万年筆 / 新製品のニュース・雑感

アウロラから 「大陸シリーズ オセアニア」 が発売に

 アウロラから、大陸シリーズの新作として「オセアニア」が6月に発売されるようです。大陸シリーズは今までに「アフリカ / エイシア / エウロパ / アメリカ」と発売されてきて、このオセアニアで第5弾となります。一般的には地球の大陸は6つを指しますので、後は南極大陸が揃えば、大陸シリーズは全制覇となります。

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 今回のオセアニアの色は、オーストラリア大陸の内陸部をイメージしたような砂漠色という感じでしょうか。かなり個性的な色合いですので、実物を見ると意外と印象は異なるかもしれません。

 →Aurora Oceania Limited Edition: It’s Not Just Australia. (FPGeeks)

■オチェアニア?

 ところで、日本語ソースではまだ商品の情報は出てませんので、日本語での名称がどうなるかはまだわかりません。過去の製品は、イタリア語でエイシアやエウロパとなっていましたので、もしかするとこれもイタリア語発音で、オチェアニアなどのように表記されるかもしれません。

 気になる価格ですが、Fountain Pen Hospital での値付けでは860ドルとなっていますから、日本では8~9万円あたりになるでしょうか。ちょっと高めですね。エイシアからの定価の流れからすると、致し方ないでしょうか。

 →Aurora | Oceania Collection  (Fountain Pen Hospital)


過去の大陸シリーズの価格
アフリカエイシアエウロパアメリカ
58,000円 65,000円 70,000円 80,000円


 最近はアウロラの万年筆を購入していませんので、そろそろ購入したいと思っていますので、実物を見て購入検討しようと思っています。

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セーラーから「プロムナード万年筆」が発売に

 セーラーから、「プロムナード万年筆」が発売になります。プロムナード万年筆は、基本形状はプロフィットスタンダードと同じですので、「金ペンの基本モデルである1万円の万年筆」のリニューアルと言えるでしょう。以前にプロフィットスタンダードは、金価格の上昇などを理由に1万円から一万二千円に値上げしていましたが、さすがにそれではパイロットやプラチナと競争できないと判断されたのかもしれません。

 このプロムナードでは、標準の黒以外のカラーがビビッドな色合いで、スタンダード万年筆としては珍しい感じですね。セーラーは金ペンであってもペン先を24金でメッキすることが多いのですが、このプロムナードはその処理が省略されているようですね。24金メッキ仕上げは、以前から賛否が別れるところでしたので、否定派にとっては歓迎ポイントでしょう。

 →14金ペン先の1万円・純国産万年筆「プロムナード万年筆」新発売! [PDF] (セーラー万年筆 公式)

■スライド式キャップ

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 また、こちらのショップの販売予約ページを見ると、このプロムナード万年筆では、ペン先が乾きにくい「スライド式キャップ」という方式が採用されているそうです。

 →セーラー プロムナード 万年筆 ブラック (筆記具専門店「萬佳」 )


 これはレアロやKOPなどの高級モデルですでに採用されている機構で、プラチナのスリップシール機構への対抗という意味合いもあるでしょうね。ただ、もともとはこの機構を搭載したのはセーラーが先でしたので、営業戦略上は少し後手を踏んだと言えるかもしれません。ただ、あまり積極的には宣伝していないようですので、セーラーとしてはあまりこだわっていないのかな。実際、セーラーはこの仕組みがなくても、気密性はしっかりしていて、インクの乾きという問題は感じたことがありませんし。

 →セーラーのスリップシール機構はいつから?

