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2013年10月の10件の記事

金ペンの紙当たりの優しさは魅力

 最近、鉄ペンの良さを述べた記事を書きましたが、もちろん金ペンには金ペンの良さがあります。金ペンの長所はいろいろありますが、その一つが紙当たりの柔らかさです。

 →金ペンを凌駕する国産の鉄ペン

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■ニブの違いがもたらすもの

 パイロットの kakuno(カクノ)が発売され、私は最近ずっと kakuno を使っていました。細字の国産鉄ペンの特長を生かして、安定した線幅で小さい字を書くことができていました。ただ、長く鉄ペンを使っていると、どうしても手が疲れてきます。ペン先とノートとが当たる衝撃がダイレクトに伝わってくるために、長時間筆記はやや厳しめなのです。実際、先日に鉄ペンを長く使った後に、ジャスタス95をソフト設定で使ったところ、手にかかる負担の小ささに驚いたことがありました。鉄ペンの使用頻度を上げたことで、金ペンの良さを改めて再発見したわけです。

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 もちろん、弾力性のあるニブは紙当たりが優しいというメリットの代わりとして、線がよれやすいというデメリットがありますので、万能ではありません。鉄ペンと金ペンにはそれぞれ別の長所と短所がありますので、場面に合った使い分けが一番ですね。さらに細かく言えば、金ペンでも硬いニブと軟調ニブ、小型ニブと大型ニブとでは、それぞれ別の特徴があって別個の楽しみ方があります。例えばパイロットの3号ニブは、ペン先が小さくて弾力があるという面白いニブです。

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 いろいろな万年筆を長く使ってきていますが、最近になっても新たに発見することがあって、万年筆は奥が深いなと感じています。

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霧吹きは、万年筆を扱う上で用意しておくと便利

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 私はインクで汚れた軸などを手軽に清掃するために、100均で購入した霧吹きスプレーに水を入れて用意しています。

 軸を洗うときはティッシュに水を拭きかけてぬらし、それで軸を清掃します。また、しばらく使っていなくてペン先からインクが出にくくなった万年筆についても、下にティッシュを引いて水を吹きかけたり、ゴミ箱に向けてペン先に水を吹きかければ、インクが出るようになります。


 万年筆は水性のインクを使いますので、水を手軽に使える艦橋を用意しておくと、なかなか便利です。以前に記事として書きましたが、アルコールを含む除菌ウェットティッシュはアクリル軸には禁忌ですので、霧吹きを使って水を使うのがベストです。

 →万年筆をウェットティッシュで拭くことには、注意が必要


 本来であれば洗面所で洗うなどするのが本筋です。しかし、それが面倒でデスク上で何とかしたいという横着な私のような人には、霧吹きは便利ですので、おすすめです。

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パイロットの「カクノ」を購入した

 パイロットから発売された新カジュアル万年筆のカクノを購入しました。私は細字好きですので、細字を2本手に入れました。デスク上で使う分と持ち歩き用の2本です。

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■安定の国産鉄ニブ

 しばらく使ってみましたが、やはりペン先は素晴らしいです。以前の記事で、このパイロットのニブの素晴らしさを書きましたが、改めて良さを再確認しました。新しい万年筆にありがちなこととして、購入直後はペン先が滑りすぎる感覚がありましたが、A4ノートの1ページ分ぐらい書くと、しっかり書けるようになりました。

 →金ペンを凌駕する国産の鉄ペン

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 首軸のくぼみは、両側面だけでなくした側面も平らになっていて、指が痛くなりにくいので、ペン習字ペンよりも気に入りました。ただ、少しだけ私の好みよりは太軸すぎるかなという印象はあります。そのあたりは使う人の好みによって評価は変わってくるでしょう。

 もう少し使い込んでから、詳細レビューを書こうと思います。

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kobo aura 新発売も、kobo aura HD は来ず

 楽天koboの新しい電子書籍端末として、kobo aura が12月上旬より発売開始との報がありました。koboで電子書籍を楽しんでいる者としては新端末の発売は嬉しいのですが、海外で発売されている上位モデルの kobo aura HD の日本発売がスルーされたのが残念です。

 →電子ブックリーダー kobo aura & スリープカバーセット (楽天kobo)

■大きな端末

 現状のE-ink端末については、目の優しさや軽さ、バッテリーの持ちについては非常に満足しているのですが、画面の大きさや解像度については、もう少し大きめの端末が欲しいというのが正直なところです。kobo aura HD は、「6.8インチ、1440×1080」と大きめの仕様です。kobo aura は「6.0インチ、1024×758」ですので、少し物足りません。

