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ペリカンのニブを単体で入手する

 またもや海外通販の「The Writing Desk」の話になりますが、通販ページを見ていくと、ペリカンのニブだけを入手できるみたいですね。

 →Pelikan Nibs (The Writing Desk)

(関連記事)
 →海外通販で万年筆を買ってみた
 →コンウェイ・スチュワートの購入も、現実味を帯びてきたかも


▼ペリカンのニブ交換

 ペリカンのニブは、回転させればニブユニットごと取り外せます。ペン先を引き抜くのに比べれば、ユーザでも比較的容易に可能です。私自身も、ニブユニットに互換性のある「M215、M250、M600、M640」のいくつかについて、ニブユニットを取り替えて使っていたこともありました。

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 ペリカンのニブはそうした特徴を持ちますので、ユーザの自己責任でペン先ユニットを入手して、取り替えている人もいるみたいですね。 「ニブの書き味がどうしても気に入らない」 あるいは 「他の字幅の方が良かった」 という場合、新しくもう一本買い直すのに比べれば、ニブだけを買えば、お金を節約できます。


 とは言え、ペリカンのニブユニットの入手はそれほど一般的とは言えません。かつて生活舎という万年筆通販会社がニブユニットを販売していたようですが、何年も前に音信不通になっちゃいましたし。国内の場合、Yahoo!オークションなどで入手するのが一般的でしょうか。

 それに対し海外だと、The Writing Deskに限らず、ニブ単体を買える通販がいろいろあるようですね。


▼ニブの価格

 The Writing Deskでのペリカンのニブユニットの価格は、以下のようになります。

M200 £15.65 (2,080円)
M300 £48.70 (6,472円)
M400 £52.17 (6,934円)
M600 £52.17 (6,934円)
M800 £86.96 (11,558円)
M1000 £100.00 (13,291円)

 これに、日本への送料£22(2,924円)が必要となります。なお、日本円への換算は、記事を書いた時点でのレートによるものです。

 価格がThe Writing Deskのページと少し違うのは、日本から買う場合、イギリスのVAT(付加価値税)がかからないからです。The Writing Deskでの価格表示は、15%のVAT込みの値段なのです。


 価格はまずまずと言った所でしょうか。このぐらいの価格のモノとなると、さすがに日本への送料の大きさが響いてきますね。Yahoo!オークションで売られているニブの価格をざっと見た限り、送料を含めると同じぐらいか、少し安いぐらいですかね。

 価格的に大きく安いというわけではありませんから、海外通販するかオークションで買うかは、好みの問題と言えますね。ニブ単体を買える海外通販は他にも色々あるみたいですから、価格の安いショップや為替レートで有利なショップを探すというのも良いでしょう。

 (備考:The Writing Desk では、LAMYのサファリなどで使う、Z25ニブも売っています。)


▼リスクと自己責任

 ここまで、ペリカンのニブ交換について書いてきましたが、ニブ交換する場合は、それに伴うリスクを承知しておく必要があります。

 一番大きな問題は、回転させてニブユニットを外すときに、ニブに不必要な力がかかり、ニブが変形したり、ペン芯とニブの間に隙間が出来たり、ペン先に段差が出来たりすることです。
 特に最初に外すときは結構固めなので、そうした問題が生じやすいです。ニブユニットを付け外ししたときは、ちゃんと10~20倍程度のルーペで、ペン先のコンディションをチェックすることは必須だと言えます。

 →ペリカン万年筆におけるペン芯ズレ問題

 ニブユニットの交換は、比較的容易に出来ることとは言え、一般的な使用の範囲から逸脱することです。メーカ保証も受けられなくなります。それにチャレンジする場合は、あくまで自己責任で行い、その結果生じたトラブルも全部自分で引き受けましょう。

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 ただ、そうした点さえ踏まえていれば、ニブユニットが外せるのは色々と便利なのは確かなんですよね。インクの色を変えるときや、吸入機構が固くなったときのメンテナンスを行うときなど、ニブユニットが外れるのはとても有り難く感じます。

 →"シリコンスプレー"で吸入機構のメンテナンス

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万年筆 / 購入・海外通販」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
万年筆のペン先を購入する際に,こちらのブログ記事を参考にさせていただきました。
届くまで不安が付きまといましたが,先日無事に届きました。

これからも時おり記事を読ませて頂きます。

投稿: クラブナビ | 2012年10月24日 (水) 13時46分

 >クラブナビ さん

 購入おめでとうございます。(^^)
 記事が多少でも役に立てたようで良かったです。万年筆のペン先を自分で取り替えられるのはやはり便利ですよね。こうした万年筆が増えてくれると嬉しいのですが、メーカー的には色々と難しい面もあるのでしょう。

投稿: EF Mania | 2012年10月25日 (木) 12時39分

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