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2009年9月の16件の記事

「プラスチック磨きクロス」で胴軸の傷を除去しようとするも…

 私が購入するのは、基本的に現行の万年筆ばかりで、ヴィンテージの万年筆はあまり手に入れることはありませんでした。しかし、最近になって昔の万年筆もぼちぼち手に入れるようになりました。そこで気になるのが、胴軸の傷です。そこで、胴軸の傷を消すために、「プラスチックみがきクロス」を購入しました。

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 →KOYO ポリマール プラスチック磨きクロス (amazon)

■レディーシェーファー632

 ヴィンテージ万年筆のコンディションにもいろいろあって、新品同様のもあれば、かなりひどいのもあります。首都圏に住んでいない私の場合は、ヴィンテージ万年筆を購入する手段は限られます。なので、ネットオークションで購入しています。ただ、ネットオークションだと万年筆の状態を正確に把握することが難しいため、時には胴軸が小傷だらけ、ということもあります。私が手に入れた万年筆では、「レディーシェーファー632」がそうでした。

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 小傷があっても、実際に使う上で問題があるわけではありません。しかし、やはり見た目が悪いです。なので、東急ハンズに行って「プラスチック磨き」を購入してきました。金磨きや銀磨きクロスに比べれば研磨力が落ちますから、結構根気よく磨く必要がありました。

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 多少は綺麗になりましたが、ちょっと研磨力が物足りない気がします。今回は小傷なのでなんとかなりましたが、ある程度深い傷がある万年筆を磨く場合は、コンパウンドなどもっと研磨力のあるものを使った方がいいと思います。

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クロスから 「アフィニティ」と「センチメント」 が発売に

 クロスから、秋の新製品として「アフィニティ(AFFINITY)」と「センチメント(SENTIMENT)」が発売になります。9月末から10月初旬頃の発売予定だそうですから、そろそろ店頭でも見られるようになるでしょう。

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 →CROSS 秋の新製品 (うめだ阪急 ブログ)


■低価格ライン

 アフィニティもセンチメントも、どちらも1万円以下の鉄ペンの低価格万年筆です。個人的には、細軸のセンチメントよりも、太めのアフィニティの方が気になります。

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 クロスの万年筆は胴軸が金属なのが多いですが、アフィニティは樹脂製で、約25g程度と軽めです。キャップもネジ式で、嵌合式が多いクロスにしては珍しいですね。キャップリングはモンブラン調で、国産万年筆でもよく見るタイプです。

 いろいろな意味でクロスっぽくない万年筆と言えるでしょうか。クロスは舶来万年筆の中では、最も細い描線が書けるので、個人的に好きなメーカです。ただ、このアフィニティには XF がなさそうなのが残念です。

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 センチメントは、クリップに付けられるハート型と鍵型のチャームが付属するモデルです。どちらかと言えば、女性向けの万年筆ですね。これはちょっと私の趣味からは外れるかな。

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ブロッター(吸取器)が意外に便利

 万年筆を本格的に使い出してすぐの頃は、ブロッターなんて必要ない、と思ってました。しかし、購入して使い出してからは、その意外なほどの便利さに、頻繁に使用しています。

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■安いブロッター

 私が使っているのは、万年筆店で売っていた中で一番安いブロッターです。海外ブランドの数万円するブロッターもありましたが、私は万年筆そのもの以外では、高級品を使いたいという欲求があまりありませんので、安物で済ませました。

 検索してみると、これですかね。さすが安いですね。

 →クラウン 吸取器 (ステーショナリーハウス ソネット)

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 私は細字好きですが、インクフローが良好なのが好みです。「イリジウムが大きく、インクフローが渋い」ことで実現する細字よりも、「インクフローが良好で、イリジウムが小さい」ことで実現する細字の方が好きなのです。

 「小さいイリジウム&にじまないインク&にじまない紙」の三つを組み合わせれば、描線が細いままで、盛り上がるようにインクで書けます。これが気持ちよくて好きです。


1062 ただ、これには「インクの乾きが遅い」というデメリットがあります。そこで活躍するのがブロッターです。ブロッターを紙上でゴロッと転がせば、手でこすってもインクで紙を汚すことなく、一安心で、愛用してます。

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ペリカンから「インディアン・サマー」が発売に

 ペリカンから自然の美観シリーズの第五弾として、「インディアン サマー」が発売になりました。てっきり、自然の美観シリーズは「エベレスト」で打ち止めだと思っていました。自然の美観シリーズの独特の形状が好きな私としては、この発売は嬉しいですね。

