« IPv6を無効化したら、通信のレスポンスが劇的に改善した | トップページ | 「タウトピッコリ マイカルタ」(Stylo art 軽井沢 × KINGDOM NOTE)が発売に »

金価格の高騰で万年筆はどうなる!?

 サブプライムローン危機以降、金価格は上昇する一方です。最近ではギリシャの債務問題やアメリカの国債格下げ問題などで、その傾向がさらに加速しています。これだけ金価格が高騰すると、万年筆愛好家としては、万年筆への影響が気になります。万年筆が値上げされたり、あるいはペン先縮小の動きがあるなどすれば残念なことです。なんとか落ち着いて欲しいところです。

1870

■Stainless Steel

 最近は万年筆の高級ラインにも金以外の材質を使用する例が目立っています。ビスコンティがパラジウムニブを標準採用したのは代表的です。また、ウォーターマンは昔から中級ラインに鉄ペンを採用してきました。その他のメーカーでも、カランダッシュの「RNX.316」や S.T.Dupont の「デフィ」は、それぞれステンレス鋼をペン先に採用しています。

1765


 このまま金価格の高騰が続くと、こうした傾向も一般化してくるのかもしれません。現実問題としては、近年のガチニブ傾向では、ペン先が鉄になってもそれほど書き味は異ならない例が多いでしょう。ただ万年筆好きとしては、数万円以上する高級万年筆ではペン先は金であって欲しいと思う気持ちは強いです。万年筆メーカーには、何とか金ペンの伝統は維持して欲しいところです。

|

« IPv6を無効化したら、通信のレスポンスが劇的に改善した | トップページ | 「タウトピッコリ マイカルタ」(Stylo art 軽井沢 × KINGDOM NOTE)が発売に »

万年筆 / つぶやき」カテゴリの記事

コメント

15年くらい前、社会人になったばかりの頃に、メイプルリーフの金とプラチナの1オンスのコインを1枚ずつ買いました。金が1,200円台でプラチナが1,400円台だった記憶があります。コインもそれぞれ4万円台、5万円台で手に入りました。
当時、どういうわけか金投資に興味が出てきて、積み立てプランのパンフレットも読んでいたりしましたが、結局この2枚のコインだけで終わりました。ほんとに惜しいことをしました。

これだけ価格が上がると、金ペンを造っているメーカー、とりわけ21Kが中心のセーラーには厳しいと思います。
いっそのことセーラーは14K、18Kの大型ペン先に回帰したらどうかと思います。
私は14Kの書き心地の方が好きですし、18Kのプロフィットがオークションに出ると、21Kの新品より高い値段がつくこともありますから。

金の含有率が高いからという理由で21Kを選ぶ人も(とくに海外では)いるでしょうから、難しいことだとは思うのですが。

投稿: yuband | 2011年8月30日 (火) 23時54分

 >yuband さん

 昔からすると、金価格はとんでもなく上がりましたよね。携帯電話など精密機器でも金を使用しますし、そうした影響があるのかもしれません。
 安い頃なら金投資はおいしいのですが、ここまで価格が上昇すると、さすがに今から金投資に参戦するのは怖いです。資産は銀行に預けたままで、結局私はろくな投資をしてません。投資オンチは日本人の欠点かもしれません。

 セーラーは1万円のスタンダード万年筆を1万2千円に値上げした前科がありますし、苦しそうです。21Kニブはただでさえサイズが大きいですし、そろそろ苦しくなってきそうです。私は21Kニブは大量に持ってますし、ここいらで金品位を落として、新ニブを開発するというのも面白そうですね。

投稿: EF Mania | 2011年9月 1日 (木) 10時15分

会社に入ってから、ずっと地金の積み立てをやっていますが、
ここ数年は、EF Mania様のご指摘のとおり、信じられない勢いで金価格が高騰しています。
当初、安定的な財産を目的として始めたもののはずが、現状に照らすと、とてもそうはなっていません(どうしたことでしょうか)。

万年筆のペン先の材質は、基本的にはEF Mania様と同感ですが、
個人的には金以外にチタン製のものに興味があります。
オマスのエモティカや、DELTAのTITANIOが該当するようですが、あいにく現物は入手できず、
書き味も不明です(ガチニブ好きとしては、かたい分には不満はないのですが)。

国内メーカも、単なる高級モデルだけではなく、あまり見かけない材質のペン先のモデルを出してくれるとうれしいとは思うのですが。

投稿: 斎賀 | 2011年9月 1日 (木) 17時24分

来年まで「カスタム74」が値上げされないことを祈るばかりですね。
「ペン先の素材」で思ったのですが、私が先日買った、「ニューヤングレックス」などの「特殊合金」って何でしょうか?「ハイエース ネオ」は単なるステンレスだったはずですが。
ところで、「ガチニブ」とは何でしょうか?

投稿: mituno235 | 2011年9月 2日 (金) 18時00分

 >斎賀 さん

 おお、斎賀さんは先見の明がおありですね。今から考えれば金の価格上昇は十分に考えられる事態なのですが、昔にそれを予想するのはなかなか難しいです。今は通貨の緩和政策が世界中で行われていますから、金の価格が高騰したからといって通貨に戻すのもなかなかためらわれる状況かもしれないですね。

 そういえばチタン製のニブもありましたね。チタンと言えばゴルフヘッドやアルファ級(古い)というイメージがありますが、ペン先の材質としてはどうなんでしょうね。私はあまり柔らかすぎるニブは苦手で、ある程度はしっかりしたペン先の方が好みです。そういう意味では私は鉄ペンでも良いのかもしれません。(^^;

投稿: EF Mania | 2011年9月 3日 (土) 19時22分

 >mituno235 さん

 ニューヤングレックスに使われているペン先の材質が何かは正確には分かりませんが、十中八九、ステンレスだと思います。
 昔のブルーブラックのインクは酸性度の高いもので、腐食防止に金が万年筆のペン先に使われていました。今はそういった過激なインクは少なくなりましたが、それでも腐食防止のため、ステンレスがペン先に使われるのが普通です。ステンレスにも大量の種類がありますので、正確なところは企業秘密でしょう。

投稿: EF Mania | 2011年9月 3日 (土) 19時24分

ニブの形状によっては材質の差異がほとんど見えない場合もある。ビスコンティの三日月ニブでの14Kと18Kとパラジウム23Kは全く書き味違うのに、スティピュラではほとんど気にならないのは何故。もっとも、スティピュラのT-Flexは独特の摩擦感とペン芯との相性の悪さで未だに新品並みのイライラと楽しさを味合わせてもらっているので、メーカーが同じなら傾向も同じと言うことは全くあてはまらないが。。

投稿: esunabroma | 2012年3月 4日 (日) 20時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« IPv6を無効化したら、通信のレスポンスが劇的に改善した | トップページ | 「タウトピッコリ マイカルタ」(Stylo art 軽井沢 × KINGDOM NOTE)が発売に »