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ビスコンティの 「クリスタル インクポット」 を購入した

1233  購入するか迷いましたが、ビスコンティのインクウェルを入手しました。年初の記事で、今年欲しい物の一つとしてインクウェルを挙げました。あらかじめ予想していたことですが、記事として書いたことで、ますます欲しい気持ちが高まってしまい、記事アップからわずか一ヶ月あまりで購入することになってしまいました。

 ただ、この購入は大正解でした。インクウェルのあまりの便利さに驚愕中です。

 →2010年 欲しい万年筆ランキング
 →ビスコンティ アクセサリー V380CAL クリスタルインクポット (ペンルーム)

■Visconti Crystal Inkwell

1234  このインクウェルは定価2万円と高額ですので、すぐには購入には踏み切れませんでした。ですので、他のインクウェルを検討したり、あるいはオークションでヴィンテージのインクウェルを探したりしました。また、香水入れなど他の用途の瓶も検討しました。ただ、どれも購入には至りませんでした。 「フタが容易に開閉可能」 「インクが揮発しないよう密閉される」 という二つの条件を確実に満たすかどうか、判断できない物が多かったのがその理由です。

 ということで、多少お金がかかってもいいだろう、ということで、このビスコンティのクリスタルインクポットを購入したわけです。

■長所と短所

 入るインクの容量は約25ccで、不満はないです。深さもありますし、大型のペンでも、首軸まで十分にインクにつけて吸入できます。ただインクの量が少なくなると吸入しづらくなりますから、スポイトなり注射器なりで、インクをこまめに供給してやった方が使いやすいでしょう。

 購入する前に、最も懸念していたのは密閉性です。試みに水を少量入れてフタをして数日放置しましたが、水は蒸発することはありませんでした。薄くですがフタにゴムリングがついているのが役に立っているようです。また、化粧箱も役に立ってます。化粧箱はとても綺麗です。ですので、一週間など長期間インクを使わないときは、この化粧箱に入れてフタを閉めます。そうすることで二重に密閉でき、確実にインクの揮発を防げます。

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 もう一つの注目ポイントであるフタの開けやすさの面では、ちょっと不満があります。写真を見て分かるように、丸いフタの部分は土台よりも小さめのため、フタをつまんで持ち上げるのが少しやりにくいです。後ろの突起部を押すことでもフタは開きますが、突起部は小さめのため力が必要です。実際の運用では、私は突起部を押しつつ、前の部分をつまんでフタを開けてます。大きな不満点ではないのですが、もうちょっと開けやすい仕様にして欲しかったです。

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 また、金属の土台とクリスタルの部分とが接着されているのですが、その隙間にインクが入り込んでしまいやすいです。綺麗に洗浄しにくいため、裏返して見たときにあまり美しくないです。まあこれは、上から見る分には気にはならないのですけれど。

1237  そして最大の欠点は、フタを開けた状態が固定されにくいことです。90度未満にしか開かないため、フタを開けた状態で放っておくと、重さで勝手に閉まってしまいます。力を多少加えれば開けたままに出来ますが、それでも安定感がないですね。ですので、インクを吸入するときは、フタを手で押さえなければなりません。この点はかなりのマイナスポイントです。


■大ヒット

 ここまで長所と短所を挙げてきましたが、総体としては、大満足の買い物でした。正直、もっと早く買っておけば良かったと思えるぐらいです。記事が長くなりましたので、インクウェルの便利さや使い勝手については、次の記事に書きたいと思います。

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コメント

おっ!早速入手に踏み切られたのですね。 おめでとうございます。 クリスタル製ということで、綺麗ですね。

私もビスコンティのインクウェルは気になっていますが、同様にフタの機密性はどうなのかなと思っていました。 フタが開いた状態に保持されないのは意外ですね。

底の中央部はこんな風に深くなっているとは気が付きませんでした。 インクが少なくなった時の吸入の事なども、大変参考になります。 ところで、インク容量はどのくらいあるのでしょうか。 インク瓶ひと瓶で50mlくらいですが、全部入ってしまう感じでしょうかね?

投稿: pelikanblueocean | 2010年2月28日 (日) 16時01分

インクウェル無事ゲットおめでとうございます。私もあれから気になってオークションで出物がないかうろついていたのですが、どうにもEF Mania様が所望されているだろう気密性についてあまりよろしく無さそうなものばかりで・・・
これで一安心です。
閑話休題、こちらではパイロットの3号ニブのことについて記事を書かれたことはございますでしょうか?
今回故有って3号ニブを入手したのですが、あまりの書き心地の良さにニブの大きさとはなんぞや?ニブの柔らかさとは?と真剣に考えさせられる次第に陥っております。

投稿: ardbeg32 | 2010年2月28日 (日) 23時55分

 pelikanblueocean さん、こんにちは。

 我慢できずに、すぐに購入してしまいました。(^^; たまたま、購入する万年筆がなくて予算に余裕があった時期がありまして、そのときに勢いで購入しました。
 フタが保持されないのは予想外でした。結構基本的なことですので、何とかして欲しかったところです。

 インクを入れてみると、中央部分がへこんでいるのがよく分かります。首軸まで浸さないとインクが吸入できない万年筆も多いですから、ある程度の深さはインクウェルには必須ですね。
 入るインクの容量は、25ccです。さすがに50ccは入らないです。(^^; 最初、30ccのパイロットのボトルインクを直接注ごうとして、こぼしそうになりました。インクの追加には、スポイトか注射器が必須だと思います。

投稿: EF Mania | 2010年3月 2日 (火) 00時16分

 ardbeg32 さん、こんにちは。

 オークションには数はいろいろ出ているのですが、それだけに、よりいっそう探すのが大変という感じです。中古だと、気密性が落ちているのでは、という心配もありますし。清水の舞台から飛び降りる気持ちで、新品を購入して良かったです。

 パイロットの3号ニブとしては、レグノ89sを持ってます。確かに、独特の柔らかさがありますね。ただ、3号ニブの万年筆にもいろいろありますから、モデルによって書き味は違うのかもしれませんが。レグノ89sは、ニブはよいのですが、私にはちょっと小さすぎる印象です。もうちょっと太い軸についていれば、もっと使用頻度が上がるのですが、惜しい感じです。

投稿: EF Mania | 2010年3月 2日 (火) 01時06分

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