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 →ペリカン 特別生産品 自然の美観シリーズ M640 「インディアン・サマー」 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

 (※関連記事)
 →Pelikan 「自然の美観シリーズ ナイアガラの滝」 のレビュー
 →ペリカン 自然の美観シリーズ は打ち止めかも

■こはるびより

1060  インディアンサマー (Indian Summer) とは、日本語で言うところの「小春日和」です。晩秋から初冬にかけて、通常より暖かく穏やかな日和が続く気候のことです。また、この言葉は「晩年の穏やかで落ち着いた生活の続く一時期」を比喩的に指すそうです。


 この万年筆はその名前の通り、紅葉の模様がレーザー彫りで軸に描かれています。今までの「ナイアガラの滝 / サハラ / ポーラー・ライト / エベレスト」が、比較的抽象的な模様だったのに比べると、今回のインディアンサマーは即物的な描写ですね。

 こういうはっきりとした絵柄が描かれた万年筆というのは、好みが分かれるところでしょうね。万年筆の場合、蒔絵万年筆でよくあるデザインです。ペリカンで言えば、「加賀沈金万年筆 『春秋二季』 紅葉」が似たようなデザインですね。

 →ペリカン 限定品 加賀沈金万年筆 『春秋二季』 紅葉 (高級万年筆の文栄堂)

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 私はどちらかといえば、こういう絵柄ものはちょっと苦手かな。ただ、凝った絵が描かれているわけではありませんから、模様と考えられなくもないです。また、オレンジがかったような紅葉の軸色は、とても綺麗で惹かれます。実物を見てみないと分かりませんが、派手な色柄好きの私としては、購入を検討する対象として有力ですね。

 店頭でディスプレイされているのを見た、という報告もあがってますので、ぼちぼちネットショップでも販売されるようになるでしょう。

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ペン先に激しい段差がある愛用万年筆

 以下の写真に写っているのは、一世代前のパイロット・レガンスのペン先です。見ての通り、ペンポイントが大きくズレて、段差ができています。「不良個体か、調整失敗か、経年劣化か」と思われるかもしれませんが、実はこのペン芯ズレの状態で愛用しているのです。

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■ひねり書き

 過去の記事で何度か書いたように、私はひねって書く癖があります。右にひねる癖があって、視線からはペン先の横が見えている状態です。

 このひねり書きで書く場合、このズレているペン先のレガンスで書くと、とても書きやすいのです。普通であればペン先が平行に紙につかないところを、ズレがあるおかげで、左右のペンポイントが両方ともうまく紙につくのです。そのおかげでとてもなめらかで、とても書きやすい書き味となっています。

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 とは言っても、これが普遍化できるかと言えばそうではありません。このレガンス以外の万年筆をわざと同じようにペン先をズラして書いてみても、ペン先のエッジが紙に引っかかって、ガリガリの書き味になってしまいます。

 ではなぜこのレガンスだけペン芯ズレの状態で書き味がいいのかと言えば、それは長年の書き慣らしによるものです。このレガンスを購入したのは、かなり前のことです。以前の記事に書いたヤングプロフィットの次ぐらいに購入した万年筆で、私が万年筆にハマって多数購入する前に購入した一本です。

 →ペン先を使い切ったヤング・プロフィット

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 このレガンスは、書き味が気に入り、かなり愛用してたくさん文字を書きました。昔からひねって書いていたせいで、このレガンスも私の書き癖に合わせて、ペン先に段差ができたようです。昔はペン先をルーペで見てメンテナンスをするということはしていませんでしたから、段差ができていることも知らず、そのままで大量筆記しました。そのおかげで、ペン先のエッジが丸まり、ペン先がズレた状態でなめらかに書けるよう、ペン先が成形された、という訳です。

■取り替えのきかない万年筆

 万年筆は、自分の書き癖に合わせて育っていくもの、とよく言われますが、私にとってはこのレガンスがまさにその一本です。私のひねり書きに最適化された、段差のあるこのペン先は、他の人が使ってもガリガリで書けたものではないでしょうね。しかし私にとっては欠かせない一本です。

