ブロッター(吸取器)が意外に便利
万年筆を本格的に使い出してすぐの頃は、ブロッターなんて必要ない、と思ってました。しかし、購入して使い出してからは、その意外なほどの便利さに、頻繁に使用しています。
■安いブロッター
私が使っているのは、万年筆店で売っていた中で一番安いブロッターです。海外ブランドの数万円するブロッターもありましたが、私は万年筆そのもの以外では、高級品を使いたいという欲求があまりありませんので、安物で済ませました。
検索してみると、これですかね。さすが安いですね。
→クラウン 吸取器 (ステーショナリーハウス ソネット)
私は細字好きですが、インクフローが良好なのが好みです。「イリジウムが大きく、インクフローが渋い」ことで実現する細字よりも、「インクフローが良好で、イリジウムが小さい」ことで実現する細字の方が好きなのです。
「小さいイリジウム&にじまないインク&にじまない紙」の三つを組み合わせれば、描線が細いままで、盛り上がるようにインクで書けます。これが気持ちよくて好きです。
ただ、これには「インクの乾きが遅い」というデメリットがあります。そこで活躍するのがブロッターです。ブロッターを紙上でゴロッと転がせば、手でこすってもインクで紙を汚すことなく、一安心で、愛用してます。
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コメント
えらく華やかな色合いのブロッターですね!
こちらの場合、細字指向なのでそれに関して使う機会は少ないですが、朱肉を乾かすのに便利ですよね。
投稿: 二右衛門半 | 2009年9月28日 (月) 08時02分
二右衛門半 さん、こんにちは。
華やかですが、いかんせん、1000円以下の安物ブロッターなので、高級感は皆無です。(^^; ただ、実用の道具と割り切って使う分には問題ナシです。
投稿: EF Mania | 2009年9月28日 (月) 09時44分