モンブラン「ヘリテイジ 1921」のギミックに惹かれる
ブログ「Penペン草子 万年筆初心者の断想」さんの記事でも取り上げられていましたが、モンブランの新製品「ヘリテイジ コレクション 1921」はシンプルな見た目と異なり、面白いギミックを搭載しており、惹かれています。回転吸入式の万年筆ですが、ペン先を収納する機構も搭載しているのです。
ペン先収納というギミック自体は他の万年筆でも見かけるのですが、回転吸入機構と両立させているのはなかなか見かけません。それらの両立のために、「普通に尾部を回せばペン先収納、尾部を引き出してから回せばインクの吸入」と、凝ったギミックを搭載していて面白いです。
■変わったギミック
この手の「凝っていて面白いけれど、どう役立つのかはイマイチわからない」というギミックを作るのは、ビスコンティの独壇場だと思っていましたが、なかなかモンブランもやりますね。モンブランだけに高額で、残念ながら私が購入できる範囲を超えているのですが、変なギミック好きの私としては、こうした万年筆が増えてくれるのは大歓迎です。
これからもモンブランには面白い万年筆を期待します。できれば高くても6万円前後に押さえてくれると助かるのですが…(^^;
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コメント
EFmania様
はじめまして。
筆圧が強すぎて、万年筆を使うようになり、
EFやUEFを使うことが多く、
いつも参考にさせていただいております。
とはいえ、よく利用するお店で
パイロットのペンクリニックが開催されることと、
字幅から国産がよいこともあり、
主にパイロット社の製品(と同社のペン先を使った製品)が多くなっております。
カスタム一位の木は特に気に入っており、
11月に発売される槐の実物を見てみたいと思っております。
さて、
「モンブラン ヘリテイジ コレクション 1912」は
すでに発売中で、定価が11万9700円。
字幅がF,M,B。
ただ限定バージョン
「モンブランヘリテイジコレクション1912 リミテッドエディション333 」は
税込126万円。
いずれも、ニュースとしては流れているようで、
Web Magazine Openersで見ることができました。
http://openers.jp/interior_exterior/new_products/news_mont_blanc_heritage_38970.html
紙媒体Pen2013年 10月01日号 No.345にも広告が出ております。
字幅の太さと値段で、私は見送っております。
これからも記事を楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿: もくもく | 2013年9月15日 (日) 16時13分
>もくもく さん
はじめまして、もくもくさん。ブログ訪問、ありがとうございます。(^^)
カスタム一位の木は、15号の大型ペン先でいいですよね。国産の金ペンの中では最も好きなペン先です。
ヘリテイジ1912はもう発売されているのですね。EFペン先がないのは細字好きとしては残念です。最近の海外ブランドは、極細を削ることが多くてなかなかもどかしいです。
価格を除けば、モンブランはかなり面白く魅力的な万年筆を発売していますので、できれば安い万年筆の発売も期待したいところです。
投稿: EF Mania | 2013年9月16日 (月) 17時11分