趣味の文具箱 Vol.12』が、12月20日の今日に発売されるというタイミングではありますが。(^^;

 →趣味の文具箱 Vol.12 (外部リンク)


▼高級ブランド

 コンウェイ・スチュワートやエクスキャリバー、オノトなど、情報があまり少ないブランドについてもある程度紙面が割かれているので、参考になります。もっとも、これらのブランドは高級品ばかりなので、眺めるだけで購入は無理なんですが。
 それにしても、エクスキャリバーのシリーズは、どれだけ売れているんでしょうね。ぺんてるという会社イメージからは、あまり高級万年筆は似合わないと思ってしまうのですが。(汗)

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 それにしても、こういう雑誌を見る度に、中屋の万年筆が欲しくなって困ります。ずっと購入しようかどうか迷っているのですよね。

 私は基本的に派手な色軸か銀軸が好きなのですが、漆塗りの万年筆を一本持っておきたい気持ちがあります。一番手軽な漆の万年筆と言えば、パイロットのカスタム845ですが、私は黒軸は好みではありません。その点、色や形のバリエーションの多い中屋はかなり惹かれます。他に漆と言えば、S.T.Dupontの「オランピオ 黒純正漆」などもありますが、舶来モノと漆というのはやはり合わないと感じます。


 購入するとしたら、十角軸の赤溜ですね。形も特徴的ですし、色合いも好みです。ただいかんせん、価格が高めなので、躊躇してます。ただ、かなり物欲が刺激されているのは確かですので、たまたま財布に余裕があって、他に欲しい万年筆がない場合、エイヤっと買ってしまうかもしれませんが。

 →中屋万年筆 (公式サイト)

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多条ねじについて

 前回の記事で、ネジ式万年筆においてキャップを閉めるときに必要な回転数をまとめました。だいたい、1~2回転の間というのが主流でしょうか。少ない回転数で楽にキャップが開け閉めできるように設計されてます。

 しかし、ねじ山を見ると、何回転もねじが切られていて、そのように少ない回転数で開け閉めできるのは、一見すると不思議に思えます。調べてみたところ、その秘密はねじが多条ねじになっていることにあるようです。多条ねじについては、以下のページで詳しく解説されています。

 →多条ねじ 四条ねじについて (masahiro万年筆製作所 内野成広の 「万年筆への情熱」)

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■一回転弱辺りが理想

 例えば、ペリカンの「自然の美観シリーズ ナイアガラの滝」の場合、わずか7/10回転でキャップが開け閉めできます。胴軸を見ると、約4重弱のねじが切られています。そして4条ねじになっており、そのために、約半回転でキャップが閉められる訳です。

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 それに比べると、ボーテックスや英雄H1001Aは一条ねじとなっており、それが開け閉めに多くの回転を必要とする原因になってます。

 実際に使っていても、2回転以上はやはり開け閉めが面倒だと感じますね。とはいえ、ナイアガラの滝のような半回転というのはさすがにやり過ぎ感があります。安定感がないですし、意図しない状況で外れそうで不安があります。1回転と少しというのが、個人的にはちょうどいいぐらいに感じます。

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ネジ式万年筆におけるキャップ回転数の一覧

 万年筆によって、キャップの開閉に必要な回転数は異なります。この記事では、その回転数を調べて一覧にしてみました。なお、切られているネジの数に対して、必要な回転数が少ない理由については、次の記事を参照してください。

