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2010年1月の11件の記事

ついに「プロフェッショナルギア レアロ」と新色のマルンが登場

 去年は「プロフィットレアロ」の突然の発売で回転吸入式万年筆のファンを喜ばせたセーラーですが、今度は「プロギアレアロ」が新しく発売になりました。また、新色としてマルン色も追加されています。

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 →セーラー プロフェッショナルギア レアロ 万年筆 (ペンギャラリー 報画堂)
 →セーラー プロフィット21 レアロ マルン 万年筆

■ついにプロギアにも

 プロフィットレアロが発売になったときから、私はプロギア型でのレアロ発売と、黒軸以外の新色の発売を期待していました。私はバランス型は好きではなくベスト型(円筒型)が好きです。また、黒軸ではなく色軸が好みです。ですので、今回の二種類の発売は、どちらの期待も叶えるものですので、とても嬉しいです。

 購入の第一候補は、プロギアレアロのマルンですね。私はマルン色はプラチナの14Kスタンダードしか持っていませんから、ちょうど良い機会です。ただ、購入したすぐその後に、レッドなどの鮮やかな色や、モザイク柄、シルバー軸などが発売されたりしないか、ちょっと心配ではあるのですが。(^^;

 →セーラーの吸入式万年筆 「プロフィットレアロ」 についての雑感

 いずれにせよ、実際の発売は3月中旬ですから、それまでにじっくり考えてお金を貯めておくことにしましょう。

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 ところで気になるのは、文栄堂でのプロフィットレアロの表記が「プロフィット21 レアロ」となっている点です。これは改名したんですかね? 21Kペン先であることを強調するためでしょうか。あるいは、14Kペン先のレアロも発売されるのでは、なんてこの改名からは期待してしまいます。

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縦書きと横書きとインクかすれの微妙な関係

 私は万年筆が好きなだけに、手書きで書くもののほとんどは万年筆を使って書きます。万年筆は筆圧が必要ないなどの利点もありますが、一方で弱点もあります。その弱点の一つが、インクが乾く前に手でこすってしまうと、手や紙がインクで汚れてしまうという点です。

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 万年筆のインクは一部を除けば水性インクですので、乾きが遅いのはやむを得ません。特に私はインクがドバドバ出る筆記感が好きで、そのように自己調整しているために、インクをこすってしまう問題は気にするポイントです。

■横書きが苦手

 私の場合、手でインクをこすってしまう問題は、縦書きと横書きとで異なります。私は圧倒的に横書きの方が苦手で、気をつけて書いていても、一行の後半部分を手でこすってしまうという事故が多発します。その一方、縦書きではほとんどそういうことはありません。

 このことは他の人も共通のことだろう、と昔は思っていました。しかし、最近になって複数のブログで、「縦書きの方がインクをこすってしまう」という記述を見て、意外に思ったものです。人それぞれなんですね。

 →縦書き用万年筆 (Penペン草子 万年筆初心者の断想)
 →月曜日の調整報告 【 Pelikan 100 14C-F 2本から一本を作る! 】 (万年筆評価の部屋)

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 縦書きか横書きか、どちらが苦手なのかは、それぞれの筆記スタイル(万年筆を持つ位置、万年筆の持ち方、インクの種類や紙質、一行の長さ)によって変わってくるのでしょう。私の場合、横書きの苦手意識が強いあまり、縦書きばかりで書くようになってます。

 最近はWeb、雑誌、ビジネス文書のいずれも横書き全盛ですが、その時代背景に逆行するかのように縦書きで書きまくってます。縦書きで困るのは欧文や数式が混ざる場合ですね。ただ、私の場合はそれらが混じった文を書く機会が少ないために、その点は問題には感じてません。

 いざとなればブロッターを活用することで問題を解決できるのですが、一行ごとにブロッターを使うのも、少し面倒です。ですので、これからも時代に背を向けて(?)縦書き万年筆ライフを楽しんでいこうと思ってます。

 →ブロッター(吸取器)が意外に便利

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訃報:加藤製作所の加藤清さん

 加藤製作所の加藤清さんは、最近になって体調を崩されて入院していましたが、残念ながら1月23日に亡くなられたとの知らせが入ってきました。

 →加藤清さんのお通夜 (一期一会 ~Pen and message.~)


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 加藤製作所さんの万年筆は一本だけ持っています。太軸の割に軽くて扱いやすく、お気に入りの一本として愛用しています。今となると、もっと手に入れておけば良かったと悔やまれてなりません。特に加藤製作所さんの金ペンや吸入式の万年筆は手にしてみたかったです。加藤清さんがご存命の頃から、金ペンや吸入式は数が少なく、手に入れるのが難しかったです。今から入手するとなると、さすがに難しいでしょうか。

