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2010年11月の19件の記事

電気ひざ掛け「Panasonic くるけっと(DC-H3-T)」を購入した

 最近は急激に冷え込んできました。これだけ寒いと、書斎のデスク上での書類仕事がつらくなってきます。部屋を暖房していても、どうしても下半身の冷えが気になります。昔から足温器は使って足首から先は暖めていたのですが、ひざ部分の冷えが気になり始めましたので、電気ひざ掛けを購入しました。購入したのはパナソニックの「電気ひざかけ くるけっと ブラウン」です。

 →Panasonic 電気ひざ掛け DC-H3-T ブラウン(amazon.co.jp)

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■頭寒足熱

 いくつかの他社の電気ひざ掛けと比較検討しました。もっと安い製品もあったのですが、生地が薄いなどの評判がありましたので、少し高めですが、このパナソニックの製品を購入しました。

 届いた電気ひざ掛けを使ってみましたが、下半身が暖かくていい感じです。サイズは155cm×93cmで大きいかとも思いましたが、実際に使ってみるといい感じの大きさでした。椅子の手すりに布を引っかける形にすると、一人用コタツのような格好になって、とてもいい具合です。使ってみて気がついたのは、ひざに加えて、おなかや腰回りを暖めると気持ちがいいということです。そういう点からもこの大きさはありがたいです。(※あまり上に引き上げすぎると足が毛布からはみ出るので、限度がありますが。)

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 気になる点としては、足の裏側が暖められないという点があります。これは毛布を上に掛けるという仕組み上、どうしようもないですね。足全体の完全な保温を目指すなら、ズボンタイプの「足温器 DF-38」を使えば完璧でしょう。ただこれの場合、着脱が面倒そうなのと、足の位置が固定されるのが難点です。私は椅子の上で片足や両足をあげてあぐらをかいたりもしますので、私には今回のひざ掛けの方が合っていると思います。

 →Panasonic 足温器(ズボンタイプ) グリーン DF-38-G (amazon.co.jp)


 毛布の手触りは、アクリル100%だけにあまり良くはありません。基本的には電気毛布ですから、綿のような手触りを求めるのはさすがに酷でしょうか。服の上から使うものですから、大きな問題ではありません。またデザインも他社製品に比べて地味に感じます。

 そうした問題はあるものの、基本的にはこの電気ひざ掛けには満足しています。これからドンドン寒くなっていきますが、これで快適にデスクワークができそうです。

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「M101N トータスシェル ブラウン」の外観写真に注目

 海外の万年筆フォーラムの The Fountain Pen Network を流し読みしていたところ、2011年4月に発売されるペリカン「M101N トータスシェル ブラウン」の外観写真と思われる画像がアップされていました。(※リンク先の写真はログインしなければ見られないため、こちらでもアップしておきました。)

 →2010 Tortoise Brown In November? #62 (The Fountain Pen Network)

■再現度はいかに

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 写真を見ると、1930年代のオリジナル101Nと比べて、模様のグリーン度合いが強いように感じられます。ただ、色合いは写真の撮り方で大きく変わってきますし、現段階で結論を下すのは早計でしょうか。首軸は尻軸と同じあずき色、インク窓の色は緑色と、『趣味の文具箱 Vol.17』の p.55 に書かれていたとおりの仕様になってます。それ以外の仕様は、かなりオリジナルを忠実に再現しているように見えます。(※オリジナルの101Nの写真は下記のフルハルターのサイトで見られます。)

 そして注目点はペン先です。見る限り、現行のペン先の流用ではなく、オリジナルの刻印を再現しているようです。これはなかなかいい感じです。文字のみが刻印されたシンプルなペン先は、ゴテゴテした装飾過多の現代風ペン先と異なり、レトロな美しさがあると思います。

 →ペリカン 101N復刻について (フルハルター)


 発売は2011年4月ということもあり、これから仕様の変更があるかもしれませんので、続報を待ちたいところです。特にペン先の弾力具合がどうなっているのかは気になるところです。現代風ガチニブなのか、あるいは弾力のあるペン先なのか、どういう仕様なのでしょうね。もっとも、現代では地金を圧延してペン先を作っていますので、鍛造していた昔のような粘りのあるペン先を作るのは難しいでしょうね。セーラーの長原宣義氏が鍛造した14Kペン先の付いた「漱石」は、トンでもない価格になってましたし。それでも軟調ニブになるのかどうかは気になるところです。


 ところで、写真の背後に見えるプレキシグラスの板が "昆布" に見えてしまって困ります。(^^;

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セーラー 「プロフェッショナルギア マーブルエボナイト」 のレビュー

 セーラーの「プロフェッショナルギア マーブルエボナイト」のF字です。私にとって、最初のエボナイト軸の万年筆です。

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(1)外観+エボナイト

 黒と赤色が混じり合った木目のような綺麗な模様でとても気に入っています。このエボナイトはドイツから輸入したもので、もう手に入らないという噂も聞きます。昔からエボナイト万年筆を手に入れたいと思っていましたので、なくなる前に手に入れられて良かったです。

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 エボナイトは独特の質感がありますが、光や湿気で変色しやすいのが弱点です。私は万年筆をデスク上のトレイにガチャッと並べて、使いたいときに取り出して使うのが好きですので、光に弱いというのは深刻な問題です。光の当たらない引き出しにでもしまっておけば安心ですが、それでは使い勝手が落ちます。

 ということで、私は多少の変色は仕方がないと割り切って、デスクライトの下でガンガン使っています。エボナイト万年筆を日常使いする場合は、そうした割り切りが必要かもしれません。パイロットのカスタム845の場合はエボナイトの胴軸表面に国産漆が塗られていますので、変色が嫌な方はこちらを選ぶというのも手です。

