セルロイドの危険性と取り扱いマニュアル
ブログ「二右衛門半の文具ブログ」さんの先日の記事で、セルロイドの取り扱いマニュアルが紹介されていました。
セルロイドの扱いの難しさについては、大まかには聞いていましたが、適切な取り扱い方について、詳細には知りませんでした。このPDFマニュアルは、これからセルロイド万年筆を扱っていく上で参考になりました。読者さんの参考にもなると思いますので、私のブログでも紹介することにしました。
→21日のWAGNER関西大会への出品物 (二右衛門半の文具ブログ)
→安全取扱いマニュアル [PDFファイル] (ダイセルファインケム株式会社)
■発火性
セルロイド万年筆が1~2本程度ならそれほど神経質になる必要もないと思いますが、地球温暖化の影響か、今年の夏はとても暑いです。クーラーのない直射日光の当たるデスク上に置いておいたり、自動車のダッシュボードに置いておいたりするのは危険ですから、気をつけた方がいいでしょう。
→プラチナ 「#3776 セルロイド 八角軸 ミッドナイトオーシャン」 を入手
→Visconti 「ディヴィーナ デザートスプリング」 のレビュー
なお、セルロース・アセテートはセルロイドとは異なり発火性はありません。今はセルロイドを生産している工場も少なく、また在庫管理の難しさもあって、セルロイドよりもセルロース・アセテートが使われることが多いですね。例えばアウロラのオプティマなどに使われているアウロロイドは、セルロース・アセテートです。
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