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可動式クリップとキャップの隙間のトホホな関係

 以前の記事で、クリップの根元に隙間があるキャップの話を取り上げました。キャップに隙間のある万年筆は意外に多いのですが、その多くがクリップの根元です。この記事ではその一つであるエクセプション・スリムについて書きます。

 →キャップの穴を 「バスコークN 透明」 で埋める

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■可動式クリップ

1329  万年筆のクリップでは、金属の弾性によって挟むタイプと、クリップ自体は曲がらず、根元に可動する仕組みが備えられているタイプの二つがあります。前者の場合、バネ力のあるクリップにするために、全体がスターリングシルバーの万年筆でも、クリップだけはジャーマンシルバー(銅・亜鉛・ニッケルの合金)製になっていたりします。それに対し、エクセプション・スリムは可動式です。写真を見ても分かるように、クリップは厚い金属で全く曲がりません。


 この仕組みは、キャップにマイナスドライバーをつっこむことで分解できます。分解するとこの写真のようになります。スプリングによってクリップが可動します。ただこの仕組み故に、隙間が全体的に生じています。機構故に隙間が出来るのは構わないのですが、こういう仕組みにするのでしたら、ちゃんとインナーキャップを装備してほしいところです。

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 可動式クリップと言えばビスコンティが代表的ですが、こちらはちゃんとインナーキャップが備えられていますので、乾き問題はありません。

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(※今回の記事のように、万年筆のキャップを分解するのはむやみにしない方がいいと思います。そもそも分解できないキャップがほとんどですので、むやみにドライバーをつっこむと壊れる恐れがあります。)

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