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2009年2月の14件の記事

「ハロ-キティ プリンセスカラ-万年筆」等、セーラー新製品をまとめて紹介

567  セーラーからたくさん新製品が発売されます。それをまとめて紹介します。

 3月17日(火)~22日(日)に、三越日本橋本店で催される「第11回世界の万年筆祭」で、数多くの新製品が出品されるようですね。私は関西在住なので、行けないのが残念です。

 →新製品ラインナップ一覧 (セーラー万年筆 公式)


▼ハロ-キティ 万年筆

(04/04 追記:「ハローキティ スウィートベリー」を購入しました。)


 今回の限定の新製品で、私が一番興味を持っているのが、これです。「ハロ-キティ  プリンセスカラ-万年筆」と「ハロ-キティ スウィ-トベリ-万年筆」の二種類が発売されます。

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 派手なピンク色の万年筆で、男が使うような万年筆ではないのは確かです。しかし、他にはない希少性が私の物欲を刺激します。パール調のピンク色のボディが綺麗で良いですね。

 どちらかと言えば、「ハロ-キティ プリンセスカラ-万年筆」の方が欲しいですね。キャップだけでなく、ペン先にもオリジナル刻印を施してあるみたいですね。写真ではどんな感じなのかは分かりませんが、非常にそそられます。


▼プロフェッショナルギア エボナイト×ブライヤ-万年筆

 次にそそられるのが、「プロフェッショナルギア エボナイト×ブライヤ-万年筆」です。
 以前に紹介した「プロギア マーブル・エボナイト」もそうですが、エボナイト軸の万年筆は購入したいと以前から思ってるんですよね。しかもこの万年筆は、キャップがブライヤーで、胴軸のエボナイトとの組み合わせにアクセントがあって、とても惹かれます。

 →「プロギア マーブル・エボナイト」に対する物欲が…

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 胴軸とキャップとの統一感のなさが気になる、と感じる人もいるとは思います。昔は私もそうでした。しかし私は、こういうキャップと胴軸が違う材質というのも、最近では好ましく思うようになっています。

 →樹脂軸と金属キャップの組み合わせ

 ただ残念なのは、ペン先が長刀中字のみ、という点ですね。長刀は通常よりも1.5倍程度の太さになるそうですから、長刀中字だと、細字好きの私にはさすがに対象外になってしまいます。


▼キングプロフィット モザイク

 二本目は、「キングプロフィット・モザイク」です。プロギア・モザイクの、キングプロフィットバージョンになります。
 プロギア・モザイクも通常より大きめでしたが、こちらはさらに大型で押し出しのある一本です。ニブも超大型ニブです。キャップのリングが省略されており、モザイク模様がより強調されています。

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 私はすでにプロギア・モザイクを持っていますし、細字もありませんから、購入対象にはならないですね。
 ただ、超大型ニブには興味あります。普通の21kニブでも大きめですが、それより大きいとなると、どんな書き味なのか、一度は体験したいものです。

 →「セーラー プロフェッショナルギア モザイク」のレビュー


▼その他

 その他には、「王監督勇退記念万年筆」、「屋久杉万年筆」、「プロフェッショナルギア キングサイズ」、「ヴェスタ-レ 7101万年筆」、「加賀蒔絵万年筆『奥美』麗古紋シリ-ズ」などが発売されます。

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 この中で気になるのは、「屋久杉万年筆」ですね。形状的には、以前に紹介したモンテベルデの「メガ・ウッド」に似た感じですね。ただし、こちらは21万円もしますので、私には買えませんが。

 →モンテベルデの「Mega Wood(メガ・ウッド)」が気になる

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ファーバーカステル、パーカー、ウォーターマンが値下げに

 通販会社のNOMADO1230さんの情報によれば、3月1日から、ファーバーカステル社の筆記具が大幅値下げされるそうです。
 また、いくつかの情報源によると、パーカーとウォーターマンも同じく、3月1日に値下げが予定されているとの情報があります。(※確認中)

 →NOMADO1230 (外部リンク)
  (※中央上部の「お知らせ」に記述があります。)

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■ファーバーカステルへの思い

 私は今のところ、ファーバーカステルの万年筆は一本も持っていません。その最大の理由は、ファーバーカステルの万年筆の多くで、首軸が金属であることです。以前、記事にも書きましたが、私は乾燥肌のために、金属首軸は滑りやすくてとても苦手なのです。

 →滑りやすい金属首軸への対処

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 ファーバーカステルには魅力的なデザインの万年筆が多くあります。また、私は全メーカの万年筆を所有したいという野望もあります。ですから、一本ぐらいは購入したいとは思うのですが、あの金属首軸がネックとなって、購入には至っていません。

 アンビションなら、木軸部分を持って書くことになるでしょうから、一つの候補ではあります。ただ、スチールペン先でF字しかないというは残念です。これが金ペンでEFであれば、すぐにでも購入するのですが。

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 ファーバーカステルの高級ブランドである「グラフ フォン ファーバーカステル」は、今回の値下げでどれだけ安くなるんでしょうかね。やはり魅力的な万年筆はこちらの方が多いですし。「大幅値下げ」というからには、20%以上の値下げを期待したい所です。
 それにしても、「グラフ フォン ファーバーカステル」という名称は分かりにくいですね。個人的には、昔の「伯爵コレクション」の方が格好良かったと思うのですが。(^^;