 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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19社の海外ブランドを網羅した『ペンカタログ 2010』を入手

1216  舶来万年筆の総合カタログである『ペンカタログ 2010』を入手しました。最初は文栄堂で手に入れようと思ったのですが、購入予定の万年筆が文栄堂にありませんでしたので、ペンハウスがプレゼントキャンペーンを始めるのを待ってから、手に入れました。

 ペンカタログは2007年と2008年には入手しましたが、2009年の分は手に入れませんでした。毎年は手に入れる必要は感じませんが、2年に一度の間隔なら、持っていた方がやはり便利ですね。

 →「THE PEN 2010」(非売品)プレゼント (高級万年筆の文栄堂)
 →ペンカタログ2010 プレゼントキャンペーン (ペンハウス)

■気になる万年筆

 『ペンカタログ 2010』を見て気になったのは、パーカーのアーバンとIMです。「パーカー アーバン」は独特な流線型のフォルムに色気があって、惹かれます。「パーカー IM」は、カスタムチーゼルCTの胴軸デザインが好みです。どちらも鉄ペンというのが難点ですが、普段使いには良さそうな感じです。

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 →パーカー アーバンCT 万年筆 (エスティ・ファースト)
 →パーカー IM プレミアム 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)


 また、『ペンカタログ 2010』を見ると、2008年のカタログにはあった S.T. Dupont の「オランピオ ギヨシ・アンダーラッカー・コト・ドゥ・マーユ」がなくなってますね。紫色の万年筆が欲しい私には良い候補だったのですが、残念です。

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 また、ビスコンティのメトロポリスやアートコレクションもカタログ落ちしているのが、ちょっと気になります。廃番なのか、あるいはスペースの関係で載せられなかったのかは分かりません。まあ、ビスコンティの場合は、魅力的なモデルを次々に出してくれるので、構わないのですけれど。

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2010年 欲しい万年筆ランキング

 去年もやりましたので、今年も私が欲しいと思っている万年筆を挙げたいと思います。去年は5つの内、4つを購入するという結果になりました。さて、今年はどうなることでしょう。こうして記事として書くことで、ますます欲しい気持ちを自ら高めてしまい、物欲に歯止めがかからなくなってしまう恐れはありますが。(^^;

 →2009年 欲しい万年筆ランキング (その1)
 →2009年 欲しい万年筆ランキング (その2)

▼第1位 「中屋万年筆 (桔梗・菖蒲)」

 前回と同じく、今回も1位は中屋万年筆です。去年購入した「十角軸 赤溜」は非常に満足のいく万年筆でしたので、もう一本欲しい気持ちが強いです。次の中屋万年筆は、紫系が欲しいですね。桔梗か菖蒲が有力候補です。「石目 中屋ペンケース風」のようなモデルを検討中です。

 →石目 中屋ペンケース風 (中屋万年筆 公式)
 →中屋万年筆の 「十角軸 赤溜」 が届く

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▼第2位 「マット調の万年筆」

 次に欲しいのは、マット調の万年筆です。万年筆の胴軸は、樹脂軸の場合はツルツルの外観であることが多いです。それも悪くありませんが、そればかりだと、マット調の落ち着いた外観の万年筆も欲しくなります。

 マット調の万年筆も調べてみるといろいろとあるのですが、もう一歩の決め手がないですね。個性のある変わったマット調万年筆が出てくれるとありがたいのですが。

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 →中屋万年筆の石目乾漆にするか、マット調にするかが、悩ましい
 →セーラーの 「赤軸万年筆 梨地」 が気になる

▼第3位 「インクウェル」

1211  第3位は、万年筆本体ではなくインク壺です。インクを吸入したり、つけペンとして使ったりするとき、普通のボトルインクの場合、キャップをクルクルと開けたり閉めたりするのがちょっと面倒です。ですので、簡単にフタを開け閉めできる専用のインク瓶が欲しいです。

 ただネックになっているのが、現状ではインク瓶がほとんど売られていないことと、値段が高いこと、そしてちゃんと密閉できるのかという心配です。


 需要があまりないのか、インク壺単体というのはほとんど売られていません。ガラスペンで有名なルビナートのインク壺がペンハウスで売られています。しかし、多くが欠品中ですし、売られている安いインク壺は完全には密閉しないということです。ビスコンティのクリスタルインクポッドは良さそうですが、価格面が厳しいです。