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 こうして自分好みに育ったレガンスですが、他の万年筆を同じように育てようという気にはならないですね。段差がある状態でなめらかに書けるように育てるのには、相当な時間がかかります。たくさん万年筆を購入している今となっては、一本をそこまで育てられません。なので、今はひねり書きの癖を矯正しようとしていますし、ペン先の段差もその都度直しています。

 しかし大量筆記するときには、ひねり書きの状態で快適に書けるこのレガンスはとても貴重です。所有している中で、もっとも紛失したくない万年筆がこれですね。段差がある状態で固定されているため、字幅がFMぐらいあるのが難点ですが、超大量筆記する必要があるときには、いつもこれを使ってます。

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超微粒子顔料インク 「青墨(せいぼく)」 が発売に

 セーラーから、極黒に続いて、青色の超微粒子顔料インクが10月に発売になります。評判の高い極黒に続いての青系顔料インクの発売ということで、これも人気が出そうですね。

 →セーラー 超微粒子顔料インク(ナノインク) 万年筆用ボトルインク (高級万年筆の文栄堂)


701  青系の顔料インクといえば、プラチナの顔料ブルーも今年発売されたばかりです。特性も違うでしょうから、選択肢が増えるのは良いことですね。

 →プラチナ 超微粒子 顔料インク ブルー ボトルインク (PIGMENT BLUE) INKG-1500#60 (高級万年筆の文栄堂)

■セーラー ジェントルインク

 青墨の発売はいいことなのですが、残念なニュースもあります。セーラーのジェントルインクが価格改定で、1,050円に値上がりします。また、黒、青、ブルーブラック以外のカラーインクが来年の3月を目途に廃番になるそうです。

 これはとても痛いニュースです。価格は、まだ海外製のインクに比べればリーズナブルとは思うのですが、多数の色の廃番はダメージが大きいです。ジェントルインクといえば、自分で混色可能という特徴を持った珍しいインクですが、多くの種類が廃番になるのでしたら、それもできなくなってしまいます。

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 個人的には、赤色のボトルインクが結局でないまま、というのが一番残念です。国産インクの赤系では、私はセーラーの赤が一番好きなんですよね。パイロットの赤はあまりにシャバシャバ過ぎて扱いにくいですし、プラチナはちょっと色合いがオレンジがかっていて好みではありません。総合的に見てセーラーの赤が一番好きなのですが、赤はカートリッジでしか発売されていません。いつかボトルインクで赤が発売されてくれれば、とかすかな期待を抱いていたのですが、残念ながらその期待は打ち砕かれてしまいました。

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 セーラーからは、ジェントルインクが廃番になる代わりに、来年から季節限定カラーのインクが発売になるそうです。パイロットの色彩雫のような展開をするのかな。個人的には、そうした期間限定の企画ものより、レギュラー品の方を充実させてほしいと思うのですが、なかなか期待通りにはいきませんね。

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Dataram RAMDisk 64bit 版を使ってみた

DELL Studio desktop  新しいDELLのPCは、メモリが6Gとたくさんあります。普通の使い方では使い切れないでしょうから、Ramdiskを作ってみることにしました。

 Ramdisk作成ソフトにはいろいろありますが、私が使っているのは Windows Vista 64bit です。Ramdiskはシステムに深く関わるソフトだけに、ソフトが 64bit OS に対応している必要があります。調べてみたところ、フリーで64bitに対応している Dataram RAMDisk を使うことにしました。

 →64ビット版Windowsに対応した“RAMディスク”構築ソフト「Dataram RAMDisk」 (窓の杜)
 →Core 2 Quad Q8300 の 「DELL Studio desktop」 が届く

■RAMDisk

Dataram RAMDisk  しばらく Dataram RAMDisk を使ってみましたが、大きな問題なく、快適に使えてます。Firefoxのキャッシュの置き場所や、Photoshop などのソフトのワークエリアにしたり、一時的な作業場所にしたりしています。


 ただ、一つだけ問題があって、Internet Explorer 8 のキャッシュの置き場所を RAMDisk にすると、起動時に「汎用ボリュームがインストールされました」というメッセージが出て、再起動を要求されるんですよね。いろいろ調べてみましたが、原因は謎です。まあ、ブラウザは基本的には Firefox しか使っていないので、その指定はやめにしました。

 64bit OS に対応している Ramdisk 作成ソフトとしては、「Ram Phantom 7」もあります。こちらの方が歴史があって、複雑なことをするならこちらの方が安心かもしれません。ただ有料ソフトなので、あまり複雑なことをしない私の場合は、フリーの Dataram RAMDisk でいいかな、という感じです。