 楽天koboでも amazon kindle でもどちらでもいいですので、大きめの E-ink端末の日本発売を願うところです。

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金ペンを凌駕する国産の鉄ペン

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 「万年筆の良さを味わうのであれば、金ペンがいい」とは一般によく言われるところであり、私自身も基本的にはその意見に同意します。ただしあらゆる面で金ペンが鉄ペンに勝っているというわけでもなく、使用目的や状況によっては、鉄ペンの方が金ペンよりもいいと感じる局面があることも、私は今までに経験してきました。

 具体的に言えば、「メモ帳など狭い紙面に小さな文字を綺麗に筆記したい」という目的を達成したい場合は、国産の細字の鉄ペンが一番使いやすいと思っています。

■硬くて小さいニブ

 万年筆の魅力はいろいろありますが、私が一番評価している点は、低筆圧でもスラスラ書けるという点です。また、ニブの弾力による柔らかい感触や描線の太さの変化を楽しめるといった面白さもあります。ただそういった要素は、メモ帳に小さな文字を楷書で綺麗に書くという場合にマイナスに働く場合があります。

 ペン先が滑りすぎるとコントロールが難しくなりますし、インクが出過ぎるのも乾く前に手でこすって汚してしまう恐れがあります。また、理由はハッキリ説明できないのですが、大きいニブよりも小さいニブの方が、小さい文字を書く場合は楽に感じます。こうした理由で、小さなニブを持つ国産の鉄ペンの方が、金ペンよりも扱いやすく向いている、という局面が実際に存在するのです。

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 万年筆愛好家としては、数万~十数万円する金ペンが数千円の鉄ペンに負ける局面があるということは、なかなか受け入れにくい面もあります。(^^; しかし実際に長年万年筆を使ってきた結果、そういう場合があるということは認めざるを得ないと思っています。

■現行の鉄ペン

 ただし、鉄ペンであればすべて上記に当てはまるとは思いません。私の独断と偏見になりますが、「メモ帳など狭い紙面に小さな文字を綺麗に筆記したい」という目的を達する際に最適な鉄ペンとしては、以下の万年筆が挙げられます。

名称価格字幅
パイロット kakuno(カクノ) 1,000円 F、M
パイロット プレラ 3,500円 F、M、CM
パイロット コクーン 3,000円 F、M
パイロット ペン習字ペン 500円 EF
パイロット ボーテックス 1,500円 F、M
セーラー ハイエースネオ 1,000円 F

 →感想・レビュー (低価格品・他)

 最初の4本は同じニブですので、実質的には3種類と言えます。国産鉄ペンの中でも、これらはニブのペンポイントが小さく玉のようについていて、同じ字幅を安定して書きやすく感じます。ニブは小さくてコントロールしやすく、インクの出方も適度です。

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 ただ、こうした国産の細字鉄ペンにも弱点はあります。ペン先に弾力がないために、筆記時の衝撃が伝わりやすく、金ペンと比べると腕が疲れやすいのです。また、筆記時の面白みにも欠けます。そうしたデメリットも承知の上であれば、こうした国産鉄ペンには金ペンにはない良さがあると思っています。ちょうど先日にパイロットの「kakuno(カクノ)」も発売されたところですし、もし機会があれば、試してみられるのも良いのではないかと思います。

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図書カードの柴犬壁紙をPCに追加した

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 私はデスクトップPCの壁紙を、図書カードのサイトで配布されている柴犬の壁紙にしています。本日、その柴犬壁紙が秋バージョンに更新されているのを発見しましたので、早速秋バージョンも壁紙フォルダに追加しました。今回の壁紙も、とてもいい感じです。リンク先では、携帯電話用待受画像も配布されています。

 →図書カードポスター紹介/壁紙プレゼント (図書カード)


 昔は複数の壁紙を時間ごとに変更するために、壁紙チェンジャのソフトを導入していましたが、Windows7には標準でその機能が搭載されていますので、楽でいいですね。

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パイロットのカジュアル万年筆 「kakuno(カクノ)」 が店頭に登場

 今秋にパイロットは5種類の新モデルを発売します。その先頭を切って、kakuno(カクノ)が店頭に並び始めました。私はこの kakuno に使用されているニブはとても大好きですし、首軸にへこみがついている点も好ましく思っていますので、かなり期待している万年筆です。

 →カクノ入荷しました (BUNGBOX店長のMONO折々)