 →エボナイト製万年筆における、変色と曇り問題

(2)ペン先

 ペン先はセーラー標準の21Kニブです。私はこの穂先の長い21Kニブの独特な書き味をを長らく苦手としてきましたが、最近になって扱い方が分かってきて、問題なく使えるようになってきました。ですので、購入時よりも最近の方が使用頻度が高いです。セーラー21Kニブは熱狂的なファンがいる一方で、私のように苦手にする人もいて、好き嫌いが分かれるペン先だと思います。ですので購入前に試筆された方が無難かと思います。(※ただ、短時間の試筆で自分との相性を見極めるのは困難ではあるのですが。)

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(3)キャップ

 プロフェッショナルギアのキャップには2種類の仕様があります。二重リングが装着された少し細めのキャップと、大型リングの付いた少し大きめのキャップです。私はこちらの大型リングの仕様の方が、迫力があって好きですね。もうすぐ発売になるプロフィットFLも大型リングバージョンなので購入が楽しみです。

 →セーラー万年筆の2種類のキャップリング

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(4)筆記バランス

 見た目の印象とは異なり、とても軽い万年筆で、とても扱いやすいです。エボナイトの軽量さを最大限に生かした万年筆だと思います。私はキャップを後ろに挿しませんので、12.5gという軽さを生かして手軽に筆記しています。

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(5)その他

 このマーブルエボナイトには金トリムと銀トリムの2種類があります。クールな印象のある銀トリムの方がマーブル柄に合っている印象がありましたので、銀トリムを購入することにしました。なかなかいい感じです。

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 ただ、私が持つセーラー21K万年筆は、プロギアモザイクを除けばみんな銀色のペン先なんですよね。「プロフィット21銀(2本)、グランザスネオ、プロギア モリタカラー、マーブルエボナイト」のすべてがロジウムペン先で、偏っています。来月に購入予定のプロフィットFLを含めると7本中6本が銀色のペン先という状況に。別に狙って購入しているという訳ではないのですが、なぜかそういう星の巡り合わせにあります。腐れ縁でしょうか。(^^;

(6)総評

 独特のエボナイト柄が美しい万年筆です。大柄な体躯に似合わない軽快な筆記が可能な1本だと思います。材質のエボナイトに関しては曇る問題がありますので、好みが分かれるかもしれません。曇らないようコレクション・ボックスに大事にしまうか、あるいは曇るのを覚悟の上で使いまくるか、どちらかの選択を迫られます。どちらを選ぶかは好み次第ですね。いずれにしても、他とは異なる独特の個性を持った万年筆で、所有することへの満足度は高いものが得られると思います。

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※スペック一覧
・重さ 全体:27g キャップ:14.5g キャップなし:12.5g
・長さ 全長:13.6cm キャップなし:12cm 後尾にキャップ:15.4cm
・太さ 首軸最小径:10mm 首軸最大径:11.5mm 胴軸最大径:13mm 胴軸最小径:8mm キャップ先端:16mm キャップ後端:10mm

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プロフィットFLは、ビスコンティのヴァン・ゴッホ風かな?

 首軸(大先)が金属で重心が前にある「プロフィットFL (For Lawyer)」が12月中旬に発売になりますが、今日ビスコンティのヴァン・ゴッホを使っていると、これも首軸が金属でプロフィットFL風なのに気がつきました。実際のプロフィットFLの重心バランスはまだ分かりませんが、傾向としては同種と言えるでしょうか。

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 →セーラー プロフィットFL(For Lawyer) 万年筆 (高級万年筆の文栄堂)

■ニコイチで試してみた

 ヴァン・ゴッホは、キャップを後ろに挿さなければ、かなり前寄りの筆記バランスです。リアヘビーが嫌いな人に合っている重心バランスです。(※一方でキャップは重めのため、キャップを後ろに挿すと一般的な重心バランスになります。)

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 ヴァン・ゴッホのオリジナルでも前寄りバランスは体験できるのですが、ヴァンゴッホの胴軸には金属が使われているために、プロフィットの胴軸より重いです。なので、さらにプロフィットFLのシミュレーションをするために、ヴァン・ゴッホの首軸とプロフィット21の胴軸とを組み合わせてみました。(※ネジのサイズは合わないので、セロテープでくっつけてあります。)


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 このニコイチ万年筆で筆記感を試してみましたが、確かに私が経験したことのないバランスでした。リアの重さに引っ張られる感覚は皆無です。キャップを後ろにつけるとそれほど独特というわけでもないのですが、キャップをつけないとかなりのフロントヘビーで、独特の筆記感があります。このニコイチ万年筆は重さが24g(キャップなし16g)で、プロフィットFLは重さ26.8gですので、筆記感は当たらずといえども遠からずだと推測しています。


 さて、このフロントヘビーな筆記バランスはどうなんでしょうね。今回は軽く試しみただけなので、プロフィットFLの宣伝文句通りに長時間使用しても疲れにくいかどうかはよく分かりません。基本的に私はリアヘビーが嫌いなのですが、一方で重心がそれほど前とは言えないペリカンM800の筆記バランスも嫌いではありません。ですので、このプロフィットFLが自分に合うかどうかの判断は、実際に購入して大量筆記してみるまでは保留したいと思っています。(※ただ、フロントヘビーのヴァン・ゴッホは、書きやすくて好きな1本です。)

 いずれにせよ、独特な筆記バランスの仕様に加えて胴軸もマットブラックということで、私はプロフィットFLを購入予定にしています。実際に購入して大量筆記してから、レビューしたいと思っています。

 (※関連記事)
 →ビスコンティ 「ヴァン・ゴッホ マキシサイズ カプチーノ」 を入手

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パイロット 「グランセ スターリングシルバー」 を入手

 パイロットの「グランセ スターリングシルバー」を購入しました。この銀軸には "ストライプ""バーリィコーン" の2種類がありますが、私が購入したのはバーリィコーンの方です。細身の万年筆でいい感じです。

