「ディヴィーナ」のインナーキャップの調子がイマイチ
ビスコンティの「ディヴィーナ デザートスプリング」は、デザインや筆記バランスが好みで愛用しているのですが、最近はキャップの閉まり具合が良くなく、トラブルを抱えています。
この万年筆は「フック・セーフ・ロック」という独特の仕組みでキャップをポストします。少しひねるだけでキャップが閉まるのは良いのですが、インナーキャップ内のバネの調子が悪いのか、インナーキャップが奥に引っ込んだままになってうまく閉められないことがたまにあるのです。
→Visconti 「ディヴィーナ デザートスプリング」 のレビュー
■Hook Safe Lock
この「フック・セーフ・ロック」は、気密性もあまり良くありませんので、あまり良い印象はありません。修理に出そうと思ったこともありますが、イタリアの本国送りになって修理となると、お金も時間もかかりそうですので、騙し騙し使っています。(※今、ビスコンティの日本代理店が変更されたところですので、タイミングが悪いという理由もあります。)
この万年筆はデザインがとても気に入っており、筆記バランスも私の好みですので、他のモデルも購入しようかと思っています。ただ、このキャップ機構だけはどうしても好きになれません。ごく普通のネジ式のディヴィーナを出してくれればありがたいのですが。
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