■サンフォードのドタバタ劇

 今回のパーカーとウォーターマンの値下げはいただけないですね。というのも、両ブランドとも、11月下旬に値上げをしたばかりなのですから。

 →アウロラ、パーカー、ウォーターマン、カランダッシュと、値上げラッシュ

563  今回の値下げは、円高・ユーロ安によるものでしょう。また、世界的な金融危機に伴う売り上げ減少も影響しているのかもしれません。

 いずれにしても、そうした要因は、前回値上げをした11月下旬にはすでに生じていたことです。そんな中で値上げを強行して、たった3ヶ月で一転して値下げをするというのは、いたずらに消費者を混乱させていると言われても仕方がないでしょう。サンフォードには、もっと消費者に優しい戦略をお願いしたいですね。


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 まあ、こんなことを書くのも、前回の値上げ時に、私があわててデュオフォールドを駆け込み購入した、ということがあるのですけれど。(^^;

 →「デュオフォールド チェック シトリン」を入手

 もちろん、チェックシトリンはいずれは買う予定でしたから、損をしたというわけではありません。ただ、こんなに早く再び値下げされるのを当時知っていれば、あわてて購入してはいなかったでしょう。


 値上げ直前の駆け込み購入を狙って稼ぐというのは、高級ブランドの常套手段ですが、それにまんまと引っかかったのが、それなりに悔しかったりします。(^^;

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プロフェッショナルギアのインナーキャップが外れた

 先日、プロギアのキャップ内部に付着したインクを落とすために、水洗いしました。その後、キャップ内部に丸めたティッシュを差し込んで水分を取り除いていた所、ティッシュと共にインナーキャップが外れてしまいました。

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(※ニブはオリジナルとは異なっています)


●インナーキャップ・プラー

 それにしても、案外簡単に外れるモノですね。もちろん、メーカーやモデルによってインナーキャップの素材や構造、固定方法は異なるでしょうから、みんなが同じように外れるわけではないでしょうけれど。

 私はペン先を調整したり改造したり、といった行為は色々とするのですが、万年筆を分解するということは基本的にしません。なので、外れたインナーキャップを見るのは初めてです。インナーキャップを外す道具も持っていませんし。

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(Inner Cap Puller)

 セーラーのインナーキャップは、割合シンプルですね。ちょっと安っぽいかも。まあ、基本的には見えない部品ですので、問題というわけではありませんが。
 この後、細い棒でインナーキャップをキャップに押し込んで、元通りにしました。

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 インナーキャップと言えば、カスタム74透明では、キャップとインナーキャップの間にインクが入り込んでしまって、難儀したこともあります。

 →カスタム74 透明のインナーキャップの罠


●モリタ・オリジナル

 ちなみに写真のプロギアは、大阪のモリタという万年筆店のオリジナル色です。ザルツブルグの大聖堂(ドーム)の屋根の色をイメージして製作されたそうです。

 →E-Shop モリタ万年筆店

 派手な色軸の万年筆はいろいろとありますが、こういうパステルカラーの万年筆は意外と少ない印象があります。そうした意味で、貴重なモデルだと思います。
 余談ですが、私がこのモリタ・オリジナルを最初に購入した人間だったりします。いつも通っている店のオリジナルということですぐに購入したわけですが、その時はここまで一般化するとは思わなかったです。

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 これからは、こういうパステルカラー系の万年筆をもっと購入したいですね。手持ちだと、パイロットのプレラ(ライムグリーン)が、パステル系と言えるでしょうか。

 最近発売された、セーラーの「プロフェッショナルギア ピンクゴールド」は、白軸で悪くはないのですが、3万円というのはちょっと高いですよね。

 →セーラー プロフェッショナルギア ピンクゴールド 万年筆 (万年筆キング)

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中屋万年筆(十角軸 赤溜)を注文した

 とうとう先日、中屋の輪島漆塗の万年筆を注文しました。
 私が万年筆を趣味にして以来、「いつかはクラウン」のように「いつかは中屋万年筆の漆」と思ってきました。そう思い続けてきて長い年月が経ちましたが、ついに購入することになりました。感無量です。

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 →中屋万年筆 公式サイト


▼十角軸・赤溜

 私が注文したのは、赤溜の十角軸です。

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 注文するギリギリまで、桔梗や菖蒲とどちらにするか悩みました。あの紫色や青色はとても惹かれる色合いです。ただ、桔梗や菖蒲は、今は十角軸は生産中止になってます。となると、ロングやポータブルになるわけですが、あの円筒形の形は一般的な形で、ユニークさに欠けます。それに比べ、十角軸の万年筆は他メーカにはありません。
 それが、最終的に赤溜の十角軸を選んだ理由の一つです。

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 色を赤溜にしたのは、経年変化を楽しみたいという意図があります。溜塗りは、時間が経つにつれて表層の漆の透明度が増し、下地の漆が透けてきます。そうした色合いの変化も楽しみです。