 →多条ねじについて

▼回転数一覧

6/12
・LAMY アクセント
7/12
・M640 ナイアガラの滝
8/12
・レディパトリシア(1930年代) ・モンブラン モーツァルト 114 ・ファーバーカステル クラシックエボニー
9/12
・モンブラン No32/31
10/12
・カスタムカエデ ・ドルチェビータ ミディアム ・スーベレーン[M600、M1000] ・トラディショナル[M215、M250] ・ペリカン 400 ・シェーファー シュノーケル ・ペリカン カリグラフィー ・クリスチャンディオール ・モンブラン146 銀キャップ ・ジャコモ・プッチーニ ・マリーナピッコラ ・エンリコ・カルーソ1KS ・ブルーグロット
1
・マーレン21 ・セーラー1950 ・プラチナ リージェンシー ・コンウェイ75、100 ・モンブラン149 開高健モデル ・デルタ アメリーゴ・ヴェスプッチ ・カヴェコ スポーツ復刻 ・Stylo Art 軽井沢 カリビアン・スウィール ・ビィスコンティ マッツィー ・イスラエル60 ・デルタ ロス・ボラッチョス1KS ・ファーバーカステル サテンウッド
1 2/12
・マイスターシュテュック ソリテール ヘマタイトスティール ・プラチナ セルロイド八角軸 ・モンブラン スターウォーカー
1 3/12
・カトウセイサクショ 850 ・オマス オジバコレクション スケルトン ・ルイ・ヴィトン ドック・キュイール ・コンウェイDandy ・英雄 HERO 371
1 4/12
・プレジデント ・VLR ・レガンス[旧] ・オプティマ[ソリッドシルバー] ・タレンタム ・エイシア ・中屋 十角軸 ・シェーファー バンブー
1 6/12
・プラチナ銀無垢 ・英雄 H3000 ・コンクリン マーク トウェイン ・デコペン ・シェーファー ノンナンセンス ・ダンヒル GMTコレクション ・レシーフ プレススリムシリーズ ・TWSBI Diamond530 ・ミニオプティマ ・モンテグラッパ クイーン・オブ・ハート
1 8/12
・#3776 ・カスタム742、743、745、748 ・カスタム ヘリテイジ91
1 9/12
・ミクラ ・セーラー プルマ・パラボリカ ・ヴァン・ゴッホ マキシ
1 10/12
・カスタム74[透明] ・ヘリテイジ92 ・アセテート桜 ・プロフィット21 ・プロフェッショナルギア[スリム、モザイク、ミニ] ・プロシック ・グランザスネオ ・ジュリアーノ・マッツォーリ オフィチーナコレクション ・モンブラン フリードリッヒ・シラー ・モンブラン149
2
・バンブー ・オペラ ・プロフィット ふでDEまんねん ・モンブラン ボエム
2 2/12
・デュオフォールド[インターナショナル、センテニアル] ・タスカーニ ・ロットリング ティンテンクリ
2 3/12
・カスタム(94年製) ・プロフィットシータ
2 4/12
・カルティエ150周年記念
2 6/12
・カトウセイサクショ グリーンのきらめき ・丸善 ストリームライン ・クローズドエンド楔
2 8/12
・丸善120周年記念
2 9/12
・大橋堂 梨地塗り
3
・ボーテックス ・モンテグラッパ テルティオ
3 6/12
・KAIGERU K316
3 9/12
・マーレン ル・レーヴ
4
・モンテグラッパ エキストラ1930 ・モンテグラッパ ビブリオテカ・アレキサンドリア
5
・英雄 H1001A

▼雑感

 ナイアガラの滝が回転数が少ないというのは実感していましたが、カエデも同じぐらい少ないというのは驚きでした。ナイアガラに比べればカエデの方がしっかり閉まる印象がありますので。1/6強の差でも大きいということでしょうか。

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 ボーテックスが、「キャップを閉めるのが面倒」とよく言われるのも分かります。低価格品で気軽に使うモデルにしては、3回転というのは多すぎでしょうか。

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 それにしても恐るべきは、英雄 H1001Aですね。この記事を書く前から、最大回転数はこれに間違いないと確信していましたが、実際に測ってみると、5回転というのは自分でもビックリです。

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▼備考

  • 測定法は、キャップを外した状態からキャップを嵌め、ネジが引っかかった地点を起点として、完全に閉まるまでに必要な回転数を測りました。
    (キャップの方を回すと、クリップのおかげで測定しやすいです。)
  • 分かりやすいように、1/12で分けるよう、記述を変更しました。時計盤をイメージすると分かりやすいと思います。
  • 同じモデルでも、製作時期によって違いがある可能性もあります。
  • 多少の誤差があるかもしれませんので、ご容赦願います。
  • 一覧を見やすくするために、メーカー名は省略しました。(一部除く)

