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2010年4月の17件の記事

セーラーから 「プロギア ピンクゴールド クリア」 が発売に

 セーラー万年筆とペンハウスとがコラボして、「プロフェッショナルギア ピンクゴールド クリア」が発売になりました。ペン先とクリップ、リングがピンクゴールド仕様になっており、ユニークなモデルとなっています。

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 →セーラー万年筆 限定品 ペンハウスオリジナル プロフェッショナルギア ピンクゴールド クリア (ペンハウス)

■ピンクゴールド

 セーラー万年筆のピンクゴールド仕様としては、白軸のプロギアがありました。それに続く万年筆ですね。首軸も完全に透明なので、内部の金属機構が丸見えなのは面白いです。ただインクが透明軸と金属機構との隙間に入り込んだりしないか、ちょっと心配な面もあります。使わないのであれば完全クリアの方がいいですが、実用を考えるならパイロット「カスタム74透明」のように、首軸が半透明の方が無難でしょうね。難しいところです。

 →セーラー プロフェッショナルギア ピンクゴールド 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

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セーラーから 「ディグナムバイタ」 が発売に

 セーラーから、胴軸に「リグナムバイタ」という木材を使用した万年筆が、5月上旬に発売されます。群馬県にある JOYFUL2新田店 の店舗限定万年筆です。

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 →JOYFUL2新田店 オリジナル万年筆「ディグナムバイタ」 (セーラー万年筆 公式)

■世界の銘木シリーズ

1319  この万年筆で気になるのは、「世界の銘木シリーズ 第一弾」と書かれていることです。この記述からすると、この店舗限定の木軸万年筆をシリーズとして続けていくということでしょうか。だとするとなかなか面白いですね。今までのセーラーの店舗限定万年筆は、その多くがプロギアの色違いやスケルトンでした。それはそれで悪くなかったですが、種類が多くなるにつれて、食傷気味に感じられる面も少しありました。ですので、新しい展開であるのならば、歓迎したいところです。


 胴軸に使われている「リグナムバイタ」という素材は初めて聞きました。いろいろな木材があるものですね。ところで、この万年筆は「プロフィット21型」か「プロフィット スタンダード型」なのか、どちらなのでしょうね。ニブが14金ということはプロフィット スタンダード型なのかな。サイズが書かれていませんので、実物を確認する必要があるでしょうか。


 また興味深いのは、二重価格になっていることです。価格は57,750円で、「店頭特別価格」が39,800円です。かなりの価格差がありますから、店頭以外で購入するのはキツいですね。これは店舗への客の誘導や常連客の優遇を意識しての対策でしょうか。通販であらかた売れてしまっては、店舗オリジナルの意味が薄れてしまいますし。ただこの対策が一般化すると、地方の万年筆ファンにとってはちょっと残念かもですね。

■限定ラッシュ

 このブログでは取り上げませんでしたが、最近発売されたセーラーの限定万年筆としては以下のものがあります。

 →東急ハンズ名古屋店 10周年記念オリジナル万年筆 (セーラー万年筆 公式)
 →髙島屋大阪店限定 プロフィット スケルトン万年筆
 →日本橋三越本店限定 ピンクパンサー万年筆

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Marlen 「ル・レーヴ」 のレビュー

 マーレンのル・レーヴ ピンク、Fニブです。購入の経緯や付属の香水関連については、以下の記事を参照してください。

 →マーレン 「ル・レーヴ ピンク」を入手

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(1)外観

 ピンク、パープル、アルミが輪切り状に並んだデザインです。マーレンにはこうした模様の万年筆が多くあり、十八番のデザインでしょうか。ピンクとパープルは単色ではなく、微妙に色合いが変化しており、とても綺麗です。ピンクとパープル部分には茶色い渦模様が走っていて、アクセントになっています。

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 私はこのデザインが気に入って購入しましたが、ピンクとパープル色だけに、ちょっと人を選ぶ色合いかもしれません。このピンクは女性をイメージしたデザインですが、ブルーの方は男性をイメージしており、そちらの方がより一般向けでしょうか。ただピンクや紫の万年筆は数が少なく、私のようにピンクや紫趣味のある方にはいい選択肢だとお思います。