 →黒溜の一年後の変化 (中屋万年筆 公式)
 →他の品での溜塗りの変化 (中屋万年筆 公式)


550  また、十角軸だと平面と角とで、微妙に色合いが異なるのも、変化があって好ましいです。形もくっきり浮き出ます。特に黒溜や赤溜などの溜塗りの場合、その傾向が強いです。
 そうした理由もあって、十角軸の赤溜を選んだわけです。


▼オプション

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 せっかく中屋で注文するのですから、ノーマルのままでは面白くありません。すこしオプションを加えました。

 まず、ペン先とクリップはルテニウムメッキにしました。ロジウムやピンクゴールドメッキは一般的ですし、私もすでに持っています。それに比べると、ルテニウムのメッキはとても珍しいですので、これを選びました。

 →ペン先の選択 (中屋万年筆 公式)
 →クリップの種類 (中屋万年筆 公式)


 また、ちょっとした特注部分も加えました。これはモノが来てからのお楽しみということで。とは言っても、蒔絵などではありません。そういう大がかりなモノになると、10万を超えてしまいますから、ちょっとしたワンポイントの特注です。


▼一ヶ月ちょっとの納期

 オプション部分を加えて、合計で86,520円の買い物です。モンブランの万年筆を購入したとき以来の大型の買い物になりました。
 納期は、3月下旬から4月上旬ぐらいだそうです。注文があってから作り始めるそうですので、長くなるのは仕方ないでしょうか。まあ、万年筆博士の"約22ヶ月待ち"に比べればマシと思いましょう。(^^;

 今から届くのが楽しみです。

 ただ、届くまでに日数がありますから、先に次の万年筆を購入しようかと計画中です。コンウェイ・スチュワートか、あるいは先の記事で書いた、「プロギア マーブル・エボナイト」辺りが候補でしょうか。もっとも、コンウェイ・スチュワートを個人輸入した場合、届くのが中屋とかぶる可能性がありますが。(^^;

(関連記事)
 →「プロギア マーブル・エボナイト」に対する物欲が…
 →コンウェイ・スチュワートの購入も、現実味を帯びてきたかも
 →コンウェイ・スチュワートの Bespoke Service (注文販売)

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「プロギア マーブル・エボナイト」に対する物欲が…

 追記(10/11/26):購入した「プロギア マーブルエボナイト」のレビューを書きました。
 →セーラー 「プロフェッショナルギア マーブルエボナイト」 のレビュー

 以前に、「プロフェッショナルギア マーブル・エボナイト」の発売について記事に書きました。そこでは海外サイトでの情報でしたが、最近、"yuband"さんと"Liaison"さんから、「プロフェッショナルギア マーブル・エボナイト」の日本での販売に関して、コメント欄で情報をいただきました。

 セーラーが行っているペンクリで、プロギア・エボナイトが販売されているのを見たとのことです。"yuband"さんは実際に購入されたそうです。

 →「プロフェッショナルギア エボナイト」が発売に
 →上記の記事のコメント欄

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■お手頃な価格

 Liasonさんからの情報によれば、プロギア・エボナイトの日本での販売価格は、63,000円とのことです。これはまずまずの価格ではないでしょうか。海外サイトでの初期の情報では、775ドルということでしたので、その時は円高になる前のこともあって、正直「高いな~」という印象でした。しかし、6万円台前半となると、十分私の射程圏内に入ってきます。

 プロギア・モザイクのような大型のプロギア型ですから、押し出しも十分です。私はまだエボナイト軸の万年筆を一本も持っていないこともあって、欲しい気持ちがあるんですよね。エボナイトと言えば「masahiro万年筆製作所」の万年筆を思い浮かべますが、外観がより派手なこちらの万年筆も、エボナイト万年筆を購入する上での大きな候補として浮上してきました。

 →masahiro万年筆製作所 (公式サイト)

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■販路が限られていることのつらさ

 一番の問題は、やはり販路が限定されていることでしょうか。プロギア・モザイクやマイカルタなどと同じく、どこでも気軽に買えるというわけではありません。すでに報告のあるセーラーのペンクリで購入するのが確実でしょうか。ペンクリでの購入なら、リクエストにより、ペン先の字幅を替えてもらうことも可能なようですし。

 →セーラー万年筆|イベント情報 (セーラー公式)

 私の行動範囲だと、3月の「阪急百貨店 うめだ本店」で行われるペンクリが一番近い時期ですね。もっとも、ペンクリで確実にプロギア・エボナイトが買えるという保証があるわけではありません。なので、プロギア・エボナイトを目当てにペンクリに行かれて、販売していないということがあった場合は、申し訳ないです。


 最後に、プロギア・エボナイトの写真が載せられている海外のページをいくつか紹介しておきます。こういう、海外の通販で購入するのも一つの手ではあります。ただ、セーラーの万年筆を海外から購入するというのも、少し違和感がありますが。(^^;

 →Sailor Professional Gear Ebonite with Rhodium trim (Classic Fountain Pens, Inc.)
 →Sailor Professional Gear Marbled Ebonite (Andy's Pens)(※ページ下部を参照)

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Pilot「バンブー、グランセ(シルバートリム)、カスタム98(一部)」が廃番に

