万年筆関連 小ネタ集 2(09/05/19)
■中屋万年筆でボールペン・ローラーボールが発売に
→中屋万年筆のボールペン (中屋万年筆 公式サイト)
中屋万年筆では、今まで万年筆のみを販売してきました。しかし新しく、ボールペンとローラーボールもラインナップに加わりました。エボナイト製の漆塗り万年筆なら、どのモデルでもボールペン化が可能なようです。
「中屋の漆塗りペンは欲しいけれど、日常使いとしてはボールペンの方が良い」という方には朗報ですね。ちなみに私自身は、万年筆にしか興味はありませんので購入予定はないです。(^^;
(関連記事)
→中屋万年筆の 「十角軸 赤溜」 が届く
■ハイエース・マーブルが発売に
→セーラー ハイエース万年筆の後継モデルが登場 (スミ利文具店)
(※{09年5月13日}の記事を参照)
セーラーの低価格万年筆として親しまれてきたハイエースは、残念ながら廃盤になってしまいました。しかし新しく、「ハイエース・マーブル」として復活することになりました。軸がステンレス無地からマーブル模様になったこともあり、価格が 1,000円 から 3,000円 になったのは残念ですが、それでも低価格万年筆としてはお手頃な価格なのではないでしょうか。
製品の位置付けとしては、パイロットのプレラあたりと競合する感じですね。
(関連記事)
→セーラーのハイエースが廃番に
■ヤード・オ・レッドが5月20日より緊急値下げ
→NOMADO1230からお知らせ (NOMADO1230)
(※中央部の「お知らせ」に記述があります)
ヤード・オ・レッドの国内販売価格が値下げされるようです。金融危機以来のポンド安のために、内外価格差が大きくなっていたヤード・オ・レッドですが、今回の価格改定で、多少なりとも内外価格差の縮小が期待できますね。
どれぐらい値下げされるのかは分かりませんが、海外通販ではなく、日本の店頭で実物を見て買いたい、という方には、今回の値下げは朗報と言えるでしょう。
(関連記事)
→海外通販したヤード・オ・レッドの万年筆が届く
■セーラーから、透明プロギアスリムが夏季限定で発売に
→透明プロフェッショナルギア スリム 銀色 (ペンハウス)
500本の夏季限定で、透明プロギアスリムが発売になります。
これは新製品ではあるものの、昔にショップ限定で発売されていたのと同じでしょうか。ブログ「カフェイン依存症気味なエンジニアの雑記」さんの所で、半年前に紹介されていました。
→セーラー 透明プロフェッショナルギアスリム (カフェイン依存症気味なエンジニアの雑記)
カラースケルトンタイプのプロギアスリムも発売されていますが、色の付いていない透明万年筆の方が好みだという方は、こちらを購入されると良いでしょう。
■オリンパスが「ペン」50周年スペシャルコンテンツを公開
→オリンパス、「ペン」50周年スペシャルコンテンツを19日に公開 (マイコミジャーナル)
→オリンパス ペン 50周年記念サイト (オリンパス 公式)
オリンパスは、銀塩カメラ「ペン」の発売50周年を記念して、スペシャルコンテンツを公開しました。それに合わせて、抽選で50名にオリジナル万年筆をプレゼントするキャンペーンが行われています。
コミュニティサイト「FotoPus(フォトパス)」内のコンテンツ「フォトパス パーク」への無料会員登録を行うことで、CROSS の Century Ⅱ に「OLYMPUS PEN」の刻印が施された万年筆が抽選で当たります。
興味のある方は応募されると良いのではないでしょうか。
| 固定リンク
「万年筆 / 新製品のニュース・雑感」カテゴリの記事
- アウロラから 「大陸シリーズ オセアニア」 が発売に(2014.05.09)
- セーラーから「プロムナード万年筆」が発売に(2013.11.30)
- プロフィットFLが、「プロフィット ブラックラスター」にモデルチェンジ(2013.11.08)
- パイロットのカジュアル万年筆 「kakuno(カクノ)」 が店頭に登場(2013.10.06)
- アサヒヤ紙文具店で、カスタム845の「朱漆」が販売に(2013.09.30)
コメント
TBありがとうございます。
ペンハウスの透明プロギアスリム銀ですが、写真を見る限りでは私の手元にある報画堂オリジナルと同じ物のようですね。
キャップのリングが1本なのが通常のプロギアスリムと違う点です。
ちなみに、同じ透明プロギアスリム銀ですが、ウェブショップタテのはリングが2本あるようです。
投稿: lloigor | 2009年5月20日 (水) 00時57分
lloigor さん、こんにちは。
ウェブショップタテのを見てきましたが、本当にキャップリングが違いますね。驚きました。同じように500本の夏季限定で販売している所を見ると、同じ物としか思えないのですが、どういうことなんでしょうかね。
セーラーがキャップリングの仕様を途中で変えて、どちらかのショップの方が、昔のサンプル画像を使っている、とかでしょうか。あるいは、2種類の仕様が存在するのかも。もっとも、そんなことをするとコストが上がるだけですけれど。(^^;
いずれにしても、実際にモノが発売されるまでは真相は不明ですね。なかなか興味深いです。
投稿: もきゅすけ | 2009年5月20日 (水) 12時16分
こんにちは。
報画堂・タテ・ペンハウスとそれぞれの表記を見比べていて
気がついたのですが、もしかしたら重量が手がかりになるかも?
