カジュアル万年筆「kakuno(カクノ)」の詳細が明らかに
パイロットから10月に発売される「kakuno(カクノ)」の詳細が判明しました。masahiro万年筆さんのブログで画像などの詳細が見られます。とても惹かれる仕様で、発売されればすぐにでも購入する予定です。
→パイロット新製品 kakuno 発売のお知らせ(masahiro万年筆製作所 ブログ)
■ペン習字ペン、コクーン、プレラ、カクノ
首軸にくぼみがついていることや、カラフルでクリップなしの大きなキャップという仕様は、「ペリカーノ ジュニア」を思わせるポップな印象です。首軸にくぼみがついたパイロット万年筆としては、私はペン習字ペンを使用していますが、とても使いやすくて好印象を持っています。ですのでこのカクノもおそらく気に入るでしょう。
ところで、ペン先がプレラなどと同じというのは大胆な仕様ですね。今まではペン習字ペンはEF、プレラはFとMという字幅の違いでゾーニングできていましたが、このカクノがFとMという仕様で1,000円となると、3,000円のプレラの立場がなくなってしまいそうな気がします。もちろん、デザインや筆記バランス、首軸のくぼみの有無などの違いがありますので、プレラの方が好みという人も多くいるとは思いますが、プレラは少し立ち位置的に微妙になった気がします。
プレラには「色彩逢い iro-ai」という、透明軸とカリグラフィーがありますので、そちらに存在意義を求める道に行くのかもしれません。
■カスタム槐はいい感じ?
また、上記のmasahiro万年筆さんのブログでは、キャップレス楓やカスタム槐についても、展示会での印象が書かれていて、とても参考になります。カスタム楓は購入決定済みです。(※18:00 訂正:カートリッジカバーは従来通り、金属のものです。)
カスタム槐の木目がかなり濃いめのワイルド系だということで、非常に気になってきました。私はカスタム一位の木を持っていますので、このカスタム槐は見送り予定でしたが、木目の雰囲気がいいとなるとがぜん欲しくなってきます。ペン先が18金の15号という仕様は元々私は好きですので、カスタム槐も購入してしまうかもしれません。もしカスタム槐を購入した場合は、50周年の龍は見送りということになるでしょう。実物を見て決めたいですね。
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