 なお、グランセはグランセNCへとモデルチェンジしました。しかし、クリップの形状など細かい違いを除けば、基本スペックは踏襲しているようです。

 →パイロット グランセNC スターリングシルバー 万年筆 (ペンギャラリー報画堂)

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■スターリングシルバー

 パイロットには、グランセとシルバーンの2つのシルバー万年筆があります。私はシルバーの万年筆が好きですので、シルバーンに続いてグランセも手に入れることができて満足です。ただ昔に比べると、カスタム745や748というシルバー万年筆が廃番になり、パイロットの銀軸ラインナップは少し貧弱になってしまいました。できれば以前のような豊富な銀軸モデルをどんどん出して欲しいところです。

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 胴軸デザインですが、私はアウロラやクロスのストライプ柄シルバーをすでに所有していますので、バーリィコーンの方を購入しました。(※シルバーらしい外観があるのはストら婦乃方だと感じるのですが。)手持ちのカスタム748もバーリィコーンなのですが、こちらは燻して違う印象になっていますので、重複は問題なしです。

 →パイロット カスタム748 を燻す(いぶす)

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■細身で重め

 グランセは細身・重めの万年筆です。カスタム74より一回り細軸で、ペン先も3号ニブです。軸の太さはレグノ89sと似たような感じですが、長さはありますので、デスク上でも問題なく使用できます。また金属軸ですので31gと重さもそれなりにあります。ただ私はキャップを後ろに挿しませんので、問題なく大量筆記できています。

 →パイロット 「レグノ89s」 のレビュー


 ペン先の3号ニブは、レグノ89sと同じく多少の弾力があります。そのためインクフローも出過ぎるぐらいに出ます。レグノ89sのレビューにも書きましたが、少しこのペン先は苦手です。

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 細身の万年筆が好きな方に合った万年筆だと思います。私はスターリングシルバーのモデルを買いましたが、他にも胴軸がロジウムメッキされたモデルや塗装軸など種類が色々あります。グランセNCなどの基本モデルは価格が安いですので、手軽に購入できると思います。

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※スペック一覧

・重さ 全体:31g キャップ:13.5g キャップなし:17.5g
・長さ 全長:13.6cm キャップなし:12.2cm 後尾にキャップ:14.2cm
・太さ 首軸最小径:9mm 首軸最大径:9.5mm 胴軸最大径:11mm 胴軸最小径:7mm キャップ先端:11mm キャップ後端:9.5mm

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S.T.デュポンの「デフィ レッド」はボールペンだけ?

 S.T.Dupontのデフィに、胴軸がレッドのモデルが発売されました。「これはなかなかいい感じ」と思ったものの、調べるとボールペンしかリリースされないようです。

 これは非常に残念です。私はデフィの独特なペン先デザインに惹かれるものの、発売されている万年筆は初代もカーボンファイバーも、どちらも黒色で私の好みに合いません。今回のレッドロッドスターは鮮やかな赤色で、しかもカーボンファイバーで強化した複合素材が胴軸に使われており、とてもいい感じです。ぜひとも万年筆のリリースも期待したいところです。

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 →デュポン 限定品 デフィ レッドロッドスター ボールペン (高級万年筆の文栄堂)

■304Lスチール ペン先

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 S.T.Dupontの公式ページを見ると、ネイビーブルーとホワイトのデフィも新発売されているようですね。ただこちらもどうやらボールペンのみのようです。

 私は1本もデュポンの万年筆を所有していませんので、いずれは購入したいと思っているのですが、なかなか機会が訪れません。デュポンのデザインは洗練されていて憧れます。ただ価格が高めのモデルが多いために、購入できるモデルが限られるのが、縁遠い理由の一つとなっています。

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万年筆関連 小ネタ集 7(10/11/19)

■セーラーの公式オンラインショップが開設

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 →セーラーショップ

 セーラーから、公式のオンラインショップが新たに開設されました。今までも楽天市場に「いるかの万年筆やさん」という公式ショップがありましが、こちらは独自店舗となります。(※運営母体は同じようですね。)

 公式だけに充実の品揃えで、万年筆の他にも光触媒ペンのセラピカキレイや音声ペンなども購入できます。楽天の「いるかの万年筆やさん」と比較すると、ポイントや品揃えなどの点で一長一短がありますので、好みに合った方を選択されると良いでしょう。

■『趣味の文具箱 vol.18』は12月18日(土)に発売

 →趣味の文具箱18号は12月18日(土)発売です (「文具箱」の日記帖)

 『趣味の文具箱 vol.18』は今から一ヶ月後の12月18日(土)に発売になります。『趣味の文具箱』に何を期待するかは人によって異なると思いますが、私は新作の万年筆を綺麗な写真で眺めるのを一番の楽しみにしてます。それによって物欲が刺激されてしまうのが難点ではありますが。(^^;

■文具の蔵Riheiから「富士ひのき万年筆」が発売に

 →富士山木材の万年筆発売 オリジナルインクも 富士宮 (asahi.com)

 富士宮市宮町の文具店「文具の蔵Rihei」から、富士山のひのきの質感や色と香りを生かしたオリジナル万年筆が発売になったそうです。オリジナルインクの宮洋墨(みやいんく)は、「富士山ブルー、赤富士レッド、富士山湧水アクアブルー、朝霧高原グリーン、富士宮やきそばオレンジ」の5色あるそうです。(※"やきそば"だけ浮いていると感じるのは私だけでしょうか。(^^;)

 どんな万年筆なのか興味があるところですが、まだ公式サイトには画像が出ていないので確認できないのが残念です。

 追記:11/20 こちらのページ中頃の 「2010/11/1 OA」 の部分で、富士ひのき万年筆の画像が見られます。推測ですが、セーラーの世界の銘木シリーズ(智頭杉スタンダードなど)と同じ仕様ではないかと思います。

■坂本龍馬をかたどった万年筆が内田文昌堂から発売に

 →ペン先に「龍馬」 内田文昌堂150年で万年筆 (47NEWS)

 高知市にある文具店の内田文昌堂からは、創業150年を記念して、坂本龍馬のサインをペン先に彫刻したオリジナル万年筆が発売されています

 ペン先の刻印と言えば、上からプレスでガシャンと型押しするのが普通ですが、これはレーザー彫刻で1本ずつサインが入れられていて凝ってますね。こちらでペン先の写真が見られます。シンプルなペン先ですね。

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アウロラの "イタリア海" のシリーズは4モデルかも?