 →ルビナート インク壺 (ペンハウス)
 →ビスコンティ クリスタルインクポット V380CAL (高級万年筆の文栄堂)


 Yahoo!オークションでも出物が少ないですね。eBayで"Inkwell"で検索すると多く引っかかるのですが、基本的にVintageだけに、どれがいいのかの判断に迷います。これに関してはいずれ購入する予定ではあるのですが、どれを購入するかでかなり悩みそうです。

▼第4位 「S.T.Dupont」

 第4位は、エステーデュポンの万年筆です。ブログ「Penペン草子 万年筆初心者の断想」さんのデュポンに関する記事を読んでいるうちに、すっかりデュポンへの物欲が高まってしまいました。

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 ただ、デュポンは価格が高めなのが主流ですので、なかなか手が出ないというのが現状です。去年発売されたデフィはかなりの有力候補でしたが、黒軸で地味だということもあって、派手好きの私には決め手に欠けます。ただ、デュポンの万年筆はどれもデザインの良いしゃれたモデルが多いですので、いずれは購入したいです。

▼第5位 「レバーフィラー or インク止め万年筆」

 私はあまり吸入方式にはこだわりません。一般には回転吸入式の万年筆が人気のようですが、私の場合、両用式も堅牢でメンテナンス性が良いという点で、かなり好きです。そのようにこだわりはないのですが、マニアとしていろいろな吸入方式の万年筆を体験してみたい、という気持ちもあります。

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 主要な吸入方式の中で、私が経験していないのが、レバーフィラーとインク止め式です。どちらもヴィンテージに多い方式ですね。レバーフィラーは手軽にインクが吸入できますし、インク止め式はたくさんインクが入るというメリットがあります。今年はそれぞれ一本は手に入れてみたいです。

▼第6位 「EEFペン先」

 そして最後が、舶来万年筆のEEFペン先です。国産だと、UEFや超極細字、細美研ぎなどがありますが、舶来万年筆でも、デルタやビスコンティなどにEEFペン先があります。果たして舶来万年筆のEEFというのはどんなペンポイントをしていてどんな書き味なのか、個人的にかなり興味があります。ただ、かなりイレギュラーな字幅ですので、手に入れるのがちょっと難しいです。機会があれば手に入れて、書き味を堪能したいですね。

 →ビスコンティの万年筆に "EEFペン先" が

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アウロラから 「タレンタム ラバー」 が発売に

 アウロラから、胴軸とキャップにソフトラバーを貼った「タレンタム ラバー」が発売になっています。今までのタレンタムと異なり、マット調の外観になっていて、個人的に好印象です。

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 →アウロラ・タレンタム・ラバー 新発売(AURORA 公式サイト)

■マット調

 去年にも何度か記事を書いてきましたが、私は胴軸がマット調の万年筆を購入することを検討中です。そうした中、これは有力な候補の一つとして考えています。

 →中屋万年筆の石目乾漆にするか、マット調にするかが、悩ましい
 →セーラーの 「赤軸万年筆 梨地」 が気になる

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 ソフトラバーを張っているということは、滑り止めにもなっているのでしょうか。だとすれば、他のマット調万年筆とは一味違いますね。ただ、首軸がどうなっているのかが気になります。どうも首軸にはラバーが貼られていないっぽいですので、前の方を持つ癖のある私の場合は、滑り止めの効果は期待できないかもしれません。

 万年筆の場合は、パイロットのドクターグリップのような、首軸がソフト素材になっているモデルはほとんどありません。ロットリングの「スキン」やセンサの「Plasmium GRIP(プラズミウム・グリップ)」など、ごくわずかです。そういう仕様の万年筆ももう少し増えてくれるとありがたいのですが。まあ、何十年と使い続けることが多い万年筆の場合、経年劣化のことを考えれば、いろいろと難しいのかもしれませんね。

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加藤製作所さんが一時的に業務縮小

 以前からTwitterなどで話は聞いていましたが、加藤製作所の加藤清さんが体調不良のため、当面の間は万年筆の製作や修理などの業務を縮小されるそうです。

 →加藤製作所が業務縮小に!! (NOMADO1230 スタッフ日記!)

