« LAMYのサファリに、2009年限定カラー"オレンジ"が発売に | トップページ | モンテベルデの「Mega Wood(メガ・ウッド)」が気になる »

コンウェイ・スチュワートの Bespoke Service (注文販売)

 先日の「チャーチルの大きさに驚く」という記事の中で、購入検討中のコンウェイ・スチュワートについて、いくつか疑問点などを書きました。それに対して、ぽこさんとport123miguelさんから、コメントをいただきました。とても参考になる情報ばかりですので、コンウェイ・スチュワートに関心のある方は、ご覧になると良いでしょう。

 →「チャーチルの大きさに驚く」のコメント欄

 (02/07 追記):この記事のコメント欄でも、フリップ村上 さんから、コンウェイ・スチュワートの購入体験記のコメントをいただきました。こちらも参考になると思います。

 →この記事のコメント欄


▼Bespoke Service (ビスポーク サービス)

 そのコメント欄でのぽこさんの記述から、知ったのですが、どうやらDuro、Dandy、58、Dinkieはもう廃番になっているみたいですね。また、コンウェイ・スチュワートには、「Bespoke Service」という一種の注文販売のシステムがあるそうです。

 →Conway Stewart Bespoke Service (The Writing Desk)

521

 Bespoke Service を使えば、すでに廃番になった Duro などのモデルも、好きな色の軸材で購入できます。また、現行モデルでも、モデルによってはない軸色があります。例えば、100にはBrown Whirlはありません。しかし Bespoke Serviceにより、それを注文できます。

 Bespoke Service では、各モデルについて、「ニブサイズ、軸柄、吸入方式、ニブやリングのメッキ色」などが自由に選べます。追加料金は£40~£100あたりが基本という感じでしょうか。注文内容によってはもっとかかるかもしれません。
 さらに、もっと細かく、自分好みの特注万年筆を製作してもらうことも可能なようです。そこまでいくと、かなりの価格になるのでしょうけれど。


 これはなかなか興味深いシステムですね。コンウェイ・スチュワートは、軸色が非常に多様であるのが魅力的なブランドですが、Bespoke Serviceを使うことにより、さらに選択肢が広がるわけです。
 私が今購入を検討している、中屋の万年筆と似たようなシステムとも言えますね。自分好みの万年筆が注文できるというのは、素晴らしいです。

 ただ、私にとっての一番の難点は、英語力でしょうか。(^^; クリックするだけで購入できるスタンダードモデルとは異なり、e-mailで細かい仕様や価格の相談をしなければならないというのは、私の貧弱な英語力ではちょっと厳しいかも。
 とはいえ、購入したいモデルに、どうしても欲しい軸色がなかった場合は、思い切って利用するかもしれません。


▼どのモデル、どの色にするか

 コンウェイ・スチュワートは、モデル自体は多いとは言えませんが、選べる軸柄がたくさんあるだけに、いざ買うとなると、どれを選ぶかに迷いますね。
 コンウェイ・スチュワートの公式サイトには、Photo Galleryがあって、数多くの万年筆の美麗な写真が見られます。

 →Conway Stewart Photo Gallery (Conway Stewart 公式)
 (※リンク先には大量の画像があり、少し重めです。)

 これらを見ていると、物欲が刺激されすぎるのが困りものです。写真で特に目が惹き付けられたのが、Yellow Whirl と Red Whirl ですね。

520

 ただ、Red Whirl は、スタンダードでまだ手に入るのか、ハッキリしないですね。RichardsPens.comでは、Red Whirl はもうBespokeでしか手に入らないような記述があるんですよね。
 The Fountain Pen Network で、RichardsPens.comの記述は信頼できる、というような書き込みもありましたし、Bespoke以外での Red Whirl の入手は難しいかもしれません。

|

« LAMYのサファリに、2009年限定カラー"オレンジ"が発売に | トップページ | モンテベルデの「Mega Wood(メガ・ウッド)」が気になる »

万年筆 / 購入・海外通販」カテゴリの記事

コメント

もきゅすけさん、はじめまして。フリップ村上と申します。
いつも楽しく、また興味深くテキストを拝読しています。

もきゅすけさんのブログに感化されて、このたび私も、とうとうコンウェイ・スチュワートのチャーチルを海外通販にて手に入れてしまいました。憧れの品を安価に手に入れる方法を示唆していただき、感謝の思いで一杯です。
手元に届いたチャーチルですが、サイズ表記から想像するほど常識はずれした大きさとは感じませんでした。他のお詳しい方もお書きの通り、キャップを尻軸にささない筆記スタイルならば、かえってほどよいサイズと言えるかもしれません。
残念だった部分は、レバーフィラーの構造が、想像以上に脆弱だったところです。レバーを胴軸に固定しているのが0.5ミリ程度の金属線だけなので、強度的には非常に不安です。吸入方法にこだわりがないかぎり、やはり両用式の選択が正解のようです。
その他、邦貨10万以上もするお品かと思うと、細部のつくりこみのアバウトさも気になるところです。イタリー製の万年筆を見ていても思うことですが、職人芸というとミクロン単位の精度を追い込む神業と思いこむ日本の常識を、ヨーロッパにあてはめるのは酷なようです。
その反対に、胴軸の美しさに関しては、完全に想像を超えていました。これまでモンテグラッパのセルロイド軸を超える品物は無いと思い込んでいましたが、コンウェイのそれはさらにその上を行く境地に感じます。私が購入したのはネヴュラですが、千変万化する色彩の奥深さは、見ていて飽きるということがありません。
書き心地に関してはしばらく慣らしてみないとわかりませんが、海外通販の値段を考慮すれば、十二分に満足のいく買い物になりました。
もきゅすけさんがどんなモデルをお選びになるのか興味津々です。ブログ上でレビューされる日を心待ちにしています。
初来にも関わらず、いきなりの長文で大変失礼いたしました。

