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セーラーから 「プロギア スリム 細美研ぎ」と「プロフィットST」 が発売に

 セーラーから、新しくプロギアスリムがベースの細美研ぎ万年筆が発売になります。発売予告から日数が経っていますから、もう予約された方もおられるでしょうか。

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 →セーラー プロフェッショナルギア スリム 細美研ぎ 万年筆 (いるかの万年筆やさん)

■14K 中型ニブ

 以前の細美研ぎは、21Kの大型ニブがベースでした。それとは異なり、今回は14Kの中型ニブがベースですから、かなり感触が違ったものになっていると予想されます。

239  私は最近、21Kの細美研ぎを試筆させてもらう機会がありました。私は細字好きなのですが、どうも書きにくく、ちょっと私の感覚には合わない感じでした。愛用している21KのEFニブの方がしっくりしました。もっとも、ちょっと試筆した程度ですので、慣れの問題のあったのかもしれませんが。

 今回、14Kの細美研ぎが登場ということで、どういう書き味になっているのか、興味のあるところです。私は基本的には、21Kよりも14Kの方が好きですし。


 今回の「プロギアスリム 細美研ぎ」は、胴軸も格好良くて好印象です。パールレッドにシルバートリムの組み合わせは、落ち着きとゴージャスさの両方をバランスよく兼ね備えていて、高級感がありますね。


■プロフィットST

 セーラーの万年筆では、もう一本気になる万年筆があります。それが「いるかの万年筆やさん」が販売している「プロフィットST」です。

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 →プロフィット ST 万年筆 (いるかの万年筆やさん)


 基本的な製品の仕様を見る限りでは、プロフィットスタンダードのシルバートリム版という感じです。ただ、クリップがシンプルになっていて、価格も10,500円と安くなっています。ご存じのように、セーラーは去年の11月に、1万円台の万年筆を2000円分値上げしました。しかしこのプロフィットSTは、以前の1万円です。

 →1万円台のセーラー万年筆が価格改定


 これはどういうことなんでしょうね。クリップがシンプルになっている分、廉価版になっているのか、とも想像できますが、あれぐらいの形状の変化では、たいしたコスト削減になるとも思えません。そもそも、ロジウムは高価な金属ですから、どちらかと言えばゴールドトリムよりもコスト高になると考えるのが自然です。

 現段階では、セーラー直営の「いるかの万年筆やさん」のみでの販売です。なので、試験販売、限定販売という可能性もあります。あるいは、原油高による材料費高騰が解消されたので、1万2千円に値上げした価格を、元の1万円に戻す布石という可能性もあります。

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 (※写真は プロフィット21 銀 です。)

 う~ん、考えれば考えるほど分からなくなってきます。この「プロフィットST」がレギュラー品として発売されるのかどうかが一つの鍵になってくるでしょうか。しばらくして発売停止という可能性もありますから、欲しいという方は今のうちに買っておくというのも一つの手かもしれません。

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万年筆 / 新製品のニュース・雑感」カテゴリの記事

コメント

プロフィットSTを見たときに、ナガサワオリジナル用のボディを一度に造りすぎたのかな、と思いました。
けれど、仕様を見ると、ナガサワオリジナルの金具はロジウムメッキで、STのはクロームメッキのようです。
STのクリップはプロカラー500と同じもののようですので、通常のプロフィット・スタンダードやナガサワオリジナルよりランクを落とした製品になっているように思います。

私は今のセーラーの純金メッキより少し前の白っぽい金メッキの方が気に入っています。
ナガサワオリジナルは一本持っているのですが、クロームメッキによって白金より輝きが鈍くなるような効果があるのなら、これを買ってみるのも面白いかなと思っています。

投稿: yuband | 2009年10月 1日 (木) 22時10分

 yuband さん、こんにちは。

 なるほど、ナガサワオリジナルで、すでにシルバートリムはあるんですね。ペン先はロジウムメッキですが、クリップやリングはクロームということで、コストダウンなのかな。

 私の場合は、どちらかと言えば純金メッキの方が好きかも。セーラーの地金の色は、昔にあった12KのWGっぽい感じがするんですよね。キンキラキンなのはちょっと下品という人もいますが、やっぱり私は派手好きのようです。(^^;

投稿: EF Mania | 2009年10月 3日 (土) 15時14分

今日、阪神百貨店のペンクリニックに行ってきたのですが、ショーケースの中にプロフィットSTがありました。
新発売と書かれた専用の台に乗せてありましたので、いるかの万年筆やさんでだけでなく、普通の文具店で取り扱うことのできる商品のように見えました。

阪神の文具売場を見て回っていてちょっと驚いたのは、プラチナ18Kスタンダードの全ペン種の試筆セットがあったことです。
文具店のスミ利が推薦していたものなので試してみたところ、現行品にはあまりない柔らかなペン先で、とても印象に残りました。
今、中屋の石目のためにへそくりしている最中ですので我慢しましたが、いずれは買うことになると思います。
外観は平凡ですが、字を書くことが楽しくなるペンだと思いました。

投稿: yuband | 2009年10月 4日 (日) 01時32分

 yuband さん、こんにちは。

 プロフィットSTは、限定品ではなかったのですね。プロフィットSTが現状の価格のままで通常発売となると、プロフィットスタンダードの位置づけが微妙になってきますね。価格改定かこのままフェードアウトか、どうなるんでしょうね。

 18Kスタンダードのペン先が柔らかい、ということは風の噂で聞いていましたが、本当にそうなのですね。てっきり昔は、14Kスタンダードと同じような書き味だとばかり思ってました。
 ペン先には興味が引かれますが、18Kスタンダードの場合は、軸がネックなんですよね。価格的に贅沢は言えないのは分かっているのですが、もうちょっと高級感や派手さがあってくれると、購入しやすいのですけれど。

 中屋の石目ですか。いいですね。私も中屋で欲しいモデルはいくらでもあるのですが、いかんせん、先立つものがありません。とりあえずは、手持ちの十角軸の熟成を楽しむことで我慢です。(^^;

投稿: EF Mania | 2009年10月 5日 (月) 17時29分

プロフィットST,謎ですね。
大丸藤井限定の"摩周湖"を買ったのですが,アレもプロフィットベースのシルバートリムなんですよね。
クリップはSTとは違いスタンダードと同じ形状です。
セーラーのサイトをよく見るとプロギア銀などのシルバートリムもクロム鍍金のようです。
STは安いので販売店限定モデルのベース用なのではと思ったのですが,それもちょっと違うような・・・

投稿: mercuryo | 2009年10月 7日 (水) 22時23分

 mercuryo さん、こんにちは。

 大丸藤井さんの"摩周湖"は、透明度を抑えた胴軸で、購入された方のブログを見ては、うらやましく思ってました。まあ、セーラーのショップオリジナルで欲しいと思う万年筆をみんな買っていたら、確実に破産してしまいますが。(^^;

 今回のプロフィットSTは、プロフィットスタンダードとの併売という点が一番の謎ですよね。スタンダードが廃盤になった後の発売なら、モデルチェンジということで納得できるのですが。これから両方のモデルがどういう展開を見せるのか、興味深いところです。

投稿: EF Mania | 2009年10月 8日 (木) 06時59分

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