 パイロットの公式サイトからの情報によりますと、「バンブー」「グランセ(シルバートリム)」「カスタム98(一部)」の3モデルが廃番になったようです。

 パイロット公式サイト:「バンブー」「グランセ」「カスタム98

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 これらの内、カスタム98に関しては、ダークブルーとダークグリーンの2色のみが廃番です。ブラックとディープレッドは販売継続です。


 また、グランセに関しては、ハッキリしない面があります。
 グランセの商品ページを見ると、最後尾に「※こちらの商品は在庫が無くなり次第、販売中止となります。」と書かれています。これがグランセ全体を指すのか、あるいはグランセの「マーブル塗装 シルバートリム」のみを指すのか、どちらなのか分かりにくいです。

 なので、もしかしたら一部のグランセのみが廃番という可能性もあります。

 (02/19 追記):コメント欄で"梓"さんと、とろ。さんからコメントをいただきました。それによると、廃番になるのはどうやらグランセのシルバートリムだけの可能性が高そうです。
 お騒がせして申し訳ありません。それに伴い、記事タイトルも少し修正しました。


▼バンブーの廃番は残念

 バンブーの廃番はとても残念です。私はパイロットの万年筆の中でも、バンブーはかなり気に入っているモデルです。オリジナリティのある独特なデザインで、しかも2万円とコストパフォーマンスがとても優れている良い万年筆だと思ってます。

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 →「パイロット バンブー」のレビュー

 最近、パイロットはクアトロ89やレグノ89s、ステラ90Sと、新製品を活発にリリースしています。ですから、それに押し出される形で廃番になるモデルが出るのは、仕方がない面があるでしょう。ただ、そうして廃番になるのがバンブーというのは寂しいです。


 バンブーの商品ページを見ると、すでにブラックしかWeb上のカタログに表記されてないですね。となると、ディープブルーやディープレッドの色は、すでにメーカの在庫にもないのかもしれません。
 バンブーは私の経験から見ても、あまり店頭に置かれない傾向がありましたから、店頭在庫も少ないでしょう。ですから、バンブーが欲しいという方は早めに入手に動いた方が良いかもしれません。


▼グランセという存在

 グランセについては、少し迷っています。グランセは、昔から気になる存在ではあったものの、「レギュラー品だからあわてて購入することはないか」と思って、後回しにしてきたんですよね。それが思わぬ廃番の報によって、困りました。購入すべきかどうか、悩んでいます。

 もし購入するにしても、どれを買うかどうかも悩みです。マーブル柄は美しいですし、ロジウムの胴軸も魅力です。
 あえて選ぶなら、マーブル柄でしょうか。胴軸がロジウムメッキされた万年筆は、すでにセーラーのプロシックを持っていますし。

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 →「セーラー プロシック」のレビュー


 グランセについては、多くの店舗で売られていましたから、比較的流通在庫が多いのではないでしょうか。こちらはある程度は余裕を見ても大丈夫かな、とは思っています。

 ここまで書いておいて何ですが、廃番になるのがグランセの一部だったりする可能性も十分ありますので、もしそうだったらゴメンナサイ。(^^;

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CROSS「ヴァーブ」のレビュー

 クロスのヴァーブ、セレンブルーのXFです。

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(1)外観

 ヴァーブは両端がきつく絞られた楕円形のフォルムを持ちます。キャップを閉めると、段差が全くなく、クリップもキャップと一体化しているために、すらりとまとまった一体感があります。

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 イメージ的にはウォーターマンのカレンに近いですが、ヴァーブの方がより太軸で、少し軽めです。


(2)ペン先

543  ヴァーブには金ペンと鉄ペンの2種類がありましたが、私が持つセレンブルーは鉄ペンです。ペン先は、しなりの一切ないガチニブです。

 特筆すべきは、その字幅の細さです。舶来万年筆は、EF・XFでも国産Fよりも太め、というのが一般的ですが、このヴァーブXFは、確実に国産Fよりも細いです。国産EFに迫るぐらいの細さがあります。
 もちろん個体差はあるでしょうが、今までの経験から見て、クロスXFの細さは、舶来万年筆の中で一番だと思います。

 ペン先は360度ぐるりと包んだ形になっています。ただ、これをラウンドニブと呼んで良い物かどうかは微妙です。横の所で切れ目があるんですよね。完全につながっているシェーファー・シュノーケルなんかと比べると、疑似ラウンドニブといった風味でしょうか。

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(3)書き味・筆記バランス

 全体的な書き味は、”鉄の棒で書いているよう”とよく言われるカレンと似ています。ミュー90やシルバーンといった、軸とニブとが一体化している万年筆と共通する筆記感ですね。コリコリと書いていく感じです。
 (※ただし、シェーファーだけは、ペン先の独特の反りのせいか、軸と一体化したニブにもかかわらず、少し違う書き味を持つと感じます。)

 →「パイロット ミュー90」のレビュー


 ヴァーブは先端と中央とで、太さがかなり異なります。従って、どこを持って書くかで印象がかなり変わってきます。とは言え、あまり先端付近を持つわけにもいきません。ニブの部分に指がかかると、指がインクで汚れてしまうことがあるのです。なので、ある程度は中央付近を持って書く必要があります。