※更新履歴

(11/03/04) ・mercuryo さんからの情報提供により、「英雄 HERO371」を追加。
(11/02/19) ・とも さんからの情報提供により、「ペリカン 400」「ヘリテイジ92」「アウロラ タレンタム」「モンブラン モーツアルト 114」「モンブラン スターウォーカー」「ファーバーカステル クラシックエボニー」を追加。
(10/12/05) ・独酌 さんからの情報提供により、「モンテグラッパ クイーン・オブ・ハート」、「テルティオ」、「ビブリオテカ・アレキサンドリア」を追加。
(10/08/23) ・まっきい さんからの情報提供により、「クローズドエンド楔」、「アウロラ ミニオプティマ」、「デルタ ロス・ボラッチョス1KS」「エンリコ・カルーソ1KS」、「ブルーグロット」、「ファーバーカステル サテンウッド」、「モンブラン149」を追加。
(10/08/21) ・まっきい さんからの情報提供により、「モンテグラッパ エキストラ1930」を追加。
(10/02/03) ・二右衛門半 さんからの情報提供により、「オマス・オジバコレクション スケルトン」「モンブラン146 キャップ銀」「モンブラン149ニアリィ開高健モデル」「カヴェコスポーツ復刻(現行)」「レディパトリシア(1930年代)」「ダンヒル GMTコレクション」「セーラー プロフィットシータ」「ロットリング ティンテンクリ」「モンブラン ボエム ミニサイズ」「ルイ・ヴィトン ドック・キュイール」「ジュリアーノ・マッツォーリ オフィチーナコレクション」「レシーフ プレススリムシリーズ」「モンブラン フリードリッヒ・シラー」を追加。
(10/02/03) ・二右衛門半 さんからの情報提供により、「カルティエ150周年記念」「セーラープルマ・パラボリカ」「セーラー1950」「プラチナ・リージェンシー」「ペリカン・カリグラフィー」「コンウェイ75」「丸善120周年記念」「クリスチャンディオール」を追加。
(10/02/01) ・ショウ さんからの情報提供により、「カスタム(94年製)」を追加。
(09/06/18) ・mercuryo さんからの情報提供により、「丸善ストリームライン」「モンブランNo32/31」を追加。
(08/12/25) ・くろ さんからの情報提供により、「プロフィット ふでDEまんねん」を追加。
(08/12/19) ・zero-52 さんからの情報提供により、「デコペン」「シェーファー ノンナンセンス」「カトウセイサクショ グリーンのきらめき」「KAIGERU K316」を追加。
(08/12/18) ・からんせ さんからの情報提供により、「LAMY アクセント」を追加。
(08/12/17) ・プチおたく さんからの情報提供により、「カスタム742」を追加。

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デルタから「カプリ マリーナ コレクション」が発売に

 

(12/21 追記) マリーナ・ピッコラを購入しました。


 デルタから、新しく「カプリコレクション」が発売になりました。「マリーナ グランデ」と「マリーナ ピッコラ」の二種類です。

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 →デルタ カプリ コレクション (boq.jp)
  (カプリコレクションは一番下)


▼海と空をイメージ

 二本とも、鮮やかなブルーの色合いを持つレジンが使われた美しい万年筆です。グランデの方は、ブラックをベースにブルーがワンポイントで入った落ち着いた一本で、ピッコラは逆にブルーを基調とした派手な一本です。

 このカプリコレクションにはかなり惹かれます。特に、「マリーナ ピッコラ」はど真ん中ストライクです。
 私は以前から、デルタのイスラエル60を購入しようかどうか、ずっと迷ってました。あのブルーの胴軸がかなり気に入ったのです。しかし、価格が10万近くすることもあって、店頭で手にして悩んだりしつつも、購入に至りませんでした。
 そうしたときに、マリーナ ピッコラの登場です。イスラエル60に似た胴軸を持ち、価格的にも一回り下がってます。かなり嬉しいです。私的にはかなり許容範囲の値段ですので。

 現段階では、ほぼ購入決定です。


▼小型サイズ

 なお、名前の通り、マリーナ グランデは大型サイズで、マリーナピッコラは小型サイズです。『PEN BRAND-世界の万年筆ブランド-』の p.30 に原寸大の写真がありますので、それも参考になります。

 ピッコラの首軸が細そうなのも、私的にはポイントが高いです。私は首軸があまり太すぎるのは苦手なんですよね。ドルチェビータ ミディアムやデュオフォールド センテニアルは、使っていて首軸が太すぎると感じます。それに比べれば、ピッコラはいい感じの太さのように思えます。

 ただ、グランデが両用式なのに対して、ピッコラがカートリッジ専用というのはマイナスポイントですね。ポケットサイズゆえに仕方がないのでしょうか。


▼EFが日本で発売されるのかどうか

 ただ気になるのは、このカプリコレクションがEFを日本で出すのかどうかです。ドルチェビータにはEFがあるにもかかわらず、日本ではEFが未発売です。私のような細字趣味の者にとっては、これは超重大な問題です。
 最初からEFがないのなら諦めもつきますが、EFが本国でラインナップされているにもかかわらず、日本で発売しないというのはさすがに納得がいきません。輸入代理店の公式サイトではEFの表記はありますが、通販サイトではEFの発売がないんですよね。
 非常に嫌な予感がします。

 もしEFが日本で未発売なら、最後の手段として、海外からの通販も検討しています。海外からの通販だと送料が多くかかりますが、昨今の円高でそうしたデメリットも打ち消されつつあります。
 ただ、海外からの通販だと、ペン先が不良品であるなどのトラブルが生じたときに、面倒になりそうなんですよね。できれば国内で買えればそれに越したことはないんですが…

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シルバー軸の万年筆をいぶす方法

 前回の記事で、銀軸のパイロット「カスタム748」のいぶしについて書きましたが、今回の記事では、その手順について簡単にまとめておきます。説明にあたって、新たにいぶすシルバー万年筆の用意です。今回は、グリフォスの「NYLOE 925 F-G11」をいぶしてみます。