(2)ペン先

 14Kの中程度の大きさのニブで、しなりのない硬いペン先です。舶来のF字にしてはそこそこ細めです。なめらかで十分に書きやすく、快適な筆記感です。

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(3)筆記バランス

 金属が使われていますがアルミニウムですので、26gと軽めの万年筆です。キャップを挿さなければ15gですので、軽快に使えます。胴軸はそこそこ太めですが、首軸は持ちやすく凹んでいます。キャップも軽いですので、キャップを後ろに挿しても挿さなくても、どちらでも快適に使えると思います。

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 注意点としては、胴軸部と首軸部との間で段差があることです。パイロットのバンブーほどの段差ではないですが、ちょうど段差部分を持つ人の場合は気になるでしょう。私はネジが切られた部分を持ちますので、少しだけですが段差が気になります。その点、少し注意が必要でしょうか。

 →パイロット 「バンブー」 のレビュー

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(4)キャップの隙間

 この万年筆の問題の一つが、キャップの隙間です。クリップの根元に隙間が空いており、インナーキャップもないため、とてもペン先が乾きやすいです。パーカーと同じ傾向です。クリップ根元の隙間はマーレン21にもありましたので、マーレンの万年筆に広く見られる問題でしょうか。

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 意図的に隙間が空けられているのかどうかは不明です。クリップはスターリングシルバー製ですので、もしかしたら弾力確保のためかもしれません。どちらにしても、ペン先の乾き問題はちょっと厄介です。私は自己責任で穴をふさぎました。改造に属する事柄ですのであまり勧めませんが、一つの対策として考えられるでしょう。

(5)その他

 キャップは回転式で、なんとキャップを閉めるのに3回転と1/2も必要です。これはかなり多い回転数です。手早くキャップを開け閉めできることを重視する人には向かない万年筆かもしれません。

 →ネジ式万年筆におけるキャップ回転数の一覧

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 入手時の記事にも書きましたが、尻軸部に香水が入れられるギミックがある関係で、カートリッジ専用の万年筆です。

(6)総評

 印象的なデザインを持った美しい万年筆です。好みが分かれるデザインだとは思いますが、ピンクや紫が好きな人にはいい選択肢の一つかと思います。

 隙間や回転数など、キャップ関連でちょっと気になる面があります。その点さえクリアできるなら、軽くて扱いやすく、実用としても十分活躍してくれる一本だと思います。

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※スペック一覧

    ・重さ 全体:26g キャップ:11g キャップなし:15g
    ・長さ 全長:13.4cm キャップなし:12.2cm 後尾にキャップ:16.3cm
    ・太さ 首軸最小径:10mm 首軸最大径:12mm 胴軸最大径:14.5mm 胴軸最小径:11mm キャップ先端:15mm キャップ後端:12mm

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マーレン 「ル・レーヴ ピンク」を入手

 マーレン「ル・レーヴ」のピンクを購入しました。この万年筆は長く購入するかどうか迷っていたのですが、思い切って手に入れました。私好みの派手な万年筆で、購入して良かったです。

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 →マーレン 限定品 ル・レーヴ 万年筆(高級万年筆の文栄堂)

■Marlen Le Reve femminile

 この万年筆にはピンクとブルーの2種類があり、私が購入したのはピンクの方です。ブルーが「maschile (男性)」でピンクが「femminile (女性)」をイメージしています。私は昔から、ピンクや紫のデザインが好きです。ですので、この万年筆はずっと気にかかってましたが、男が購入する万年筆としてはどうなんだろう、と思い切れずにいました。しかし、やはり好きなものならイメージ関係なく買うべきだろうと思い切り、購入に至りました。

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 実際に手に入れてみても、ピンクと紫とアルミとが交互に配置されたデザインは非常に魅力的です。それに加え、茶色の渦模様もあしらわれており、渦模様好きの私の好みにぴったりです。

■香水付き

1309  この万年筆は「香水」をテーマにした万年筆で、甘味系の香水ボトルが付属しています。しかも、万年筆の尻軸部が香水入れになっており、香水をそこに入れて出先で使うということも可能です。なかなかユニークなギミックですね。ただその機構を搭載しているために、コンバータは使えずカートリッジ専用です。


