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Stylo Art 軽井沢 「カリビアン・スウィール(プリンスジョージ)」 を入手

 Stylo Art 軽井沢さんの「カリビアン・スウィール(プリンスジョージ)」です。8月31日までの夏限定のセルロイド万年筆です。

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 →2009夏限定!万年筆 プリンスジョージ(カリビアンスウィール) (手作り木製文房具ショップ「Stylo Art 軽井沢」木のぬくもりを。)

■渦模様が好き

 Stylo Art 軽井沢さんは、最近特に注目が集まっている手作り万年筆ショップです。万年筆の他にも、ペントレイやペンレストなど、手作り木製文房具を中心に制作されているショップです。色々な木材で万年筆を製作されており、スネークウッドなど製作の難しい木材の万年筆もあります。

 それら万年筆に興味は持ちつつも、私は木軸万年筆への物欲は薄めですので、色々な万年筆関連ブログでの購入報告やレビューを楽しく見るだけで満足していました。そうした中で発売されたのが、セルロイド軸のカリビアン・スウィールです。

 →2009サマーコレクション カリビアン・スウィール(Caribbean Swirl) (手作り木製文房具ショップ「Stylo Art 軽井沢」木のぬくもりを。)

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 透き通るような水色に黒い渦が綺麗に巻いており、とても綺麗です。以前からこのブログで書いてきましたが、私は渦模様が大好きです。コンウェイ・スチュワートの万年筆やオペラ、エイシアなど、渦模様の万年筆を多く買ってきました。ですからこの万年筆も購入を検討しました。

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 ただ最大のネックは、ペン先が中字という点です。私は細字好きですから、悩んだ結果、購入は見送りました。しかしその後、カリビアン・スウィール第2弾の「プリンスジョージ」が発売されたのです。

 第1弾のカリビアン・スウィールは細めの軸で、セルロイドは胴軸部にしか使われていません。それに対して第2弾の「プリンスジョージ」では、中央が膨らんだ存在感のある一本で、キャップにもセルロイドが使われています。キャップリングや天冠なども豪華で、ペン先が中字であるというマイナス点を吹き飛ばすほどの魅力がありました。そうしたわけで、即決して購入したわけです。

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■立体感のある渦

 このブルーセルロイドは、見れば見るほど綺麗です。一番の特徴は、渦に立体感があることです。写真にあるように、渦が黒と薄い水色の2色で構成されており、そのせいで、普通の渦模様とは異なる立体感を感じさせるものになっています。また下地のブルーも、単純な一色ではなく、光の当たり具合で見た目が遷移する美しい外観を持ちます。

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 渦模様なだけに、個体差が心配されました。通販だけに、模様を事前に確認することが出来ませんので、ギャンブル的な要素がありました。しかし私の購入した模様は破綻した部分が全くなく、渦模様がバランス良く配置されており、一安心です。

992  天冠は雪の結晶のようなデザインです。尻軸にも同じ模様が埋め込まれています。リングも立体感のあるユニークな模様です。私は派手好きなだけに、どちらもお気に入りです。

 ペン先は小型の鉄ペンで、まあ可もなく不可もなく、普通でしょうか。インクフローは悪くないと思います。私は細字マニアですので、ごにょごにょで細くしちゃいました。

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■問題点

 渦模様の美しさに大満足のカリビアン・スウィールですが、一つだけ問題がありました。この万年筆は両用式で、コンバーターで使用しています。この万年筆では、コンバータが首軸にガッチリとホールドされない仕様のため、エンドキャップ(ペン尻の末端部)の中には小さなバネが入っていて、内部のコンバーターが浮かないよう押さえる仕組みになっています。

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 この仕組み自体は正常に機能していて問題ないのですが、問題は、「コンバーターにインクが残っている時に胴軸を首軸から外した場合、インクがペン先から漏れる」のです。エンドキャップのバネがコンバーターのつまみ部分に引っかかり、胴軸を首軸から外すときに、ネジがコンバーターのつまみを押し下げる方向に回してしまうのです。その結果として、ペン先からインクが漏れます。

 一度それをデスク上でやって、インクをこぼしてしまいました。問題を認識してからは、インク瓶の上で同軸を外すようにしているので問題ないですが、ちょっと気になる点ですね。この問題が私の個体だけの問題か、あるいは普遍的な問題かは分かりませんが、注意が必要かと思います。

 (08/20 追記)「Stylo Art 軽井沢」さんのサポートで、問題が解決しました。
 →Stylo Art 軽井沢 「プリンスジョージ」 のインク漏れ問題が解決

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コメント

セルロイド軸のプリンスジョージも綺麗ですね!手に持った際の大きさも丁度よいのではないかと思います。
首軸を外すとやはりインクが出てしまいます。僕はティッシュにくるみながらインク補充してます(^^)

投稿: シューちゃん | 2009年8月10日 (月) 17時24分

 シューちゃん さん、こんにちは。

 シューちゃんさんのココボロ万年筆でも、やはりインク漏れの問題は発生しますか。いい万年筆なんですが、それがちょっと難点ですよね。
 中央に膨らみがあって、持ちやすくて気に入ってます。木軸にも興味があるのですが、私は扱いが荒いので、インクで汚したりしては…と心配になるので、なかなか購入には至ってません。

投稿: EF Mania | 2009年8月11日 (火) 14時19分


全く同じデザイン(首も天冠も完全におなじ)の「手作りペン」がEbayに大量に売られてまっせえ。

まったく同一。

投稿: handmadefountainpen | 2010年9月 7日 (火) 20時13分

 >handmadefountainpen さん

 それは興味深い話です。Stylo Art 軽井沢さんは海外から部品を仕入れているという話を聞いたことがありますので、同じ所から仕入れているのでしょうね。海外にもStylo Art 軽井沢さんのように、多くの手作り万年筆メーカーがあるのですね。

投稿: EF Mania | 2010年9月 7日 (火) 20時56分

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