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 しばらくは商品の供給が激減すると見込まれますから、加藤製作所さんの万年筆の購入を検討されている方は、早めの購入を検討された方がいいかもしれません。
 加藤清氏の一日も早いご回復をお祈りいたします。

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ビスコンティから、23Kパラジウムのペン先が登場

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 ビスコンティから、23カラットのパラジウムペン先が発売されるそうです。23カラットですから、95%がパラジウムのニブということになります。ビスコンティはいろいろと変わった万年筆を発売していますが、これも面白い仕掛けですね。

 →Press Release on the 23ct Palladium nib From Visconti (The Fountain Pen Network)
 →Chatterley Visconti Limited Edition Ripples (Pentime.net)
 →Visconti Palladium Extra Fine Nib (Youtube)

■パラジウム

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 パラジウムといえば、万年筆の場合はクリップやリングなどへのメッキとして使われるのが主です。そうした金属をニブの主原料として用いるというのは面白いです。変わり種のニブとしては、セーラーの23Kニブやプラチナの白金ニブがすぐに思い出されますが、このパラジウムニブもそれに負けないぐらいの変わり種ですね。

 書き味はどのようなものなのかが気になります。初期の報告ではペリカンのM1000のような弾力のあるニブというネットでの書き込みもあったのですが、実際の所は硬めのニブという報告の方が多いようです。このパラジウムニブはどんな感触なのでしょうか。興味が惹かれます。

 追記(2012/01/16):パラジウムペン先の万年筆を購入しました。
 →ビスコンティ 「ホモサピエンス BY MAZZI」 を購入


 パラジウムは高価な金属なのかと思いきや、現時点では金価格が高騰していることもあって、パラジウムの方が安いみたいですね。(金:¥3380/g パラジウム:¥1280/g) もちろん気軽にバンバン使える金属ではないですが、できれば比較的手に入れやすい価格の万年筆にパラジウムニブをつけて欲しいところです。ただ、現段階では10万円を超える高額商品のリップルに装着される、という情報しかありません。基本的に10万円以上の万年筆は買わないことにしている私からしてみれば、それは残念な話です。せめて5~7万前後の万年筆にもパラジウムのペン先をつけて欲しいですね。


 ビスコンティはマニア心を刺激する万年筆を次々にリリースしてくれますね。これからも目が離せないです。

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Visconti 「ディヴィーナ デザートスプリング」 のレビュー

 ビスコンティの「ディヴィーナ デザートスプリング」、Mニブです。これは世界限定1618本の万年筆で定価12万円もするため、欲しくても購入は諦めていた万年筆でした。ただ米国代理店の変更という好機を得て、安く購入することができました。その経緯については以下の記事でまとめてあります。

 →eBayで万年筆を落札してみた

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(1)外観

 ディヴィーナ・シリーズは、正五角形が頂点二つ分の角度(144度)でねじれている、螺旋型の独特な形状の万年筆です。私は四角や八角、十角や三角など、円形ではないユニークな形状の万年筆が大好きです。ですので、これもとても気に入っています。ただ、頂点部にスターリングシルバーが埋め込まれているディヴィーナ・ブラックに比べると、螺旋の目立ち方は少し劣るでしょうか。

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 素材はセルロイドです。砂漠(デザート)をイメージするブラウンの下地に、湧き水(スプリング)を表現した青白の線がランダムに入った独特なデザインで、とても美しいです。以前の記事にも書いてきましたが、私は渦模様が大好きですので、この模様もストライクゾーンど真ん中です。

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(2)ペン先

 ペン先はオペラやヴァン・ゴッホ マキシと同じ、大型の18Kです。しなりのない硬めのニブです。同じ形のニブですが、この万年筆とオペラはガチニブで、ヴァン・ゴッホ カプチーノは柔らかめと、微妙な違いがあります。インクフローは適度で、快適に筆記できます。

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 →ビスコンティ 「ヴァン・ゴッホ マキシサイズ カプチーノ」 を入手
 →VISCONTI 「オペラ」 のレビュー

(3)吸入方式

 「プッシュ&プル・タッチダウン フィリングシステム」と名づけられた吸入方式です。ペンの尾部を押すと吸入ピストンが露出し、再度押し込む際にインクが吸入されます。機構的にはプランジャー式と言っていいと思います。以下のリンク先のアニメーションで、その仕組みがわかります。

 →Push Pull Filling (Visconti 公式サイト)

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 セーラーのプロフィットレアロと同じように、インク吸入のシリンダーが内部に仕込まれている形式です。ですので、プランジャー方式とは言え、胴軸がすべてインクタンクになっているパイロットのカスタム823ほどの大容量インクは入りません。まあ、823のようなインキ止めのシステムを持たない以上、大容量インクタンクの実現は難しい面があるので、仕方がないでしょうか。オペラ マスター・デモのように「ダブルタンク・パワーフィラー」システムにすると問題ないのですが。