 →RamPhantom7 新登場! (ioPLAZA)


 今回この記事を書きましたが、基本的に Ramdisk 作成ソフトのインストールには、それなりにリスクがありますから、あまり安易にインストールするのは避けた方がいいかもしれせん。特に、32bit OS でOS管理外の領域に Ramdisk を作成するという場合は、起動時にブルースクリーンが出たりするトラブルが生じやすいそうです。

■64bit VS. 32bit

windows7  今回の Ramdisk 作成ソフトの選定では、64bit OS ということで制限がありましたが、こうした細かな問題をのぞけば、特に問題なく Vista 64bit を使えています。64bit と 32bit の差がどれぐらいあるのかと思って調べてみると、こんな記事がありました。

 →32bit vs 64bit Windows 7を入れるならどっちだ? (ASCII.jp)

 64bit でも 32bit でもあまり変わらないのでは、と思ってましたが、この記事を見るとそれなりに差があるみたいですね。Windows 7 の市販パッケージには、32bit版と64bit版の両方のインストールディスクが含まれているそうですから、Windows 7 になれば、64bit OS の普及が一気に進むかもしれません。

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DELTA 「ドルチェビータ ミディアム」 のレビュー

 デルタの「ドルチェビータ ミディアム」、F字です。ドルチェビータシリーズの中でも、一番メジャーなモデルと言えるでしょうか。胴軸のオレンジが綺麗で、デルタのフラッグシップとなる万年筆です。

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 →デルタ ドルチェビータ ミディアム 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

(1)外観

 デルタの顔と言うべき、オレンジのレジンが印象的な万年筆です。遠くから見ても一目でドルチェビータだと分かります。胴軸のオレンジは派手ですが、キャップの黒が全体の印象を引き締めていて、男性でも女性でも、どちらでも似合う高級感があると思います。オレンジのレジンは単調な色ではなく、光の当たり具合できらきらと輝く、とても美しい外観となっています。

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(2)筆記バランス

 この万年筆の特徴は、首軸が太いということです。胴軸だけなら、同じぐらいの太さを持つ万年筆は多くあるのですが、首軸も胴軸と同じだけの太さがあるというのは、ちょっと珍しいです。首軸がなだらかに細くなっているのが一般的です。写真を見ればわかるように、胴軸と首軸はほとんど同じ太さです。

 他の多くの万年筆と比較しても有数の太さがある万年筆ですから、太軸が好きな人に合っている万年筆です。私はと言えば、実は太軸は苦手です。なので、この「ドルチェビータ ミディアム」はちょっと持てあまし気味です。長文筆記はしにくく感じますので、そういう用途には使っていません。細軸好きの方は、他の「ドルチェビータ スリム」「ドルチェビータ パピヨン」などを購入するのも一つの手でしょう。

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 筆記バランスは悪くありません。胴軸は短めですが、キャップのささりは浅いですから、後ろ目を持つ人にも問題のない長さがあります。私は前側を持って、キャップはつけずに筆記します。それで問題なく筆記できています。重さは全体で29.5gと、平均的な重さの万年筆です。

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(3)ペン先

 ペン先は大型のニブがついています。かなり硬めで、しなりのないニブです。インクフローは十分で、なめらかな書き味があります。かなり気に入っている書き味ですね。

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(4)その他

 キャップリングはスターリングシルバー製で、独特の模様が施されています。個性的なこのキャップリングも、ドルチェビータ独特の印象を形作ってる大きな要素の一つです。

 吸入方式は両用式です。今年になって「ドルチェビータ ピストン フィリング」が発売になりました。吸入式がほしいという方は、そちらを購入されると良いでしょう。

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(5)総評

 夏の太陽をイメージするような鮮やかなオレンジの胴軸が印象的な万年筆です。この「ドルチェビータ ミディアム」は、軸が太いことが特徴です。太軸好きな人に合った万年筆だと思います。

 ドルチェビータはデルタのフラッグシップ・モデルということもあって、いろいろなモデルが発売されています。細軸好きの人ならスリム、携帯用を求める人ならミニ、吸入式が好きな人ならピストン・フィリング、デスクで使う人ならデスクペンと、それぞれの好みに合った万年筆が各種用意されていて、好印象です。