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 また、持つ部分の斜面がそれなりに急ですから、ちょっと独特なホールド感があり、慣れないと書きにくいと感じる恐れはあります。


 ヴァーブはクロスらしく金属軸の万年筆ですが、キャップをしないと22gですから、大きさに比べると、重いという印象はないですね。意外と取り回しやすい万年筆だと思います。


(4)その他

 キャップは嵌合式です。あまり感触の良い嵌り心地ではありませんが、気密性は高く、ペン先が乾きやすいということはありません。
 コンバータはネジで嵌める方式で、安定感があって評価が高いです。

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 クリップは根本を押すことで開きます。デザイン的に独特で、全体のフォルムには合っているとは思いますが、使いにくく、実用性という点では疑問符が付きます。

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(5)廃番

 このヴァーブですが、どうやら廃番のようです。
 以前にヴァーブの金ペンがディスコンになり、そして今度は残った鉄ペンも、在庫限りで販売終了ということになったようです。
 ヴァーブが発売されてそれほどの年数は経っていませんから、残念ながら、あまり人気がなかったみたいですね。

 →Verve -ヴァーブ- (Cross 公式サイト)

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(6)総評

 独特な近未来的なデザインを有する万年筆です。私は万年筆にはユニークさを重視しますので、このヴァーブはそれなりに気に入っています。国産並みの細字が書けるという点でも評価が高いです。

 ただ、書きやすいかと尋ねられると、ちょっとそうは言えないですね。ペン先部の傾斜からくる独特のホールド感は完全には慣れません。
 どうも私は、胴軸とニブが一体となった万年筆は苦手のようです。


 デザイン面ばかりが印象に残る万年筆ですが、価格は安く抑えられています。廃番ということですから、欲しいという方は、早く手に入れられた方がいいかもしれません。

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    ※スペック一覧

    ・重さ 全体:33.5g キャップ:11.5g キャップなし:22g
    ・長さ 全長:14.7cm キャップなし:12.5cm 後尾にキャップ:15.6cm
    ・太さ 首軸最小径:9mm 首軸最大径:13mm 胴軸最大径:14mm 胴軸最小径:5mm キャップ先端:14mm キャップ後端:5mm

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黄色い ペリカン M200!?

 今日も万年筆関連のブログを巡回していた所、気になる記事が。「Penペン草子 万年筆初心者の断想」さんのブログで、ペリカンM200のイエロー軸が紹介されていました。

 →ドイツ限定新製品!!? ペリカン M200 イエロー軸 (Penペン草子 万年筆初心者の断想)

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 詳しくはリンク先の記事に書かれていますが、これはなかなか珍しい一本ですね。個人的にはかなり欲しいです。とは言っても、簡単に手に入るような万年筆ではなさそうですが。

 →a new yellow M200 SE out there, ... It's not the Citroenpers version ... (The Fountain Pen Network)


■イエロー軸、ピンク軸、パープル軸

 私の万年筆のラインナップには、イエロー成分があまりないんですよね。去年の年末にイエロー成分を強化するために、「デュオフォールド チェック シトリン」を購入しましたが、いい黄色万年筆があれば、もっと購入したいというのが本音です。

 →「デュオフォールド チェック シトリン」を入手

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 イエロー軸の他にも、パープル軸、ピンク軸の万年筆が、今特に欲しいと思っている色ですね。
 青系への欲求は、去年の年末に購入した「マリーナ・ピッコラ」の満足度が高かったので、今のところは治まってます。

 →デルタ 「マリーナ・ピッコラ」 を入手


 しかし、紫色は全然手に入れられていません。唯一、「コンクリン マーク トウェイン」を一本持ってますが、鉄ペンの低価格品で、これでは紫色への物欲が十分には満たされません。

 個人的に気になっているのが、中屋万年筆の桔梗と菖蒲ですね。なかなか惹かれる色合いです。ただ、近日購入予定の中屋万年筆では、赤溜が第一候補なんですよね。方針を変更して桔梗や菖蒲にしてしまおうかと、悩んでいる最中です。

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 →中屋万年筆 桔梗 菖蒲 (中屋万年筆 公式)

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ロングプロダクツから「夢桜」が発売に

 ロングプロダクツから「夢桜」が300本限定で発売になりました。ペンハウスとのコラボレーションによるオリジナル万年筆としては、「マンダリンオレンジ」に続き、二つ目のモデルとなります。

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 →ペンハウスオリジナル アセテート 限定万年筆 夢桜 (ペンハウス)
 →ロングプロダクツから、「ペントオリジナル マンダリンオレンジ」が発売に


●「アセテート 桜」に続く桜色

 ロングプロダクツによる桜色の万年筆といえば、「アセテート 桜」を思い出します。今回の「夢桜」は、桜に比べると、ピンク色の割合が多めですね。

 「桜」は、桜色、白色、透明の三色が比較的均等に混じり合い、どちらかと言えば白色風味が強い外観でした。それに比べると、「夢桜」は桜色の風味が強く、また色の混じり合い方も「桜」ほどくっきりしておらず、ぼやけた感じで混じり合っています。