 半年前にアウロラから、マーレ・リグリアが日本で先行発売され、好評を博しました。このモデルは単発の限定品かと思っていたのですが、イタリアのショップ "Casa della Stilografica" のページを見ると、イタリア海のシリーズとして4つの名前が挙げられ、マーレ・リグリアは最初の1本だと書かれています。もし続きの3モデルがあるとすると、これは楽しみです。

 →Aurora edizione limitata Mar Ligure (Casa della Stilografica)

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■色や仕様はいかに

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  •  Mar Ligure (リグリア海)
  •  Mar Adriatico (アドリア海)
  •  Mar Tirreno (ティレニア海)
  •  Mar Ionio (イオニア海)

 シリーズ名としてあげられているのは上の4つです。気になるのは、どのような色や仕様になるのかということです。ブルーの他に海の色として想像できるものとしては、「エメラルドグリーン」や「夕日に照らされた燃えるようなレッド」、「海岸に打ち付ける波と雲のホワイト」などが想像できます。ただレッドは85周年記念で発売済みなので、重複します。今までになかったような色や模様を期待します。

 実際に発売されるのかどうか分かりませんが、気に入った色があれば、購入したいと思っています。(※ただ、価格的にはちょっと財布に厳しいのですが。(^^;)


 ところで、マーレ・リグリアは単に日本で先行発売されただけで、その後に世界で大々的に発売されるのかと思いきや、ほとんどを日本で販売したようですね。海外の掲示板やブログ等を見ると、海外にはわずかな数量しか出回らないようなことが書かれています。となると、このイタリア海のシリーズは、事実上は日本限定モデルに近いのかもしれません。

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デュオフォールドの「チェックシリーズ」が廃番に?

 ブログ「文具道楽」さんの記事によりますと、デュオフォールドのチェックシリーズが廃番になるそうです。デュオフォールドのチェック シトリンを愛用している私としては残念なニュースです。

 →■ 限定モノ しょの1 ■ (文具道楽)

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■コスト高?

 チェックシリーズと言えば、軸の製作工程が複雑だということについて、以前に記事を書きました。今回の廃番は、このことも影響しているのでしょうか。いかにもコストのかかりそうな製作法ですし。もっとも、単なるルーチンのリニューアルかもしれませんが。

 →デュオフォールドの軸の作り方に驚いた

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 チェックシリーズが廃番になったとして、後継モデルはどうなるんでしょうね。デュオフォールドはパーカーのフラッグシップ・モデルですから、後継モデルなしということは考えにくいです。魅力的なモデルの発売を期待しています。できれば派手な模様の軸がいいですね。クロワゾネのような単色モデルでは、好み的に食指が動きません。

 できれば、デュオフォールド シニアのカーヴィル模様で、インターナショナルを安価で発売してくれると最高なのですが。シニアの美しいデザインにはとても惹かれるものの、価格的に手が出ないので、レギュラー化して欲しいです。


(※関連記事)
 →Parker 「デュオフォールド インターナショナル」 のレビュー
 →Parker 「デュオフォールド センテニアル」 のレビュー

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プラチナ 「#3776 バランス」 のレビュー

 プラチナの#3776バランス、ブラックの細字とワインレッドの中字です。私には珍しく中字も持っています。(※追記:#3776はリニューアルされ、「#3776本栖 / センチュリー」が発売されました。)
 →プラチナ 「#3776 本栖」 のレビュー

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(1)位置づけ

 この#3776バランスは、国産万年筆の「入門用1万円金ペン」トリオの内の1本です。本格的に万年筆の世界に踏み入れたい人が、最初の1本に選ぶのに適当なモデルです。

 →パイロット 「カスタム74」 のレビュー

 残りの2本は「パイロット カスタム74 (or ヘリテイジ91)」、「セーラー プロフィットスタンダード (or プロギアスリム)」です。この2モデルの場合は、バランス型とベスト型がありますが、この#3776の場合はバランス型のみです。

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 (※上がカスタム74、下が#3776です。)

(2)ペン先

 ペン先はとても定評があります。基本的には硬いニブですが、ニブの上面が平らなために、ごくわずかな弾力があります。その弾力がニブにかかる力をうまい具合に受け止めてくれるために、とても気持ちよく筆記できます。(※もちろん、パイロットS系のような軟調ニブというわけではありません。)

 インクフローは抑えめのため、線の始点や終点にキレがあります。楷書をきちっとした字で書きたい人に向いていると思います。その代わり、潤沢なインクの出を利用してサラサラと殴り書きしたい、という書き方には向きません。カスタム74と対照的なペン先だと言えます。

 →国産万年筆 / 三社の細字の特徴と違い

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 文字幅は「超極細・細軟・極細・細・中・太・極太」があり、超極細や極細は評価が高いです。個人的には中細の復活を期待したいです。

 細軟は軟調ニブとして少し独特です。パイロットのS系ニブとは異なり縦にバネ調にしなる感じです。他の軟調ニブとは異なる独特の書き味があるために、好き嫌いが分かれます。ですので試筆してからの購入を勧めます。ただ、軟ニブを在庫している店を見つけるのは少し難しいかもしれません。