 もちろん私はこのギミックを使って香水を持ち歩くなんてことはしませんので、個人的にはコンバータを使えるようにして欲しかったというのが正直なところです。

 なおこの付属の香水は、かなり香りは強めです。フタを閉めて置いておいても、ほのかに香りが漂ってきてしまいます。ですので、密閉できる容器に入れてしまってあります。

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■海外通販で購入

 この「ル・レーヴ」の購入にあたっては、ちょっと紆余曲折がありました。最近多く万年筆を購入していて、ちょっと予算的に厳しかったので、ebayか海外通販で購入することにしました。ただ「ル・レーヴ」は発売されてから年月が経っている限定モデルだけあって、ebayでの出品はありませんでした。ということで、海外通販をちょっと探った中で一番安い価格を提示していたマレーシアの Pengallery.com に1月末に注文をかけました。(ちょうど新年セール中でしたし。)

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 注文してもメールが一切来ないことが気にかかりましたが、「まあ店頭に在庫がないのだろう」としばらく待ってみました。しかしいつまで経っても音沙汰もありませんので、2月12日に問い合わせのメールをしたところ、「在庫切れだから2~3週間待ってくれ。来たら知らせるから。」との返事がありました。その返事に安心して待つこと一ヶ月。ところが3月18日に来たメールには「在庫切れだから工場に注文する。なので3週間待ってくれ。ただ最初の注文から日にちが経っているので、キャンセルするか待つかを選んでくれ。」との内容が。


1310_2 一ヶ月以上経っても最初のメールと同じことを言ってくる状況を見て、これ以上待っても手に入れられる保証はないと判断して、キャンセルして別の店で買うことにしました。Fountain Pen Hospital に在庫確認のメールをしたところ、在庫があるとの返事がありましたので、注文しました。 Pengallery.com よりも少し値段は高かったですが、注文から一週間と経たずに手に入れられました。発売から時間の経った限定品だけに、下手に値段に釣られずに、在庫確認をしてから在庫のある店で購入しておくのが正解でしたね。Pengallery.com がいつもこんな対応をする訳ではないとは思いますが、私の場合はちょっと運が悪かったです。まあ、最終的にちゃんと手に入れられたので良しとしましょう。

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 この「ル・レーヴ」万年筆の詳細なレビューについては、長くなりましたので次の記事に書きたいと思います。

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セーラーから 「鉄刀木/黒檀 スタンダード」 が発売に

 セーラーの「木軸スタンダード」万年筆のシリーズに、鉄刀木と黒檀が加わります。7月下旬に販売予定だそうです。鉄刀木が21,000円で黒檀が26,250円と、黒檀の方が少し価格が高くなっています。

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 →セーラー 鉄刀木 万年筆 スタンダード
 →セーラー 黒檀 万年筆 スタンダード (高級万年筆の文栄堂)

■新たな木軸シリーズ

 これは意外な展開です。てっきりこの木軸スタンダードのシリーズは、レギュラーの「智頭杉」と大丸藤井セントラル限定の「三菱トドマツ」の2種類だけかと思っていましたが、予想外のラインナップ追加です。なかなか興味深い展開です。

 →三菱 トドマツ万年筆 (直筆UPもある万年筆収集家&モノ好きのウチ&北ペン倶楽部のブログ)


 新しく鉄刀木と黒檀がラインナップされたのは、すでに銘木シリーズで製作している木材ですから、ノウハウがあったのでしょう。銘木シリーズは表面が厚くコーティングされていましたが、このスタンダードではどうなるのでしょうね。そのあたりも気になるところです。

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 →セーラー 「鉄刀木(たがやさん)」 のレビュー


 私は智頭杉スタンダードを購入する予定でしたが、この新モデルの発売でちょっと悩みます。鉄刀木はすでに銘木シリーズで持っていますので、購入するとすれば黒檀となります。う~ん、どうしましょうか。さすがに同じモデルで複数の万年筆を買うのは財政的に厳しいです。実際に両方のモデルを見比べて購入できればいいのですが、鉄刀木と黒檀の発売は7月下旬です。それまで待っていると、その時には智頭杉が売り切れているという可能性もあります。さらには、鉄刀木と黒檀以外のモデルが後に発売されるかもしれません。

 どれか一本は購入する予定ですが、どれを購入するか悩む日々になりそうです。

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 →セーラーから 「智頭杉 スタンダード 万年筆」 が発売に

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ペリカン万年筆で、ペン先の研ぎ方が変化?