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 →「ロングプロダクツ アセテート 桜」のレビュー


 同じ桜をテーマにしたデザインでも、印象はかなり違って見えますね。プラチナから発売されている「サクラ」に近いイメージでしょうか。もっとも、プラチナの「サクラ」はコーラル柄なので、「夢桜」とは同じとは言えませんが。

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 →プラチナ セルロイド 万年筆 ♯3776


●シュミットの細字

 今回の「夢桜」の特徴としては、中細だけでなく細字が用意されているのが特徴でしょうか。私みたいな細字主義者としては、嬉しい傾向です。もっとも、細字は45本のみの発売ですから、あっという間に売り切れたみたいですが。

 この「夢桜」のペン先もシュミット製だと思うのですが、シュミットの細字というのはどんな感じなんでしょうね。中細しか経験していないだけに、ちょっと興味があるかも。


 私はすでに「桜」を持っているので、今回の「夢桜」はスルーする予定です。しかし、桜色の万年筆が好き、前回は買い逃した、という方は、購入の良い対象になるのではないでしょうか。

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呉工業のシリコンスプレーを購入

529  今まで使っていた、エーゼットのシリコンスプレーがなくなってしまいましたので、新しく、呉工業のシリコンスプレーを購入しました。

 以前のシリコンスプレーは、70mlしかない小型版でしたが、今度のは420mlもありますから、かなり長い間持つでしょう。

 ペリカン万年筆の吸入機構だけでなく、コンバーターにもシリコンスプレーを吹いてましたし、その他、万年筆以外にも色々と使っていました。なので、割合なくなるのが早かったですね。

 一方、モンブランの「マイスターシュテュック ソリテール ヘマタイト スティール」は、一度しかシリコンスプレーを吹いてないです。なにせ、ニブを引っこ抜かないと吸入機構にシリコンスプレーを吹き付けられませんから、自分でやるのはやめた方が良いと思います。
 モンブランに関しては、吸入機構が固くなったら、ブティックに調整を頼んだ方が良いでしょうね。

(関連リンク)
 →"シリコンスプレー"で吸入機構のメンテナンス
 →CON-70にもシリコンスプレーを使う
 →ついにモンブランを購入


■多種多様なシリコンスプレー

 今回購入したシリコンスプレーも、前回と同じく家の近くのホームセンターで購入しましたが、表記を見ると「KURE シリコン ルブ スプレー」とあります。呉工業の公式サイトを見ると、「KURE シリコンスプレー」と「KURE シリコン ルブ スプレー」の二つがあるんですよね。この違いは何だ、と検索して調べてみたところ、以下のサイトを発見しました。

 →潤滑剤 (FSC by kaddey 凸(- -メ))

 どうやら、両者の違いは流通経路による違いだけで、中身は同じみたいですね。
 (※ちなみに、ルブ(LUBE)とは、「潤滑油」という意味です。)


■ルービックキューブ

 それにしても、色々なシリコンスプレーがあるものですね。上に紹介したサイトは、ルービックキューブのファンの方が作られているページです。二百数十個もルービックキューブをお持ちだそうで、かなり驚き。

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 そう言えば、ルービックキューブをあっという間に揃えてしまうのを、テレビ番組でたまに見ますが、あれは滑りが良くないと無理ですよね。私も子供の頃にルービックキューブを持っていましたが、あまり滑りは良くなかった記憶があります。記録を達成するぐらいの速度で六面を揃えるには、潤滑剤も使ったりもするんでしょうかね。まあ新品なら、シリコンスプレーも必要ないのかもしれませんが。


528  ルービックキューブと言えば、「ルービック360」なるものが2月4日に発表されたとか。今度は3Dパズルらしいですね。
 ちなみに私は、ルービックキューブは3面程度を揃えた経験しかないです。(^^;

 →ルービックキューブ考案者、丸い「ルービック360」を発表 (Engadget Japanese)

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モンテベルデの「Mega Wood(メガ・ウッド)」が気になる

 最近気になっている万年筆があります。それが、モンテベルデのメガ・ウッドです。

Monteverde Mega Wood

 →Monteverde Mega Wood (His Nibs.com)

 メガ・ウッドは、メガ・インクボールを元にした限定品です。メガ・インクボールというのは、ペン先がローラーボールにもかかわらず、コンバータを使って万年筆用のインクが使えるという、変わり種の製品です。メガ・ウッドは、胴軸が木材になり、ペン先もローラーボールと万年筆の両方のユニットが付属し、入れ替えて使えるという独特なコンセプトのペンです。