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▼いぶし液について

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 まず必要なのはいぶし液です。いぶし銀の黒ずみとは、硫化作用によって形成された被膜ですから、いぶし液は基本的には硫黄が主成分です。いぶし液は硫黄だけにそれなりのにおいがしますから、作業は洗面所などで行った方がいいでしょう。

 いぶし液は東急ハンズや、ハンドクラフトのシルバーアクセサリーを扱っている専門店などで手に入ります。専用のいぶし液を使わず、硫黄系の入浴剤である六一〇ハップを使うという手も昔は一般的でしたが、六一〇ハップは例の件で生産終了になりましたので、今は専門のいぶし液を使うしかありません。

▼銀をいぶす手順

 銀をいぶす前に、しっかり脱脂を行っておくことが大切です。台所にある中性洗剤や重曹で洗うなどすればいいでしょう。脱脂が中途半端だと、いぶしにムラが出来てしまいます。(※実は、カスタム748を最初にいぶしたときは、その問題が生じてしまいました。)

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 脱脂をした後はしっかり乾燥させ、いぶし液をつけます。専用のカップを用意しておくと良いでしょう。

 いぶし液によって、原液をそのまま使う場合と、薄めて使う場合との二種類があります。で、実は私が持っているいぶし液は薄めて使うのかそのまま使うのか、不明でした。ただ薄めて使う方が普通のようでしたので、薄めました。

 薄めて使う場合は、70~80℃程度の熱湯でいぶし液を薄めて使うことで、効果的にいぶせます。部分的にいぶしたいときは、筆を使っていぶし液を塗ればいいですし、全体をいぶしたいときは、いぶし液に全体を漬けてしまいましょう。

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 いぶし終わって真っ黒になってますね。写真を撮るために十分に時間をかけて漬けなかったために、まだらになってしまいました。黒ずみが定着するまで、下手に触らない方がいいかもです。

▼シルバークロスで磨く

 いぶし終われば、後は自分の好みに応じて、銀磨き布などで磨きましょう。その時、手に銀磨きクロスを持って磨くと、思った以上にいぶしが取れることがあります。そうした場合は、銀磨きクロスを机など平らな面に置き、万年筆の方を動かして磨くと、出っ張った部分のいぶしだけがとれて、うまくいきやすいです。どこまでいぶしを取るかは、磨きながら考えると良いでしょう。

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 なお注意点ですが、いぶし作業を行った後、数日間は硫黄成分が気化を続けるそうです。ですから、いぶした万年筆の近くに銀軸万年筆を置いておくと、それもいぶされてしまう恐れがあります。というわけで、いぶした後は、ある程度の期間は隔離しておいた方が無難です。

▼難しい…

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 というわけで、シルバーのいぶし方を説明するために、今回はグリフォスの万年筆をいぶしたわけですが、いぶしの難しさにめげそうです。(^^; 前回カスタム748をいぶしたのは数年前ですから、その難しさをすっかり忘れてました。前回も、何度かいぶしをやり直して、ようやく上手くいったんですよね。

 あと、いぶす万年筆の選択も誤ったかもしれません。この万年筆は凹みの部分が浅くて、その部分だけ黒ずみを残そうとしても、黒ずみを取れてしまいやすいんですよね。いぶしやすい柄、いぶしの似合う柄、という違いが、万年筆ごとにありそうです。

 いずれにせよ、何度かいぶし直すなどして、じっくり取り組もうと思ってます。いぶしは難しいので、この記事を見てやろうと思った人は、安易に考えない方がいいかもしれません。まあ、いざとなったら、液体のシルバークリーナーで、全部元に戻すこともできますが。

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パイロット カスタム748 を燻す(いぶす)

 私はスターリングシルバーの万年筆が好きで、愛用しているのが多いです。その中で、パイロットの「カスタム748」は、いぶして使ってます。

 私が持っているカスタム748はバーリィコーンの模様ですが、常々この模様は銀の光り方がイマイチで、あまり好みではないと感じていました。ということ で、いっそのこといぶしてしまおう、と思い立って、いぶした次第です。全般的に古びさせた、というよりは、模様の凹んだ部分だけを黒ずませた、という感じ です。結果としてはうまくいき、以前よりもカスタム748がお気に入りになりました。

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(写真だと、バーリィコーン柄がモアレ風になって、綺麗に取りにくいですね)

▼バーリィコーンの模様

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 ただ、いくつか問題も発生しました。いぶした後は、自然に黒ずむのも熟成の一つとして経過を見守っているわけですが、写真のように、胴軸のキャップで隠れる部分が、他と比べて黒ずみが薄めになってしまいました。首軸に近い辺りは、キャップに隠れることに加え、使うときに指に当たってこすれるために、硫化が進まなかったのだと思います。

