ガンディーが使ったインドの万年筆 - ラトゥナーム / ラトナムサン
→【コラム】ガンディーを支えたインドの万年筆 (インド チャネル)
ガンディーが活躍していた時代、インド民族の解放を目指す中で、スワデーシー運動(国産品愛用運動)が行われていました。その運動の一つとして、ガンディーは M.V.ラトゥナーム 氏が製作したエボナイト製のインド万年筆を愛用していたそうです。
■ラトゥナーム / ラトナムサン
インドの万年筆のレビューをどなたかがブログでされていた記憶がありましたので、探ってみた所、ありました。port123miguel さんが、ブログ「万年筆的世界迷走中(剛筆、fountain pen)」で、インド万年筆の「ラトナムサン」を紹介されています。
→インド 万年筆 ラトナムサン/ Ratnamson fountain pen (hooded) (万年筆的世界迷走中(剛筆、fountain pen))
M.V.ラトゥナーム 氏の会社を息子が継いで、ラトナムサンという名称の会社になったのですね。かなり特徴的な万年筆で、面白そうです。
欧米や中国の万年筆なら、日本で入手するのは容易です。しかしインドの万年筆となると、本体の入手どころか、情報すらなかなか手に入れられないのが現状ですから、こうしたレビュー記事はとても興味深く、ありがたいです。
port123miguel さんは、他のインド万年筆や、パキスタン(!)の万年筆のレビューも書かれていて、興味のある方はご覧になると良いでしょう。下記のリンクは一例で、他にも色々な万年筆のレビューが見られます。
→パキスタン万年筆:ダラーペン/デモンストレーター/ピストンフィラー (万年筆的世界迷走中(剛筆、fountain pen))
海外のブログや掲示板にも、ラトナムサンを始めとするインド万年筆の記事がありましたので、そのいくつかを紹介します。
→Ratnam Pens - photos, packing case, et al..., Ratnam pen paraphernalia... (The Fountain Pen Network)
→My Complete Indian Fountain Pens Collection (Journey through time - Satish Kolluru)
| 固定リンク
「万年筆 / つぶやき」カテゴリの記事
- セーラーのスリップシール機構はいつから?(2013.10.03)
- 最速の吸入方式? 「syringe-filling」(2013.09.29)
- 「壬辰 暗輝黒龍」の特製コンバーターを使う踏ん切りがつかない(2013.08.17)
- セーラー21Kペン先が好きになってきた(2013.08.11)
- ジャスタス95のCM絵の作者が、大友克洋さんの息子と知って驚き(2013.08.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんは、
大変興味深く拝見させていただきました。
インド万年筆、機会があれば是非是非実物を見てみたいものです。^^)
投稿: オヴリーク | 2009年7月 3日 (金) 20時54分
オヴリーク さん、こんにちは。
さすがに約11億の人口を誇るインドだけに、万年筆の世界も意外と奥が深いのかもしれません。上り調子の経済発展に伴って、これから万年筆を使う層もインドで増えていくでしょうね。
興味深いインド万年筆の世界ではありますが、日本から手に入れるとなると、ちょっと難しそうなのが難点です。Yahoo!オークションでも見かけませんし。eBayなら見つかるのかもしれませんが、私の語学力ではちょっとつらいです。(^^;
投稿: もきゅすけ (管理人) | 2009年7月 3日 (金) 21時09分
おはようございます。
ガンジーが自国産の万年筆を使っていたというのは初めて知りました。
インド製の万年筆は、確かに日本では入手しにくいですよね。一応、レシーフの万年筆はインドで生産されたものだという話は聞いたことがありましたが・・・
投稿: 猫柳 | 2009年7月 4日 (土) 08時08分
猫柳 さん、こんにちは。
レシーフがインド産というのは初めて聞きました。中国や東南アジアで生産するという例はよく聞きますが、インドでの生産というのは珍しいですよね。
レシーフ・クリスタルには興味があるのですが、首軸部が独特の臭いがする、という話を聞いて、イマイチ購入に踏み切れません。(^^;
投稿: もきゅすけ (管理人) | 2009年7月 4日 (土) 08時40分
もきゅすけさん、こんにちは。
ブログの紹介ありがとうございます。
RATNAMは英語読みで自分で勝手にラトナムと書いたので、
ラトゥナームのほうが正しいのだろうと思います。
インドではウォーターマン、パイロットの工場があったこともあるそうです。
(ただ万年筆全体がつくられてたのかそれとも一部が作られていたのかはしりません。)
またAirmail というインドの会社からレシーフのアイドロッパーにかなり似ている万年筆が
販売されてます。Airmail Walityでイーベイで検索するといくつか出てくると思います。
後横レスですが、今使ってる台湾のプロバイダーからはニフティのブログに投稿しようとすると暫く拒否されていたので、早くにコメントしたかったのですが少々手間取ってしまいました。
投稿: port123miguel | 2009年7月 8日 (水) 15時09分
port123miguel さん、こんにちは。
少し前にport123miguel さんがブログを開設されているのを見つけまして、それ以来楽しくブログを読ませてもらっています。
インドでも有名メーカの工場があったりしたのですね。私がeBayを使いこなせれば、インドの色々な万年筆を手に入れたりも出来るのでしょうけれど、今のところは、たまに眺めるだけですね。なにせ私の英語学習は、大学までの受験英語のみです。英語の文章を読むのはそれほど国はならないのですが、英語でコミュニケーションをとるとなると、私の英語力ではさすがに厳しいものがあります。
Yahoo!オークションにそうした万年筆が流れてくれば嬉しいのですが。ちょくちょくチェックしてみようかと思ってます。
海外から書き込みが出来なかったようで、申し訳ありません。ココログのコメント書き込みは、海外から書き込み出来たり出来なかったりと、今ひとつ基準がよく分からないみたいです。スパム対策のためだそうですが、あまり制限がきついのも困りものです。
投稿: もきゅすけ (管理人) | 2009年7月 8日 (水) 18時36分
ヤフーのオークションに出品されているのを見ましたが本物でしょうか?
投稿: っさっさ | 2012年1月24日 (火) 21時27分