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「キャップレス マットブラック」を購入した

 パイロットの「キャップレス マットブラック」を購入しました。この万年筆の発売予定を米国のネットショップ Fountain Pen Hospital で見かけてすっかり気に入り、ついに手に入れました。最近の円高傾向もあって、そこそこリーズナブルな価格で購入できました。

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 →Namiki-Pilot Vanishing Point Black Matte(Fountain Pen Hospital)

■マットブラック

 私は最近、マットブラックが好きになっています。万年筆の黒軸はつやのあるタイプが多いということもあって、それとは異なるつや消しのブラックはとてもクールに感じます。マットブラックのキャップレスは以前にも発売されていて、それは多面体の軸を持つ万年筆でした。今回のは通常のキャップレスと同じ形状ですので、ユニーク度は若干劣るでしょうか。ただそれでも、クリップやノック部も含めて全身がマットブラックのこのキャップレスは、十分に魅力的だと感じます。

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 私がマットブラックの万年筆を購入するのは、「プロフィットFL」に続いて2本目です。前回のプロフィットFLで、乾燥肌の私にはマットブラックは滑りやすいという問題が発覚していました。ですので、今回のキャップレスでも同じ問題が発生しないか、ちょっと心配していました。まだちょっと使用したばかりですが、キャップレスの場合はクリップが指にかかるために、滑りやすさの問題はどうやら大丈夫のようです。ちょっと安心しました。

 →セーラー 「プロフィットFL」 を入手

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■無印キャップレス

 このマットブラックは、無印キャップレスがベースです。私はキャップレスはデシモしか持っていませんので、これが初の重めのキャップレスです。重くて太めのこのキャップレスの書き心地はどうなのか、これからじっくり検証していこうと思っています。

 →パイロット 「キャップレス デシモ」 のレビュー


 軸を見ると Namiki ではなく PILOT と表記されていますが、このキャップレスは日本でも発売するのでしょうか。魅力的なモデルですので、日本でも発売されて手に入れやすくなると嬉しいのですが。

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■配送方法

 ところで、以前にFPHから購入したときは、次の三つの配送方法が選べました。

  • $44 via US Priority Mail ( 2 weeks for delivery )
  • $52 via US Express Mail ( 1 week for delivery )
  • $68 via UPS ( 2-4 days for delivery )

 しかし今回は「$51.53 via FedEx International Express (4 days)」だけの選択肢になっていました。選択肢が限定されたのは残念ですが、FedExは配達スピードが速いので悪くありません。とは言え、そこそこの送料がかかるのは確かですので、このキャップレスマットブラックの他に、もう一本万年筆を購入しました。そちらもしばらく後に記事にしようと思います。

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万年筆 / 購入・海外通販」カテゴリの記事

コメント

マットブラックにニブだけが光るのは趣があっていいですね。

ところで、分解画像の方でCON-50が挿されてますが、キャップレスにCON-50は使えるんですか?
パイロットのHPだとCON-20のみになってましたが。

投稿: ニジノスキー | 2011年4月19日 (火) 20時52分

 >ニジノスキー さん

 このニブのロジウム仕様は好みが分かれるかもしれませんね。統一感から言えばペン先もブラック塗装して欲しかったところですが、コスト的に難しかったのかもしれません。

 キャップレスにCON-50は使えます。ほとんどインク窓が見えませんので、微妙ではありますが。どうせインク窓が見えないのなら、インクがよりたくさん入るCON-20の方が良いかもしれません。CON-50がささっているのは、最初から装着されていたからです。最初からコンバーターがついているというのは、米国から購入したから、という理由が大きいと思います。海外ではパイロットのカートリッジを購入するのは大変でしょうし。

投稿: EF Mania | 2011年4月19日 (火) 23時24分

 初めまして、シクロと申します。
 先週、ニューヨークに行く機会があり、Fountain Pen Hospitalにも立ち寄ることができました。
ちょうど店の中央あたりのショーケースにNamiki-Pilot Vanishing Point Black Matteが陳列してありまして、
思わず購入してしまいました。表示価格は$139でしたが、税金が$12.33追加され、トータルで$151.33でした。
ニブですが、ボクの購入したものは(B)で、クロム仕上げの銀でした。

投稿: シクロ | 2011年9月13日 (火) 23時53分

 >シクロ さん

 初めまして。実際にFPHの本店に立ち寄られたのですか。それは素晴らしいですね。私も一度は海外の万年筆店を訪れてみたいです。最後に海外に行ったのが10年前で、その頃は万年筆に深くハマっていなかったので、万年筆店を訪れるという発想がなかったのが残念です。

 実店舗で購入すると税金がかかるというのは考えたことがありませんでした。それを考えると、個人輸入と大きくはかかる値段は違わないかもしれないですね。

投稿: EF Mania | 2011年9月16日 (金) 07時11分

10月から国内販売も開始されたので、早速購入しました。
本体は海外版と同じ物のようです。
こちらの最後の写真では何やら凝った箱が写ってますが、
国内版の箱はいつものPILOTの普及版のやつでした。

投稿: lloigor | 2011年10月 8日 (土) 22時14分

 >lloigor さん

 国内盤の購入おめでとうございます。箱は凝っていてギミック的なおもしろさはありますね。ただ大きいので、基本的に箱を捨てる主義の私にはちょっと邪魔な意味もあります。(^^;

 普通のキャップレスに加えて、デシモのマットブラックも出てくれないかなと希望しています。デシモの方が使用頻度が多いですし。ちょっとワンポイントでもあれば、使い分けが出来て良いのですが。

投稿: EF Mania | 2011年10月 9日 (日) 17時11分

はじめまして、norasukeと申します。
毎日楽しくチェックさせてもらってます。
去年、こちらでキャップレス マットブラックの記事を見て気になってたのですが、
昨日購入に至りました。

初キャップレスで気になることがあったのですが、ペン先を繰り出す時は、ペンポイントでシャッターをゴリゴリと押しながら開くのでしょうか?
よく観察すると収納する際にもゴリゴリとシャッターに当たっています。
これではペンポイントが削れているように思われるのですが、そういうものなのでしょうか?
デリケートなペンポイントが金属部にゴリゴリと擦られるのは、なんだか嫌な感じです。
これが当たり前なのか教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

投稿: norasuke | 2012年1月16日 (月) 22時17分

 >norasuke さん

 購入おめでとうございます。(^^)
 はい、ペンポイントはシャッターに接触して開きます。ただ、「ゴリゴリ」という擬音は気になりますね。仮に、シャッターが錆びていて開くのにかなりの圧力が必要という場合は、問題です。ただ、単に接触するだけなら問題ありません。

 以下のURLに、キャップレス内部の構造が分かる図がありますので、参考になるかと思います。
http://www.thewritingdesk.co.uk/reference.php?id=43

投稿: EF Mania | 2012年1月17日 (火) 09時08分

参考URLの図で納得ができスッキリしました、ありがとうございました。
しかし構造は理解できたんですが、ペンポイントで押し開くというのはなかなか
納得できない感が残ります(笑)
仰るように問題はないんでしょうが。

これからもブログ楽しみにしてます!

投稿: norasuke | 2012年1月17日 (火) 21時33分

 >norasuke さん

 確かに、ペン先以外でシャッターが開く構造になっている方が安心ですよね。ただキャップレスは歴史のある万年筆ですから、耐久性などについては問題ないとは思います。

投稿: EF Mania | 2012年1月18日 (水) 03時20分

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