 いぶし液で微調整しようかとも思いましたが、とりあえずはそのままにしてます。上手い具合に自然に黒ずませるのも難しいですね。しばらく使わずに放置すれば、黒ずみも進むと思いますが… また、いぶすときに、首軸のプラスチック部分にもいくらかいぶし液が付着してしまって、すこし白く変色してしまいました。いぶすときは、そうした点に注意した方がいいでしょう。

 シルバーを上手くいぶすのは難しいですね。経験値を積めばうまくいくのでしょうが、ぶっつけ本番だとなかなか難しいです。

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改造に関する記事がご無沙汰に

 年の瀬も押し詰まり、仕事で大量の文書を書く機会が増えてきました。そんな中、最近になってよく使う万年筆が、スーベレーンM600にカスタム74のニブをつけた一本です。

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▼軽くて太軸

 私は金属軸の重い万年筆もかなり好きですが、さすがに大量筆記をする場合は、軽めの万年筆をよく使います。国産だとレガンスやギャザード、プロギアモザイクなどを使いますが、舶来だとペリカンM600が、軽さといい軸の太さといい、大量筆記をする時にはちょうどいい万年筆として愛用してます。

 ただ、M600はEFでも、私の細字趣味からは太すぎると感じますので、国産ニブをつけた改造ニブユニットの出番となる訳です。元々この改造ユニットはペリカンのM640「ナイアガラの滝」につけていたものですが、大量筆記する機会が増えた先月にM600と交換しました。
 こういう時は、ニブユニットに互換性のあるペリカンは便利ですね。


▼最近の改造ネタ事情

 最近、当ブログでは改造ネタの記事を書くことが少なくなってます。元々、私がこのブログを書き始めたのは、舶来万年筆に国産ニブをつけるという改造について、自分の備忘録的な意味合いで書いてまとめておこうというのが動機でした。
 ただ、初期のアクセスが少なかった頃はともかく、最近になってアクセスがそれなりに増えた今だと、改造ネタのようなヤバい面のあるネタは、書くのが少し躊躇われるようになってしまいました。なにせ、首軸を削ったり、ニブを瞬間接着剤で太らせたりと、下手をすると万年筆を壊して駄目にしてしまうおそれのあるネタですからね。

 万年筆のニブの抜き方やらその注意点やら、書こうと思っている記事はいろいろあるのですが、何となく後回しにしている内に、万年筆のレビューや新製品についての記事が中心のブログになってきました。

 まあ、最近はブログの方向性として、それでもいいかなとも思ってます。最近は自身の改造においても、ニブ交換は一段落し、イリジウムを削って細くする、という方に力を入れてますし。その理由はいくつかありますが、交換用の国産ニブのストックが尽きた、というのが大きいです。(^^;
 なお、研ぎネタはさらにヤバい面がありますし、他のブログで詳しく書かれていますから、このブログで扱うことはないです。

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鉄刀木(たがやさん)の胴軸に傷が…

 私がセーラーの鉄刀木を使うために取り出したところ、なんと胴軸に傷がついているのを発見してしまいました。(泣)

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 →「セーラー 鉄刀木(たがやさん)」のレビュー


▼乱暴な扱いが元凶

 最初は糸くずか何かかと思ったのですが、こすっても取れず、よく見れば、結構深い傷でした。個人的にかなりショックです。鉄刀木は、かなりお気に入りの一本です。しかも、傷は結構目立ちます。色軸や金属軸なら、模様などに隠れますが、鉄刀木はそういうわけにもいきません。

 私は100円ショップで購入したトレイにたくさんの万年筆を放り込んで、必要に応じて取り出して使っているのですが、それがマズかったのかもしれません。取り出すときにガチャガチャ万年筆同士がぶつかりますし。

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(↑傷がなかった頃の在りし日の姿)

 これは参りました。金属軸や樹脂軸なら、銀磨きやプラスチック磨きで磨くという手もありますが、鉄刀木の場合は木軸の上にコーティングがされているという形ですから、研磨剤を含む布などで磨くわけにもいきません。同じ木軸でも、コーティングがされていないモノなら、磨き布などで磨くこともできるのでしょうが。

 さて、どうしましょうか。胴軸と似たような色で傷を埋めれば目立たなくなるでしょうが、下手にやって余計に目立っては元も子もありません。とりあえず、近くのホームセンターか東急ハンズにでも行って、傷の補修剤でも物色してこようと思います。

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ハローキティとのコラボによる万年筆が、ウォーターマンより発売に

 ウォーターマンより、ハローキティとのコラボレーションによる万年筆が発売になります。2009年1月からの発売だそうですが、もう通販サイトでは販売されているみたいですね。

 →ウォーターマン×ハローキティ コラボの万年筆&ボールペン (外部リンク)
 →ウォーターマン チャールストン アイボリーホワイトGT 万年筆ハローキティ 35th スペシャルエディション (P.F-ROAD)

