混色可能な "ミックスフリーインク" の続報
先日の記事で、混色が可能なプラチナ「ミックスフリーインク」について書きました。そのコメント欄で、"スタブ調、青軸が好き"さんから多くの貴重な情報をいただきました。とても役立つ情報ですので、この記事で要点を抜粋したいと思います。貴重な情報ありがとうございました。
→プラチナから混色可能な「ミックスフリーインク」が登場
→スタブ調、青軸が好きさんのコメント
■Color Mixing
- インクの仕様
- 9色の色名は、スモークブラック(SB)、アクアブルー(QB)、オーロラブルー(AB)、シルキーパープル(SP)、シクラメンピンク(CP)、フレイムレッド(FR)、アースブラウン(EB)、サニーイエロー(SY)、リーフグリーン(LB)。
- インクは水性染料。
- 価格・付属物
- 60cc入りで、各色 1,260円。
- 瓶はカーボンブラックの瓶とほぼ同じ。
- 専用のインク調合キットも1,260円で発売。内容は「インクうすめ液50cc入りのプラスチックボトル1個」、「同形状の空ボトル1個」、「3ccのスポイト2個」。
- インクや調合キットには、MixFree小冊子が付属。
- 一般販売は、3月中旬以降に予定。
- 販売形態
- 店頭販売はプラチナ派遣の店員がいるところに限定。トラブル予防のために対面説明販売にする予定。
- 限定生産販売ではなく、継続して供給していく意向。将来、人気や要望によって定番色チェンジの可能性はあり。
- インク工房やカクテルインクのような販売形態は、とらなさそう。
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コメント
EF Mania 様
独立した記事にしていただき恐縮です。「色彩逢い」や色彩雫の限定セットの時とは違って、ブロガーの皆様の反応が鈍そうだったので、レポートしました。お役に立てたのなら、少し恩返しができたかな、とうれしいです。
プラチナ公称「MixFree小冊子」は、30×6㎝ほどの紙を6つに折り曲げただけの、折り込みチラシのようなものです。高級限定万年筆についてくるような小冊子を想像すると、ずっこけます。
カウンター、200万超えていますね。おめでとうございます。コンスタントに更新され、役立つ情報、タイムリーな話題を提供し続けられ、一つ一つのコメントに丁寧にレスをつけてくださり、頭が下がります。私のような万年筆初心者の羅針盤になっていただいています。数多くのサイレントビギナーを、勝手に、代表し、お礼申し上げます。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
投稿: スタブ調、青軸が好き | 2011年2月 3日 (木) 20時06分
>スタブ調、青軸が好き さん
レポートがとても素晴らしかったですので、他の方でも知りたいという方が多いだろうと思いまして、記事にさせていただきました。貴重な情報を感謝です。
インクの混合では、それなりの試行錯誤が必要かもしれませんね。インクの混合と言えば、インクを変えるときに万年筆をよく洗わなかったせいで、ヘンな色が出てくるぐらいのことしかしたことがありません。(^^; (特に赤系のインクを使った後が大変でした。)
200万アクセスは読者の方のおかげでもありますので、私からも感謝です。思えば、ブログ欄の読者の方の貴重なコメントのおかげで、稀少な万年筆を購入できたり、海外からの個人輸入に手を染めたりと、助かることが多かったです。読者の方に少しでも喜んでもらえるブログにしたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: EF Mania | 2011年2月 4日 (金) 00時12分