キャップレス楓の外観が明らかに
浜松市の万年筆ショップBUNGBOXさんのブログで、キャップレス生誕50周年を記念して11月に発売される「キャップレス楓」の宣材写真が掲載されています。楓の軸にゴールドトリム、金色ペン先という仕様で、統一感があっていい感じです。
箱も楓製で、凝っています。個人的には、万年筆の箱は捨てることにしていますので、箱に予算をかけるよりは価格の方を安くして欲しいかな。ただこのキャップレスは記念品ですから、そのあたりも拘ったのでしょう。
→限定品【キャップレスカエデ(楓)】 (BUNGBOX店長のMONO折々)
■汚れに強いかどうか
ところで、この楓軸は既存の「カスタムカエデ」と同じ仕様なのでしょうか。「カエデ材に樹脂を含浸加工した木製軸」ということですので、同じ仕様の可能性が高そうです。だとすると、インクなどの汚れが気になるかもしれません。私はカスタムカエデを使用していますが、木軸の中ではどちらかと言えば汚れやすい部類に入ると感じています。キャップレスは特に日常使用を想定した実用寄りの万年筆という性格がありますので、汚れやすいのはマイナスポイントです。外出先などでガンガン使うという用途には、もしかすると少し向かないかもしれません。
ただ私の場合、デスクの上に置いたトレイに大量の万年筆を乱雑に放り込んで使っています。こうした使い方ですので、まれに他の万年筆から漏れたインクが胴軸に付着することがあります。ですので、万年筆がインク汚れに強いかどうかは気になるポイントなのです。
木軸については、熟成の変化が味わえるとして表面加工のない仕様を望む万年筆ファンも多いですが、私はどちらかと言えばある程度はコーティングされている木軸が好きですね。木軸趣味としては、異端派かもしれません。
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