360 Twitterなどで耳にしたのですが、ペリカン万年筆のニブの研ぎ方が変わったのでは、という話があるようです。太字のみならず細字にも影響があるとすれば、ちょっと私も気になる話です。

 →金ペン堂・ペリカンM400購入記 (手帳とカバンのホームペーヂ)

■角研ぎ、平研ぎ

 太字の角研ぎが丸研ぎになるのだとすると、結構気にする人が多いのではないでしょうか。ただ、こういう事柄は公式に発表があるわけではないので、どのように変化したのか、なかなか確認が難しいです。実際に店頭で確認するのが一番でしょうか。

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 私の場合は、EFに変化があるのかどうかが気になります。ペリカンのEFはただでさえ他の舶来万年筆と比べても太めですので、これ以上太くなると、ちょっと厳しいです。これから発売される「101N tortoise-shell」や「M800 ブルーオー’ブルー」などの購入を検討している私としては、EFは出来る限り細いままであるのを期待したいところです。

 まあ、上記の特別生産品の場合、ラインナップにEFがあるかどうかがまず問題になってくるのですけれど。

 →ペリカン から 「ブルーオー’ブルー」 が発売に
 →ペ リカン 「101N tortoise-shell」 が特別生産品として復刻に

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Fountain Pen Hospital のカタログを入手

1302  半月ほど前に、アメリカの通販ショップである Fountain Pen Hospital から万年筆などを購入しました。すると今日、FPNのカタログが送られてきました。

 →Fountain Pen Hospital (公式サイト)

■Carene Amber Shimmer

 90ページのカタログですから、輸入筆記具協会編のペンカタログと比べるとちょっと物足りないです。ただ、日本ではあまり馴染みのないブランドが多く載っており、なかなか興味深いです。「Atelier Simoni」「David Oscarson」「Krone」「Think Pens」「Libelle」「Curtis」「Mishael's Fat Boy」などのブランドは、このカタログで初めて耳にしました。世界にはいろいろな筆記具ブランドがあるものですね。

 このカタログで初めて知りましたが、ウォーターマンのカレンには「Amber Shimmer」というモデルもあるのですね。日本では未発売だそうですが、魅力的なデザインですので、できれば日本でも発売して欲しいところです。

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 →Waterman Carene (flickr.com)

 なお、Fountain Pen Hospital で購入した万年筆については、次の記事に詳しく書きます。

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ペリカンから 「ブルーオー’ブルー」 が発売に

(追記:10/18) ブルー・オー・ブルーを購入しました。
 →ペリカン 「ブルー・オー・ブルー (blue o' blue)」 を購入

 先日、「101N tortoise-shell」の復刻ニュースを書きました。ペリカンからはそれに加え、新しくM800をベースとした特別生産品が発売されるそうです。「M800 ブルーオー’ブルー」という名前で、夏から秋にかけて発売されます。

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 →M800 ブルーオー’ブルー (フルハルター)

■M800系列

 これは大いに期待しています。私はスーベレーンでは、M300系とM800系は持ってません。ですので、以前からそれらを購入したいと思っていました。しかし、縞軸は M600 と M1000 で十分と感じていますので、標準の M800 は購入する気になりませんでした。そうした所でのこの限定品の発売は嬉しいですね。これも 55,000円 前後と、手ごろな価格です。

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 →Pelikan 「スーベレーン M1000」 のレビュー

 私にとっては、「101N tortoise-shell」よりもこちらの方が気になります。「ブルーを幾重にも重ねたように見える模様」だそうですが、どんな感じなのでしょうね。派手好みの私としては、できるだけ綺麗で鮮やかな軸を期待したいところです。

 最近はイタリア万年筆ばかり購入していて、ドイツ系万年筆とは縁が遠かったですが、久々にゲルマン魂に触れる機会となるかもしれません。

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ペリカン 「101N tortoise-shell」 が特別生産品として復刻に

 すでに他の多くのブログで紹介されているので、ご存じの方も多いと思いますが、ペリカンの 101N が特別生産品として秋から年末にかけて復刻されるそうです。フルハルターのWebサイトで告知がありました。

 →ペリカン 101N復刻について (フルハルター)

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■茶縞

 私はヴィンテージには疎いですので、101N という万年筆がどういうものか詳しくは知りません。ただ面白そうな復刻ですので、期待して待とうと思います。価格も5万円前後ということですので、お手頃価格ですし。

 気になるのはペン先でしょうか。前回の「M400SE 茶縞」の復刻では、一部でペン先の出来に関する不満が見られました。胴軸のデザインや使用も重要ですが、なんと言っても万年筆の命はペン先ですから、その点にも十分に力を入れて欲しいところです。ただペン先も特別仕様だと、EFは期待できないかもしれないですね。細字好きの私としては、EFがないぐらいなら、ペン先は現行そのままの方が嬉しいかも。