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▼世界的な人気キャラクター

 他分野とコラボしての万年筆発売は珍しいことではありませんが、ハローキティとのコラボというのはかなり意外性がありますね。しかも、数千円の低価格品ではなく、チャールストンとメトロポリタンという、それなりのランクの万年筆とのコラボです。キャラクター製品にしては、確かな品質のグッズと言えるでしょう。

 まあ、聞くところによると、ハローキティは世界的に人気で、海外の高級ファッションブランドからグッズが出ることも珍しくないみたいですし、これもその流れにあるんでしょうね。私なんかだと、どうしてもハローキティは子供向けというイメージを持ってしまいますが。


 本格的な万年筆としても十分に実用的な一品ですから、ハローキティが好きという方は、購入を考慮に入れてもいいんじゃないでしょうか。


 なお、万年筆以外に目をやると、ハローキティと筆記具のコラボとしては、「はろうきてぃ優美蒔絵 複合筆記具(2色ボールペン+シャープペンシル)」という、少し微妙(^^;な一品もすでにセーラーから発売済みだったりします。
 ハローキティと蒔絵の組み合わせというのは、さすがに想像の先を行ってます。

 →はろうきてぃ優美蒔絵 複合筆記具 (セーラー公式)

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画像のポップアップ拡大表示が可能に

 ここ数ヶ月の間、ココログのシステム側の不具合で、画像のポップアップ(ライトボックス)を使った画像の拡大表示ができませんでした。しかし、本日にシステムが復旧し、ポップアップ表示が再び可能になりました。

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 画像をクリックすれば、javascriptを使ったポップアップで拡大表示されます。別ウィンドウを開いていた今までに比べれば、便利になったと思います。

 ただ、拡大画像は横1000pxにしていますので、低解像度のディスプレイで閲覧している場合は、横スクロールが必要になるので、注意が必要です。

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パイロット「カスタム レガンス」のレビュー

 パイロットの「カスタム レガンス」 ブラウン、Fニブです。

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(1)外観

 国産万年筆は、比較的地味な外観のモデルが多いです。ですから私のように、細字が好きで、しかも派手な外観が好き、という人間にとっては、悩みがとても多いです。そんな中、レガンスはイタリア万年筆のような綺麗な色の軸で、とてもありがたい存在です。私が持っている国産万年筆の中では、派手さという点ではプロギア・モザイクとタメを張る存在ですね。

 →「セーラー プロフェッショナルギア モザイク」のレビュー

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 レガンスは、ブラック、レッド、ブルー、ブラウンの4色展開です。レッドやブルーは、私がすでに持っている他の万年筆とかぶる意味合いがありました。それに比べれば、ブラウンは他にあまり類例のない色合いでしたので、私はブラウンを購入しました。ユニークさを重視するならブラウン、派手さが好みならレッドやブルー、シックさならブラックを選ぶと良いのではないでしょうか。

(2)ペン先

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 ペン先は5号ニブで、カスタム74系と同じです。基本的にガチニブで、しなりはあまりなく、高い筆圧も受け止めてくれるニブです。筆圧の高くなった現代人に合っているとも言えますね。万年筆は初めてという人でも、使いやすいと思います。

 インクフローはとても良く、特にパイロット製インクを使うと出過ぎるぐらいに出ます。ですので、インクの出が渋くて困ることはないのですが、一方で使う紙によっては字がにじみがちになります。細字ニブの特徴については、以下のリンク先を参照してください。

 →国産万年筆 / 三社の細字の特徴と違い

(3)筆記バランス

 レガンスは軽めの万年筆です。私は大量筆記するときによく使います。キャップをつけてもつけなくても、どちらでも快適に筆記できます。軸の太さも平均的で、万年筆の入門用としても適しているのではないでしょうか。

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(4)モデルチェンジ

 レガンスは数年前にモデルチェンジしました。旧レガンスと新レガンスとでは、色々な点が違います。まず、旧レガンスはカスタム74と同じくバランス型ですが、新レガンスは上下が平らなベスト型です。ちょうど、セーラーの「プロフィット21&プロフェッショナルギア」の関係と同じです。

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 また、旧レガンスは伝統的な丸玉クリップなのに対し、新レガンスはすらりとした印象です。リングの形も異なります。金トリムと銀トリムの違いもあって、新レガンスの方がクールな印象があります。

 軸の柄は、旧レガンスはプロギアモザイクのように、黒い部分が多く、深みがあります。それに対し、新レガンスは明るい部分が多く、より派手なのはこちらですね。大理石風と言って良いでしょうか。明るい部分が光に反射してキラキラして、とても綺麗です。材質はプロピオネイト樹脂です。

