セーラーから 「カーボンファイン 万年筆」 が発売に
セーラーがヨネックスとコラボレーションして、カーボン繊維複合材料を使った万年筆が、10月中旬に発売になります。カーボン繊維が独特の模様を描き出していて、興味深い万年筆です。
写真を見ると、プロシックがベースのようですね。初代プロシックは真鍮にロジウムコートされた万年筆でしたから、38gと重めでした。しかし、これはカーボン繊維が使われているだけに、25gと軽めに仕上がってます。
→セーラー カーボンファイン 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)
■プロシック・ファミリー
以前の「プロシック・パール」の発売時にも書きましたが、プロシック・ファミリーも着々とラインナップが拡充されていますね。ここ数年はずっとプロギア・ファミリーの隆盛が著しかったですが、プロフィット・ファミリーが「プロフィットレアロ」の発売で勢いを取り戻し、それに負けじとプロシック・ファミリーも続いている感じです。
今回の「カーボンファイン 万年筆」は、25,000円とまずまずの価格で、色も 「ブラック/ボルドー/グリーン」 の3色とバラエティ豊かです。独特な素材だけに、どんな印象なのか、実物を見てみたいところです。
■プラチナ90周年
カーボン素材の万年筆といえば、プラチナ90周年のカーボンファイバー万年筆を思い出します。セーラーはヨネックスが素材を提供していますが、プラチナの方は東レです。どちらも軽量・堅牢なのが特徴ですね。
プラチナ90周年については、ウェブショップ・タテで破格値のセールが行われています。プラチナ90周年がほしい、という方は、これを機に購入されるのもいいのではないでしょうか。
→[47%OFF]【数量限定・特別価格】 プラチナ万年筆 90周年記念 カーボン軸 万年筆 PC90FP001 (ウェブショップタテ)
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コメント
カーボンなら、世界初のカーボンロッドを開発したオリムピックとコラボって欲しかったっす。
っていっても今のオリムピックは生まれ変わりですし、どうでもいいわ。
プラチナ90周年はクセのあるデザインですが、今度のセーラーはオーソドックスですね。
投稿: zero-52 | 2009年9月12日 (土) 12時57分
zero-52 さん、こんにちは。
プラチナ90周年は、あの独特の曲線にカーボン繊維を貼りつけるのが難しく、かなりの技術開発が必要だったそうです。そのせいもあって、あの価格になったとか。今回のカーボンファインは、円筒形のプロシックにカーボン繊維を巻き付けているだけということもあって、90周年に比べて安い価格での発売となったのだと思います。
限定で凝った90周年もいいですが、ちょっと価格が高すぎるので、カーボンファインの方がお手頃に感じますね。
投稿: EF Mania | 2009年9月12日 (土) 21時18分
カーボン製筆記具は、セーラー70周年2本や三菱鉛筆Hi-UNI等計5本ほど持っていますが、軽さと丈夫さがウリですよねー。
その割には表面のコーティングがボロボロになっていることが多いです・・・。
そのあたりをどう処理するかに関心があります。
プラチナのコレは欲しいなぁ。。
投稿: 二右衛門半 | 2009年9月13日 (日) 08時35分
二右衛門半 さん、こんにちは。
カーボン繊維を使った筆記具は、以前にもいろいろあったんですね。知りませんでした。使われている素材や技術はいろいろと違うところがあるのかもしれませんが。特殊な素材だけに、コーティングなどが難しいのかもしれませんね。
90周年は興味はあったのですが、いかんせん、価格が高いのと、黒色しかなかったので、スルーしてしまいました。材質が変わっているというのは興味を引くポイントだったのですが、やはり私は派手なのが好きです。
投稿: EF Mania | 2009年9月14日 (月) 18時22分