試しにキャップの画像と重量を並べてみるとこんな感じに。
広幅1本 約20g(報画堂)
通常2本 16.8g(タテ)
広幅1本 16.8g(ペンハウス)
報画堂はすでに現物があるのでこの関係は確定でしょうから、
ほかの2店の重量表記が正式な物ならペンハウスの画像が
実物と違う(報画堂の流用?)可能性が大きいことに(・・;
(そもそも報画堂の重量が間違ってたら意味ないですが・・・
って、今見たら文栄堂も広幅の画像に使ってますね(汗
あと、仕様違いについては報画堂が通常品とより差をつけるのに
あえて広幅モデルで特注してるって可能性はあるかと思います。
逆に、今回の限定品はセーラー自体からの発売のようですから、
もきゅすけさんもおっしゃっているように、余計なコストを
かけないよう通常品と同じ仕様で作っているのではないかと。
まあ、結局は実物が出てきてくれれば一番話が早いのですが(笑
投稿: とろ。 | 2009年5月20日 (水) 21時54分
とろ。さん、こんにちは。
報画堂のだけが、えらく重めの表記になってますね。報画堂さんの所が最初に作ったモデルと言えるでしょうから、細かな部分で違いがあるのかもしれませんね。例えば金属の使用部分が多いとか。
キャップリングですが、うめだ阪急ブログに、実物の写真があるのを見つけました。
http://umeda-hankyu.jp/WatchEyeware/stationery/2009/05/20090520_100000_11759.html
ちょっとボケ気味で判別が難しいのですが、それを見る限りは、幅広のキャップリングっぽい感じです。
こうなると、二重リングなのはウェブショップタテだけですから、ちょっと不利かもしれません。ただ、プロギアスリムのカラースケルトンは、二重リングなんですよね。この辺りの仕様の違いも、かなり謎です。まあ、個人的には、色々な仕様のがあった方が、単調にならなくて嬉しいのですけれど。
投稿: もきゅすけ | 2009年5月21日 (木) 05時28分
なんと、もう実物の画像が出てきてたんですね。
しかもデパートのブログとは・・・ショップの新製品情報は
色々と見て回ったのですが、これは完全に盲点でした(汗
あ、でも実は前回のコメント書きつつ「でもどうせなら幅広の方が・・・」と
内心思っていたので、正直予想が外れて嬉しい誤算だったりします(笑
個人的にカラースケルトン+金だと二重リングでも十分に感じるんですが、
今回みたいな無色透明+銀だと幅広でないと少し物足りないかな、と(・・;
投稿: とろ。 | 2009年5月21日 (木) 21時03分
私の手元にある報画堂オリジナルの透明プロギアスリムは17.5gでした。
インクを通した使用済みの物ですので、残留インクで若干重くなっている筈です。
「約20g」という表記は明らかに実際より重いですね。
報画堂の表記は精度が粗いのか、コンバーター込みの重さなのかもしれません。
投稿: lloigor | 2009年5月22日 (金) 02時03分
とろ。さん、こんにちは。
うめだ阪急ブログは、ちょうど万年筆イベントの "第3回 「I LOVE PEN, I LOVE LETTER.」" の記事を書くときに参照したこともあって、RSSの巡回先に入れていたのです。そのおかげで、実物写真が見つかったというわけです。
透明軸にシルバートリムだと、どうしてもリングが目立ちませんから、幅広の方が存在感があっていいかもしれませんね。これがゴールドで幅広リングだと、リングの自己主張が激しすぎそうですし。
投稿: もきゅすけ | 2009年5月22日 (金) 08時12分
lloigor さん、こんにちは。
あら、lloigor さんの透明プロギアスリムも、他と同じ重さでしたか。3g程度の違いですから、コンバーター込みの測定なのかもしれませんね。
そういえば、私のブログにおける万年筆レビューで、自己測定した重量を表記していますが、そこでは基本的にコンバーターは込みでの測定です。私にとっては、カートリッジ専用の万年筆以外では、コンバータを使わない利用なんて考えられないので、そうしているわけですが、その旨を表記した方が良いのかどうか迷いますね。書いた方が親切なのでしょうけれど、あまり注意書きが多くて煩雑になるのも良くないですしね。難しい問題です。
投稿: もきゅすけ | 2009年5月22日 (金) 08時18分
そっか、コンバーターもそれなりに重さありますから、
それも加味すればそのくらいの重量になりますよね。
普通に売ってるのは大抵コンバーター無しなので
すっかりそのつもりで考えてしまったんですが、
今度からはその辺にも気をつけてみますm(_ _)m
lloigorさん、わざわざ測定までしていただいて
ありがとうございました!
・・・あれ?
でも、報画堂もコンバーターって別売りなんですよね。
てことは付属しない物の重さまで含めてる事に(・・;
投稿: とろ。 | 2009年5月22日 (金) 21時44分
とろ。さん、こんにちは。
完全透明のスケルトンの場合、半透明のカートリッジを入れて使ってもあまり美しくないですからね。透明でインクが見えるコンバータで使う人が大多数ではないでしょうか。それを考えると、コンバータ込みで計算したのは親切と言えるかも。(^^;
投稿: もきゅすけ | 2009年5月23日 (土) 10時54分