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(5)その他

 キャップはネジ式です。吸入方式は両用式で、コンバータはCON-20、50、70のすべてが使えます。吸入量の多いCON-70が使えますから、持ち歩いての使用でも、インク切れの心配が少なくて安心です。

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 それから私の個体だけだと思いますが、首軸部後端のゴムリングが外れてしまいました。特にそれによる弊害はありませんが、少し気になる点ではあります。

(6)総評

 国産万年筆としては数少ない、派手な色柄万年筆として、貴重な存在です。プロギアモザイクは、販路も出荷数も限定されていたのに対して、レガンスはいつでもどこでも手に入れられます。軸の色合いは、どちらかと言えば旧レガンスの方が好きだったのですが、全体のフォルムやクリップの形などは新レガンスの方が好みですね。

 とても美しく、使いやすい万年筆です。2万円と価格も手ごろですから、派手な見た目の国産万年筆が欲しい、という人にピッタリの万年筆です。

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※スペック一覧

・重さ 全体:22g キャップ:8.5g キャップなし:13.5g
・長さ 全長:13.3cm キャップなし:11.8cm 後尾にキャップ:14.8cm
・太さ 首軸最小径:10mm 首軸最大径:11mm 胴軸最大径:12mm 胴軸最小径:8.5mm キャップ先端:14.5mm キャップ後端:11mm

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セーラーから「プロギアスリム スケルトン」が発売に

 2008年の万年筆業界のトレンドと言えば、デモンストレーターの発売ラッシュと言えます。そして年も暮れる12月になって、また新しいスケルトン万年筆が加わります。セーラから、「プロフェッショナルギアスリム スケルトン万年筆」が12月中旬に限定品として発売になります。

 →セーラー万年筆の商品ページ (外部リンク)

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■3色の発売

 今回発売されるスケルトン万年筆は、ピンク、グリーン、オレンジの三色です。
 なかなか綺麗でいい感じです。私は今までの記事でも書いてきましたが、デモンストレーターは完全透明よりも色つきの方が好きです。ですから、今回のスケルトン万年筆にはかなり惹かれます。第一印象ではオレンジが好みですね。まあ、実際に見たときの印象はまた異なるかもしれませんが。

 そして気になるのが、「プロフェッショナルギアスリム スケルトン」シリーズ第一弾、と書かれていることです。ひょっとして、他の色の展開もあるということでしょうかね。だとすると、選択肢が増えて嬉しい限りです。
 (第二弾はボールペン、といった可能性もなくはありませんが。)

 今回の万年筆は金トリムですが、銀トリムやローズゴールドトリムなんかもラインナップしてくれると最高です。個人的には、ローズゴールドトリムがメッチャ欲しいですね。

 価格は¥13,650とまずまずですね。字幅がFのみというのは、細字好きとしては助かります。
 ただ、コンバータはインクの見える部分が少ないという点は、相変わらずのセーラー製スケルトンの弱点ですね。


■サンライズオリジナル

 今回の限定品は、"サンライズオリジナル"として、サンライズ貿易が発売元になってます。先のグランザスネオと同じ扱いでしょうか。だとすると、販路が限定されますので、注意が必要です。ネットで手に入れるのは、ちょっと難しいかもしれませんね。とりあえず私の行動範囲内では、グランザスネオと同じく、京都伊勢丹で買えるでしょうか。

 →「セーラー グランザス ネオ」のレビュー

 問題は、いつまで買えるかということです。限定品ということですが、何本発売されるか、いつまで発売するかの記載がありませんから、いつ買うかが難しいです。「第二弾の方に欲しいのがあるかも」とグズグズしていたら、第一弾が売り切れた、なんてことになったらシャレになりません。出来れば長期間発売して欲しいですね。


 以前に一部で販売された、「白軸+ピンクゴールド」のプロギアみたいに、あっという間になくなる、という事態だけは避けて欲しいところです。

 →セーラー スノーホワイト [さんてんり~だ Blog さん]
 →セーラー プロフェッショナルギア ピンクゴールド [とある万年筆収集家&モノ好きのウチ&北ペン倶楽部のブログ さん]

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ヴィスコンティから「オペラ エレメンツ」が発売に

 ヴィスコンティから、オペラシリーズの最新作として、オペラ エレメンツが発売されます。

 →ビスコンティ、自然界のエレメントを表現した筆記具「オペラ エレメンツ」 (外部リンク)

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■フィフス・エレメント

 海外ではしばらく前にすでに発売されていて、日本国内での発売はまだかと待っていましたが、ようやく12月から発売されるようです。通販サイトなどに出回るには、しばらくかかるでしょうか。