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※スペック一覧

・重さ 全体:29.5g キャップ:10.5g キャップなし:19g
・長さ 全長:13.3cm キャップなし:12cm 後尾にキャップ:16.2cm
・太さ 首軸最小径:12mm 首軸最大径:13mm 胴軸最大径:14.5mm 胴軸最小径:12.5mm キャップ先端:16mm キャップ後端:14mm

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セーラーから 「カーボンファイン 万年筆」 が発売に

 セーラーがヨネックスとコラボレーションして、カーボン繊維複合材料を使った万年筆が、10月中旬に発売になります。カーボン繊維が独特の模様を描き出していて、興味深い万年筆です。

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 写真を見ると、プロシックがベースのようですね。初代プロシックは真鍮にロジウムコートされた万年筆でしたから、38gと重めでした。しかし、これはカーボン繊維が使われているだけに、25gと軽めに仕上がってます。

 →セーラー カーボンファイン 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

■プロシック・ファミリー

 以前の「プロシック・パール」の発売時にも書きましたが、プロシック・ファミリーも着々とラインナップが拡充されていますね。ここ数年はずっとプロギア・ファミリーの隆盛が著しかったですが、プロフィット・ファミリーが「プロフィットレアロ」の発売で勢いを取り戻し、それに負けじとプロシック・ファミリーも続いている感じです。

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 →セーラー 「プロシック」 のレビュー


 今回の「カーボンファイン 万年筆」は、25,000円とまずまずの価格で、色も 「ブラック/ボルドーグリーン」 の3色とバラエティ豊かです。独特な素材だけに、どんな印象なのか、実物を見てみたいところです。


■プラチナ90周年

 カーボン素材の万年筆といえば、プラチナ90周年のカーボンファイバー万年筆を思い出します。セーラーはヨネックスが素材を提供していますが、プラチナの方は東レです。どちらも軽量・堅牢なのが特徴ですね。

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 プラチナ90周年については、ウェブショップ・タテで破格値のセールが行われています。プラチナ90周年がほしい、という方は、これを機に購入されるのもいいのではないでしょうか。

 →[47%OFF]【数量限定・特別価格】 プラチナ万年筆 90周年記念 カーボン軸 万年筆 PC90FP001 (ウェブショップタテ)

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Core 2 Quad Q8300 の 「DELL Studio desktop」 が届く

1035  注文していたデスクトップパソコンの DELL「Studio desktop」が届きました。注文してから10日で届きましたので、DELLにしてはまずまずでしょうか。旧PCが不定期に再起動する問題からPC買い換えとなったわけですが、新PCとなり、これからは安心してブログ更新ができそうです。

 ただ、今回の予定外の出費は痛かったです。このPCの買い換えがなければ、「S.T.Dupont デフィ」を購入したかったのですが。これから、パイロットの「リニューアル版・エラボー」や「カスタム91」の発売を控えていることを考えると、デフィを買えるかどうかは微妙になってきました。どうも私は S.T.Dupont とは縁がない感じです。

 →パイロットから「カスタム91」が発売 & 「エラボー」がリニューアル


■Intel Core 2 Quad

 新PCの構成は以下の通りです。

 CPU  インテル Core 2 Quad Q8300
 メモリ  6G
 グラフィック  ATI Radeon HD 4350 512MB
 HDD  1TB SATA HDD (7200回転)
 光学ドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
 OS  Windows Vista Home Premium 64ビット 
 価格  69,980円

 キャンペーン品をそのままの構成で購入しました。購入ポイントは、価格の割にメモリとHDDの容量が多かったことです。

 旧PCは約7年前の「AMD Athlon XP 2500+」でしたので、かなりの進歩です。Core 2 Quad にしたのは、こだわりです。私の使用用途からすると、Core 2 Duo で十分なのですが、長くシングルコアのCPUで頑張ってきて、マルチコアのCPUに憧れていた反動で、4コアのCPUにすることにしました。「AMD Phenom Ⅱ」も検討しましたが、消費電力が高めなのと、まだ DELL が扱っていないので、無難に Intel CPU となりました。


 一つ残念なのは、もうちょっと旧PCが壊れるのが遅れたなら、Core i5 のPCが購入できたのに、という点です。まあ、枯れた構成の方が安定しているからよかった、と思うことにしましょう。(^^;

 メモリが 6G あることもあって、Windows Vista 64bit です。昔は 64bit OS といえば人柱仕様でしたが、そろそろ一般で使用しても問題ないレベルになってきましたね。Sony の VAIO も、新製品はみんな Vista 64bit になってますし。

