プラチナ萬年筆から「万年筆インク専用 インク消し」が復刻に
かつて、万年筆のインクを消せるインク消しとして、「ガンジーインク消し」がありました。しかしそれは製作元の丸十化成が2009年2月に事業停止した結果、すでに廃番になっていました。しかしこの度、プラチナ萬年筆がガンジーインク消しを復刻したそうです。
→万年筆専用インク消し IER-1200 (プラチナ萬年筆 公式)
→プレスリリース (プラチナ萬年筆 公式)
■インク消し
ガンジーインク消しに関しては、東急ハンズで売っているのを見たことがありましたが、どこまで消えるのか分からなかったのと、お値段がちょっと高めだったので、手を出しませんでした。そうしているうちに売り場から消えましたので、買うには至りませんでした。
ブログ「私的電脳小物遊戯」さんが、ガンジーインク消しのレビューをされています。それを見ると、結構消えるみたいですね。今回の復刻版がガンジーインク消しと同じ成分のものかは分かりませんが、同じ成分なら、万年筆の筆跡を消したいという要望には十分に応えるものと言えるでしょう。
→インク消しは実用的か?(ガンヂーインキ消) (私的電脳小物遊戯)
余談ですが、丸十化成と言えばミスノンです。確かミスノンの修正ペンがあったな、ということで探したところ、ありました。丸十化成のかOEMのかどうか分かりませんが、懐かしいです。
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コメント
ガンジーのインク消しは持ってますが、あまり使ってませんでした。会社が潰れていたんですね。
古典的ブルーブラックならかなり消えますが、消したあとの紙質がふやけてしまうので書き直しができず、あまり実用性はありませんでした。
投稿: 猫柳 | 2009年11月21日 (土) 18時15分
猫柳 さん、こんにちは。
2種類の液を何度もつける関係上、紙がふやけるんですね。完全に乾いてから書けば問題ないのでしょうけれど、相当に面倒そうですよね。やはり万年筆の場合は、二重線で消した方が合っているのかもしれません。
投稿: EF Mania | 2009年11月22日 (日) 02時34分
プラチナが施設ごと買い取ったのかもしれないですね。
写真で見る限りボトルも箱も同じですしねぇ。
投稿: どーむ | 2009年11月23日 (月) 10時48分
どーむ さん、こんにちは。
そうかもしれないですね。プラチナの方が、万年筆関連の店に対する営業力も強いでしょうから、丸十化成の頃よりも売れるかもしれません。
投稿: EF Mania | 2009年11月23日 (月) 11時26分