セーラー100周年記念は「島桑」と「有田焼 -染付桐鳳凰-」
先日の記事のコメント欄で教えていただきましたが、セーラー100周年記念万年筆のプレスリリースがありました。15万円の「島桑」が限定1,000本、100万円の「有田焼 -染付桐鳳凰-」が限定100本発売されるそうです。また、先日紹介した書籍『万年筆国産化100年 セーラー万年筆とその仲間たち』のカバー写真は、100周年記念のものだそうです。
→セーラー万年筆、創立100周年記念の万年筆「島桑」など数量限定で発売 (日経プレスリリース)
→セーラー万年筆が創立100周年記念に105万円万年筆 (MSN産経ニュース)
■島桑
事前に記念万年筆は木軸ではという予想がありましたが、島桑という珍しい木材を使った万年筆となりましたね。私は囲碁好きですので、島桑といえば碁笥などに使われる木材というイメージがあります。万年筆の実物を見ると、錨をモチーフに採用したクリップが興味深いです。個性的で面白いですので、このクリップを他のモデルに採用してもいいのではないかと思います。木軸だけに写真と実物の印象が異なることが予想されますので、店頭でどんな感じなのか見てみたいところです。
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コメント
ご無沙汰です。囲碁の話題が出ましたのでお邪魔させていただきます。
島桑はおそらく碁笥の材としては最高のものではないでしょうか。変わったところでは黒柿を使ったものもあり、そちらも大変美しいものではありますが、やはり長く使っていて飽きのこないのは島桑の碁笥という気がいたします。
とくに島桑の杢など、黄金色に輝きながら品のよさと渋い枯れた感じの絶妙なこと。
しかし、碁笥も万年筆も共に手の届かぬ高嶺の花でありまして、あこがれつつもケヤキの碁笥と名も知れぬ材の木軸万年筆を使うのです。
投稿: マーボー | 2011年2月27日 (日) 13時37分
>マーボー さん
高級な碁笥や碁盤の美しさはあこがれるばかりです。ただ万年筆以上に高嶺の花ですので、とても購入できません。それに比べると、まだ万年筆の方が手に届く感じですね。ただ一般の方から見ると、どちらも高額すぎるという印象なのでしょうけれど。(^^;
今のところ私はメインがネット碁なので、碁笥や碁盤にはお金をかけてませんが、いずれはいいのを購入したいです。最近は棋譜並べなどをあまりしていませんので、ちょっと碁の腕が錆び付き気味です。
投稿: EF Mania | 2011年2月27日 (日) 13時50分