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(3)外観

 ペン先は素晴らしいのですが、デザインは正直に言って、イマイチだと思います。その理由はキャップのリングです。#3776のキャップリングは一重で、立体感のない単純なものです。他の「国産一万円台金ペン」と比較しても、#3776のデザインは垢抜けていません。申し訳ないのですが、少し安っぽく感じます。ちょっとした部品のことですから、もう少し頑張って欲しい所です。

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 #3776ニブは好きだけれど、#3776バランスのデザインは好きではないという場合は、2万円になりますが#3776ギャザードを買うというのは一つの手です。こちらは安っぽさは感じません。もっとも、ギャザードは嵌合式ですし、胴軸の凹凸も好みが分かれるものではありますが。一方、ネジ式がいい、派手なデザインが好きという人にはセルロイド万年筆が最適です。

(4)筆記バランス

 16.5gととても軽量な万年筆で、キャップを後ろに挿しても挿さなくても軽快に筆記できると思います。カスタム74と比べると少しだけサイズが小さいです。できる限り軽い万年筆が欲しい人に向いている万年筆です。

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(5)その他

 ネジ式の万年筆で、気密性も問題ありません。両用式でコンバーターが使えますが、プラチナのコンバーターは使っているとだんだんピストンの上げ下げが渋くなる傾向があります。シリコンスプレーなどを使うと快適に使えます。

 →"シリコンスプレー"で吸入機構のメンテナンス

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 また、最近になってカートリッジの差し込み口の仕様が少し変わりました。そのため、最新のプラチナ万年筆と昔のコンバーターの組み合わせだと入りがゆるゆるになってしまいます。そのあたりの事情については、以下のリンクを参照してください。

 →プラチナ万年筆のコンバーターの入りが緩くなった?
 →プラチナのコンバーター仕様変更の件について - その2
 →プラチナのコンバーター仕様変更の件について - その3
 →プラチナの新型コンバーターを入手

(6)総評

 定評のある#3776ニブを最も安く手に入れられるスタンダード万年筆です。抑えめのインクフローでキレのある字を書きたい人に向いています。その一方でデザイン面では一歩劣ります。その点を重視するかどうかで評価の大きく分かれる万年筆だと思います。

 大きめの百貨店ではプラチナの試筆台が置いてあることが多いですから、外観や書き味を試されてから購入されると良いでしょう。

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※スペック一覧

・重さ 全体:16.5g キャップ:9g キャップなし:7.5g
・長さ 全長:13.5cm キャップなし:11.7cm 後尾にキャップ:14.7cm
・太さ 首軸最小径:10mm 首軸最大径:10.5mm 胴軸最大径:12mm 胴軸最小径:9mm キャップ先端:13.5mm キャップ後端:11mm

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ペリカン「スーベレーン・シリーズ」の特徴と傾向

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 ペリカン万年筆の基本モデルはスーベレーンです。この記事では、これからペリカン万年筆を買おうという方のために、各モデルの特徴を簡単に記しておきます。

 「M300 / M400 / M600 / M800 / M1000」の5モデルがスーべーレーンの基本モデルです。数字が大きくなるに従って、胴軸とニブが大きくなります。しかし、スーベレーンは単純に大きさだけで選べるというものではありません。各モデルは独特の個性を持っていますから、それに沿って自分にあったモデルを購入することが重要です。

■各モデルの概要

M300

 スーベレーンの中で最も小ぶりのモデルです。このサイズでよく吸入式を実現できたものだと感心するぐらいのコンパクトさです。手帳用としての用途がメインとなるでしょう。取り回しの良い万年筆ですが、デスク上で使う場合は小さすぎると感じるかもしれません。

M400/M600

 長さ、重さ、太さが一般的な万年筆のサイズで、一番スタンダードなモデルです。購入する場合はまずこれから検討すると良いでしょう。M400とM600を併記したのは、この二つはとてもスペックが似ているからです。ニブと胴軸のサイズが少し違うだけですので、コレクション目的でない場合は、この二つはどちらか一つ買えば十分だと思います。

 M400とM600のどちらを購入するかはとても難しい問題です。M400は人によっては若干小さすぎると感じるようです。なので大きめが好きな人はM600となるのですが、ほんの少しサイズが大きいだけで8400円高いというのも微妙です。無難なのはM400、試筆して大きさが気に入ったのならM600というところでしょうか。

M800

 M800は「太軸&重めの万年筆」のスタンダードです。吸入機構に金属が使われているために約28gと重めです。重めと言っても極端な重さではなく、また筆記バランスも優れているため、大量筆記でも疲れません。M400/M600とは別の筆記感ながら、別の魅力があって人気のモデルです。大きいだけに押し出しがありますから、契約書へのサインなどに使うにはM800の方が向いているでしょうか。

M1000

 M1000はかなり個性的なモデルです。その最大の理由はペン先の柔らかさにあります。昔と異なり万年筆のニブが総ガチニブ化している現代では、このM1000の柔らかさは独特です。

 M1000は高額な万年筆ですから、購入する場合は、自分が柔らかいニブが好きかどうかを見極めてからにした方が無難です。例えばパイロットのS系ニブなどを楽しんで使いこなせない人の場合、M1000はタンスの肥やしになる可能性が大です。それに対し、柔らかニブが好きな人にとっては絶好の万年筆です。最近ではビスコンティのパラジウム・ニブという対抗馬も出てきましたが、それでもM1000は他に類を見ない書き味を提供してくれます。

■各モデルのスペック

 スーべレーンと言えば縞(しま)軸で、緑縞・赤縞・青縞の3色があります。自分が好きな色を選択すればいいのですが、インクの見やすさを重視するなら、「黒>緑縞>赤縞≧青縞」となります。赤縞と青軸は光にかざしてみてもほとんどインク残量が見えないぐらいです。

