ドルチェビータ スリム と Zen の日本発売はいつ?
ドルチェビータ スリムが海外で発売されてから、それなりの日にちが経っていますが、日本では一向に発売される様子がないですね。
同じデルタのカプリコレクションや少数民族シリーズなどは、特にタイムラグなく日本でも発売されているのを見ても、ドルチェビータ スリムの発売遅れは気になります。
そうこうしている間に、ドルチェビータの新しいモデルとして、"Dolcevita Zen"が発売になるようですね。
→Dolcevita Zen Collection (Fountain Pen Hospital)
▼ドルチェビータ スリム
ここの所、デルタはドルチェビータのラインナップの拡充が著しいですね。ついこないだ、吸入式のドルチェビータが発売されたばかりです。それに続いてのスリムと Zen の発売ということで、小型から大型まで、あらゆるニーズを満たそうとする勢いです。
一つのモデルの多様性で言うと、セーラーのプロフェッショナルギア並みですね。
私が持っているドルチェビータはミディアムです。外見も書き味も気に入ってはいるものの、ちょっと持つ部分が私には太すぎるのが不満です。胴軸が太いのは構いません。しかしドルチェビータ ミディアムの場合、首軸が太い胴軸のそのままの太さになっていて、持ちにくいのです。
細い首軸のドルチェビータと言えば、パピヨンがありますが、あれは首軸が金属です。以前の記事にも書きましたが、乾燥肌の私は金属の首軸は苦手です。なので、首軸が樹脂で細いドルチェビータが発売されるのでしたら、それが一番有り難いです。
ドルチェビータ ウェイはある程度首軸が細いですが、あれは価格がちょっと高めなんですよね。また、ドルチェビータ ミニはカートリッジ専用なのが難点です。
胴軸も首軸も細いドルチェビータ スリムは、手が小さめの日本人には合っていると思うのですが、なかなか日本で発売になりませんね。
「海外で人気で、生産が追いつかないから日本発売が遅れている」といったことならいいのですが、「最初から日本では発売しない」ということであれば、残念です。
▼ドルチェビータ Zen
新しく発売になる、ドルチェビータ Zenは、その一番の特徴は、キャップの長さですね。キャップ単独で75mmというのはとても長いです。それだけに、キャップは胴軸にかなり深く差し込めるようになっているみたいですね。
また、キャップのエンドが丸くデザインされているのは、ドルチェビータ一族では初めてですね。
それ以外の特徴は、ドルチェビータ スリムに似ているでしょうか。スリムと同じく、14kの小型ニブが付いているようですし。
ん~、正直 ドルチェビータ Zen は、位置付けのよく分からないモデルでしょうか。他のモデルとかぶっている面がありますし。まあ、ドルチェビータの場合、ウェイとかスタウトとか、位置付けがよく分からないモデルはたくさんありますので、突っ込んだら負けなのかもしれません。(^^;
ちなみに、私が今一番欲しいドルチェビータと言えば、ドルチェビータのデスクペン・セットですね。
もっとも、これだけ大きいデスクペン・スタンドを置いておくスペースは、今の私のデスク上にはありません。なので、購入しても間違いなく持て余しそうではありますが。(^^;
▼各スペック表
おまけとして、ドルチェビータの各モデルのスペックを載せておきます。データは以下の2ヶ所からのものです。
→Delta DOLCEVITA (Oversize, Medium and Slim) Reviews
→Delta Zen Fountain Pen (Fountain Pen Network)
オーバーサイズ | ミディアム | スリム | zen | |
通常 | 141mm | 135mm | 131mm | 142mm |
後ろにキャップ | 177mm | 162mm | 147mm | 154mm |
胴軸のみ | 131mm | 122mm | 120mm | 121mm |
キャップのみ | 66mm | 62mm | 56mm | 75mm |
胴軸径 | φ16.5mm | φ14.7mm | φ12.7mm | |
首軸径 | φ14.5mm | φ12.7mm | φ10mm | |
重さ | 48g | 32g | 25g | |
胴軸のみ | 30g | 20g | 15g |
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コメント
吸入式のタイプを、欲しいとと思ったのですが、
結構高いし、とても手が回りません。
イタリアだとアウロラも欲しいし・・・。
でも、いい色の軸ですよね。
いつかは手にしてみたい。
投稿: レッドのコッカー | 2009年4月24日 (金) 15時17分
レッドのコッカー さん、こんにちは。
ドルチェビータの吸入式は、ネットで「軸が折れた」という報告を見たことがあります。デルタ初めての吸入式だけに、初物はちょっと怖いかもしれません。アウロラの時も、初期は使うインクによっては、インク窓付近から折れたりしたそうですし。
ドルチェビータに比べれば、アウロラの方が価格的にお手頃感がありますよね。
投稿: もきゅすけ | 2009年4月26日 (日) 07時00分