大西製作所の取り扱いショップが拡大中
大西製作所の万年筆を扱うネットショップが増えています。大西製作所の大西慶造氏は、昨年逝去された加藤清氏の下で研鑽を積まれたそうで、かつてのカトウセイサクショの万年筆を再現した万年筆を制作されています。商品画像を見る限り、かなり忠実に再現されていると思います。
→大西製作所 万年筆 (ペンハウス)
■オオニシセイサクショ
使われているセルロイドは、カトウセイサクショと同じようですね。もしかすると残されたセルロイド材を受け継がれたのかもしれません。価格は高くなりますが、14金ペン先の万年筆も供給されているのは歓迎します。
私としては、大西製作所さんには今までになかった模様での万年筆製作を期待しています。現行の軸材も悪くないのですが、派手好きの私としては、もっと鮮やかな模様の万年筆の方が好みです。また、かつての吸入式の復活もあれば嬉しいかな。ユーザー側の勝手な期待なのですが、これからの展開を見守っていきたいと思います。
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コメント
セルロイド萬年筆が復活したのは本当に嬉しいです。仰る通り、大西さん独自の模様や吸入式が出てくるのに期待してます。
投稿: シューちゃん | 2011年1月14日 (金) 15時08分
>シューちゃん さん
最近は新素材の開発や採用も活発ですが、やはり万年筆の胴軸材料としては、セルロイドは欠かせませんよね。伝統素材には魅力が感じられます。
投稿: EF Mania | 2011年1月15日 (土) 06時58分
2月4日に大西製作所の「金魚」を1匹すくいました(^_^)v 他社製品でも人気の派手な柄です。セルロイドの万年筆は初めて持ったのですが、その軽さに感動しました!サイズはカトウセイサクショカンパニーの1500シリーズにそっくりですが、ニブがシュミットの鉄製であることと、クリップが丸型というのが違うところです。箱はカトウセイサクショカンパニーのものとそっくり(承継した?)でした。要はお師匠の良いところを受け継ぎつつ、大西さんの独自色を出したモデルということではないか、と理解しています。
投稿: 子爵 | 2011年2月 6日 (日) 03時20分
>子爵 さん
金魚柄はいいですよね。他メーカーでも似た柄が多く出てますが、それだけ人気があるのでしょう。かつてのカトウセイサクショやロングプロダクツの万年筆はどれも軽い万年筆ですから、軽さを最重要視する方にはピッタリそうですね。細かい仕様で違いがあるとのこと。情報ありがとうございます。今出ている柄は今だけの生産という話も聞きますし、今後の独自の展開を期待したいです。
投稿: EF Mania | 2011年2月 6日 (日) 13時38分
2月6日の私のコメント中、カトウセイサクショカンパニーの「1500シリーズ」とあるのは、「New1700シリーズ」の誤りでした。ここに訂正するとともに謹んでお詫び申し上げます。
なお、限定100本の生産であるとの情報を入手しましたが、真偽のほどは確認しておりません。本当だったらいいなぁ。
それにしても金魚柄、男性の私には似合わないでしょうか?見せた人のほとんどに「これって女性向けじゃない?」と言われ、少々ヘコんでいます。。。
投稿: 子爵 | 2011年2月 9日 (水) 19時07分
>子爵 さん
いやいや、金魚柄も立派な男のアイテムだと思います。金魚柄がだめなら、ピンクや紫を使っている私の立場がないです。(^^; ただ目立たないということを最優先すると、スケルトンが一番でしょう。どんな高い万年筆でも、高価とみられませんので、目立ちません。いいことなのか悪いことなのか微妙ですが・・・(^^;
投稿: EF Mania | 2011年2月11日 (金) 09時49分