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■Windows 7

1037  新PCが届いてから、もりもりセットアップに励みました。まず行ったのは、HDDの分割です。1TBが一つのパーティションになってますので、さすがにこのままでは大きすぎます。XPの頃でしたら、データを残したままのパーティション分割には、外部ソフトが必要でした。しかし、Vista なら付属機能であっさり分割できるので楽ですね。5分とかからずに 500GB×2 に分割できました。

 その後、Service Pack2 の適用やら各種アプリケーションのインストールやらで、かなり疲れました。旧PCからのデータ移行も残ってますし、大変です。旧PCとLANを組んで、ぼちぼちデータを移し替える予定です。10月22日になれば、無償アップグレードの Windows 7 が届きますので、Vista の環境設定はあまり追求しない予定です。


 「ウィルスバスター2010」の件ですが、以前の記事で様子見する、と書きました。しかし、「どうせすぐに Windows 7 にするなら、今のうちに試しておこう」ということで、あっさりアップグレードしました。今のところは問題なく使えています。

 それにしても、さすがに新PCはレスポンスがきびきびしていて快適ですね。

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パイロットから「カスタム91」が発売 & 「エラボー」がリニューアル

 文具店「スミ利」さんのブログからの情報によりますと、エラボーがリニューアルされると共に、「カスタム91」という新万年筆が発売になるそうです。

 →エラボーがリニューアル! (スミ利のブログ)

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 (※上記の画像は旧エラボーです。)

■エラボー

 エラボーのリニューアル発売は嬉しいですね。私はユニークな万年筆が好みですので、あの独特のペン先形状は気になってました。独特の筆記感があるそうですので、楽しみです。

 エラボーをブログで詳しくレビューされている方は多いです。その中で、初期型と後期型の両方を持っておられるどーむさんの記事を代表して紹介します。

 →パイロットエラボー 初期型と後期型の違い (どーむの出張日記 &○欲日記)

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 今回のリニューアルでは、胴軸が黄銅製になって、重めの万年筆になるそうです。また、ペン先はロジウムメッキとなり、シルバートリムです。全く同じ仕様でのリニューアルというのも芸がないですから、変更は良いことだと思います。昔のエラボーを持っている方も、リニューアル版・エラボーを購入する大きな動機になるでしょう。

 ペン先は極細から太字までラインナップも広く、しかも世界最強コンバータのCON-70が使え、しかも限定品ではなく通常品としての発売です。

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 いや~、パイロットは本気ですね。最近の国産万年筆の新発売ニュースと言えば、プロフィットレアロを始めとして、セーラーばかりという印象がありました。「業界の雄であるパイロットよ、どうした!?」と思ったりもしましたが、ここで一気に来ましたね。これからもセーラーに負けないよう、どんどんパイロットにも新しい万年筆の発売を期待したい所です。

 価格は26,250円ですから、まずまずですね。気になるのは、胴軸のカラーや模様です。黒軸なのでしょうか。あまり黒軸が好みでない私としては、カラー軸を期待したいのですが、どうなんでしょうね。

(追記 09/09 18:20)
 コメント欄で「カーボン@pen_parade1000」さんからのご指摘があり、スミ利のブログで追記記事があることがわかりました。それによると、軸色は4種類あるそうです。

 また、ネットをいろいろと探ってみると、海外の Namiki の公式サイトで、新しいエラボー(海外名:Falcon)の写真が見られることが分かりました。PDFによると、「ブラック/バーガンディサファイヤブラウン」の4色展開だそうです。

 →Falcon Collections (Namiki.com)

 PDFを見ると、クリップやキャップリングはシンプルで、スタイリッシュな印象のある外観ですね。第一印象ですと、私はバーガンディが好みです。


■カスタム91

 エラボーのリニューアルの他にも、カスタム91 という万年筆が発売されるそうです。価格が一万円台で、ベスト型のシルバートリムです。

 「ベスト型」というのが聞き慣れない言葉でしたので調べた所、「天冠・尻部が丸型ではなく、平らになったモデル」だそうです。今のカスタム74が「天冠・尻部が丸い」バランス型ですから、それと差別化しての仕様でしょうね。シルバートリムであることを考えると、現行のカスタム・レガンスの廉価な黒軸版、と考えて良いのかな。

