セーラー100周年記念は、有田焼とキャンディ万年筆の復刻か
今年はセーラーの創業100周年で、その記念万年筆の発売が予定されています。今日セーラー万年筆の公式サイトで発表された「中期経営計画策定のお知らせ」に、100周年記念万年筆に関する情報が記されていました。
当社の創業100 周年を記念し、1977 年経済産業大臣指定伝統工芸品にも指定された有田焼を取り入れた有田焼文具セットなど100 周年記念商品の企画が進行中です。
また、1976 年に発売し記録的ヒット商品となったキャンディ万年筆の復刻版を製作し、100 周年という節目に相応しい商品群を揃え、販売いたします。
■有田焼万年筆
事前の情報では、100周年記念万年筆は「100万円と10万円と1,000円の3種類の限定万年筆が発売される」との話でした。とすると、1,000円の万年筆はキャンディの復刻と考えられます。有田焼万年筆は10万円と100万円のどちらでしょうね。もしかしたら単体の有田焼万年筆が10万円で、有田焼文具セット付きが100万円という可能性もあります。あるいは、3種類の万年筆が発売されるという情報が誤りで、実は2種類という可能性もあるでしょう。今後の続報を待ちたいです。
今回の中期経営計画を見ると、マイカルタのボールペンも新発売されるようですね。マイカルタ愛好家には注目の情報と言えるでしょう。
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コメント
『A.S.マンハッタナーズ』の万年筆って、ベースはキャンディだったはず…と思ってたら、セーラーのHPから消えてましたね。
100周年用に生産ラインをシフトさせたんでしょうか?
投稿: ニジノスキー | 2011年2月16日 (水) 14時50分
>ニジノスキー さん
なるほど、そう言われれば2つのモデルは似ていますね。個人的には復刻のキャンディでも国産細字レベルの細さがあるのかどうかが気になります。プレラのような使いやすさを期待したいです。
投稿: EF Mania | 2011年2月16日 (水) 19時59分
焼物万年筆かぁー!
こっちは焼物は好きだけれど、それで万年筆は怖くて使えません!
それに、最近の焼物は大倉陶園か、マイセンぐらいしか食指が動くのを出している窯元がありませんしねー。
大倉が出したら考えることにします!
投稿: 二右衛門半 | 2011年2月17日 (木) 21時36分
>二右衛門半 さん
落としたときの修理代を考えると、日常使いにはちょっと使いにくいですね。100万のはともかく、10万のは他のであってくれると嬉しいかな。マイセンならペリカンが発売するのが似合ってそうです。
投稿: EF Mania | 2011年2月18日 (金) 02時31分