■特異なギミック

 この独特な万年筆は、かなりの変わり種ですが、それ故に、手に入れてみたいという誘惑に駆られています。

mega wood

 メガ・インクボール自体、昔から気になっていたんですよね。ただ、それ単独だと、今ひとつ購入の決定打になりませんでした。変わったギミックには惹かれるものの、万年筆ではありませんし、外見のデザイン自体も、特筆する所のない地味な黒軸でした。それに比べると、メガ・ウッドは材質がローズウッドであり、しかも中央が膨らんだ独特のデザインを持ちます。こういう樽型のシェイプは、私はかなり好きです。ペリカンのナイアガラの滝も気に入ってますし。

rollerball nib

 しかも、万年筆ユニットも付いてくるわけですから、ローラーボール・ユニットが気に入らなかったとしても、万年筆として十分使えるという安心感があります。このメガ・ウッドは、モンテベルデでは初の14kニブを持つ万年筆の発売みたいですね。これはちょっと意外でした。確かにステンレスニブの低価格万年筆が多いメーカだとは思ってましたが…

fountainpen unit

■実物を見たい所ですが…

 ただ、モンテベルデ全般に言えることですが、日本での入手性の悪さが大きなネックですね。こういうのは、出来れば手にとって実物を見てみたいのですが、モンテベルデ自体を置いている店が少ない現状では、メガ・ウッドのような限定品を見かけるのは厳しい面があります。

 今までなら、この時点で諦めていたのですが、海外通販に手を染めた今となっては、入手することもより容易になってます。欲しかったモノが簡単に手に入るというのは良い反面、物欲リミッターが効きにくくなっているのは問題ですね。(^^;

 まあ、気になるとは言っても、中屋万年筆にコンウェイ・スチュワートと、購入予定の万年筆が順番待ちしている現状では、なかなか順番が回ってきそうにないですが。発売予定数が300本の限定品ですから、悠長に構えていると、売り切れてしまうかも。

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コンウェイ・スチュワートの Bespoke Service (注文販売)

 先日の「チャーチルの大きさに驚く」という記事の中で、購入検討中のコンウェイ・スチュワートについて、いくつか疑問点などを書きました。それに対して、ぽこさんとport123miguelさんから、コメントをいただきました。とても参考になる情報ばかりですので、コンウェイ・スチュワートに関心のある方は、ご覧になると良いでしょう。

 →「チャーチルの大きさに驚く」のコメント欄

 (02/07 追記):この記事のコメント欄でも、フリップ村上 さんから、コンウェイ・スチュワートの購入体験記のコメントをいただきました。こちらも参考になると思います。

 →この記事のコメント欄


▼Bespoke Service (ビスポーク サービス)

 そのコメント欄でのぽこさんの記述から、知ったのですが、どうやらDuro、Dandy、58、Dinkieはもう廃番になっているみたいですね。また、コンウェイ・スチュワートには、「Bespoke Service」という一種の注文販売のシステムがあるそうです。

 →Conway Stewart Bespoke Service (The Writing Desk)

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 Bespoke Service を使えば、すでに廃番になった Duro などのモデルも、好きな色の軸材で購入できます。また、現行モデルでも、モデルによってはない軸色があります。例えば、100にはBrown Whirlはありません。しかし Bespoke Serviceにより、それを注文できます。

 Bespoke Service では、各モデルについて、「ニブサイズ、軸柄、吸入方式、ニブやリングのメッキ色」などが自由に選べます。追加料金は£40~£100あたりが基本という感じでしょうか。注文内容によってはもっとかかるかもしれません。
 さらに、もっと細かく、自分好みの特注万年筆を製作してもらうことも可能なようです。そこまでいくと、かなりの価格になるのでしょうけれど。


 これはなかなか興味深いシステムですね。コンウェイ・スチュワートは、軸色が非常に多様であるのが魅力的なブランドですが、Bespoke Serviceを使うことにより、さらに選択肢が広がるわけです。
 私が今購入を検討している、中屋の万年筆と似たようなシステムとも言えますね。自分好みの万年筆が注文できるというのは、素晴らしいです。

 ただ、私にとっての一番の難点は、英語力でしょうか。(^^; クリックするだけで購入できるスタンダードモデルとは異なり、e-mailで細かい仕様や価格の相談をしなければならないというのは、私の貧弱な英語力ではちょっと厳しいかも。
 とはいえ、購入したいモデルに、どうしても欲しい軸色がなかった場合は、思い切って利用するかもしれません。


▼どのモデル、どの色にするか

 コンウェイ・スチュワートは、モデル自体は多いとは言えませんが、選べる軸柄がたくさんあるだけに、いざ買うとなると、どれを選ぶかに迷いますね。
 コンウェイ・スチュワートの公式サイトには、Photo Galleryがあって、数多くの万年筆の美麗な写真が見られます。

 →Conway Stewart Photo Gallery (Conway Stewart 公式)
 (※リンク先には大量の画像があり、少し重めです。)

 これらを見ていると、物欲が刺激されすぎるのが困りものです。写真で特に目が惹き付けられたのが、Yellow Whirl と Red Whirl ですね。

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 ただ、Red Whirl は、スタンダードでまだ手に入るのか、ハッキリしないですね。RichardsPens.comでは、Red Whirl はもうBespokeでしか手に入らないような記述があるんですよね。
 The Fountain Pen Network で、RichardsPens.comの記述は信頼できる、というような書き込みもありましたし、Bespoke以外での Red Whirl の入手は難しいかもしれません。

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LAMYのサファリに、2009年限定カラー"オレンジ"が発売に

 ラミーのサファリは、毎年限定カラーが発売されています。この度、2009年の限定カラーが発表になりました。「オレンジ+シルバークリップ」です。

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 →今年はオレンジ! ラミー「サファリ」2009年限定カラー登場 (ITmedia +D Style)

