楽天 Kobo Touch の使用感レビュー
19日に予約していた Kobo touch が届きました。私にとって最初の電子書籍リーダーです。本好きであるものの、大量の蔵書を置くスペースに悩んでいる私にとって、電子書籍は長らく待ち望んでいたデバイスです。
私は背面がブルーの Kobo Touch を買いました。一番渋いのは黒なのですが、ホコリが付着すると目立ちそうでしたので、回りが白のにしました。キルト風のブルーの背面は良くも悪くも目立ちますね。私は電車内で読む予定はないので気にしませんが、一目で Kobo Touch を読んでいるとわかる外観はどうなんだろう、と思ってしまいます。(^^;
■E ink
有料書籍を購入する前に、無料の青空文庫から、夏目漱石の『余と万年筆』をダウンロードして読んでみました。『余と万年筆』については、以前に記事にしたことがあります。
さすが E ink だけあって、非常に読みやすく、目が疲れません。バックライト付きの液晶で長文を読むのはつらいですが、E ink なら、小説を長時間読んでも問題なさそうです。バッテリーも一回の充電で1ヶ月持ちます。その代わりに、画面の遷移が液晶よりも遅く、一瞬ブラックアウトするのが難点です。また、前のページがうっすらと見えることが気になるという人もいるようです。私はどちらも気になりませんが、人によって感じ方が違うようですので、気になる方は実機を触ってからにした方がいいでしょう。
(※写真は縮小しているため、多少のにじみが見られますが、実機ではにじみはありません。)
わたしが最も気になるのは、ページ送りの仕方です。画面をタップしてページ送りするのですが、時々反応しないときがあって、それが快適な読書を妨げます。私は物理的なページ送り用のボタンがあるタイプの方が好みです。アマゾンの Kindle はどうなんでしょうね。Kindle も買う予定なのですが、Kindle はバリエーションが多すぎてよくわかりません。(^^; もうすぐ発表があるでしょうから、それまで期待して待とうと思います。
■販売ラインナップ
販売されている書籍のラインナップですが、これは現段階では期待外れと言わざるを得ないですね。例えば宮部みゆきの小説が一冊もないという時点で、推して知るべしという状況です。私は特に趣味で新書を、仕事で学術書をよく読みますので、そちら方面のラインナップ拡充を期待しています。
意外だったのは、マンガとライトノベルのラインナップがそれなりにそろっているところです。そういう分野の方が電子書籍化に積極的なようですね。話題作の『テルマエ・ロマエ』や『進撃の巨人』なども販売されています。
とりあえず、興味があったあるマンガを購入してみたところ、ついつい読みふけってしまい、そのまま7巻まで一気に購入して読んでしまいました。う~ん、恐るべし電子書籍。実際の本を購入するときは、置く場所も考えますし、購入時にお金を払いますので、むやみな購入に歯止めをかけられます。しかし電子書籍ですとPCでポチポチ操作するだけで購入できてしまいますので、気をつけないと購入金額がえらいことになりそうです。これで販売ラインナップが拡充したらと思うと、恐ろしいことになるかもしれません。(^^;
今回の Kobo Touch で、自分的には電子書籍が十分にOKということが分かりましたので、今後が非常に楽しみです。現段階で電子書籍リーダーを購入するかどうか迷っている人は、販売ラインナップが拡充するまで、もう少し待った方がいいかもしれません。もちろんデバイス自体の価格が安いですので、とりあえず買ってみるのもアリでしょう。
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コメント
はじめまして いつも楽しく拝見させていただいています
8000円魅力的です
新巻等が次々と出て本屋さんへ行かなくて良くなるということですか?
しかし青空文庫を読むまたその他発刊されている電子本を
iphoneやipadで読むのと専用の機器
どう違うのでしょうか
投稿: aimat | 2012年8月 3日 (金) 09時12分