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3Dプリンターで万年筆の自作も可能な時代に?

 最近、3Dプリンターの今後の可能性に関する記事をよく見るようになりました。昔は3Dプリンターは非常に高価で、個人で入手することは現実的ではありませんでしたが、最近は低価格化が進んできて、個人での所有も非現実的とは言えないようになってきました。安価な家庭用モデルであれば5万円ぐらいで手に入るようですね。

 このまま3Dプリンターが普及してくれば、万年筆の軸の自作も可能なのではと思って、インターネットで検索してみたところ、すでに3Dプリンターで万年筆を制作したという記事がありました。

 →世界初!3Dプリンタで作った万年筆がかっこいい! (Social Design News)

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■3Dプリンター

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 3Dプリンターは、液状の樹脂を少しずつ硬化させて、積層していくことで立体物を成型する機械です。万年筆の軸は樹脂製が多いですので、ペン先を除けば、3Dプリンターでも実用性のある万年筆が作れそうな気がします。

 もちろん、制作するには設計図となる3Dデータが必要ですので、簡単とはいきませんが、そうした知識がある人であれば、万年筆の作成も夢物語ではないかもしれません。例えば、オリジナル万年筆を20本ばかり作成する、ということはメーカーに依頼すれば一本当たりの単価が非常に高くついてしまいます。しかし3Dプリンタを使えば、20本程度の少量生産でも生産単価は抑えられそうです。


 現状では、まだまだ個人が購入できるような低価格3Dプリンタでは、実用レベルの物を作るのは厳しいようです。ただ最先端技術は日進月歩ですから、これから3Dプリンターが発達していけば、いろいろと面白いことができそうです。

 →ファッション小物からギターまで! 3Dプリンターで作れる驚愕のアイテムたち (ギズモード・ジャパン)

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