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パーカー 「IM プレミアム」 を入手

 パーカーの 「IM プレミアム カスタムチーゼルST」 を購入しました。これは、発表後すぐに写真を見て一目惚れした万年筆です。実際に店頭で見ても魅力的な万年筆で、速攻で購入しました。

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 →パーカー IM プレミアム 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

■Parker IM Premium Custom Chiselled

 胴軸はガンメタル色で、渋さと輝きを兼ね備えた外観を持ちます。直線の彫り込みがいい具合に光を反射させていて、私好みの派手さです。胴軸はソネットぐらいの太さかとイメージしていたのですが、実際に購入してみるとソネットよりは太めでした。

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 ペン先はステンレスで、細字のみとなっています。舶来万年筆だけに国産のFMぐらいの太さです。筆記感ですが、これが意外なことに、とてもなめらかでとても評価が高いです。実はあるところで、ペン先はイマイチという評価を見ていたので、書き味については全く期待せずに購入しました。しかし実際はなめらかで書きやすくて、意外な収穫でした。低価格の万年筆だけに、ペン先が小さく、簡素なのはやむを得ないでしょうか。

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■キャップの穴

 この「IM プレミアム」も、他のパーカー万年筆と同じく、キャップに穴が開いています。そのため、ペン先が乾きやすく、インクが濃くなったり、書き出しがかすれたりします。

 しかもこの「IM プレミアム」は、ソネットやデュオフォールドと比べても、その乾き具合が激しいです。ちょっと使わないだけで、書き出しかすれが発生します。デュオフォールドは、ペン先が大きいですし、ペン芯のインナーフィンも豊富ですから、首軸内部に多量にインクを保持できます。それに対し、「IM プレミアム」はペン先もペン芯も小さいですし、キャップの穴も大きめなので、より乾きやすいのでしょう。

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 私は最初、どこに穴が開いているのか分かりませんでした。ソネットと同じように、全体的に隙間が空いているタイプかと最初は思っていました。しかしキャップに水を入れて、どこから水が漏れるのか調べたところ、デュオフォールドと同じく、クリップの下の部分に大穴が空いていることが分かりました。元々見にくい場所であり、チーゼル模様も周りにあるため、穴はかなり認識しにくいです。とりあえず、水漏れで確認したところをセロテープでふさいだところ、水漏れもなく、密閉できました。そして、ペン先が乾いて書き出しかすれが生じる問題も解決です。

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 とりあえずはセロテープでしのごうと思ってます。デュオフォールドの穴は、壁穴補修材を使って埋めましたが、この「IM プレミアム」は、穴が確認しにくく、また金属のキャップのため、きちんとふさげるかどうか不安です。とりあえずはセロテープで様子見ですね。
 (※キャップの穴をふさぐ行為は自己責任で行うようお願いします。)

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 それにしても、このキャップの穴は「IM プレミアム」の評価を落とす作用を果たすような気がしてなりません。パーカー特有のキャップの穴問題を知っている人なら対策をとれますが、知らない人にとっては、単に「ペン先が乾きやすくて書き出しかすれが生じやすい、イマイチの万年筆」という評価に落ち着いてしまうような気がします。キャップの穴については、パーカーにはパーカーなりの理由があるのかもしれませんが、ちょっと首をかしげたくなります。

 ただ、そういう問題はありますが、全体としてみれば、この万年筆は美しくていい万年筆だと思います。

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プラチナ萬年筆でラインナップ整理か?

 スミ利文具店での記述によると、プラチナ万年筆でラインナップの整理が行われるみたいです。

 →プラチナ萬年筆 18Kスタンダード万年筆 (スミ利文具店)

 >※残念ながら2010年よりラインアップの整理が行われる為、黒軸、赤軸共に極細、と太字が順次廃止または生産縮小される予定です。プラチナさんでは少数の職人が手作業で全ての万年筆を製作しておられる為、ここ数年メーカー欠品が相次ぐなど万年筆の安定供給が困難となっておりました。そこで細字、中字など一般的に需要の高いペン種を優先的に製作し、極細や太字などのペン種を縮小または廃番とすることで、生産能力の最適配分を図っております。