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 →パイロット 「カスタム レガンス」 のレビュー


 セーラーは、スタンダードラインで「プロフィット」と「プロフェッショナルギア」の2種類の形状を発売しています。それと似たようなラインナップにするということでしょうかね。まあ、まだ詳しい情報が出ていない段階ですから、推測に過ぎませんが。

 いずれにせよ、消費者としては選択の幅が広がるのは嬉しいことです。

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ペン先を使い切ったヤング・プロフィット

 万年筆のペン先には、硬い金属であるイリジウムがついていますから、そう簡単には摩耗しません。ただ、私が使ってきた万年筆の中で、唯一1本だけ、使い切った万年筆があります。それが、大学時代に使っていたヤングプロフィットです。

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(関連スレ)
 →ヤングプロフィットの"TIGP"表記

■一本主義

 大学生時代はお金がなくて、これ一本で勉強してました。嵌合式の鉄ペンで、価格が安く使いやすかったので、愛用していました。今では想い出の一本です。ノート取りやレポートの作成などで酷使した結果、ペン先を使い切りました。まるで刀でスパッと切ったみたいに、イリジウムが鋭角に削れています。

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 削れている方向を見ると、ちょっと斜めになってます。今の私は、ひねり書きの癖を矯正しようと奮闘中ですが、このペン先を見ると、ひねり書きは大学生の頃からの癖だったようです。


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 今となっては、このヤングプロフィットみたいにペン先を使い切ることはもうないでしょうね。大学生の頃に比べれば、筆記量も減りましたし、何よりたくさんの万年筆を購入して、一本当たりの使用量は減ってしまいましたから。

 もっとも、だからといって万年筆それぞれに対する愛着が薄くなったわけではありません。購入した万年筆はみんな気に入ってます。

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シェーファー「タルガ 1005」の過剰インクフロー調整

 私の持つ「シェーファー タルガ 1005 ゴールドストライプ」は、インクフローがあまりに過剰なのが悩みでした。私は基本的にはインクフローが良いのが好きで、そのように自己調整することも多いのですが、このタルガはインクが紙の上にたっぷり盛り上がるほどにインクが出てしまうのです。

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 インクフローを抑えようと切り割りを締めても、さっぱり効果はなく、どうしてかと悩んでいました。そうした時、ブログ「万年筆評価の部屋」さんの記事で、その理由が分かりました。

 →水曜日の調整報告 【 Sheaffer Triumph 506XG 14K-F 生贄 】 (万年筆評価の部屋)

■O脚ペン先

 >スリットは十分に開いているのに、ペンポイントの部分だけが、両側から押さえつけられたように密着している。こういう状態は始末が悪い。インクはペンポイントの所までは溢れるほど運んでこられるが、紙にインクをつけるには筆圧をかけて、ペンポイントを開くしかない。そして筆圧をかければ溜まったインクが一挙にドバっと紙に流れ出す。

 上記の記事の記述の通り、私のタルガもペン先だけが密着したO脚型になっています。どうりでペン先を締めても効果がなかったわけです。

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 というわけで、インクフローを抑えるための作業に入りました。記事の通り、まずはペン先を反らせてペン先のO脚を直し、切り割りが並行になるようにしました。そうしてから切り割りを締めることで、全体の切り割りが狭くなるようにしました。


 作業の結果、以前よりもインクフローは抑えられました。ただ、多少はインクフロー過剰気味の傾向はまだ残ってますね。インレイドニブということもあって、十分に切り割りを締め切ることができませんでした。まあ、これは仕方がないですね。以前よりもインクフローが安定したことで良しとしましょう。

 それにしても、オープンニブに比べると、シェーファーのニブの調整のしにくさは格別ですね。

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「StyloArt軽井沢」に金ペン登場 & サイトリニューアル

 木軸を中心に手作り万年筆を作られている「StyloArt軽井沢」さんですが、この度、金ペンがシリーズに加わりました。ペン先はボック社の14金です。以前に紹介した日興エボナイト製作所の「笑暮屋」さんと同じですね。

 →手作り木製文房具ショップ「Stylo Art 軽井沢」 (公式サイト)

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 金ペンは価格が約1万円ちょっとプラスになります。ペン先を自社生産したり大量仕入れした場合は、もっと安くできるのでしょうけれど、少量仕入れだと、どうしても仕入れ価格が高くなるでしょうから、頑張っている価格だと思います。