 また、M1000には黒軸と緑縞しかありません。各モデルを別々の色で揃えたいという場合は、下位モデルは緑縞以外を買わないと色が重複しますので注意が必要です。(※私がその罠にはまってしまいました。(^^;)

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 以下に各モデルのスペック一覧を掲載します。

モデル全長キャップ付胴軸のみ胴軸径重量
M300 112mm 129mm 106mm 9.9mm 10.6g
M400 126mm 146mm 121mm 11.9mm 14.8g
M600 134mm 153mm 129mm 12.4mm 17.6g
M800 139mm 163mm 129mm 13.0mm 28.7g
M100 147mm 172mm 136mm 15.0mm 34.1g

 (※関連記事)
 → Pelikan 「スーベレーン M1000」 のレビュー
 →ペリカン 「ブルー・オ・ブルー (blue o' blue)」 を購入
 →ペリカン 「M710 レッドトレド」 を入手

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万年筆の化粧箱を、1年半ぶりに処分した

 たまっていた万年筆の化粧箱を一気に捨てました。場所ふさぎだった箱が一掃され、スッキリです。

 私が万年筆を購入してからしばらくは、化粧箱を大事に保存していました。しかしあまりに数が多くなってきて場所をとるようになったため、化粧箱は全部捨てる方針に転換しました。私は万年筆はすべてヘビーに使用する主義ですし、所有万年筆をオークションなどで売ることはしませんので、箱を保存しておく意味はほとんどありませんでした。前回捨てたのが2009年6月でしたので、1年と半年ぶりの整理です。

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 →万年筆の化粧箱を一気に全て処分した

■デルタの化粧箱

 前回に比べれば数は少ないですが、それなりの数になってしまっています。(^^; こうやってみると、黄色いビスコンティの箱が目立ちます。私にとって今年はビスコンティの当たり年でした。そして場所ふさぎなのは、前回と同じくデルタの化粧箱です。デルタの箱は厚みはないのですが横に大きいため、激しく邪魔です。特にアメリゴ・ヴェスプッチの箱は過去最大級でした。もうちょっと何とかして欲しい所です。

 →Delta 「アメリゴ・ヴェスプッチ」 のレビュー

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 今回、化粧箱から取り出した付属インクは、ビスコンティが3本、デルタが2本です。このビスコンティのボトルインクは、それほどの高額万年筆ではなくても付属してますので、ドンドンたまります。ボトルも瓶ではなくてプラスチックですので、コストがかかってなさそうです。

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「万年筆 / 感想・レビュー」の目次ページを改修

 「万年筆 / 感想・レビュー」の目次ページを、時系列順ではなくメーカー別や国別に分けて整理しました。今までは更新日順にひたすら並べるだけでしたので、とても見がたい状態でした。今回の整理で多少は見やすくなったと思います。

 →カテゴリ:感想・レビュー (国産) (目次一覧)
 →カテゴリ:感想・レビュー (外国産) (目次一覧)
 →カテゴリ:感想・レビュー (低価格品・他) (目次一覧)

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■CSSのカスタマイズに凝る

 ここ数日はページ改修に力を入れていました。ただ、一度CSSのカスタマイズに手をつけると、しばらくはそれに没頭してしまう癖がありますので、最近では少しずつCSSをいじるようにしています。(※肝心の記事を書かないのでは本末転倒ですから。)

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 最近では記事の左下にある twitter のリンクを、CSSでボタン風に改造しました。ココログのデフォルトでは「 t 」というマークだけで分かりにくかったですので、文字を加えて大きくしてみました。

 ただし、CSSの contentプロパティ を使用していますので、Internet Explorer 7 以下のブラウザでは文字は表示されません。CSSの contentプロパティはCSSだけで文字や画像を挿入できるので便利なのですが、対応状況がまだ完全でないのが残念です。古いブラウザについては、Javascriptでフォローする手もあるのですが、表示されなくても致命的な問題が発生するわけではありませんので、そのままにしています。

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Delta 「アメリゴ・ヴェスプッチ」 のレビュー

 デルタのアメリゴ・ヴェスプッチ、EEF字です。この万年筆は、EEF字という少し特殊な字幅でイタリアから購入しました。その経緯については以下の記事に書きました。

 →デルタの EEF(Extra Extra Fine) ニブの万年筆を入手

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(1)外観

 この万年筆は、大航海時代に活躍し、アメリカ大陸の語源ともなったアメリゴ・ヴェスプッチ航海士をモチーフとしています。この万年筆のキャップには、彼の名を冠した帆船アメリゴ・ヴェスプッチの甲板(ブラジル産の天然木カンゲラナ)が使用されていて、独特の雰囲気を持っています。

 この木軸キャップは、全体の造形やバランスは悪くないと思います。しかし木目は統一感がなく、色もくすんでいて、美しさという点ではもう一歩かなと思います。使い込まれた帆船の甲板を使っているという関係上、これも味と考えた方が良さそうです。

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 この万年筆には両用式の1Kとプッシュボタン式の1KSの2種類があります。両用式は胴軸が黒一色で、プッシュボタン式はパールオーシャンブルーです。私はこの深みのあるブルーが気に入りましたので、プッシュボタン式の方を購入しました。深い紫の中にキラキラ光る模様が浮かび上がっており、とても綺麗です。首軸部も含めて全体がレジンの切削加工で作られているため、模様のバランスに破綻がなくて高評価です。(※首軸部が共通部品の万年筆は、個人的には大きな減点ポイントです。)

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(2)ペン先

 胴軸とキャップがオリジナリティにあふれ、とても美しいのに比べると、ペン先のデザインは物足りないです。ドルチェビータなど他のデルタ大型ニブと共通のニブが使われているのです。私が持つ他の限定品「イスラエル60」「ジャコモ・プッチーニ」ではニブの刻印が特殊仕様なのに比べると、残念なところです。

