ビスコンティのEEFニブが廃番の報に愕然
海外万年筆のEEF(Extra Extra Fine)ニブは一般に目にする機会はありませんが、カタログ上ではラインナップに加えているメーカーがいくつかあります。現行の万年筆メーカではデルタとビスコンティがそうです。
デルタのEEFニブに関しては、以前にアメリゴ・ヴェスプーチで購入しました。それに続いてビスコンティのEEFニブも入手しようと思ったのですが、残念ながら廃番になったようです。
(※関連記事)
→デルタの EEF(Extra Extra Fine) ニブの万年筆を入手
■超極細ニブ
ビスコンティのEEFニブの購入を思い立った私は、デルタのEEFと同じく、イタリアの万年筆ショップ Regali Novelli に問い合わせることにしました。EEFはかなり特殊な字幅だけに、同じ海外でも米国やイギリスのショップだと代理店経由になるため、特殊ニブの入手が難しいからです。
デルタと同じく、サイト上ではEEF購入の選択肢はないため、メールで 「EEFニブを装着した万年筆が欲しい。600ユーロ以内で購入できるEEF装着モデルがあるなら教えて欲しい。」 と依頼しました。そうすると 「Visconti本社デスクに電話して問い合わせたところ、EEFニブは生産終了したため、"14K/18K/23Kパラジウム"のすべてでEEFの在庫はないとの回答です。」 との返事がありました。
EEF廃番の報は、かなりショックです。いつ廃番になったのかは分かりませんが、ネットのカタログ等を見ると、23Kパラジウムニブについて、EEFの選択肢を記載しているページがいくつか見当たります。23Kパラジウムの生産自体が最近の出来事であることから考えて、おそらくEEFの廃番は最近のことでしょう。ちょっとしくじりました。デルタEEFの入手で満足せず、早めにビスコンティEEF確保に動くべきでした。
万年筆を色々と購入していると、この手の買い逃しはよくあることです。しかしこのEEFに関しては代替となるものがないために、個人的にかなりのダメージです。ビスコンティの大型ニブはペリカンのようにユニット単位で交換できますので、いろいろな万年筆に使い回そうと思っていたのですが、その構想が崩れました。やむを得ないですね。ビスコンティに関してはEFで我慢することにします。
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