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プロフィットFLが、「プロフィット ブラックラスター」にモデルチェンジ

 首軸に金属を使用し、筆記バランスが前重心の独特な「プロフィットFL」が、「プロフィット ブラックラスター」へとモデルチェンジされました。基本的な仕様はそのままに、ペン先やクリップなどがブラックIP仕上げとなり、とても渋い印象の万年筆になっています。

 →ガツッと持ち応えのある万年筆『プロフィット ブラックラスター万年筆』を発売 [PDF] (セーラー万年筆)

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■前重心

 私はプロフィットFLは、普通の万年筆を長時間使っていて、その使い心地に飽きたり疲れたときに、違う感覚を求めて使用することが多いです。筆記バランスが違うと、腕や手の疲れる部位も異なりますので、プロフィットFLをたまに使うと、疲労軽減や気分転換にちょうどいいのです。

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 プロフィットFLの首軸は他の万年筆と互換性がありますので、「プロギアモザイク」や「プロギア マーブルエボナイト」などのお気に入りの軸に装着して使用することが多いです。プロフィットFLのマット調の軸も悪くはないのですが、私は派手な軸の方が好きですし、マット軸は乾燥肌の私にはちょっと滑りやすくて苦手なので、入れ替えて使っています。

 →セーラー 「プロフィットFL」 を入手

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パイロットのカジュアル万年筆 「kakuno(カクノ)」 が店頭に登場

 今秋にパイロットは5種類の新モデルを発売します。その先頭を切って、kakuno(カクノ)が店頭に並び始めました。私はこの kakuno に使用されているニブはとても大好きですし、首軸にへこみがついている点も好ましく思っていますので、かなり期待している万年筆です。

 →カクノ入荷しました (BUNGBOX店長のMONO折々)

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 私はもちろん購入予定です。1,000円と安価なカジュアル万年筆ですので、持ち歩き用も含めて複数購入しようかなと思っています。購入については、この万年筆だけを送料をかけて通販するのもどうかなと思いますので、私がよく行く近所の文房具店に入荷するのを待ってから店頭で購入するか、あるいは他の高額万年筆を通販するときに一緒に購入しようと思っています。

 なお、以下に今秋に発売されるパイロットの新モデル一覧を再掲します。

 →パイロット創立95周年記念として「龍」など5モデルが発売

名称種類ペン先字幅価格発売本数
昇り龍 蒔絵 18金大型 M 945,000円 95本(国内40本)
蒔絵 18金10号 F、M、B 105,000円 400本(国内225本)
キャップレス 楓 木軸 F、M 52,500円 900本(国内349本)
カスタム 槐 木軸 18金15号 F、M 52,500円 通常品
kakuno(カクノ) 樹脂 スチール F、M 1,050円 通常品

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アサヒヤ紙文具店で、カスタム845の「朱漆」が販売に

 アサヒヤ紙文具店で、カスタム845の「朱漆」がショップ限定で販売開始されました。カスタム845は、エボナイト軸に純日本産の蝋色漆を塗布した15号ニブの大型万年筆です。既製品としてはカスタム845には黒色しかありませんが、アサヒヤ紙文具店がパイロットと交渉の末、ショップ限定で朱色のカスタム845が販売されるようになったとのことです。

 →パイロット カスタム845 万年筆 (アサヒヤ紙文具店)

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■漆塗り万年筆

 これはとても魅力的な製品です。私は最近になって多くの漆塗り万年筆を購入してきましたが、朱色の漆万年筆はまだ所有していませんので、とても物欲を刺激されています。また、パイロットの「18金の15号ニブ」は、私が現在で一番気に入っているペン先ですので、その点でも惹かれています。

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 ただ購入についてはしばらく待とうと思います。ショップ限定品ですが、数量が限定されているわけではないようです。ですので、同じく購入を検討中のカスタム槐(えんじゅ)がどんな感じなのかを見てから検討したいと思っています。すでにキャップレス楓を購入予定ですので、さすがに5万円の万年筆を一度に3本購入するのは、ちょっと予算オーバーになります。