 なおニブはドルチェビータなどと同じく、弾力が全くないガチニブです。18Kにせよ14Kにせよ、大型にせよ中型にせよ、デルタの万年筆はそういう系統ですね。デルタらしい書き味でいいと思います。他のデルタと同じく、インクフローは適度で、どちらかといえば抑え気味だと感じます。

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(3)筆記バランス

 キャップに木材が使われていて大型であるために、キャップが21.5gとかなり重めです。キャップを後ろに挿すとリアヘビーとなりますので、キャップを挿さない方が使いやすいと思います。

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 首軸はドルチェビータ等とは異なり、細く絞り込まれていますので、持ちやすいです。少しだけですが段差がありますので、段差を気にする方は気をつけた方がいいでしょう。

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(4)ボタンフィラー

 吸入方式はボタンフィラーです。内部構造を見ていませんが、ボタンを押すことで J-Bar が変形し、胴軸内のゴムサックでインクを吸入する方式でしょう。

 このボタンフィラーですが、他の同機構の万年筆と比較してもかなり動作が固いです。ですから、インク吸入するときには注意が必要です。もし油が付着したヌルヌルする手でインク吸入動作をした場合、手が滑ってボトルインクの底にペン先を打ち付けること間違いないです。

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 また、内部のゴムサックの寿命も少し心配です。内部の分解方法が分かれば自分でゴムサックを交換することもできるのですが、無理をして壊しては元も子もありませんので、試していません。(※ゴムサックがダメになればメーカー修理に出すのが本筋なのでしょうけれど、お金がかかったりすると嫌ですし。)

(5)総評

 木製キャップとブルーの胴軸とが独特の雰囲気を醸し出している美しい万年筆だと思います。手持ちの中でも、1、2を争うほど気に入っているデザインです。首軸の多少の段差さえにならなければ、快適に筆記できると思います。

 EEFという国産並みの細字ということで、とても使用頻度の高い万年筆となっています。

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※スペック一覧

・重さ 全体:40.5g キャップ:21.5g キャップなし:19g
・長さ 全長:14.1cm キャップなし:12.7cm 後尾にキャップ:16.2cm
・太さ 首軸最小径:11.5mm 首軸最大径:13.5mm 胴軸最大径:15mm 胴軸最小径:10mm キャップ先端:16.5mm キャップ後端:14mm

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インク壷のフタ問題を傾けることで解決

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 今年の初めにビスコンティのクリスタル・インクポットを購入し、欠かせないアイテムとして愛用しています。しかしこのインクポットは、フタが垂直に少し及ばないぐらいにしか開かず、固定できないのが玉に瑕でした。そのため、インクを吸入するときはフタを指で押さえる必要がありました。

 →ビスコンティの 「クリスタル インクポット」 を購入した

■単純な解決法

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 しかしある時、「インクポットを傾ければいいんじゃないか?」と気がつき、実際にやってみたところ、フタが自然に閉まることもなく快適に吸入できました。ほんの少し傾けるだけで問題が解決しました。なぜ早く気がつかなかったのか、という感じですが、唯一の不満点がなくなって良かったです。

 今は、紙片を丸めたのをセロテープで底面に貼り付けて傾けています。不格好ですが、見えないところですから良しとしています。

 (※関連記事)
 →インクウェルの使い勝手の良さに驚く

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セーラーから「プロフィットFL」が発売に

 追記(11/01/09):プロフィットFLを購入しました。
 →セーラー 「プロフィットFL」 を入手

 セーラーから、首軸に金属を使用した「プロフィット FL」が12月中旬に発売になります。FLとは"For Lawyer(弁護士)"の略で、超・大量筆記する司法試験の勉強や本番でも疲れにくいバランスの万年筆を目指した万年筆だそうです。私も司法試験の受験者ほどではないですが、かなりの大量筆記をしますので、それに適しているかもしれない万年筆の発売ということで、期待しています。

 →SAILOR(セーラー) プロフィット FL 万年筆 (ペンギャラリー報画堂)

■前寄りバランス

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 これは嬉しい発売です。私は前寄りの方を持って筆記するために、リアヘビーの万年筆が苦手です。どちらかと言えば重心はペン先側にある方が好ましいと思っています。このプロフィットFLは、まさにそうした私の要望通りの仕様に仕上がっていて、大注目の万年筆です。

 細かい仕様もなかなか凝っています。首軸の金属は「真鍮 / ニッケルクロムブラックIP仕上げ」と、ガンメタル調の渋い仕上がりになっています。また、胴軸も梨地仕上げになっており、マット調の軸を欲しいと思っていた私の好みにも合います。私は基本的には黒軸は好みではないのですが、この万年筆はそんな私でも物欲をそそられます。


 もう一つの注目点としては、ペンギャラリー報画堂さんの商品ページを見ると、ペン先の字幅がEFとFの選択肢しかありません。これはそれのみの発売ということでしょうか。"For Lawyer(弁護士)"という名前通り、司法試験向けということを考えれば、細字のみの仕様はそれなりに筋が通っています。ただ、なかなか面白い仕様の万年筆ですので、もっと字幅のラインナップがあった方が、万年筆愛好家には嬉しいところでしょうか。


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 (※中屋万年筆のルテニウム・ペン先です。)

 少しだけ残念なのは、ペン先がロジウム仕上げという点ですね。全体の雰囲気からすると、白く輝くロジウムよりも、ルテニウムメッキなどの渋い仕上がりの方が合っていると思います。まあ、ルテニウムは一般的ではないペン先の仕上げ方ですので、そこまで要求するのは贅沢かもしれません。また、私は21Kペン先よりも14Kペン先の方が好きですので、その点は少し残念です。ただいずれにしても、購入予定にしています。