 「空気(黄色)」、「火(赤)」、「水(青)」、「大地(グレー)」の四大元素を表した4色の展開です。
 「なぜ空気が黄色?」と突っ込んだら負けなんでしょうか。もっとも、黄色というより茶色っぽい感じですね。ただ、写真ではなく実物を見たら、違う色合いに見えるかもしれませんが。

 胴軸にあしらわれた白のストライプは、第5のエレメント“エーテル”をイメージしているそうです。
 (※フィフス・エレメントと聞くと、ブルース・ウィリスが主演した稀代のバカ映画を思い出してしまいますね。個人的には結構好きな映画だったりします。)


 4色の中では、赤が一番好みです。白いラインが胴軸だけで、キャップは単色というのは、変化があっていい感じです。ただ、首軸が金属というのは、滑りやすいので好きではないです。ヴィスコンティは、デザイン面で優れた万年筆を多く発売していてお気に入りのメーカですが、首軸が金属の万年筆がやたら多いのが困りものです。


■購入するかどうか、思案中

 海外サイトで情報が出始めた頃から、それなりに注目していた万年筆なのですが、購入するかどうかは微妙なところです。
 私はすでに"オペラ サマータイムイエロー"を持ってますし、7万8750円と、従来のオペラよりもさらに価格が上昇してしまっています。また、相変わらず字幅がFとMだけの展開というのは、細字好きの私にはマイナスポイントです。

 →「VISCONTI オペラ」のレビュー

 デザイン自体はかなり好みなので、財布に余裕があるときに衝動買いしてしまうかもしれませんが、一応は様子見です。限定品というわけではありませんから、焦って購入に走る必要もないですしね。ユーロ安を理由に値下げでもしてくれれば、大きな購入動機になるんですが。


 ちなみに、様子見だったM800デモンストレーターは、このままでいくとお流れになりそうです。月頭にしてすでに3本も手に入れてしまい、12月分の万年筆購入枠はすでに埋まってしまいましたので。(^^;

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CON-70にもシリコンスプレーを使う

 以前の記事に書きましたが、私はペリカン万年筆の吸入機構をメンテナンスするために、シリコンスプレーを購入して使っています。

 →"シリコンスプレー"で吸入機構のメンテナンス

 シリコンスプレーを吹き付けることで、固くなった吸入機構の滑りを良くするわけですが、最近では多くのコンバータにもシリコンスプレーを吹き付けてます。

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■コンバータにも使う

 数多くあるコンバータの中でも、最も機構が固くなりやすいのは、プラチナだと思います。相当な力を入れないとピストンが動かないぐらいに固くなりますから、シリコンスプレーは必須と言ってもいいぐらいです。
 その他のコンバータでは、それほど固くなるわけではありませんが、多少でも動作が軽くなるようにと、シリコンスプレーを使ってます。


 そうしてコンバータにもシリコンスプレーを吹いていたある時、ふとパイロットのCON-70に使ってみたらどうだろう、と思い立ちました。
 CON-70はご存じのようにプッシュ式コンバータで、ピストンのある回転吸入式ではありません。なのでシリコンスプレーを使うことは考えてなかったのですが、試みに吹き付けてみました。

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 すると意外なことに、ピストンが軽い力で動くようになって、とても使いやすくなりました。

 CON-70は上部のボタン部分を何度も押すことでインクを吸入します。この時、手を滑らせてペン先がインク壺の底に激突しないかと、多少の注意を払いつつ作業してます。それが、シリコンスプレーによってプッシュが軽くなることで、片手でも作業できるぐらいに楽に吸入できるようになりました。


 というわけで、CON-70にシリコンスプレーを使うのも結構オススメです。
 もちろん、CON-70はプラチナのコンバータほどには固くなりませんから、シリコンスプレーが必須というわけではありません。ただ、すでにシリコンスプレーを持っているという方なら、CON-70に使ってみるのも面白いかと思います。

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ウォーターマンのカレンに新色登場

 ウォーターマンのカレンに、新しく三色が追加されました。「グロッシーレッド」、「ヴィヴィッドブルー」、「フロスティーブラウン」の三色です。

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 どれもシルバートリムで、スタイリッシュな印象です。赤はすでに「ガーネットレッド」がありますが、それよりも「グロッシーレッド」は鮮やかな印象ですね。
 (※Glossyとは、"光沢のある"という意味です。)


▼ウォーターマンも値上げに

 新色が追加されるのは嬉しいことですが、その一方で、カレンは価格が3,000円値上げされ、税込み31,500円になりました。カレンに限らず、ウォーターマンはほとんどが約10%ほど値上げのようです。

 →アウロラ、パーカー、ウォーターマン、カランダッシュと、値上げラッシュ

 価格改定は残念ですが、パーカーのデュオフォールドに比べれば値上げ幅は抑え気味でしょうか。ただ、最近のユーロ安傾向からすれば、多少でも値上げは残念ですね。

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