■18Kスタンダード

 このラインナップ整理が、18Kスタンダードのみの話なのか、あるいは全般的なモデルに言えることなのかは、よく分かりません。ただ最近のプラチナ万年筆では、#3776といった基本モデルでも、メーカー欠品が多かったです。ここ数年は万年筆ブームとは言え、世界的な不況でどのメーカも苦しいようですから、仕方がない面もあるでしょうか。

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 プラチナの万年筆で、どうしても欲しいモデルや字幅があるという方は、早めに入手に走られた方がいいかもしれません。

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RefControl でRSSリーダーを使いやすくする

1291  ブログをたくさん読むときは、RSSリーダーを使うと便利です。RSSリーダーを使えば、更新されたブログ記事だけを効率的に読むことができます。しかし、いくつかのブログサービスでは、画像の直リンク禁止措置のため、RSSリーダー上で画像が表示できないという問題があります。その問題を回避することができるのが、Firefoxのアドオンである「RefControl」です。

 →RefControl (Add-ons for Firefox)

■RSS Reader

 RefControl を使わないと、Yahoo!ブログやFC2、アメーバブログの記事は、RSSリーダーでは画像が表示されません。しかし、以下のように「blogs.yahoo.co.jp」「fc2.com」「stat.ameba.jp」のリファラ送信を阻止することで、RSSリーダー上でも画像が表示されるようになります。

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 ブラウザとしてFirefoxを使っていることが前提となりますが、RSSリーダーを使っているという方なら、RefControlは導入して損はないアドオンだと思います。


 RSSリーダーですが、私は昔からLivedoorリーダーを使ってます。ただ、一般的にはGoogleリーダーの方がかなり人気みたいですね。移行しようかと思ったこともありますが、結局慣れの問題もあって、いまだにLivedoorリーダーを使ってます。

 →Googleリーダー
 →Livedoorリーダー

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ウォーターマンから 「カレン デラックス」 の新モデルが発売に

 ウォーターマンのカレン・デラックスに、チーゼル模様がキャップに施されたモデルが発売になります。「エッセンシャル ブラックGT」と「コンテンポラリー ブラックST」の2モデルです。

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 →ウォーターマン カレン・デラックス 万年筆  (高級万年筆の文栄堂)

■ガンメタル

 今までのカレン・デラックスのキャップは、直線の彫り込みでシルバープレートにパラジウムコーティングが施されていました。今回の新モデルは、「エッセンシャル ブラックGT」が波線にゴールドプレートが施されたモデルでで、「コンテンポラリー ブラックST」は、交差線のガンメタル PVDプレート仕上げとなっています。

 個人的には、コンテンポラリー ブラックSTが気になります。ガンメタルの色合いは渋くて好きです。最近ガンメタル仕上げの万年筆を複数手に入れて、ガンメタルの良さを強く感じているところです。

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 私はガーネットレッドのカレンを持っていますが、F字なので、EFのカレンが欲しいと思っています。新しく購入する上で、この新モデルは良い候補です。ただ、42,000円と値段が上がっているのは、ちょっと厳しいかな。

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ビスコンティ 「マッツィー ラン イン スペース」 を入手

 私は変わった軸の万年筆が好きですが、最近になって、軸に絵が描かれた万年筆が欲しくなってきました。絵が描かれた万年筆と言えばビスコンティのマッツィー・コレクションがまず思い出されます。ということで、マッツィー・コレクションの内、2005年に発売された「ラン イン スペース」を購入しました。

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■Mazzi Running in the Space

 マッツィー・コレクションは、2005年に12種類、2006年に6種類が発売されました。モチーフは自然や人が多いです。18種類の内、「ラン イン スペース」と「ローマ文明」が好みのデザインでしたので、どちらかを購入することに決めました。とはいえ、普通に購入するのは予算的に厳しいです。ということで、狙うはebayです。

 →Visconti Limited Edition Mazzi Pens (PENSINASIA.com)
 →VISCONTI MAZZI 2006 (TOTAL FINE WRITING)

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 さすがに4~5年前の万年筆ですから、出物は少ないです。好みの絵柄が出てくるまで、定期的にebayをチェックし、最初に出てきたのが「ラン イン スペース」でしたので、こちらを購入することにしました。円高傾向ということもあって、価格は送料を含めてギリギリ3万円台に収まりました。