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 私はもちろん購入予定です。1,000円と安価なカジュアル万年筆ですので、持ち歩き用も含めて複数購入しようかなと思っています。購入については、この万年筆だけを送料をかけて通販するのもどうかなと思いますので、私がよく行く近所の文房具店に入荷するのを待ってから店頭で購入するか、あるいは他の高額万年筆を通販するときに一緒に購入しようと思っています。

 なお、以下に今秋に発売されるパイロットの新モデル一覧を再掲します。

 →パイロット創立95周年記念として「龍」など5モデルが発売

名称種類ペン先字幅価格発売本数
昇り龍 蒔絵 18金大型 M 945,000円 95本(国内40本)
蒔絵 18金10号 F、M、B 105,000円 400本(国内225本)
キャップレス 楓 木軸 F、M 52,500円 900本(国内349本)
カスタム 槐 木軸 18金15号 F、M 52,500円 通常品
kakuno(カクノ) 樹脂 スチール F、M 1,050円 通常品

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万年筆をウェットティッシュで拭くことには、注意が必要

 私は手を拭いたり、PCのキーボードの汚れを取ったりするために、除菌や消毒できるウェットティッシュを使用しています。そうしたウェットティッシュはエタノールを含む製品が多いために、万年筆の軸を清掃する場合には注意が必要です。

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■アクリルとエタノール

 万年筆の軸の材質は、ABS樹脂やセルロイド、セルロース・アセテートなど様々です。いろいろある中、アクリル製の万年筆も多くあります。アクリルの場合は、エタノールで拭くのは厳禁です。ひびが入ったり曇ったりする恐れがあるのです。例えば、ペリカンの「ブルー・オー・ブルー」の綺麗な胴軸部は、アクリルブロックから削り出されて製作されているようです。

 →ペリカン 「ブルー・オ・ブルー (blue o' blue)」 を購入

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 材質がアクリル以外であることが分かっている場合であればいいのですが、メーカーが独自の名称で素材を呼んでいる場合もありますので、なるべくなら使わない方が無難でしょう。あるいは、アルコール未使用のウェットティッシュを使うと良いでしょう。

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マキシムのハイブリッドを購入して飲んでみた

 近所のスーパーに行くと、AGFの「マキシム ハイブリッド(HYBRID)」という新しいインスタントコーヒーが発売されていましたので、早速購入しました。「微粉砕豆をコーヒー濃縮液に安定的に投下・混合し、フリーズドライしました。」とあるように、ネスカフェの香味焙煎と同じコンセプトの商品のようです。

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 →“インスタント×レギュラー”のいいとこ取りNEWコーヒー 「〈マキシム〉トップグレード ハイブリッド」新登場 (AGF ニュースリリース)


 私は香味焙煎を気に入って飲んでおり、このハイブリッドも飲んでみて気に入りました。パールとノワールの2種類がありますが、どちらも香味焙煎よりも香りがより強く、さすが香りを前面に打ち出しているだけのことはあるなという印象です。パールは少し酸味が強めで、ノワールの方はそれよりも落ち着いたコクのある飲み応えです。私はノワールの方をかなり気に入りました。新しい製品ということもありますが、今のところは、インスタントコーヒーの中では一番好きですね。

 香味焙煎はずっと飲んできていますので、少し気分転換で、しばらくはこのハイブリッドを飲んでいこうと思っています。

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セーラーのスリップシール機構はいつから?

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 ブログ「万年筆評価の部屋」さんの記事で、セーラーのプロフィットレアロにも、プラチナの#3776センチュリーのようなスリップシール機構に近いシステムが搭載されていることが紹介されています。コメント欄に書かれているURLでも、サイドリバーのサイトで同種の機構が見られることが分かります。

 →セーラー プロフィット・レアロ の分解清掃は考えない方が良い・・・ (万年筆評価の部屋)
 →セーラー×趣味の文具箱 プロフェッショナルギア レアロ 長刀研ぎ スケルトン (サイドリバー)


 この機構はいつからどのモデルに搭載されているものなのでしょうね。私が以前にプロギアのインナーキャップを外してしまったときは、この機構はありませんでした。ですので、レアロからと考えるのが自然でしょうか。せっかくのシステムですので、セーラーももう少し宣伝しても良いのではと思います。ただ、セーラーは元々ペン先の乾燥問題を抱えていたわけではありませんので、宣伝するまでもないという扱いなのかもしれませんね。

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 →プロフェッショナルギアのインナーキャップが外れた

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