CON-70の豪華(?)バージョン
パイロットのコンバーター「CON-70」には、少し材質や色の異なるバージョンがあります。以下の写真のように、プッシュ部が銀色の金属ではなく、黒色のプラスチックになっています。
■国産万年筆のコンバーター
機能的には変わらないのですが「PUSH ▽」という文字も記されていて、少し格好良いです。このコンバーターはカスタム748のような高額の万年筆に付属してきます。先日購入した万年筆にも付いてきましたので、これで私が所有するのは2本目です。見た目的に格好が良いので、個人的にはこちらのバージョンをレギュラーにして欲しいです。
話は変わりますが、1万円以上の国産万年筆を購入した場合は、標準でコンバーターをつけておいて欲しいですね。以前、プラチナのそれなりのクラスの万年筆を購入したとき、コンバーターが標準で付属していなくて驚いたことがあります。プラチナの場合は、最近になって首軸部の仕様が少し変わりましたので、対応するコンバーターをつけておいてくれると助かります。
(※関連記事)
→プラチナのコンバーター仕様変更の件について - その3
→プラチナの新型コンバーターを入手
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コメント
丸善の記念万年筆にはこのパイロットコンバーター、銀色や黒じゃ無くって金色のもありました。
お粗末!
投稿: 二右衛門半 | 2011年9月26日 (月) 20時51分
この黒色のコンバーターは、日本では単独では入手できないようです。ただ、アメリカでは販売されていたことがあるらしく、eBayでも出品されています。
投稿: ロクリンパパ | 2011年9月26日 (月) 22時04分
この黒色コンバータ…修理する際は、これ自体を預けないと
黒色で戻ってこないそうです。
差別化のため…なんでしょうねぇ。
投稿: まっきい | 2011年9月27日 (火) 01時24分
セーラーのコンバーターも普通のは銀色の金具ですが、そこそこの値段の品に付いてくるものには金色のがありますね。
プラチナのは金色ですが、先日、ナガサワ文具センターで開かれた中屋のイベントに、銀色の金具に雪の結晶の蒔絵を施したコンバーターが出ていました。
外側から見ると銀白、内側から見ると臙脂という蒔絵でした。
ナガサワの特注なのかもしれませんが、本栖や透明プレジデントの銀色を持っている人にはいいと思いました。
投稿: yuband | 2011年9月27日 (火) 01時34分
願わくば、JAPAN規格として3社共通で、
金・銀・黒等バリエーションが増えると嬉しいんですが…(^^;
ナミキや中屋は漆塗りバージョンでちょっとお高いとか・・・(^ )コレコレ
投稿: J-ROADCREW | 2011年9月27日 (火) 10時06分
このデザインは、CON-70をはめ殺しにした吸入機構を持つパイロット何十周年だか(うろ覚え)と、同じ時代にあった、同じ吸入機構を持つカスタム(漆塗りのと、レガンスみたいなデザインのもの)のものを踏襲しているのではないかと思います。私は嵌め殺し機構を持つカスタムを持っていますが、やはり黒にPUSH▽のマークが付いています。
投稿: しまみゅーら | 2011年9月27日 (火) 12時45分
>二右衛門半 さん
金色ですか!それはまたゴージャスですね。手に入れたいですが、記念万年筆にのみ付属となると、かなりレア度が高そうですね。
投稿: EF Mania | 2011年9月29日 (木) 02時23分
>ロクリンパパ さん
海外では単独で手に入ることもあったということは、ナミキ扱いだったりもするのでしょうかね。海外でのパイロットとナミキのブランドの使い分けはちょっとよく分からないところがあります。
投稿: EF Mania | 2011年9月29日 (木) 02時25分
>まっきい さん
変更されて戻ってくるとちょっとショックですね。機能的には同じでも、かっこうよさはまったく違いますし。
投稿: EF Mania | 2011年9月29日 (木) 02時38分
>yuband さん
セーラーのコンバーターにも高級品があるのですね。私が購入した最も高額なセーラー万年筆は5~6万円程度なので、まだそこには至らないようです。
プラチナの蒔絵コンバーターは良いですね。中屋のでも金色ですから、銀のは本栖などにはピッタリそうです。外見だけではなく、容量が多い仕様のもプラチナとセーラーには期待したいです。
投稿: EF Mania | 2011年9月29日 (木) 02時41分
>J-ROADCREW さん
確かに、ヨーロッパ互換カートリッジのように、日本共通規格ができると助かります。CON-70が使えるセーラーやプラチナがあれば最高です。ただインクカートリッジの売り上げ的に難しそうではありますが…
投稿: EF Mania | 2011年9月29日 (木) 02時44分
>しまみゅーら さん
なるほど、昔からの伝統的デザインなのですね。昔はコンバーターがはめ殺しのタイプがありましたが、最近はトンと見ませんね。やはり仕様的に中途半端なのかもしれません。回転吸入式のように見せて、実は内部にコンバーターが仕込まれているという残念仕様の万年筆は、たまに海外ので見かけますが。(^^;
投稿: EF Mania | 2011年9月29日 (木) 02時47分