 →吸入式万年筆のインク吸入量が少ない理由
 →Double reservoir power filler (Visconti 公式サイト)

 なお、機構上インクタンクから完全にインクを抜きにくいため、インクの種類を変えにくいです。一度決めたインクを使い続けた方がいいでしょう。

(4)その他

 平均的な重さの万年筆です。金属製の吸入シリンダーが後部にある関係か、重心は後ろ目です。前のほうを持って書く人の場合、キャップは後ろにつけずに書いた方が書きやすいと思います。

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 キャップは、「フック・セーフ・ロック」という独特の方式でポストします。キャップをさして、ほんのちょっとひねるだけで閉まります。これは便利そうなのですが、どうも私には違和感が先にたって苦手です。回転式や嵌合式のシステムに慣れていますので、キャップを閉めるときに意識を集中しなければならないのです。無意識で扱える伝統的なシステムのほうが好きですね。

(5)総評

 螺旋型の形状といい、吸入方式といい、キャップを閉じるシステムといい、すべてに渡って独特でユニークな万年筆です。ビスコンティの創業者であるダンテ・デルベッキオさんとルイージ・ポリさんは、もともとは万年筆マニアだったそうですが、それも納得できるこだわりの一品だと思います。ありきたりな万年筆ではなく、個性のある万年筆が欲しいという方にはピッタリな万年筆だと思います。

 デザイン面でも美しく、いろいろな意味でイタリア万年筆らしい一本です。

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※スペック一覧

・重さ 全体:42g キャップ:18g キャップなし:24g
・長さ 全長:14.7cm キャップなし:13.6cm 後尾にキャップ:17.5cm
・太さ 首軸最小径:10.6mm 首軸最大径:13mm 胴軸最大径:14mm 胴軸最小径:12mm キャップ先端:15mm キャップ後端:14mm

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ロングプロダクツから 「ゴッホの夜景」 が発売に

 去年の年末の話になりますが、ロングプロダクツの万年筆として、新しく「ゴッホの夜景」が発売になっています。ペンハウスプロデュースの万年筆としては、桜色や赤色の万年筆が多かったですが、こちらは派手な中にも落ち着きのある色柄で、魅力的な万年筆になっていると思います。

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 →ロングプロダクツ 万年筆 アセテート ゴッホの夜景 (ペンハウス)

■モザイク模様

 青色や赤色、紫色が複雑に混じり合ったモザイク柄で、旧レガンスにあったタイプの模様でしょうか。私はロングプロダクツの万年筆としては、初期の「アセテート 桜」を所有しています。14gと軽い万年筆ですので、軽快に万年筆を使いたい時にはよく使っています。使用頻度はかなり高いです。もう一本欲しい気持ちもあったのですが、発売される万年筆が似たタイプでしたので、手を出してきませんでした。しかしこれは「アセテート 桜」とはかなり違った色柄ですので、購入するかどうか迷っています。首軸も同軸と共通柄というのもポイント高いです。

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 →ロングプロダクツ 「アセテート 桜」 のレビュー


 う~ん、どうしましょうか。年末年始でバタバタしていたのがやっと落ち着いて、仕事始めの忙しさの中にいるので、ちょっと今は万年筆に対する物欲メータが高くないんですよね。ただ、在庫も残り少ないみたいですし、うかうかしていると売り切れそうなのが悩みどころです。


(※過去のロングプロダクツ新作記事)

 →「ペントオリジナル 錦鯉」が発売に
 →ロングプロダクツから、「ペントオリジナル エボナイト萬年筆 オノトタイプ」が発売に
 →ロングプロダクツから 「夢桜 とも柄」 が発売に
 →ロングプロダクツから「夢桜」が発売に
 →ロングプロダクツから「アクリル グリーンのきらめき」が発売に
 →ロングプロダクツから、「ペントオリジナル マンダリンオレンジ」が発売に

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2010年 新年の挨拶

1199  明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 去年の最後の記事にも書きましたが、万年筆ライフという観点から言えば、2009年はとても充実した1年でした。来年もこの流れに乗って、より充実した1年にしたいですね。もちろん、財布の許す限りにおいてですが…(^^;

 →2009年の万年筆ライフの総決算


 ただブログ執筆という観点から言えば、書きたいけれど時間の関係で書けなかったネタがたくさんあって、読んでいただいている読者の方には申し訳なかった面もあります。今年はもっと記事内容を充実させていきたいと思っております。2010年もよろしくお願いいたします。

 なお2010年のブログ再開は、仕事の関係から1月6日頃になる予定です。

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