キャップレスはカートリッジを使うことに方針変更
私は現在、キャップレスを2本、デシモを1本使っています。私はボトルインク派ですので、キャップレスもコンバーターを装着して使用していたのですが、最近になって方針を変更し、カートリッジで使用することにしました。
(※関連記事)
→パイロット 「キャップレス デシモ」 のレビュー
→
パイロット 「キャップレス 螺鈿」 を入手
→「キャップレス マットブラック」を購入した
■CON-50とCON-20
最近キャップレスを使用するとき、「インクが切れて書けない」という経験を何度かしました。キャップレスは使いたいときにすぐ使えるという機動性の良さが利点なのですが、インクが切れて書けないのであれば利点も雲散霧消してしまいます。
キャップレスのコンバーター仕様でインクが切れやすい原因の一つが、CON-70が使えないことです。CON-50とCON-20は入るインク量が少ない上に、どれだけインクが残っているかを確認することが困難です。さらに、キャップレスは胴軸を外してインク残量を確認するのが、他の万年筆より少し面倒なので、確認がおろそかになりがちです。そうしたことの結果として、インク切れが生じやすくなっていたのです。
■パイロット製インキ
ということで、コンバーター派の私ですが、キャップレスに関してはカートリッジ使用に切り替えました。カートリッジの方がインクがたくさん入りますので、インク切れという事態の発生も少なくなるでしょう。手元には万年筆購入時のおまけカートリッジがたくさんありますので、それを使用しています。それがなくなった後、新品のカートリッジを使うか、あるいはスポイトでボトルインクをカートリッジに詰める方式にするかは、まだ決めていません。
現時点では、スポイト式の方に心が動いています。スポイト式なら、多少インクが残っている状況でも継ぎ足せますので、筆記途中にインク切れという事態を少なくできて好都合です。
ところで、キャップレスでカートリッジを使う場合は、柔らかいカートリッジを直接ノックしないように金属製の専用カバーを装着する必要があります。長らくコンバーターで使っていたために、カバーをどこにしまったのか、探すのに少し苦労しました。(^^;
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コメント
私も、デシモとフェルモにはカートリッジインクを入れております。色彩雫が余っているので、そのうちスポイトでカートリッジを使い回そうかと思っています。色彩雫のカートリッジがあれば選択肢が増えるのですが…。首軸を汚さない為にも、国産カートリッジインクのカラーバリエーションを増やして欲しいものです。
投稿: lucky-curve | 2011年11月11日 (金) 21時54分
>lucky-curve さん
色彩雫のカートリッジが出れば、結構人気でそうですね。カートリッジの種類が多いと言えば、プラチナからやたらカラフルな2本組みのカートリッジが出ていますね。意外と廃番にならずにずっと残っていますので、地味に人気があるのでしょうか。少し謎です。
投稿: EF Mania | 2011年11月12日 (土) 06時06分