滑りやすい金属首軸への対処
以前の記事で何度か書いてきましたが、私が乾燥肌で手に油分が少なめのこともあって、金属の首軸は滑りやすくて苦手です。筆記するときにぐらついて、安定して筆記できないのです。
ということで、金属が首軸の万年筆は、やむなく首軸にテープを巻いて使用しています。
▼実用本位
写真は、クロスのATXです。分かりやすいように、柄付きのテープで巻いてみました。正直、格好は良くありません。ただ、滑りやすいことを理由に、使わなくなって引き出しの奥にしまったままになる、という事態になっては元も子もありません。万年筆は実際に使ってナンボですので、格好悪さを我慢して、テープを巻いて使ってます。
テープを巻く以外に何か方法はないか、といろいろ考えたりもしたのですが、結局はテープを巻くのが一番良いということに落ち着いてます。
なお、私が実際にテープを巻くという処置を施して使っているのは、以下の万年筆です。
他にも、モンテグラッパのミクラも首軸が金属ですが、ポケットサイズの万年筆で、胴軸に近い部分を持つためか、これは滑りが気にならないですね。
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コメント
こんにちは。
都度のつけはずしになって面倒ですが、ペングリップはどうでしょう。
鉛筆用のは細くて使えないと思いますが、Dr.グリップからはがしてくるとか、
なんかありそうな気がします。
投稿: zero-52 | 2009年1月12日 (月) 12時52分
zero-52 さん、こんにちは。
そういうのも考えたのですが、たぶんそれをすると、キャップが閉まらないです。(^^; ボールペンなどだと、その技が使えるのですが、万年筆の場合、キャップを閉める必要がありますので、テープ辺りが限界だと思います。結構、首軸とキャップの間の隙間がギリギリのが多いですので。
首軸が金属ではなく、最初からDr.グリップのようなソフトグリップの万年筆があれば嬉しいのですが、そういうのはごくわずかしかないんですよね。まあ、ああいう首軸は、長期間使っているとべたべたしてしまったりしますので、功罪の両面があるのですが。
投稿: もきゅすけ | 2009年1月12日 (月) 22時24分