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英国の万年筆店「The Writing Desk」もサイトリニューアル

 先日、大阪・北浜のモリタ万年筆店のサイトリニューアルの記事を書きました。それに続いて、イギリスのネットショップ「The Writing Desk」もトップページがリニューアルされました。

 →The Writing Desk (公式サイト)

 The Writing Desk からは過去にヤード・オ・レッドとコンウェイ・スチュワートの万年筆を購入してきました。最近の The Writing Desk では、購入できるコンウェイ・スチュワートのモデルが少なくなったりして心配していましたが、元に戻って安心しました。サイトリニューアルの影響だったのかもしれません。

 (※関連記事)
 →海外通販で万年筆を買ってみた
 →海外通販したヤード・オ・レッドの万年筆が届く
 →コンウェイ・スチュワート 「100 Yellow Whirl」 が届く

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■英国万年筆

 イギリスの万年筆ショップだけに、イギリス・メーカのヤード・オ・レッドとコンウェイ・スチュワートの購入が便利です。これらのモデルは内外価格差が大きいですし、円高傾向ということもあって、安く購入することができます。また本国からの購入ということもあって、EFやBB、オブリークといった特殊ニブの購入も可能です。細字好きの私にとっては、EFが購入できるのはありがたいです。(※ただ、コンウェイ・スチュワートのEFは円盤貼り合わせ型なのが残念なところですが。)

 →縦横の字幅が異なる舶来EFは好みではない


 なお、The Writing Desk に掲示されている価格は、17.5%のVAT(付加価値税)を含んでいます。日本から購入する場合はVATはかかりませんので、掲示された価格より安く購入できます。もちろん送料はかかってしまいますが。なお、日本円でいくらかを調べるときは、Googleで「300英ポンド」という言葉で検索すれば、その日のレートで換算してくれますので便利です。

 なお、The Writing Desk からの購入はクレジットカードで行えますが、できれば paypal 支払いの選択肢もあると嬉しいです。

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『怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史』を読書中

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 講談社学術文庫から発売された『怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史』を購入して読んでいます。この本は単行本の頃から気になっていたのですが、単行本では電車内で読むには適していないので見送っていました。今回、文庫化されましたので、早速購入して読んでいます。

 →怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史 (amazon.co.jp)

 約600ページと厚い本ですが、読みやすい文章でサクサク読めます。今までフランス革命やナポレオン時代の本はさんざん読んできましたが、第二帝政時代を書いた日本語の書物はあまりありませんでしたので、この本はありがたい存在です。

■レ・ミゼラブル

 この本は愚帝・俗物という評価が定着しているナポレオン三世を再評価することを意図した一冊です。確かに全くの無能な皇帝というわけではないですね。ただいろいろなところでトホホ感が漂う人物で、読んでいて面白いです。伯父のナポレオン一世と比べるのはさすがに酷でしょうか。凡庸な面を持つ人物ですが一生は波瀾万丈で、世界史関連の本としては久しぶりの当たりでした。

 こうなると、間に挟まれた復古王政時代やオルレアン朝時代の本も読んでみたいですね。学生時代に読んだきりの『レ・ミゼラブル』をまた読み直してみようかな。

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モリタ万年筆店の「E-Shopモリタ」がリニューアル

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 大阪・北浜にあるモリタ万年筆店のWebサイト「E-Shopモリタ」が、本日リニューアルしました。今までのE-Shopモリタは、ネット通販するには使いにくい点のあるサイトでした。今回のリニューアルで、デザインも今風の洗練されたものになり、万年筆の注文もしやすくなりました。

 →E-Shopモリタ (公式サイト)
 →実店舗の外観 (Googleストリートビュー)

■大阪の割引万年筆店

 モリタ万年筆店は、万年筆を店頭で割引購入できる数少ないショップの一つです。大阪近辺では、事実上モリタ梅田ヨドバシカメラの2カ所ぐらいです。ヨドバシは大型家電量販店だけに、次々に万年筆を試筆して購入するという雰囲気の店ではありませんから、私が万年筆を購入するときはもっぱらモリタを利用しています。(※唯一、モンブランのソリテールを購入するときだけヨドバシを利用しました。)

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 (※モリタ万年筆店 オリジナル 「プロフェッショナルギア」 です。)


 モリタ万年筆店は、通常品からレギュラー品まで在庫がとても豊富ですし、探すと思わぬ掘り出し物もあったりします。何本も試筆して納得の上で購入できますので、万年筆愛好家としてはとてもありがたい存在です。私は大阪の隣県に居住していますが、仕事で大阪に出張するときによくモリタを訪問して、今までに何十本と購入してきました。ペン先の検品や調整がなされていますので、安心して購入できますし、今までにトラブルは経験してません。

 唯一の難点は店が少し狭いことでしょうか。客が3人で一杯になりますので、混んでいるときは少し大変です。万年筆の化粧箱を入れた段ボールの山がなくなれば、もう少しスペースができるのですが、これは仕方がないですね。

■ネット販売

 今まではモリタ万年筆店はネットでの販売には力を入れていないという印象でした。注文方法もカートシステムを備えておらず、メールやFAXでの注文後に銀行振込と、少し不便でした。基本的には店頭販売が主で、通販はオマケみたいなものだという感じでしたが、これからはネット販売にも力を入れていくのかもしれませんね。

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 ところで今までのモリタ万年筆店では、店頭でもネットでもクレジットカードは使えませんでしたが、今回のリニューアルで、ネット購入ではクレジットカードが使えるようになってますね。ネットで購入する場合はクレジットカードが使えないと不便ですので、この改良は歓迎するところですが、店頭ではどうなのでしょうね。私は店頭で購入する場合はどちらでもいいのですが、今度行ったときに聞いてみようかな。

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