セーラーの銘木シリーズが廃番で最終受注の受付中
通販サイトのペンハウスさんの情報によれば、セーラーの銘木シリーズが廃番予定で、2010年9月24日正午までの受注分で生産終了となるそうです。私は銘木シリーズの鉄刀木(たがやさん)を所有していて、とても気に入っているだけに、今回の廃番はとても残念です。
→セーラー万年筆 銘木シリーズ 鉄刀木(たがやさん) (ペンハウス)
■木軸シリーズ
セーラーの銘木シリーズは黒檀と鉄刀木の2種類があります。この銘木シリーズは木軸黒檀加賀高蒔絵と同じ型の万年筆で、嵌合式の感触などとても良くできていると思います。表面がコーティングされているために木の手触りや熟成を楽しみたい人には向きませんが、高級感のある万年筆が欲しい方にはオススメできるモデルです。
モデルの移り変わりは残念ですが仕方がないですね。いきなり廃番になって手に入らないという形に比べれば、受注を受け付けて終了するというのは購入する側にとってはありがたい話ではあります。
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コメント
わたしもペンハウスがツィッターで書かれたことに衝撃を受け、さっそく記事にしました。
それから、プラチナコンバーターについて、EFmaniaさんの記事を引き合いに出したことをお許し下さい。
投稿: 二右衛門半 | 2010年9月 9日 (木) 00時16分
>二右衛門半 さん
いえいえ、こちらこそセルロイドの取扱説明書の記事などの引用をさせていただいたりしていますので、恐縮することしきりです。二右衛門半さんの博識には勉強させられることばかりです。
このモデルは結構お買い得に思っているのですが、廃番は残念です。まったくペン先が乾くことのない嵌合式万年筆で、とても良くできている万年筆だと思います。
投稿: EF Mania | 2010年9月 9日 (木) 20時15分
鉄刀木のこのシリーズが廃版になるのは寂しい限りです。。。黒檀高蒔絵を所有していますが、思わず鉄刀木も確保してしまいました(笑)無くなると思うとつい。。悲しい性ですね。
投稿: シューちゃん | 2010年9月10日 (金) 19時53分
>シューちゃん さん
黒檀高蒔絵を所有されているとは、すごいです。私もいずれはああいった風流な1本を買おうとは思っているのですが、まだ若輩者で蒔絵万年筆が似合う人間になっていないと思っていますので、控えています。
どうもオープンニブではない爪ニブは不遇なことが多いですね。人気がないのかな。
投稿: EF Mania | 2010年9月10日 (金) 21時03分