 購入した万年筆はとても綺麗で満足です。キャップに星と宇宙が描かれ、胴軸には宇宙を駆ける白いユニコーンが描かれています。他の万年筆と並べても、存在感はかなりありますね。

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 万年筆の大きさやニブは大型タイプで、オペラやヴァン・ゴッホのマキシサイズと同じです。重さは 47.5g で、32g のヴァン・ゴッホや 37.5g のオペラより重めです。私はキャップを後ろに指さないこともあって、特に重すぎるという感覚はないです。首軸部は微妙に長さが違って互換性がないですが、ニブユニットは交換可能です。(※交換は自己責任でお願いします。) ニブは若干ですがしなり、ヴァン・ゴッホと似た感じです。

 →ビスコン ティ 「ヴァン・ゴッホ マキシサイズ カプチーノ」 を入手
 →Visconti 「オペラ」 のレビュー

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■送り間違い

 ところで今回のebayからの落札では、少し紆余曲折がありました。相手が送ってくる万年筆を間違えたのです。似た名前の「Mazzi Climing the Space」の方を送ってきたのです。

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 そのため、一度返送してまた送ってもらうという手間がかかりました。返送料は相手の負担でしたので金銭的な問題はありませんでしたが、落札してから最終的に手に入れるまで合計で一ヶ月近くかかってしまいました。まあ、ebayを利用する以上、こういった類のリスクはある程度は仕方ないですね。安く買えたのでよしとしましょう。

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 ついでに、間違った方が手元にあったときに写真も撮っておきました。別の万年筆をしばらく鑑賞できたのはプラスでした。

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フリーペーパー「BUN2」Vol.29 が配布開始

1270  文具店で配布されているステーショナリー系フリーペーパーの「BUN2」ですが、2010年4月号 Vol.29は「手書きの魅力伝えます」という特集です。ボールペンなどが中心のようですが、万年筆やインクの扱いも多少ですがあるようです。

 →BUN2 2010年4月号 Vol.29 (文具のフリーペーパー Bun2 [ブンツウ])

 最近の「BUN2」は人気で、なくなるのも早いそうです。配布店に寄る用事がある方は、手に取ってみられるのも良いのではないでしょうか。

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エイプリルフールでKGSの碁石がピンク色に

1268  先日のエイプリルフールでは、いろいろなサイトがエイプリルフールのネタをやっていました。私が使っているネット対局サイトのKGSでも、碁石がピンク色になるという驚きネタをしていました。

 最初は驚きましたが、ピンク色でも結構打てるものですね。1日だけでしたが、なかなか面白かったです。

 →KGS Go Server


 作家の夏樹静子さんが発案して広めたグリーン碁石というのが実際にありますが、白黒以外の碁石で打つのも面白くて、先日は久しぶりにいっぱい打ってしまいました。

 →硬質硝子碁石・グリーン碁石 (梅商オンラインショップ  )

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国産各社のストライプ柄万年筆が最近のお気に入り

 私が購入するのは現行万年筆が中心で、ヴィンテージ万年筆はあまり持っていません。しかし、昔に国産各社が発売していた金属のストライプ柄万年筆は、デザインがとても気に入りましたので、一通り揃えました。同じストライプ柄でも、各社で微妙に模様が異なります。

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■縦縞

 私が持っているのは、パイロット、セーラー、プラチナのそれぞれ1本です。

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 パイロット「CUSTOM ストライプ」です。ニブは18K-WGです。

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 セーラーのストライプ柄万年筆です。ニブは18K-WGで、モデル名は不明です。ストライプの黒線はパイロットより太めです。

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 プラチナのストライプ柄万年筆です。ニブは18Kで、これもモデル名は不明です。ストライプの黒線が根元でつながっているデザインです。


 これらの内、パイロットのCUSTOMが一番好きです。書き味はかなり好みで、インクフローが良く、細くて盛り上がるような線を書けます。(切り割りを広げるなどの、多少の自己調整は施しました。)重さも適度で、よく使っています。

 その一方、プラチナのメタルストライプは、ちょっと書きにくいです。胴軸がショートサイズのため、キャップを後ろにさす必要があります。そうすると、前が樹脂で後ろが金属となり、バランスがリアヘビーになるのです。ですので、使用頻度は低めです。

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 パイロットとセーラーのニブは、現行のシルバーンのように貼り付けタイプです。このニブは格好良くてデザインが好きなのですが、古い物だと接着がはがれてしまいやすいのが難点です。

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