投稿: フリップ村上 | 2009年2月 6日 (金) 21時38分

 フリップ村上 さん、はじめまして。

 フリップ村上 さんは、もういち早く、コンウェイ・スチュワートを購入されたのですね。(^^) なかなかフットワークが軽いですね。私があれこれ悩んでいる間に、すっかり出遅れてしまいました。
 私の記事が少しでもお役に立てたのでしたら、書いた甲斐がありました。

 チャーチルの大きさに関しての体験から来るインプレッションは、とても参考になります。M1000よりも大きいと聞いて少し怯んでしまいましたが、十分実用的と聞いて、チャーチルも十分に購入候補に入ってきました。

 お話を聞くと、レバーフィラーはそれなりにリスクはあるみたいですね。私自身は、いまだにレバーフィラー未経験ということで、レバーフィラーに突撃したい気持ちもあるのですが、ちょっと怖い面もありそうです。

 ネヴュラの柄をお買いになられたのですね。さっそく、コンウェイ公式のフォトギャラリーで確認しましたが、確かにこれは綺麗です。赤と青と紫がぼやけた感じで混じり合った柄なんですね。くっきりと色が分かれているのは良くありますが、こういう感じの色の混じり方の軸は、確かに珍しい感じです。フリップ村上 さんのお話を聞いていると、ネビュラも欲しくなってきました。
 う~ん、候補がありすぎて迷ってしまいます。それだけ、コンウェイ・スチュワートには魅力的な軸柄が多くあるということなんでしょう。

 相変わらず、どれを買うかは迷ってます。あわてて購入して、あれを買っておけば良かった、ということにならないよう、とりあえずは2月は中屋万年筆を購入して、3月にコンウェイを購入しようかと考えてます。
 ただ問題は、為替レートなんですよね。3月まで待っているうちに、ポンドがドカンと高くなったりしていたら、とても悲惨ですので、いつ買うかのタイミングはとても難しいです。実際、ポンドは一番安い頃からすると、少し高くなってますし。フリップ村上 さんが買われた頃が、一番安かった時期かもしれません。
 とりあえずは予定は3月に購入ということですが、為替レートがあまり高くなるようでしたら、前倒しで買ってしまうかもしれません。とはいえ、その後にまた下がったら泣きを見るのですが。(^^;

 フリップ村上 さんのご報告は、とても参考になりました。ありがとうございました。

投稿: もきゅすけ | 2009年2月 7日 (土) 09時10分

コンウェイ・スチュワート、初めて知りました。 しかし綺麗ですね。
私も購入しようかと、検討中です。

投稿: よしはる | 2009年2月 8日 (日) 18時11分

 よしはる さん、こんにちは。

 たくさん万年筆をお持ちのよしはるさんが、コンウェイ・スチュワートをお持ちでないというのは、ちょっと意外です。よしはるさんは、蒔絵などの「和」の万年筆の方にコレクションの方向性があるからでしょうか。
 まあ、コンウェイ・スチュワートは、ブランドが復興されてからまだ時間が経っておらず、また日本での販売網も整備されているとは言えませんから、まだ知名度は低いのかもしれませんね。もうちょっと価格が下がってくれば、もっと日本でも普及すると思うのですが。

投稿: もきゅすけ | 2009年2月10日 (火) 10時38分

>たくさん万年筆をお持ちのよしはるさんが、コンウェイ・スチュワートをお持ちでないというのは、ちょっと意外です。
とんでもないです。 まだまだ知らない事がいっぱいあります。

もきゅすけさんとこの、このブログ マジにとても勉強になります。
自分で使うのは数本だけで、あとはいっさい筆おろししないので、実際に書いた際の感想などのコメントは「そうなんだぁ」と思います。書かないと分からないもんねぇ。
それと、リンクをしていただいてありがとうございます。 私のところにも、もきゅすけさんとこ、リンクしときました。

投稿: よしはる | 2009年2月11日 (水) 14時51分

 よしはる さん、こんにちは。

 私はコレクションは正直たいしたことがないのですが、職業柄、手書きで文字を書くという機会が多いこともあって、実用面での感想なら、書けることも多かったりします。(^-^;
 それ以外のことは、皆さんに教えてもらいながらのブログ運営という側面が強いですね。ブログをやっていたおかげで、海外通販にも手を出せたりしましたし。

 よしはるさんのところからもリンクしていただいて、ありがとうございます。これからも宜しくお願いしますね。

投稿: もきゅすけ | 2009年2月11日 (水) 21時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« LAMYのサファリに、2009年限定カラー"オレンジ"が発売に | トップページ | モンテベルデの「Mega Wood(メガ・ウッド)」が気になる »