 →パイロット創立95周年記念として「龍」など5モデルが発売


 ただ、アサヒヤ紙文具店さんのサイトの記述を見ますと、「この約半年の制作期間を見越して事前に生産依頼をし、常時在庫に努めております。」と書かれています。つまり、予想以上の人気で在庫が切れた場合、半年の製作期間がかかりますので、しばらく買えないことになります。また、パイロットの方針変更で販売停止になるという可能性もあるでしょう。既製品の黒のカスタム845も利幅は非常に薄いと聞きますし。そういうことを考えると早めに確保した方がいいような気もしますし、悩みどころです。

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JOYFUL-2の「パープルハート万年筆」の仕様は興味深い

 JOYFUL-2 新田店から、店舗オリジナルの「パープルハート万年筆」が発売されています。胴軸にパープルハート材を使用した木軸万年筆です。プロフィットスタンダード型の万年筆ですが、興味深いのは首軸が金属であるという点です。それによってフロントヘビー気味のバランスになっているのではと予想されます。

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 →JOYFUL-2 新田店オリジナル パープルハート万年筆 (セーラー万年筆)


 首軸が金属でフロントヘビーのセーラー万年筆としては、「プロフィットFL」があります。私は万年筆を使っていて、「いつもと違う筆記バランスの万年筆を使いたい」と感じたときに、気分転換がてらにプロフィットFLを使用しています。プロフィットFLはペン先が21Kの大型タイプですが、パープルハート万年筆は中型タイプですので、また違った感じでしょうね。こうした万年筆がまた増えてくれると面白そうに思います。

 →セーラー 「プロフィットFL」 を入手

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セーラーから「ミルコロール」万年筆が発売に

 セーラーから「ミルコロール」という、ピンクとブルーを基調としたストライプデザインの万年筆が10月下旬に発売されます。Millecoloreとは、イタリア語で千の色という意味のようです。

 ペン先は21金大型タイプですので、プロフェッショナルギアがベースの万年筆でしょう。カラフルな万年筆が好きという方にはちょうどいい万年筆ではないでしょうか。

 →セーラー ミルコロール 万年筆 (ペンギャラリー報画堂)


 ピンク色の部分は、私が持っているセーラーの「ハローキティ スウィートベリー万年筆」に似た感じの色合いですね。中央部にリングのあるデザインはデルタなどにもありましたが、なかなかいい感じです。単色だけじゃなくてセルロイドなどの変化のある素材での発売も期待してします。

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 →セーラー 「プロフェッショナルギア スリムミニ」 のレビュー

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カジュアル万年筆「kakuno(カクノ)」の詳細が明らかに

 パイロットから10月に発売される「kakuno(カクノ)」の詳細が判明しました。masahiro万年筆さんのブログで画像などの詳細が見られます。とても惹かれる仕様で、発売されればすぐにでも購入する予定です。

 →パイロット新製品 kakuno 発売のお知らせ(masahiro万年筆製作所 ブログ)

■ペン習字ペン、コクーン、プレラ、カクノ

 首軸にくぼみがついていることや、カラフルでクリップなしの大きなキャップという仕様は、「ペリカーノ ジュニア」を思わせるポップな印象です。首軸にくぼみがついたパイロット万年筆としては、私はペン習字ペンを使用していますが、とても使いやすくて好印象を持っています。ですのでこのカクノもおそらく気に入るでしょう。

 →パイロット 「ペン習字ペン」 のレビュー

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(※写真は、「ペリカーノ ジュニア」です。)


 ところで、ペン先がプレラなどと同じというのは大胆な仕様ですね。今まではペン習字ペンはEF、プレラはFとMという字幅の違いでゾーニングできていましたが、このカクノがFとMという仕様で1,000円となると、3,000円のプレラの立場がなくなってしまいそうな気がします。もちろん、デザインや筆記バランス、首軸のくぼみの有無などの違いがありますので、プレラの方が好みという人も多くいるとは思いますが、プレラは少し立ち位置的に微妙になった気がします。

 プレラには「色彩逢い iro-ai」という、透明軸とカリグラフィーがありますので、そちらに存在意義を求める道に行くのかもしれません。

 →パイロット 「プレラ (PRERA)」 のレビュー

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■カスタム槐はいい感じ?

