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エラボーにカスタム74の胴軸を装着して使う

 2009年の秋にエラボーが装いを新たに金属軸となって復活しました。エラボーは鳥のくちばしのような独特な形状のペン先を持ち、他にはない弾力が楽しめる万年筆です。昔の樹脂軸とは異なるこの重めの金属軸仕様も悪くはないのですが、時には軽い軸でこのペン先を使いたいと思うこともあります。そういう時は、エラボーの首軸にカスタム74やレガンスの軸を装着して使用しています。軽い軸でのエラボーの書き味もいいものです。

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■キャップが問題

 このように胴軸を入れ替えて楽しむことはできるのですが、問題はキャップが閉まらなくなることです。下の写真にあるように、エラボーは首軸が長めですので、カスタム74などのキャップではペン先がインナーキャップに当たってしまいます。唯一使えるのがカスタム74透明です。これはインナーキャップが短めですので、完全には閉まらないのですが、なんとかキャップを閉めて気密性を保持できます。もし胴軸をずっと入れ替えるのであれば、カスタム74透明がいい具合です。

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 また、逆の発想として、カスタム74の首軸にエラボーの胴軸をつけるというのも時折やって楽しんでいます。これにより、「金属軸で重めのカスタム74」として筆記できるのです。これはこれで、オリジナルとは異なる筆記感が味わえて楽しいです。こちらの方はキャップができますので、ずっとこの仕様でも使えます。

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 細かい仕様の違いがありますから、完全に入れ替えてしまうのは難しいです。しかし、気分によって時折入れ替えるのも、一つの万年筆の楽しみ方として面白いと思います。

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調整・修理・改造・トラブル」カテゴリの記事

コメント

#3776系のねじ付き首軸は、中屋万年筆とも互換性があるそうですが(ソース:「ちゃんネルDays」 http://hoshino.cocolog-nifty.com/blog/ )、こういうのがやりやすそうですね。

投稿: しまみゅーら | 2011年1月31日 (月) 13時22分

 >しまみゅーら さん

 プラチナ同士の首軸に互換性があるのは知っていましたが、中屋とも同じとは意外でした。よく考えてみれば、ペン先もコンバーターも同じですから、違う仕様にする必要もないのでしょうね。重めの金属首軸があったりすれば、プロフィットFL的な仕様にできるのですが、さすがにそういうのがないのが残念です。

投稿: EF Mania | 2011年1月31日 (月) 18時31分

こういう首軸交換は自分もたまにやります。
カスタム74だと丸善オノトに互換性があり、オノトの胴に74の首をつけるとキャップは完全ではありませんが気密が保たれる程度にはしまってくれます。逆は無理なんですが・・・

異なる種類の万年筆を組み合わせ合体させるのは印象が変わって面白いですよね。

投稿: 猫柳 | 2011年1月31日 (月) 18時50分

EFマニアさん、こんばんは!
こうした遊びって面白いですね(^^♪
最近私もマイカルタとPGマーブルエボ等のセーラー系の首軸交換を愉しんで居ります(笑)

投稿: マジェスティ | 2011年1月31日 (月) 20時44分

こんばんは。
みなさん、やっていらっしゃるのですね。
わたしの場合、プラチナが2本あるので、古いギャザードと最近購入したブライヤーで首軸交換して気分転換しています。
(ペン先とペン芯の形状が両者異なるので、同じ細字で書き味が全然違う)
ペン先交換だと勇気が必要ですが、首軸ごとであれば気軽にできますね。
…と言っても、初めてやったときは、キャップでペン先を曲げないかとドキドキでした。

投稿: からんせ | 2011年2月 1日 (火) 02時01分

EF Mania 様

カスタムヘリテイジ912とカスタムレガンスとでこのようなことができるとうれしいのですが、どうなんでしょう。何となく似て非なるものって感じもします。
ちなみに、中屋のブライヤー(嵌合式)と#3776ミュージック(ねじ式)には首軸互換性はありませんでした。首軸形状からすると、嵌合式同士は互換性がありそうに思えます。

投稿: スタブ調、青軸が好き | 2011年2月 1日 (火) 15時37分

 >猫柳 さん

 そういえば丸善オノトもパイロットOEMですから、互換性があるのですね。丸善の万年筆はいずれ買いたいと思いつつ、そのままになっています。やはり近くに店舗がなくて実物が見られないのが地方民のつらいところです。

投稿: EF Mania | 2011年2月 2日 (水) 03時08分

 >マジェスティさん

 セーラー21Kは首軸が共通なのが多いですので、交換しやすいですね。字幅違いのを交換することが多いです。

投稿: EF Mania | 2011年2月 2日 (水) 03時11分

 >からんせ さん

 ニブのサイズが違う首軸交換では、キャップに当たるかどうかは気をつけないといけないので、注意が必要ですよね。ペリカンのニブ交換では、ニブの大きいM600系をM400系に移植するのはちょっと怖いです。逆は安心してできるのですが、万が一ペン先を曲げると取り返しがつきませんので、おっかなびっくりでやってます。

投稿: EF Mania | 2011年2月 2日 (水) 03時26分

 >スタブ調、青軸が好き さん

 ヘリテイジ912は10号ニブですので、5号ニブ仕様のレガンスにはたぶんつかないと思います。同じ10号ニブでもカスタム楓は交換できるのですが、あれは木軸ゆえの特殊仕様という感じです。カスタム742となら、ヘリテイジ912と交換できると思います。
 プラチナと中屋でも、ネジ式と勘合式ではしようが違うのですね。参考になります。カエデと同じく、木軸の万年筆は特殊材質ゆえに、仕様に互換性がないのが多い感じですね。

投稿: EF Mania | 2011年2月 2日 (水) 03時30分

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