モンブラン「ヘリテイジ 1921」のギミックに惹かれる
ブログ「Penペン草子 万年筆初心者の断想」さんの記事でも取り上げられていましたが、モンブランの新製品「ヘリテイジ コレクション 1921」はシンプルな見た目と異なり、面白いギミックを搭載しており、惹かれています。回転吸入式の万年筆ですが、ペン先を収納する機構も搭載しているのです。
ペン先収納というギミック自体は他の万年筆でも見かけるのですが、回転吸入機構と両立させているのはなかなか見かけません。それらの両立のために、「普通に尾部を回せばペン先収納、尾部を引き出してから回せばインクの吸入」と、凝ったギミックを搭載していて面白いです。
■変わったギミック
この手の「凝っていて面白いけれど、どう役立つのかはイマイチわからない」というギミックを作るのは、ビスコンティの独壇場だと思っていましたが、なかなかモンブランもやりますね。モンブランだけに高額で、残念ながら私が購入できる範囲を超えているのですが、変なギミック好きの私としては、こうした万年筆が増えてくれるのは大歓迎です。
これからもモンブランには面白い万年筆を期待します。できれば高くても6万円前後に押さえてくれると助かるのですが…(^^;