 また、上記のmasahiro万年筆さんのブログでは、キャップレス楓やカスタム槐についても、展示会での印象が書かれていて、とても参考になります。カスタム楓は購入決定済みです。(※18:00 訂正:カートリッジカバーは従来通り、金属のものです。)


 カスタム槐の木目がかなり濃いめのワイルド系だということで、非常に気になってきました。私はカスタム一位の木を持っていますので、このカスタム槐は見送り予定でしたが、木目の雰囲気がいいとなるとがぜん欲しくなってきます。ペン先が18金の15号という仕様は元々私は好きですので、カスタム槐も購入してしまうかもしれません。もしカスタム槐を購入した場合は、50周年の龍は見送りということになるでしょう。実物を見て決めたいですね。

 →パイロット 「カスタム 一位の木」 を購入

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「スーベレーン M605 マリーンブルー」が発売に

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 ペリカンから、新たなカラーのデモンストレーターが10月下旬に発売されます。「スーベレーン M605 マリーンブルー」です。

 以前に「M205 ブルーデモンストレーター」が発売されていましたが、それに比べるとかなり濃いめのブルーですね。またペン先もこちらは金ペンで、M205が鉄ペンだったのに比べると、高級感があります。その分、価格は45,150円と少しお高くなっていますが。(^^; ペン先は「EF、F、M、B」のラインナップだそうです。

 →ペリカン 特別生産品「スーベレーン605 マリーンブルー」 (三光堂)


 調べてみると、2001年に「M600 マリーンブルー」という、金トリムの似た名称&仕様の万年筆が発売されていました。1993年に発売された「ブルーオーシャン」 が日本には入荷されず、その代わりとしてペリカン日本の要望で製作されたのが、「M600 マリーンブルー」だそうです。今回はそのシルバートリム版でしょうか。シルバートリムの場合は末尾に「○○5」という番号がつくのは一貫していていいのですが、発売時期が12年も異なっているだけに、違う名称にした方がわかりやすくていいのでは、と思ってしまいました。(^^;

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プラチナの出雲に、黄色系の「枇杷溜」が登場

 漆の溜塗りに鉄刀木、八雲塗りと広くバリエーション展開されているプラチナの出雲ですが、新たに「枇杷溜」が追加されるそうです。「鮮やかな黄の色漆で下塗りし、朱合漆で溜塗りを施した」とあり、黄色系の溜塗りというのは珍しく、興味深いです。

 →プラチナ 新製品「出雲 溜塗り万年筆 枇杷溜」 (三光堂)

■溜塗り

 私は出雲の空溜を所有していて、気に入って使用しています。エボナイト軸ですので大きさの割には軽くて使いやすく、慣れなかったプレジデントニブも最近は上手く使いこなせています。

 →プラチナ 「出雲 溜塗り 空溜」 を購入した

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 少し残念なのは、出雲は凹凸の少ない構造をしているため、下地の色がすぐには見えてこないことでしょうか。購入直後は、真っ黒の万年筆と区別があまりつきません。同じ溜塗りでも角が多くて下地がよく見える中屋万年筆の六角軸とはかなり趣が違います。

 溜塗りは時間経過とともに下地の色が浮かび上がってきて、味わいを増すのが特徴です。ただその経年変化には少し時間がかかりますので、長い目で楽しむものでしょう。「最初から下地が見えた方がいい」という私のようなせっかちな方は、六角軸のような角の多い溜塗り万年筆を選んだ方がいいかもしれません。ただ下地が見えすぎで趣がないと評する人もいますので、自分の好みあった報を選ばれると良いでしょう。

 →中屋万年筆 「十角軸 赤溜」が届く

赤溜

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