プロフィットFLは、ビスコンティのヴァン・ゴッホ風かな?
首軸(大先)が金属で重心が前にある「プロフィットFL (For Lawyer)」が12月中旬に発売になりますが、今日ビスコンティのヴァン・ゴッホを使っていると、これも首軸が金属でプロフィットFL風なのに気がつきました。実際のプロフィットFLの重心バランスはまだ分かりませんが、傾向としては同種と言えるでしょうか。
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■ニコイチで試してみた
ヴァン・ゴッホは、キャップを後ろに挿さなければ、かなり前寄りの筆記バランスです。リアヘビーが嫌いな人に合っている重心バランスです。(※一方でキャップは重めのため、キャップを後ろに挿すと一般的な重心バランスになります。)
ヴァン・ゴッホのオリジナルでも前寄りバランスは体験できるのですが、ヴァンゴッホの胴軸には金属が使われているために、プロフィットの胴軸より重いです。なので、さらにプロフィットFLのシミュレーションをするために、ヴァン・ゴッホの首軸とプロフィット21の胴軸とを組み合わせてみました。(※ネジのサイズは合わないので、セロテープでくっつけてあります。)
このニコイチ万年筆で筆記感を試してみましたが、確かに私が経験したことのないバランスでした。リアの重さに引っ張られる感覚は皆無です。キャップを後ろにつけるとそれほど独特というわけでもないのですが、キャップをつけないとかなりのフロントヘビーで、独特の筆記感があります。このニコイチ万年筆は重さが24g(キャップなし16g)で、プロフィットFLは重さ26.8gですので、筆記感は当たらずといえども遠からずだと推測しています。
さて、このフロントヘビーな筆記バランスはどうなんでしょうね。今回は軽く試しみただけなので、プロフィットFLの宣伝文句通りに長時間使用しても疲れにくいかどうかはよく分かりません。基本的に私はリアヘビーが嫌いなのですが、一方で重心がそれほど前とは言えないペリカンM800の筆記バランスも嫌いではありません。ですので、このプロフィットFLが自分に合うかどうかの判断は、実際に購入して大量筆記してみるまでは保留したいと思っています。(※ただ、フロントヘビーのヴァン・ゴッホは、書きやすくて好きな1本です。)
いずれにせよ、独特な筆記バランスの仕様に加えて胴軸もマットブラックということで、私はプロフィットFLを購入予定にしています。実際に購入して大量筆記してから、レビューしたいと思っています。
(※関連記事)
→ビスコンティ 「ヴァン・ゴッホ マキシサイズ カプチーノ」 を入手
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