CROSS から「C-Series (シーシリーズ)」が発売に
クロスから、新たなモデルとして、C-Series が発売になりました。
クロスらしい金属軸にラッカー仕上げが施されたモデルです。男性をターゲットとしたモデルで、自動車をモチーフとしたフォルムを持ちます。
→クロス シーシリーズ 万年筆 (文栄堂)
▼重量級
クロスのキャップは嵌合式であることが多いですが、この C-Series は独特のツイスト式機構です。どんな感触なんでしょうかね。ヴィスコンティの「ディヴィーナ コレクション」みたいな感じでしょうか。
重さは50gですから、かなりの重量級ですね。アポジーも40gとかなりの重量級でしたが、それを越える重さというのは驚きです。さすがに50gとなると、重い万年筆が好きな人でないと扱いに困るかもしれません。
ただ、アポジーは胴軸の大きさとペン先の小ささが少しアンバランスな面がありましたが、こちらのC-Seriesは、比較的バランス良くまとまっている印象です。
→CROSS から「アポジー エグゼクティブ (APOGEE EXECUTIVE)」が発売に
▼一面のドット
個人的には、シャンパンゴールドとカーボンブラックが気になります。この二つのカラーでは、胴軸表面に小さなドットがデザインされていて、印象的です。結構好みの外観ですね。
ただ、この C-Series が、F・M・B の三種の文字幅しかないのはマイナスポイントです。クロスは、舶来万年筆の中では最も細字を持つブランドです。それだけに、細字好きとしては、XFもラインナップに加えて欲しい所です。
とりあえず、この C-Series は、有力な購入候補の一つですね。つい先日に万年筆を3本購入したばかりですから、すぐに購入というわけにはいきませんが。さすがに、今月の万年筆購入資金は枯渇してしまいました。(^^;
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コメント
これ万年筆もあったんですね、ボールペンだけかと思ってました。
お値段的にも比較的安いし、行っちゃいたいけど金が無い(笑)
投稿: どーむ | 2009年4月17日 (金) 23時30分
どーむ さん、こんにちは。
クロスはどうしてもボールペンのイメージが強いですよね。この万年筆、デザインはかなり気に入っているのですが、やはり50gという重さがネックです。
XFの字幅があれば、それでも問答無用で突撃していたとは思うのですが。(^^;
投稿: もきゅすけ | 2009年4月18日 (土) 18時15分
これはパイロットのバンブーに似ていますね。
モンブランの限定品にもバンブーそっくりなのがありました。
こういう形状の万年筆はパイロットが最初なのかどうか知りませんが、
いいデザインには追随者が出てくるのだなと思いました。
バンブーはフランス人のデザイナーを起用して造られたということですが、
世界中で評価の高いトンボのデザインは社員によるものだそうですので、
他の日本のメーカーも、後追いばっかりと言われないように頑張って欲しいと思います。
セーラーが大型リングの採用を増やしているのはとても気に入っています。
ついでにクリップも、万年筆博士のユニコーンクリップみたいに、独自のものを出してくれないかと期待しています。
投稿: yuband | 2009年4月21日 (火) 13時28分
yuband さん、こんにちは。
言われてみれば、首軸近くの段差がある点は、バンブーっぽいですね。胴軸と首軸との間ぐらいを持つことが多い私の場合、こういうデザインだと、どこを持つかで悩むことが多いです。
トンボの万年筆は今まで気にしたことはなかったです。結構色々発売してるんですね。もうちょっと金ペンが増えてくれればいいのですが。
投稿: もきゅすけ | 2009年4月24日 (金) 04時42分