 オレンジと言えば、2004年の再現ですね。2004年のはクリップが赤色でしたので、少し印象が異なります。2008年のライムグリーンは結構意外な所を突いてきた感じがありましたが、今年の色は手堅く来ましたね。


■パープルとピンク

 外国の万年筆ファンが集まる掲示板 "The Fountain Pen Network" では、今回の発表が行われる前に、「今年のサファリの限定色は何が良い?」というアンケートを行うスレが立ってました。

 →What will be the Lamy Safari colour for 2009? (The Fountain Pen Network)

 その結果を見ると、圧倒的にパープルが多いのにちょっと驚きました。また、スレの書き込みを見ると、結構ピンクが欲しいという書き込みも目立ちますね。


 確かに、万年筆の各モデルを見渡してみても、パープルやピンクの万年筆は結構少ないんですよね。私はピンクはモンテグラッパのミクラを持ってますが、もっと他に良いのがあれば、購入したい気持ちが強いです。
 以前のマーレンに関する記事で、「LE REVE」が欲しいと書いたのも、ピンク色に惹かれて、という要素が強いです。

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 →マーレンから「ネイチャー」が発売に

 パープルは、キャップレスの去年の限定色にはかなり心を動かされました。ただ、発売された頃に、他に欲しい万年筆がいろいろあって、それらを購入している内に、何となくスルーしてしまったんですよね。今からでも手に入れることは不可能ではないでしょうけれど、何となく時期を外した感じです。限定モノはやっぱり勢いで買うのが良いですよね。祭りみたいなものですから。

 →2008年限定「キャップレス パープル」が発売に


■キティエレガントシリーズに期待

 万年筆の主要購入層から見て、パープルやピンクはあまり売れるような万年筆ではないでしょうけれど、そうした派手なカラーの万年筆がもっと増えてくれると嬉しいですね。

 個人的に、ピンク色で今期待しているのは、セーラーの「キティエレガントシリーズ」です。『趣味の文具箱 Vol.12』の p.91 に写真が載っていますが、かなり良い感じのピンク色万年筆です。2月に発売ということなので、もうすぐ色々と情報が入ってくるでしょう。
 いい歳をした男が買うような万年筆ではないかもしれませんが。(^^;

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チャーチルの大きさに驚く (コンウェイ・スチュワート)

 ヤード・オ・レッドをイギリスから海外通販した今、コンウェイ・スチュワートの購入を検討中です。そのため、コンウェイ・スチュワートの情報を色々調べています。
 そんな中、コンウェイ・スチュワートの各モデルの大きさを比較できるサイトを見つけました。

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 RichardsPens.comというサイトで、各万年筆の大きさ比較画像が得られます。
 (※直接リンクが出来ないようになってます。左サイドバーの「Pens & Specialy Nibs」をクリックし、右画面の「Compare Our Modern Pens Side by Side」をクリックしてください)

 RichardsPens.comで扱っている、「Aurora、Bexley、Conway Stewart、Pilot/Namiki、Pelikan」の万年筆が、それぞれ比較できます。
 比較できるブランドが限られているのが残念ですが、アウロラとペリカンの比較など、コンウェイ・スチュワート以外でも、購入前の大きさ比較が一目でできて、便利です。


 ▼大型か小型か

 私はコンウェイ・スチュワートの知識はあまりなく、買うなら名前を聞いたことがあるチャーチルかな、と漠然と考えてました。ただ、この比較一覧を見ると、改めてチャーチルの大きさに驚かされます。チャーチルは、基本モデルの中では一番大きいのですね。手持ちの雑誌『PEN BRAND -世界の万年筆ブランド-』で実物大の写真が見られるとは言え、いざこうして比較されると、チャーチルの大きさは際だっています。

 チャーチルは大型のM1000と比べてもより大きいですから、かなりの大艦巨砲型ですね。ただ、重さは28.4gですから、重すぎて扱いにくい、ということはないでしょう。

 重さという点で言うと、ネルソンやウェリントンが49.8gに40.4gと、かなりの重さです。これらは、見た目は他の万年筆と同じようなので、中に金属が使われていたりでもするのでしょうか。

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 こうして情報を集めてみると、色々迷いますね。
 純粋に実用を考えるなら、大きさや重さが平均的なDuroや100辺りを買うのが正解かもしれません。しかし、せっかくコンウェイ・スチュワートを買うのなら、多少大きくて使いにくくても、押し出しのあるチャーチルを買うという手もあるでしょう。あるいは、最近の私の小型ペン趣味に沿って、ディンキーを買うというのも一つの候補です。

 →細軸の万年筆が最近のお気に入り


 う~ん、悩みます。イギリスから通販すれば安く買えるとは言え、何本もぽんぽん買えるほど安いわけでもありません。ただ、あわてて買う必要もありませんから、じっくり考えたいと思っています。買う前にこうして色々検討するときが一番楽しいですね。


(個人輸入・関連記事)
 →海外通販で万年筆を買ってみた
 →海外通販したヤード・オ・レッドの万年筆が届く
 →コンウェイ・スチュワートの購入も、現実味を帯びてきたかも
 →ペリカンのニブを単体で入手する

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