■サイトリニューアル

 また、サイトがリニューアルされました。StyloArt軽井沢では、人気のために在庫がいつもゼロで、実質的に受注生産体制となっていました。予約注文する場合は、メールでやりとりしなければならなかったため、少し面倒でした。そこで、メールではなくカートを使っての注文ができるようになったそうです。これで注文しやすくなりました。

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 サイトの告知によると、「新素材?リリース」「KUMOBA・Pilastro 金ペンリリース」が9月に予定されているそうです。これからも目が離せないですね。個人的には、カリビアン・スウィールのような色鮮やかなセルロイド万年筆を期待してます。

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PCが臨終寸前かも & ウィルスバスター2010

962  最近、記事のアップが減ってしまって申し訳ありません。以前の記事に書きましたが、PCの調子がいよいよ悪くなってきました。この記事も、なんとか安定している時期を見計らって書いてます。注文した新PCが届くまでは、記事のアップが少なめになりそうです。

 →DELLのデスクトップパソコンを注文した

 注文したDELLのパソコンは、9月10日(木)に届く予定です。納期が遅いと評判のDELLですが、キャンペーン品をそのまま購入したこともあり、なんとか早めに到着しそうです。


 今回の不調は、ハードウェア的な問題かソフトウェア的な問題か、どちらか不明です。再インストールすれば問題の切り分けが出来るのでしょうけれど、新PCを購入した今となっては、再インストールは面倒なので、なんとかあと一週間を乗り切ろうかと思ってます。


■ウィルスバスター2010

1024  「ウィルスバスター2010」が発売になりましたね。「ウィルスバスター2009」ユーザの私ですが、私はとりあえずは様子見です。ある程度待って、不具合がなくなってからアップグレードしようかと思ってます。

 2010年になってからアップグレードした方が無難そうですので。

 →Mac版を同梱した「ウイルスバスター2010」、Windows 7にも対応  (Enterprise Watch)

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ロングプロダクツから、「ペントオリジナル エボナイト萬年筆 オノトタイプ」が発売に

 通販会社のペンハウスは、いままでロングプロダクツと組んでのコラボレーション万年筆をいくつも製作して販売してきました。今回、新しく「エボナイト萬年筆 オノトタイプ」を発売するそうです。

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 →ロングプロダクツ ペントオリジナル エボナイト萬年筆 オノトタイプ (ペンハウス)

■オノトタイプ

 ロングプロダクツと言えば、セルロースアセテートなどの材質を中心に手作り万年筆を作ってきたメーカです。それが今回は、突然のエボナイトを使っての万年筆発売ということで、ちょっと驚きました。エボナイトはとても硬いため、製作の難しい材質です。なので製作にはかなりの技術が必要だそうですが、藤本寛氏の職人技なら問題ないのですね。

 エボナイトの性質等については、以下の記事にいくつか書いたことがあります。

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 →エボナイト製万年筆における、変色と曇り問題

■日興エボナイト製作所

1020  今回の万年筆にエボナイト素材を提供したのは、やはり「日興エボナイト製造所」だそうです。6日ほど前の記事で、日興エボナイトの直販サイトがオープンしたことを書きました。最近のこの業界におけるエボナイトの復権は、めざましいばかりですね。

 →日興エボナイト製作所の万年筆を販売する 「下町のエボ屋さん=笑暮屋=」 がオープン


 今回の「エボナイト萬年筆 オノトタイプ」は、両用式です。個人的には、「エボナイト万年筆と言えばインク止め式」というイメージがあるので、両用式なのは残念かな。もっとも、実用という観点から言えば、両用式の方が便利なのは確かです。

 今までのロングプロダクツの万年筆と異なり、ペン先はシュミットの18金です。材質や製作の手間、金ペンであるということから、価格は32,550円と、ちょっと高めになっているのは仕方がないですかね。ローレットパターンを彫る金具も新規に作られたそうですし。


 価格的には、日興エボナイト直販の両用式万年筆「萌芽-HOUGA-」と同程度ですね。色や形、ペン先(シュミット社とボック社)の違いはあれど、いい勝負なのではないでしょうか。

 もう一つのエボナイト万年筆の雄である「masahiro万年筆製作所」さんは、大量のバックオーダーを抱えていることから、新規受注停止中です。なので、今エボナイト万年筆が欲しいという方は、この「エボナイト萬年筆 オノトタイプ」は一つの良い候補となるのではないでしょうか。

 →手作り万年筆における過熱人気の罠

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